「う〜ん…ここはどこだろう?私確か爆発に巻き込まれて…霧が出て、それからどうなったんだっけ?」
四葉のクローバーの髪飾りをつけている少女、花小泉杏(通称はなこ)が広い草原のようなところで目を覚ました。
はなこ「私まだ頭がボーッとしてる…ここはどこだろう?すごく広い草原…椿ちゃんは?みんなは?」
いくら普段ポジティブシンキングな彼女でもこの現状にはさすがに不安を隠せないようだ。
はなこ「ヒバリちゃん!みんな!どこなの?」
はなこが目覚めた草原には人気が全くない。まるで天国にいるかのような不思議な空間だ。
はなこ「う〜ん…何もわかんないけど、もう少し調べてみたら何かわかるかな?」
しかしさすがの鋼のメンタルの持ち主。不安を感じつつもすぐ気持ちを入れ替えることができる。常人なら発狂してしまうような状況だ。
はなこ「この草さらさらして気持ちいい…こんな場所でヒバリちゃんや椿ちゃんたちみんなで一緒に遠足に来たいなぁ、なんか幸福のパワースポットみたいな場所だよね♪」
あまりの気持ちよさに彼女は目を閉じてみた。すると
はなこ「あれなんだろう?キラキラしておっきくて、なんだか見てると幸せになれそうな…もしかしてあれが椿ちゃんの言ってたハピネスクリスタル?でも黒くなっちゃったみたいだし、あれとは違う宝石なのかな?」
はなこが目を閉じた先に映ったのは天之御船学園の地下に保管されいるハピネスクリスタルより何倍もある巨大な宝石だった。更に彼女はあることに気づく。
はなこ「あれ?この草の周りよく見たら霧が矢印を描いてる!もしかしてこの通りに進めばここから出られるのかな?」
どんなに小さな変化にも気づくのがはなこの凄いところだ。その驚異的な洞察力は2学期の期末試験でもゴールまでの道のりを導いた。
はなこ「よーし!早くみんなを探しに行かないと!こんなところにこれて、綺麗な宝石も見れたし、やっぱり私はすっごくツイてるよ!」
彼女は霧が描く矢印を頼りに果てしなく続く草原を進んで行った。そして
はなこ「やった!草原から出られたよ!でもまた知らない場所に来ちゃったみたい」
霧の草原を抜けると今度は高い塔の頂上に立っていた。
はなこ「あれ?もしかしてこの不思議な世界って2学期の幸福テストのに似てるかも!?」
この状況にはなこは見覚えがある。それは2学期の期末試験でやった幸福テストと形式が似ているからだ。唯一違うところは退化しておらず、世界観だけがそのまま引き継いだ感じだ。
はなこ「こうやってたらきっといつか出られるよね♪」
自信満々になったはなこはゲームをプレイするかのように白い霧に包まれた異世界を攻略し始めた。
5話で消えてしまったと思われていたはなこちゃんが異世界で目を覚ましました!はなこちゃんの生存が確認できたので、また希望の光が差し込んできた気がしますね♪
今後は他のあんハピ♪キャラがどうやって異世界の謎を解いていくが見ものです!