アサルトリリィと呼ばれた男   作:岡村優

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ラストバレット編
89話


百之助たちが百合ケ丘から出征して7日後、政府から緊急声明が出された。

 

その内容は…甲州地域の奪還を軍が完了したとの声明であった。

 

これに対する記者会見が行われようとしていた。

 

ー 首相官邸 ー

 

ここに集まったのは防衛大臣、近衛軍大将船坂寧治そして、首相たる桂大輝総理の3名と記者団が集まっていた。

 

報道官が司会を務める。

 

「ではこれより記者会見を始める」

 

「3時間前に我々が声明を出した通り、甲州地域の奪還が完了したのであります。掃討や維持は甲州地域のガーデン甲斐聖山女子高等学校に一任し、攻略にあたった部隊、第一遠征打撃軍を撤収させる準備に入ったと11月10日1200に連絡が入ったため、その二時間後に声明を発表したのであります。そして我々はヒュージに対し戦線を布告し、世界からのヒュージ殲滅の為の同盟をイギリス、ドイツと結びこれに備える事をここに宣言す。」

 

この時点で記者一団はざわついた。

 

「静粛に、そしてもう一つ。我が国はより、ヒュージとの戦争を円滑ににする為に、【日本国】から国号を変え、『帝政大日本帝国】と名を変える事を宣言す。」

 

さらにざわついた…何せ【大日本帝国】がここに復活したのだ。

 

「では質疑応答に移行せよ!」

 

記者が手を上げた。報道官が指名する

 

「朝○新聞の大井です。と言う事は総理、我が国は軍国主義に戻ったという事ですか?」

 

「その通りだ。それに伴い赤狩りを実施する。我が国に赤い連中はいらない。」

 

「何という事だ…」

 

朝日新聞の記者はヒステリーを起こした為退場したが…これには各左側の記者団から手が上がった。

 

「毎○新聞の佐々木です。総理、貴方は先の大戦から何を学んだのか!これでは二の舞いになると思うのですが!」

 

「では聞くが、鬼畜英米と叫びまくり、そう仕向けたのは何処のマスコミであったかな?私の記憶が正しければまともな記事を書いたのは一社もなかったはずだ?それに【我が帝国】はそもそも彼らと戦争する気はサラサラなかったのだよ。君は旧海軍の永野修身という方を知っているか?知らんだろう?勉強し直したまえ。他にはあるかね?」

 

「…私からは以上です。」

 

次に指名されたのは産経新聞だ

 

「産○新聞の伊藤です。総理、第一遠征打撃群とはどのような部隊なのですか?」

 

記者のざわめきが消えた。

 

「この部隊は陸、海、海兵、近衛軍からチャームユーザー及びリリィを集めた部隊で対ヒュージ専用の攻略部隊です。規模までは軍機に付き説明できないが。」

 

「では総理、ガーデンとの連携もあるということですか?」

 

「その通りだ。」

 

「私からは以上です。」

 

「次は…」

 

 

 

 

7時間に渡り記者会見が続いた。

 

 

 

 

 

 

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