lヒビキ「ここはどこだ〜?」
外出中レンとはぐれてしまったヒビキは、どういうわけか深い森の中に迷い込んでしまっていた。
ヒビキ「レン〜!ヒバリ〜!」
しかしその叫びも虚しくこだまするだけだった。
ヒビキ「全くヒビキも落ちたものだな…漸く許したとはいえヒバリにすら助けを求めるようになったとは…奴は無事なのか…って!それよりヒビキは自分の心配しろ!」
ヒビキは一本道でさえ逆方向に進んでしまうのに、どこか分からない迷いの森の中で出口を見つけるなど到底不可能だ。
その頃天之御船学園地下では…
小平「クリスタルがドス黒くなり、ヒビが…負の業が急速に地上に溢れていく…このままではみんなが…狭山さんは無事脱出できたのでしょうか?7組も心配ですが、特に花小泉さんが心配です。無事でいればいいのですが…」
再びヒビキside
ヒビキ「一体どうしたらいいのだ…ヒビキ一人で森から出ることなんて…」
?「まーた幸福クラスの奴が騒いでいるな!かくいう私もこんな森に来てしまったが…」
ヒビキ「げっ!お前はいつもヒビキたちを見下している暴力メガネ教師!」
鷺宮「鷺宮だ!やれやれ…事態は最悪を通り越して世紀末だな…」
途方に暮れるヒビキの前に現れたのは天之御船学園1組勉学クラスの担任、鷺宮先生だった。よく7組幸福クラスと対立している。
ヒビキ「何が起きたというのだ!?」
鷺宮「天之御船学園最重要機密だが、こうなってしまったからには今更隠しておくわけにもいかないからな!全て話してやる!」
1時間の説明後
鷺宮「ということだ。貴様のような脳筋にも事態の深刻さが理解できたか?」
ヒビキ「おい!ちょっと待て!あの糸目女が爆発に巻き込まれて消息不明だって、天之御船学園が焼失したって…あまりに話が飛躍し過ぎてついてけんぞ?」
鷺宮「花小泉の不幸度は計り知れない、今回の爆発は不幸すぎたという他ない…小平も行方不明だしな…」
ヒビキ「おい!そんな言い方ないだろ!花小泉はあれでもヒビキのクラスメートだぞ!暴力メガネ教師だろうと、奴を馬鹿にすることは断じて許さん!!」
鷺宮「やれやれ…小平の7組幸福クラスもすっかり団結してしまったな…すまない…前言撤回する…」
お互い敵同士だが、漸く落ち着いたところで森から出る方法を模索する。
ヒビキ「そもそもお前はどうやってこの森に入って来たのだ?」
鷺宮「実は私にも理解できない…天之御船学園の消失と何か手がかりがあるんじゃないかと探っていたら近くの公園、即ち花小泉が爆発に巻き込まれた場所で急に霧が発生したと思ったらこの森にいた…」
ヒビキ「ヒビキはいつものように蓮と散歩していたら霧で見えなくなって気づいたらここに…」
鷺宮「なるほど…信じ難いが恐らくこの森は我々の住む世界と隔離された場所…すなわち」
ヒビキ「まさか…」
鷺宮「異世界に存在する森だ!」
鷺宮先生の口から衝撃の結論が発せられた。
ここに来てまさかの急展開!
ヒビキと鷺宮先生も登場し、事件の鍵を握る白い霧の存在、これから物語に深く関わっていきそうです!