迫真転生部!バンドリの裏技   作:島田部長

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更新遅れてすいませんでした!許してください!何でもしますから!(何でもするとは言っていない)


第5話「いつも通り」

「え、この時間で仕事終わりなんですか!?」

 

田所と遠野は職員室で呆然としていた。

 

「そうだよ。これは理事長様直々の命令だ。君たち、退勤していいよ。詳しい説明は理事長から聞きなさい✨」

 

「えぇ…(困惑)」

 

2人は島田部長が伝えたGOの命令に困惑しながらも渋々花咲川女子学園をあとにした。

 

 

帰り道、木村と三浦が田所と遠野の下に合流した。その時、4人の脳内にGOの声が響いた。

 

「あ、さ、君たち、バンドリのキャラを守るために、彼女がバンド活動でよく使うライブハウスCIRCLEのアルバイトをやってきて。ウン、ハイ、ヨロシクゥ!」

 

GOのいつも通りのいい加減な指示に彼らは内心困惑しながらもCIRCLEへと向かっていった。

 

 

CIRCLEについた4人の前に月島まりなが現れた。

 

「君たちがうちのオーナーが推薦してた田所くん、木村くん、三浦くん、遠野くんだっけ?」

 

「はい、そうですけど…。オーナーの推薦ってどういうことですか?」

 

困惑した木村がまりなに質問した。

 

「それについては代わりに説明しよう。実は、俺、神様権限でCIRCLEのオーナーになったんだよね。それで、君たちを推薦したわけよ。」

 

4人はGOの神様権限に唖然とした。

 

「だから悪芋達が入る余地ねンだわw だからパパっとバイトして、終わり!」

 

相変わらずのいい加減さに不安になった遠野がGOに質問した。

 

「でもライブハウスのアルバイト、僕たちは初めてなんで、足を引っ張っちゃいそうなんですよね…。せっかくGOさんからの推薦をいただいてるのに期待に添えないのは辛いので…」

 

「あー、なんだそういうことかw ヘーキwヘーキw 君たちの仕事はまりなさんがしっかり丁寧に教えてくれるそうだから。だから安心してアルバイトしてね。」

 

半信半疑ながらも、今はGOの言葉を信じるのが得策だと判断した4人はCIRCLEのバイトを正式に引き受けることにした。

 

「オーナーから丁寧に仕事を彼ら4人に教えてもらえば、簡単な仕事だってそれ一番言われているからw 30分で5万もらうなら、これはやらなくてはならないゾ。」

 

GOの軽い口調に若干の不安を抱きながら、彼らはCIRCLEでのアルバイトを始めた。どうやらこの店は店員が受付で部屋の鍵を手渡す方式らしい。

 

彼らがアルバイトを始めてすぐ、CIRCLEにやってきたのは、羽丘女子学園のメンバーからなるガールズバンドであるAfterglowであった。

 

「あ、木村先生じゃないですか!ここでバイトしてたんですね!」

 

ひまりは木村の姿を見かけると、元気そうに声をかけてきた。

 

「ひーちゃん、木村先生の前だとすごく元気になるんだね~」

 

「ひまりちゃん、恋する乙女みたいだね~。」

 

「ちょっと、モカ~、つぐみ~。恥ずかしいよ~。」

 

ひまりの木村への好意をいじるモカとつぐみを見て、木村は蘭に質問した。

 

「美竹さん、君たちっていつもこんな感じなの?」

 

「そうだよ。それがいつも通りの私達。Afterglowのモットーはいつも通りだから。」

 

「モカがひまりをいじるのは日常なんだ。つぐみがそこに入るのはちょっと珍しいけど。」

 

「ほえ~。面白いバンドっすね~。」

 

蘭と巴の話にいつも通りの間抜けな返事を返したのは、遠野だった。

 

「それはそうとして、君たちは何時まで使うの?」

 

木村がひまりに質問した。

 

「19時までです。」

 

「わかったよ~。2番の部屋が空いてるから、そこを使って、どうぞ。はい、鍵ね。」

 

「ありがとうございます!もしよろしければ、案内していただけないでしょうか?」

 

ひまりからの突然の要望に4人は驚いた。

 

「えっと、こ↑こ↓はセルフサービスだゾ。案内は、イヤ~、きついっすねw」

 

こう答えたのは田所だった。その時ひまりから目のハイライトが消えた。

 

「貴方には聞いてません。木村先生に話してるんです。」

 

冷たい声で田所に言い放った。田所はそれに恐怖感を覚えたのは言うまでもない。

 

