ヒバリと小百合チームははなこ母から得た、白い霧の謎を解明できる可能性が高い天之御船学園元理事長を探す為地図で示された図書館へ来ていた。
御船図書館入口
図書館に着いた2人は入口の張り紙をみて愕然としていた。
閉館のお知らせ:
《このたび諸般の事情により御船図書館は閉館することになりました。長らくのご利用本当にありがとうございました》
ヒバリ「へ、閉館!?」
小百合「ど、どうするんですか!?」
ヒバリ「どうって、勝手に入ったら不法侵入罪だし…」
小百合「発覚で退学間違いなしですね…お姉ちゃんもどうなるか…」
ヒバリ「せっかくここまで来たのに…なんて不幸…これだらあたしはいつもいつも!」
小百合「ヒバリさん…」
ヒバリは絶望のあまりそのまま座り込んでしまった。
小百合はどう声をかけていいか分からず沈黙している。
ヒバリ「はぁ…はなこならこんな時でも《大丈夫だよ!だって私たちはすっごくツイてるから♪》って言って励ましてくれそうよね…あたしには、はなこのようにはなれない…」
小百合「………」
ヒバリ「結局いつも足を引っ張ってばかり…」
小百合「………っ!」
ヒバリ「だからあたしはいつもいつも…」
パシン!
ヒバリ「さ、小百合さん…!?」
愚痴を言い続けるヒバリの頬に小百合が思い切りビンタした。
小百合「いい加減にしてください!!!さっきからグチグチばっかり!お姉ちゃんでもそこまでネガティブにならないですよ!しっかりしてください!私より年上のヒバリさんがパニックになってどうするんですか!?これでもあなたを頼りにしてるんですよ?」
ヒバリ「…そ、そうよね!ごめんなさい!あたしどうかしてたわ…」
小百合は沈黙を破り愛の鞭を放ち、ヒバリは冷静になった。
小百合「早く幸せを取り戻して、お姉ちゃんがまた元気になって帰ってきて欲しいんです!お願いですヒバリさん、私たちの世界に幸せを取り戻してください!」
ヒバリ「小百合さん…あたしがんばるわ!はなこみたいにポジティブになれないけど、なんとかして見せる!」
起死回生したヒバリは冷静に状況を整理し、辺りを見回す。
ヒバリ「はなこ、あなたなら見えてるわよね?お願い!あたしに力を貸して!」
ヒバリは目を閉じ念じた。そして再び目を開くと
ヒバリ「これは!?図書館入口付近の壁に矢印のような文字が彫られている!もしかして…!」
ヒバリは矢印を追っていく
ヒバリ「壁を伝った先にあるのは電子パネル?でも何も書いてないみたいだけど…あっ!」
再びあることに気づくヒバリ
ヒバリ「もしかして…?さゆちゃん!」
小百合「はい!って私のことをあだ名で呼びました?」
ヒバリ「いいのよ!それよりこの電子パネル外せない?なんかグラグラしてて外れそうなんだけど、ちょっと硬くて…」
小百合「そこで部活何種類も掛け持ちしている私の出番なわけですね!これくらい!」
バキッ
小百合「はい、外れましたよ!」
ヒバリ「ありがとうさゆちゃん!」
小百合「お安いご用です!ヒバリちゃん!」
ヒバリ&小百合「あっ!!!」
明らかに取って付けた電子パネルの裏側は空洞になっていて、なんと下に降りる梯子があった。
ヒバリ「こんなところに梯子…明らかに怪しいわね…!」
小百合「恐らくこの下に理事長がいるのでしょうか?」
絆を深めた2人は梯子で下へと進んで行った。
第三章、第13話、ヒバリちゃんの覚醒と、ヒバリちゃんとさゆちゃんがお互いの絆を深める回でした!原作であまり絡みのなかった2人をお互いあだ名で呼べるくらい絆を深めてみました♪