バトスピ 龍騎外伝   作:鉄壁拡散

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龍騎の降臨

ギデオンを討ち、新次元に希望の種も作り、12宮Xレアも世界に返した馬神弾はとある空間を彷徨っていた。

 

ダン「さて、これからどうしようかな。」

 

すると。

 

ダン「ん?」

 

突然ゲートが開いた。

 

ダン「なんだ?」

 

ダンはそのゲートを通過した。

 

ゲートから出ると見慣れない場所に足を踏み入れた。

 

 

 

ダン「何処だ此処?」

 

その時

 

ダン「?何か聞こえるぞ。」

 

音のする方向に向かってみると

 

鎧武「ハッ、オリャ!」

 

ゴースト「ハッ、フッ!」

 

ディケイド「一気に決める!」

 

ディケイドドライバー<ATTACK RIDE!BLAST!>

 

ディケイド「ハッ!」

 

ダダダダダッ!

 

アギト「ハッ! トッ!」

 

4人の仮面ライダーが怪人達と戦闘を行なっていた。

 

ダン「!?あれって仮面ライダーか!? だけど何でここに?」

 

カタッ

 

ダン「?」

 

ダンは何かを踏んだ。踏んだものを見てみると。

 

ダン「何だこのカードデッキみたいなものは?」

 

ダンがカードデッキを拾ったその時、

 

ダン「ウッ! ・・・何だこの音は⁉︎」

 

謎の音が響いて耳が痛くなった。

 

ダン「誰かが呼んでいる、のか?」

 

 

 

その時

 

ダン「!? うわぁ!?」

 

ダンはなんとか躱し、身構える。ライダー達4人もダンの存在に気づく。

 

鎧武「何だ、あの少年は?」

 

ショッカー戦闘員「イー!」

 

ダン「こいつは確かショッカー戦闘員。」

 

戦闘員がダンを襲うとした時

 

???「グギャァァァァァ!」

 

ショッカー戦闘員「イーー!」

 

謎の赤い龍がダンを助けた。

 

ダン「赤い龍? 俺を助けてくれたのか?」

 

赤い龍は答えるかのように吠えた。

 

アギト「ドラグレッダー!?」

 

ディケイド「あの少年を助けたということは。」

 

ゴースト「まさかあいつが!?」

 

ドラグレッターと呼ばれた赤い龍はダンにバトスピとは違うカードを渡した。

 

ダン「このカードは?」

 

ドラグレッターはテレパシーでダンに語りかける。

 

ドラグレッター『我が名はドラグレッダー。ミラーワールドという鏡の世界に住んでいるミラーモンスターの一体だ。』

 

ダン「ミラーモンスター?」

 

ドラグレッダーは頷いてさらに語りかける。

 

ドラグレッダー『お前は新しい仮面ライダー龍騎の変身者に選ばれた。お前に戦う覚悟があるか?』

 

ダン「戦う覚悟か、俺のするべきことがあるなら覚悟はできている。」

 

ダンは不敵な笑みを浮かべる。

 

ダン「みんなの場所を守ることができるなら俺はやる!」

 

ダンの覚悟を聞いたライダー達4人は唖然としていた。

 

鎧武「なんて覚悟の持ち主なんだ。」

 

ディケイド「数々の修羅場を潜り抜けた者が言える言葉だ。」

 

ドラグレッダー『気に入ったぞ。その契約のカードで我と契約するのだ。』

 

ダン「契約のカード? これか、よし!」

 

ダンはドラグレッダーと契約した。契約のカードはドラグレッダーのアドベントカードになった。デッキに龍のマークがついた。

 

ダン「"デッキを前に突き出せ"? こうか?」

 

ダンはデッキを前に突き出すと謎のバックルが装着された。

 

ダン「俺は戦う!・・・仲間達を守るために・・・変身!」

 

ダンはデッキをVバックルに装填して、仮面ライダー龍騎に変身した。

 

龍騎「これが仮面ライダー龍騎か・・・っしゃあ!・・・あれ、何で俺勝手に気合入れたんだ?」

 

アギト「本当に彼が龍騎になった。」

 

ゴースト「というか城戸の奴、余計なものを残したな。」

 

???「祝え!」

 

龍騎「うあっ!? びっくりした(汗」

 

鎧武「ウォズだ。」

 

アギト「また出たよ。」

 

ディケイド「毎回毎回。」

 

ゴースト「もうお約束だな。」

 

ウォズ「ライダーバトル終結させるために戦い続けた平成3番目のライダー。その名も仮面ライダー龍騎! 気高き鏡の戦士の再臨である!」

 

ライダー達4人はウォズのやり取りを見て呆れていた。

 

龍騎「と、取り敢えず戦闘開始だ!」

 

龍騎は戦闘員を相手に初めてとは思えない程の戦いぶりを見せた。

 

鎧武「す、凄い。」

 

アギト「初めて変身して戦うのに。」

 

ディケイド「何という強さだ。」

 

ゴースト「ああ。」

 

