元理事長「ロイヤルハピネスクリスタルとは、天之御船学園の地下に保管されているハピネスクリスタルより強大な幸福指数を持った伝説の宝石だ。実はハピネスクリスタルもロイヤルハピネスクリスタルの一部から作ったものに過ぎない。さすがにロイヤルハピネスクリスタルそのものを持ってくることは不可能なのだよ」
ヒバリ「そんなに凄い宝石が…」
元理事長「ロイヤルハピネスクリスタルはこの異世界内に存在すると言われているが、滅多なことでは人前に姿を見せない。それを見ることができるのはロイヤルハピネスクリスタルから認められた者だけだ。進むならばそこの扉に入るがよい。中は白い霧に包まれた異世界の庭園、恐らくここに戻ってくることは不可能だろう。今までロイヤルハピネスクリスタル探しに挑戦したものが何人も挫折し朽ち果てた霧の異世界…それでも行くというのかね?」
2人の決意は固かった。
ヒバリ&小百合「行きます!!!」
元理事長「そうか、ならもう止めはしない。精一杯やってくるのだ。今まで7組幸福クラスで学んだことを忘れずに!」
ヒバリ「ありがとうございました!行くわよさゆちゃん!」
小百合「がんばろうね!ヒバリちゃん!」
2人は扉を開き異世界の庭園へと入って行った。
一方その頃
椿&レンside
椿「本当にここから異世界に行けるのかな?江古田さん」
レン「間違いないよ!梅おばあさんが言ってたから。それに罰ゲームの幸福アイテム探しの時も暁の門に咲く幸福の花の場所を知ってたし、信憑性は高いね」
1時間前
レン「梅おばあさんちょっといいかな?」
梅婆「おお、誰かと思ったらキミたちか!天使様もおるのぅ」
椿「この人が梅おばあちゃん?」
梅婆「む…見知らぬ子がおるのぅ。天使様の仲間じゃな?」
椿「は、初めまして…、さ、さやま、つ、つばき!です…」
梅婆「ならきっといい子に違いない!そしてわざわざわしに会いにきたということは、何か特別な情報が知りたいのじゃな?」
レンが話しかけている老婆は梅という。以前はなこの幸福アイテム探しのヒントをくれた。気難しい性格だが、根は優しい。
レン「うん…白い霧についてだけど」
老婆「最近よく目にするようになった謎の霧じゃな?」
椿「し、知ってるんですか?」
老婆「ついこの間日が沈む頃暁の門に濃い霧がかかり白く輝いてるのが見えた。もしかするとキミたちが探しているものが見つかるかもしれん!」
レン「あそこか〜ちょっと面倒くさいけどヒビキを見つけなきゃだから行くしかないね…!」
老婆「行く時間に注意するのじゃ!恐らく条件は幸福の花が門に現れる一瞬のみ、逃せば明日までチャンスはない」
椿「そんな、時間ボクたちには…!」
レン「行こう狭山さん!時間もギリギリだ!」
そして現在
暁の門(18時)
※暁の門なのに夕方に咲くのは偶然、本来は明け方に咲くのである。
詳細はあんハピ♪アニメ4話へ
レン「さあ、日が沈むよ!」
椿「江古田さん、あれ!」
レン「きたか!」
椿が門を指差すと、暁の門に幸福の花が重なり、同時に白い霧が現れ光の扉が現れた。
レン「もう考えてる暇はない!行くよ!」
椿「う、うん!」
2人は扉の中に飛び込んだ。その瞬間扉は消えただの吹き抜けの門になり、2人の姿も消えた。
これで7組幸福クラス全員が異世界に入ったことになる。元理事長が明かす霧の異世界の謎、そして伴う危険。更にロイヤルハピネスクリスタルを巡った冒険が今幕を開ける!
第三章完
異世界ファイル4:ロイヤルハピネスクリスタル
天之御船学園地下に保管されているハピネスクリスタルより遥かに強大で幸福の力を持つ霧の異世界にのみ存在すると言われる伝説の宝石
第三章第16話、漸くこの章も完結です。7組幸福クラス全員+αが霧の異世界に入り、物語は後半へと入ります。元理事長が懸念している危険の数々、果たして7組幸福クラスのみんなは無事ロイヤルハピネスクリスタルを見つけ出すことができるのでしょうか?
お気に入りと評価ありがとうございます!こんな拙い文章ですが、最後まで楽しんでくれれば幸いです♪