御船図書館地下秘密通路
ヒバリ「とりあえず下まで降りてきたけど、これは一体どういうことなのよ!?」
小百合「見渡す限り階段や扉だらけの迷宮だよね〜」
立て札にはこう書いてある
《知恵の迷宮:見えているものに惑わされずに、進むことができれば出口にたどり着くことができるだろう》
ヒバリ「まるであたしたち試されてるみたいね〜」
小百合「一度入ったら二度と出てこられないかもしれない…」
ヒバリ「さゆちゃん、今ならまだ戻れるけどどうする?」
小百合「もちろんいくよヒバリちゃん!ここまで来て今更後になんか引けないから!」
ヒバリ「決まりね!どんな罠が待ち受けているわ分からないから気をつけて進みましょう!」
迷宮の中に入ることを決心した2人は慎重に進んで行った。
それから30分後
ヒバリ「矢印があまりに親切で怪しかったし、分かってはいたけど…」
小百合「同じところをグルグルまわってるよね…」
矢印の通りに進んだ結果案の定無限ループしていた。
ヒバリ「確か立て札には見えてる物に惑わされるなって書いてあったから、あたしたち何か見落としてるのかもしれないわね〜」
小百合「周囲に何か違和感は…あっ!そこの壁の模様」
ヒバリ「なんか古代文字のようで読めないわね…あれ?なんか光ってるわ!」
ヒバリは謎の文字の光に手をかざした、すると
ゴゴゴゴゴゴ
小百合「壁が開いて中に階段が!」
ヒバリ「どうやら正解のようね!」
中に入るとさっきまで見えていた迷宮の数々が消え、一本道の果てしなく続く通路に出た。
ヒバリ「今度は先の見えない長い長い通路…ここも大変そうね」
小百合「今度は立て札ないね〜自力で攻略しろってこと?」
ヒバリ「何か違和感は…あっ!通路の壁に何か書いてあるわね」
《謎を解き指示に従え》
きじ→2=①
めろん→1=②
たんす→2=③
へいわ→3=④
えこだれん→4=⑤
①②③④⑤=?
ヒバリ「今度は謎の暗号…まるで宝探しね」
小百合「このひらがなと数字にどんな方則があるんだろう?」
ヒバリ「この数字が対応してるのがひらがな…きじ、はどうして2?めろん、はどうして1?…もしかして!」
小百合「これ数字とひらがなの順番が対応してるみたい。つまりきじは2番目の文字を読むって意味じゃないかな?」
ヒバリ「なるほどね!だったらめろんも1だから1番目の文字はめ、他の文字も合わせて行くと?」
きじ→2=じ
めろん→1=め
たんす→2=ん
へいわ→3=わ
えこだれん→4=れ
地面割れ
ヒバリ「地面割れってどういうこと!?」
小百合「この通路の地面を殴れってことじゃないかな?」
ヒバリ「確かに地面にヒビが…でも1人じゃ無理そうね、さゆちゃん!」
小百合「分かってるよヒバリちゃん!一緒に殴るよ!」
ヒバリ&小百合「せーの!」
パッカーン
ヒバリ「え?」
小百合「これは…」
2人が地面を殴ると地面が裂けそのまま落ちて行った。
ヒバリ「いやあああああああ」
小百合「きゃあああああああ」
ドスン!
ヒバリ&小百合「イタタ」
漸く地に着いたがケガはない。更にそこには
「何ごとだ!」
ヒバリ「年配の男性?」
「キミたちどうやってここに、まさかあの知恵の迷宮を突破したとでもいうのか?」
小百合「ヒバリちゃん、この人もしかして…」
ヒバリ「あっ!もしかしてあなたが桜さんの言ってた天之御船学園の元理事長ですか?」
元理事長「いかにも私がそうだが、なぜそれを!?それに桜君の名前を知ってるのかね?」
ヒバリ「はなこのお母さんがあなたに会えって言ってました」
元理事長「桜君か…懐かしいものだよ。あの前向きで不幸をものともしない性格、そんな子が今も天之御船学園にいるね」
遂に天之御船学園の元理事長に会うことができたヒバリと小百合、彼は一体何を知っているのだろうか?
第三章第14話、いよいよ天之御船学園元理事長が姿を現しました。天之御船学園7組幸福クラスの全てを知る男性は一体何を語るのでしょうか?