ライダー達4人は感心していた。

 

龍騎「流石に肉弾戦ばかりじゃきついか。」

 

???「私が相手だ!」

 

龍騎「うおっと!?」

 

龍騎は躱すと見たことがない仮面ライダーが目の前にいた。

 

龍騎「鮫の仮面ライダー?」

 

アビス「私は仮面ライダーアビスだ!」

 

アビスバイザー<SWORD VENT!>

 

アビスはデッキから1枚のカードを取り出し、アビスバイザーに装填して、ソードベント・アビスセイバーを召喚した。

 

龍騎「デッキのカードで武器を召喚した?・・・なら俺も!」

 

龍騎もデッキから1枚のカード・ソードベントカードを取り出し、左腕のドラグバイザーに装填した。

 

ドラグバイザー<SWORD VENT!>

 

ソードベント・ドラグセイバーが召喚された。

 

龍騎「剣か、悪くない!」

 

龍騎とアビスはセイバー同士でぶつかり合った。だが徐々に龍騎が追い詰めた。

 

龍騎「次はこれだ!」

 

龍騎はデッキから新たなカード・ストライクベントカードを取り出し、ドラグバイザーに装填した。

 

ドラグバイザー<STRIKE VENT!>

 

ストライクベント・ドラグクローが龍騎の右腕に装着された。

 

龍騎「・・・・ハアァァァーーー!ハアッ!」

 

アビス「ガハッ!!」

 

ドラグクローファイヤーでアビスにダメージを与えた。

 

龍騎「これで止めだ!」

 

龍騎はデッキからまたカード・ファイナルベントカードを取り出し、ドラグバイザーに装填した。

 

ドラグバイザー<FINAL VENT!>

 

龍騎「ふっ! ハアァァァーーー!」

 

その直後ドラグレッダーが現れ、龍騎は構えを取った。

 

龍騎「行くぞ!・・・ハアァァーーー! ハァッ!」

 

ジャンプしてムーンサルトしドラゴンライダーキックをアビスに決めた。

 

アビス「グワァァァ!」

 

 

 

龍騎「ふぅ。」

 

ディケイド「初陣にしては見事だったぞ。」

 

龍騎「お、お前達は。」

 

鎧武「安心してくれ、俺達は味方だ。」

 

龍騎「そうか。」

 

アギト「アビスは?」

 

ゴースト「見ろ。」

 

全員が龍騎のドラゴンライダーキックを受けてデッキを破壊されたアビスを見た。アビスは変身前に戻った。そして龍騎は驚いた。それは自分が知っている者だった。その者は鹿のような角を持っていた。

 

龍騎「お前は、ジェレイド!?」

 

ジェレイド「久しいな、馬神弾。」

 

鎧武「知っているのか?」

 

龍騎「俺の世界でちょっと因縁のある奴だ。」

 

ジェレイド「今回は私の負けだが次はこうはいかんぞ!」

 

ジェレイドはそう言って逃げようとしたが

 

ゴースト「残念だが貴様に次はない。」

 

ゴーストがそう言うとアビスの2体の契約モンスターのアビスラッシャーとアビスハンマーが合体したアビソドンが現れた。そしてジェレイドは襲い始めた。

 

ジェレイド「な、何をする!? やめろ、やめろーーー!?」

 

アビソドンはジェレイドに捕食された。

 

龍騎「ジェレイドが!?」

 

アギト「ミラーモンスターは契約者との契約が切れるとその契約者を捕食するんだ。」

 

鎧武「デッキが破壊されたことで契約が切れたのだろう。」

 

龍騎「じゃあ、俺もいずれ。」

 

ディケイド「貴様の場合は大丈夫だ。奴らは自分が認めた契約者は捕食しない。」

 

龍騎「そ、そうか。」

 

すると捕食を終えたアビソドンが近づいて来てテレパシーで龍騎に語りかける。

 

アビソドン『我々を解放してくれて感謝する。』

 

龍騎「えっ、もしかして無理矢理契約させられたのか?」

 

アビソドン『そうだ。だがこれで自由のみだ。さらばだ。』

 

そう言ってアビソドンは去っていった。

 

そして鎧武は龍騎に視線を向けて話しかけた。

 

鎧武「ところで誰なんだ君は?」

 

龍騎は変身を解いた。

 

ダン「俺はダン。馬神弾だ。」

 

アギト「ダンっていうのか。」

 

ディケイド「ではこちらも自己紹介しなければな。」

 

4人ライダーは変身を解いた。

 

ダン「え!? ガンダムとトールギス!?」

 

劉備「まあ驚くか。俺は仮面ライダー鎧武の劉備。」

 

呂布「俺は仮面ライダーゴーストの呂布だ。」

 

曹操「余は曹操。通りすがりの仮面ライダー、ディケイドだ。」

 

孫権「そして俺は孫権、仮面ライダーアギト。」

 

ダン「ガンダムの姿で三国志の人物って(汗」

 

呂布「ま、そう思うのも無理はない。」

 