「上原さん、僕たち入ったばかりだからよくわからなくて、ちょっと待ってもらえるかな。」

 

「木村君、行ってあげなさい。」

 

そう木村に向かって言ったのは、まりなだった。

 

「でも、この店はセルフサービスじゃないんですか…?」

 

疑問に思った田所がそう質問した。

 

「そうなんだけど、客の要望にできる答えてあげるのも大事じゃない?CIRCLEはそういう柔軟性が売りの店だから。」

 

「わかりました、では案内しますね。」

 

こうして、木村はAftreglowの5人を連れて練習部屋に案内した。

 

「そういえば、Afterglowって皆仲いいよね。」

 

「そういってくれてうれしいです!私達、早稲田商店街で育った幼馴染なんですよ!」

 

「どうりで仲いいわけだ。いつからバンドやってたの?」

 

「うーん、2年前くらいからですかね。蘭ちゃんが中2の時に私達4人と別のクラスになったんですけど、その時に5人一緒になれるようにバンドを作ったんですよね」

 

「なるほど。5人がいてこそのAfterglowなんだね。そういえば、その名前の由来は?」

 

「バンド結成時に5人で一緒に見た夕焼けですね。あの景色を忘れないために、名前つけたんですよ。」

 

「ほえ~。面白いバンドだね。和気藹藹としててなにより。」

 

「あ、そうだ(唐突)!木村先生。私たちの音楽聴きませんか?」

 

「ひーちゃん、さすがにそれはまずいって…。」

 

「だな、無理言って木村先生には案内してもらったんだし。」

 

モカと巴はひまりの提案を止めようとした。しかし木村は、

 

「せっかくだから、Afterglowの音楽聴いてみたいな。皆それでもいい?」

 

といった。5人は喜んで承諾し、部屋に入って演奏を開始した。

 

「木村先生!今のはどうでしたか?」

 

ひまりが木村に向かって言った。

 

「なんというか、曲が上手いことまとまっていて、みんな仲いいんだなというのがよく伝わってくるようなメロディーだった。」

 

「木村先生、ありがとうございます!」

 

「なんというか、幼馴染パワーを感じたんだよね。」

 

「そうですよね!私達の幼馴染パワーは最強な感じですよね!私達Afterglowに怖いものなしっ!ってね~!」

 

「そんなこと言ってるけど~、ひ~ちゃん、Aメロんとこミスったしょ~。」

 

さも慣れているかのように、モカはひまりをいじった。

 

「うっ…」

 

 

「ま、まぁまぁ。ひまりちゃん、ナイスベースだったよ!」

 

「ひまりちゃん、ナイスベース」

 

「もぉ~!」

 

「ほらモカ。ほどほどにしとけよ?」

 

「はーい」

 

ひまりにつぐみはフォローを入れたが、平常運転でいじるモカを巴がたしなめる格好となった。

 

 

「美竹さん、君たちのバンドっていつもこんな感じなのですか?」

 

木村が蘭に質問した。

 

「すべて『いつも通り』ですね。」

 

「青葉さんの上原さんへのいじりもかな?」

 

 

「そうですね。『いつも通り』です。」

 

「出たっ、蘭の『いつも通り』!」

 

「何よ、ひまり。変な風に言うのやめてよ。」

 

木村が5人に質問した。

 

「君たちの『いつも通り』って、どういうニュアンス?」

 

 

「蘭ちゃんの『いつも通り』は『いつも通り最高』っていう、いい意味の言葉なんですよね!」

 

つぐみはそう答えた。

 

「なるほどね。良い音楽聴かせてもらったよ。ありがとうね。」

 

「いえいえ~。木村先生にそう言ってもらえるなんて光栄です~。そういえば、スタジオにこもりきりってのも飽きてきたな~。そろそろライブ、したいかも~。」

 

「いいね~!!そろそろスタジオ飛び出して、ライブやりたいかも!蘭もそう思わない?」

 

「モカ、ひまりに賛成。いいね。」

 

「みんな、その時は見に行ってもいいかな?」

 

「もちろん大歓迎です!!他の先生も連れてきてもいいですよ!」

 

「ひまりちゃん、ありがとナス!おう、考えてやるよ。」

 

「ん~。にしてもおなかすいたね」

 

「ふふっ。それじゃあ、モカちゃんの好きなパン屋寄って帰ろうか?」

 

「さんせ~。つぐ、良いこというなぁ」

 

「じゃぁ、やまぶきベーカリーいこうか。」

 

