アサルトリリィと呼ばれた男   作:岡村優

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91話

「不味いわね、これは…」

 

「はい…」

 

先ほどの戦闘から一分後、ヒュージの大群が押し寄せてきていた。先ほどの10倍どころの話ではないレベルでだ。

 

「一葉、どうする?」

 

「この状況では引けない上にこれが市街地に向かうと大変なことになりますので抑えなければ…」

 

「でも、動かないわね…なんでかしら?」

 

その時銃声がなった。

 

ターン!

 

シュルルルルザスッ!ガン!

 

3体のスモール級が同時に崩れ折れる。見れば一つのチャーム、と剣、そして弾痕。

 

「狙撃!?どこから?」

 

「それよりもあのチャーム…桜花じゃ無いか?」

 

「ッ…!…あれは…」

 

夢結の目線の先には見覚えのあるチャームと剣だった。青と緑色の輪光を放っていた。

 

「たしかに片方は桜花ね…もう一つは…ヴェロスティール…ってことは!」

 

ここで無線がオープンチャンネルで繋がれる、それを夢結はスピーカーモードにする。

 

『Reach each member of the White Fellow Corps from Spearhead 1! Rush into a horde of enemy HUGEs! Formation Arrow Head 1!』

 

『『『『『『『『『Yesser!!』』』』』』』』

 

そうしてヘルヴォルと一柳隊の頭上を通過し、ヒュージとの間で陣形を組み直す。

 

「帝国近衛軍!?」

 

「何でこんなところに…」

 

ヘルヴォルからしてみれば不自然に思うかもしれないが一柳隊からして見れば普通である。

 

「スピアヘッド1から白襷各位に達する!以後の指示は日本語にて行う。兵器使用自由!突撃せよ!」

 

百之助を槍の穂先の真ん中に配置、吶喊する。

 

「「「「「「「「天皇陛下ァァァァ!!バンザァァァイ!!」」」」」」」」

 

ターン!カチャン!ターン!カチャン!ピューン!ドドドドド!ガン!ダダダダダダ!

 

「スピアヘッド1!無茶はするなよ!」

 

「ガンナー1!!分かってらあ!」

 

「ふたりとも軽口叩くな!」

 

あっという間に掃討されていく。

 

「す…凄い…スピードが全然違う…」

 

「うわあ…藍より、ワイルド…」

 

と、感想を述べる。

 

撃ちながら百之助は99式長小銃、伊吹はM14にそれぞれ着剣する。

 

カキン!

 

「さーて本気でやりますかね!」

 

百之助はレアスキルルナティックトランサーを発動し、その上で吸血鬼としての力を開放する。髪が伸び、白くなる。そして右目が赤左目が青く光り始める。そして左右の目と同じ色のマギが全身を包み込む。

 

「なんてマギの量!リリィじゃありえない!」

 

「スピアヘッド2!後ろは頼んだ!」

 

「了解!」

 

その時ヒュージの反撃が百之助を襲うが…

 

ドゴン!

 

「スピアヘッド3!ナイス!」

 

「よそ見しちゃだめだよ!」

 

そう言って30式散を構えさらに撃つ!

 

ドゴン!

 

ダーン!

 

そこにガンナー2のチャーム30式2型からの狙撃で更に減る。

 

「いいねー」

 

「そんなこと言ってないで奥のあれ倒してよ!」

 

「それは私がやります閣下!」

 

ガンナー3のライフルピットが狙撃で倒す。

 

みるみるヒュージは数を減らし…

 

「これで最後だ!」

 

百之助が14年式を取り出し撃つ。

 

パァーン!

 

これで全てのヒュージを殲滅された。

 

 

 

 

 

 

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