雲雀丘宅
ヒバリ「う〜ん、この植物も関係ないみたいね、小百合さんそっちはどう?」
小百合「ネットでググってますが、どこにも霧に反応する植物のことは書いてないですね…」
ヒバリ「やっぱりそう簡単に究明できるはずないわよね…」
ヒバリとさゆちゃんはヒバリの家で白い霧の成分を調べていたが進展はないままだった。
ヒバリ「植物が何かヒントをくれると思ったんだけど、霧って水蒸気みたいだから化学反応起こすと思ったのよね…」
小百合「なるほど水蒸気ですか…では雲と同じ原理ですね。かと言って雲を作ることはできないですし…こういうことはお姉ちゃんなら分かりそうだけど今はそれどころじゃないし…」
ヒバリ「確かにぼたんの博識なら分かりそうよね〜」
小百合「すみません!私の力不足で…」
ヒバリ「いいわよ、あたしもちんぷんかんぷんだし…」
白い霧の研究は難航している。
「お困りのようねお二人とも」
ヒバリ「誰!?ってあなたは…!」
桜「じゃーん!杏の母親の花小泉桜でーす!偶然通りかかったらなんか困ってたみたいだから!」
突如現れた脳天気で明るい女性は、なんと花小泉杏の母親の桜だった。
ヒバリ「はな…いえ、杏さんのお母さん何かわかるんですか?」
桜「ごめんなさい、私はそういうこと詳しくないけど、私が学生の頃天之御船学園でお世話になった人が何か知ってると思うの」
ヒバリ「そ、そういえば杏さんのお母さんも7組幸福クラスでしたね」
小百合「そのお世話になったって人はどなたですか?」
桜「単刀直入にいうと、天之御船学園の元理事長ね、今は杏のクラスの担任の小平先生の恩師かしら」
天之御船学園の元理事長とは、小平先生に幸福というものを教え、小平先生が小さい頃、彼女を闇から救ったすご腕の現天之御船学園教授である。幸福クラスの創立者でもある。
ヒバリ「小平先生の恩師…聞くからにすごそうだけど、あたしたちに会いに行けるんですか?」
桜「今は天之御船学園そのものが消えちゃってるけど、彼はその前にどこかへ移動したはずよ。100%確信はできないけど、ここにいる可能性は高いわ!」
はなこ母は元理事長がいるであろう居場所を簡単な地図を書いてヒバリに渡した。
ヒバリ「ここって…」
桜「天之御船学園から少し離れた位置にある図書館の地下にある隠し部屋よ。本当は私と小平先生以外知らない場所なんだけど、今は緊急事態だから特別よ♪杏も心配だし」
ヒバリ「ありがとうございます!この恩はいつか必ず…小百合さん、行くわよ!」
小百合「はい!」
桜「気をつけてね〜!理事長にあったらよろしく言っといてね〜!」
ヒバリと小百合は白い霧の謎を知ると思われる天之御船学園元理事長を探しに向かった。
「これは想像以上に危険な事態だ…小平君は無事なのだろうか?」
第三章12話、まさかの人物登場で物語は波乱の展開に!!
原作で出番の少なかった元理事長が実は事件の鍵を握っているのでしょうか?色々と謎が解明していく第三章、次回もお楽しみに♪