「ひーちゃん、さんせい~」

 

「木村先生、今日は私たちの演奏を聴いてくださりありがとうございます。」

 

 

「いえいえ~、上原さん。練習の時はいつでもここを使ってもいいですよ~?」

 

こうして6人は外に出た。その時、Bに遭遇した。どうやら、CIRCLEの採用試験に落ちたみたいである。

 

「どうして、俺を落としたのですか?俺、なにか悪いことしましたか?」

 

「あのね、ここは女の子目当てで入ってくる不埒な輩が多いから、オーナーからの推薦がないとアルバイトできないの。わかってくれたかな?」

 

「じゃぁ、なんであんなに汚そうなホモビデオに出てきそうな男達が採用されてるのですかね…?それに、向こうから出てきた男なんて、ガールズバンドといちゃいちゃしているじゃないですか。あんなのを推薦するオーナーの気が知れません。」

 

喚くBに、まりなは心底困ったような表情をしていた。その時、ひまりがハイライトの消えた瞳でBに向かって言った。

 

「あれは、私が聞いてほしいと言ってたから一緒の部屋に入っただけなんです。いちゃいちゃだなんて、言いがかりはやめてもらえませんか?あと、貴方は誰なんですか?」

 

「俺は花咲川学園1年のBだが。ひまりちゃん、なんであんな男のことをかばうのかな?おい、KMR!お前ひまりちゃんを洗脳してるだろ!」

 

ひまりの発言に対してKMRにキレるBに、木村は困惑した。

 

「なんで僕が上原さんを洗脳する必要があるのですかね…(困惑)」

 

「そうだよ!木村先生は、私達を洗脳する人じゃないよ!」

 

「はは~ん、もしかして、Bが木村先生に言いがかりつけるのって、自分が本音ではそういうことをしたいからなんじゃない~?」

 

「うわっ、もしそうだとしたら最悪。まぁ、そういった眼してるけどさ。」

 

つぐみ、モカ、蘭による集中砲火に対してBは逆ギレした。

 

「は?勝手に俺を下衆男と決めつけるなよ!KMR、こいつらを洗脳して何がしたいんだ!」

 

「あのさぁ…、B。俺の後輩は人を洗脳する人間じゃないゾ。むしろ、ここにいる遠野先生を突き飛ばした君の方が下衆男じゃないのかなと思うゾ。」

 

「そうだよ(便乗)」

 

田所はあきれた口調でそう言った。

 

「ふーん、お前がそういう人間であることがよーくわかったぞ。B。よっぽど君の方が下衆男だと思うのだが。」

 

「違う!これに関しては遠野が勝手に転んだだけだ!」

 

Bを白い目で見る巴に、反論するB。その時、Bをたしなめたのが木村であった。

 

「遠野先生ですよ。B君。遠野、君がBに突き飛ばされた話って嘘なの?」

 

「いいえ本当です。僕は何者かに突き飛ばされました。それに、他の人も見ていました。」

 

「へぇ、君は嘘ついてるんだね。なら、君の言葉は信用できないよね。B。」

 

「いや、ひまりちゃん、これに関しては嘘じゃないから!」

 

「B、なれなれしく下の名前を呼ばないでくれるかな?」

 

そして、ひまりはBに近づいて、Bにしか聞こえないように、冷たい声で言った

 

「今度、木村先生と私達の悪口を言ったら殺すから。」

 

Bはひまりの殺気から逃れるように、大慌てで部屋から出た。

 

「とりあえず、トラブル解決してよかったゾ。ただ、KMR。仕事さぼって女とイチャイチャするのは流石にどうかと思うゾ。」

 

田所が木村を尋問したところ、ハイライトの消えた瞳でひまりが言った。

 

「私が頼んで演奏を聴いてもらっただけなんですが。あなたまであいつと同じことをするのですか?」

 

「そ、それならよかった。KMR、君も悪芋共と同じように変なことするんじゃないぞ…。」

 

「わかってますよ~。先輩。気を付けます。」

 

(「私は木村先生から変な事されたいのに…」)

 

「今日はありがとうございました。木村先生、明日学校でもよろしくお願いします。」

 

「おう、勉強の方も頑張れよ!」

 

こうして、5人はCIRCLEを出て行った。




今回は少し短めです。Afterglowのバンドストーリー1章1話を参考にしました。時間軸的にポピパ結成前の話です。ついに、ひまりもヤンデレ化しましたね。
次もお楽しみに!
作者、多忙のため投稿スピードが下がるかもしれませんがよろしくお願いします✨
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