椿はエレベーターに乗り、地上へ戻ろうとしていた。
椿「怖い…でもボクが花小泉さんにこのとこを伝えなきゃ!もう不幸の影響が出始めている…このままじゃみんなが不幸に…!」
ガコン!
椿「え?こんな時にエレベーターが故障!?」
彼女が乗っていたエレベーターは途中で止まってしまい、身動きが取れなくなってしまった。
椿「こ、こうなったら…アクティベーション チモシー!」
彼女が胸ポケットのマイクを取り出し、そう叫ぶとどこからともなくチモシーがエレベーターの扉を突き破ってやってきた。
椿「マイク持ってきてよかった…あれ?ここは確か…?」
エレベーターの外に出て辺りを見回すと電源は入らないが、どこか見覚えのある場所だった。
椿「期末試験7組専用施設、ボクがチモシー使って花小泉さんたちと初めて話した場所だ!」
そこは周りが壁に覆われ一見何もない部屋のようだが、最新のVR機能を使いリアルな体験をすることができる幸福クラス特別施設だった。
椿「懐かしい…ここでボクの新しい生活が始まったんだ!」
そう回想しながらもなんとかして脱出方法を模索する椿。
椿「あっ!これは非常階段?そうか!電源が落ちて非常事態だから開いてるんだ!でもここは地下1000メートルの施設…ミニチモシーに運んでもらうにしても時間はかかりそう…取り敢えずアクティベーション ミニチモシー!」
彼女がそう叫ぶとどこからともなくミニチモシーがやってきて椿の体を持ち上げ地上へと向かった。だが…
キュウウウゥゥン…
椿「あれ?ミニチモシーたちどうしたの?嘘!?こんな時に電池切れ!?」
地下600メートル地点まで上がったところで不運にもミニチモシーのバッテリーが切れてしまい、非常階段を歩いて上らざるを得なくなった。
椿「無理だよ〜階段を600メートルも上がるなんてボクなんかの体力じゃ…」
すると!
ヒュードスン!!!
椿「ひっ!何!?」
「イタタ…びっくりしたけどケガしなくてラッキーだったね♪」
椿「あっ!花小泉さん!!!」
はなこ「あっ!椿ちゃんだ!えへへ奇遇だね〜♪」
椿「どうやってここに…」
はなこ「んとね…さっきゴミ捨てに行ったら、マンホールに落ちちゃって、そのまま流されて、そこから出ようと思ったら変な排気管に入っちゃって1時間くらい転がりながら出てきたらここに着いたんだ。でも椿ちゃんに会えたしやっぱり私はツイてるなぁ!」
はなこはいつもの不運に遇った結果自宅付近のマンホールから天之御船学園の地下施設まで飛ばされてしまったようだ。
椿「花小泉さん!会いたかった!ボク…怖くて…寂しくて…」
はなこ「わわ!椿ちゃんどうしたの?」
はなこが来たことで僅かながら希望の光が差し込む椿であった。
椿ちゃんのピンチに駆けつけるはなこちゃん。原作読んでてもこの2人は尊いですよね〜♪