孫権「立ち話もなんだし、俺達の基地で話をしよう。」

 

ダン「そうだな。」

 

5人は基地と思われる所にやって来た。ダンは劉備達から仮面ライダーになった経緯を聞いた。

 

ダン「そうか、お前達は元々三璃紗という場所の出身なのか。」

 

呂布「ああ、この姿のまま転生した。」

 

孫権「最初は焦ったこともあったよ。」

 

劉備「ところでダン、君はこの世界とは別の世界の人間だというのは分かっているけど何者なんだ?」

 

ダン「ああ、まずはこれを見てくれ。」

 

ダンはバトルスピリッツのカードを取り出した。

 

孫権「カード?」

 

曹操「これは見たことないな。」

 

ダン「これはバトルスピリッツっていうカードなんだ。」

 

呂布「バトルスピリッツ?」

 

劉備「聞いたことないな。」

 

ダン「俺の世界で一番流行っているトレーディングカードゲームなんだ。」

 

曹操「遊戯王やデュエルマスターズのようなものか。」

 

ダン「俺はこれで色んな出来事を解決してきたんだ。」

 

孫権「詳しく聞かせてくれないか? 君の世界であったことすべてを。」

 

ダン「ああ。」

 

ダンは自分の過去すべて話した。

自分はグラン・ロロと呼ばれる異界から、グラン・ロロの全てを司るマザーコアを奪い全てを狂わせた「異界王」から取り戻す異界の戦士「コアの光主」として召喚された。

 

そこからズングリーや異界魔女のマギサ、他の光主達やライバル達と共に長い旅路の果て、ついに人間界で異界王を倒し、二つの世界を再び平和にした。

 

だが、平和になった世界で自分達はフィクサー達によって表の世界であまり出られなくなり、仲間の一人を失った。

 

それから数年後、ダンの前に仲間の一人で大切な存在である「紫乃宮まゐ」が現れた。彼女から熱いバトルができると聞かされ、彼女が出現させたゲートへ彼女と飛び入り、ゲートを抜けるとかつての仲間と未来世界が待っていた。

 

その未来世界はグラン・ロロにいた異界人の中でも凶暴な種族「魔族」によって支配されていた世界になっていった。異界王によって未来が変えられ、魔族の女王によって生み出された大陸によって地殻がおかしくなり、このままでは地球が滅亡すると知り、即答でこの頼みを承諾した。

 

バローネという魔族のライバルも現れ、勝ったり負けたりして新たな魔族とも戦い続けた。そんな中で地球を救う手立てが「12宮Xレア」という神々の力を秘めたカードだった。魔族も救いたいという苦悩もあったが幾度というバトル、出会い、別れを繰り返していくにつれ魔族との共存という道も少しづつだが築き出せていいた。

 

そんな中でまゐはかつてダンがグラン・ロロを救った時のように一度ダン達の元を離れ、バローネ達の元で魔族達の助けになりたいと決めた。それからしばらくして地球滅亡を止めるには12宮Xレアの力を神々の砲台で撃ち込むということが分かったが、12宮Xレアが全て集まったときまゐがバトルを申し込んできた。

 

まゐはある崩れた博物館でダンが元の時代では行方不明になっていたことを知り、ダンが神々の砲台で犠牲になるのではないかと思ったのだ。それでもダンは決心を変えなかった。そしてバローネとの最後のバトルで勝利し、引き金となって消滅した。

 

それから10年後に魔族達を抹殺しようとする人類至上戦線「カーディナル・サイン」が現れてその首魁のレオス・ギデオンに共に12宮Xレアがダンを呼び、復活を遂げた。仲間達との再会を分かち合った後12宮Xレアを取り戻すためにギデオンによって生まれた新たな時間軸に向かった。全ての12宮Xレアを取り戻した後これからどうするか考えていた時に先ほどの戦闘に遭遇した。

 

曹操「それがそなたの過去ということか。」

 

劉備「えっとつまり俺達の戦いに君を巻き込んでしまったということか? がっくし。」

 

劉備は罪悪感を抱いた。

 

ダン「大丈夫だ劉備、俺は巻き込まれたなんて思っていない。」

 

劉備「え?」

 

ダン「さっきドラグレッダーにも言った通り、覚悟はできている。仲間達のために自分の意志で戦うことを決めた。後悔はしていない。」

 

孫権「強いんだな、君は。」

 

ダン「そうでもないさ。」

 

呂布「話はこれくらいにして今日はもう休め。先ほどの戦闘で疲れているだろう。」

 

孫権「明日から実戦を加えての訓練だな。」

 

曹操「この基地には部屋が沢山ある。使用者によって変わる。好きに使っていいぞ。」

 

劉備「これが部屋のキーだ。」

 

ダン「すまない。」

 

ダンはキーを受け取ってキーに書かれている番号の部屋に向かった。

 

劉備「少し昔の呂布に似てたな。」

 

孫権「確かに。」

 

呂布「否定はせん。」

 

曹操「違う種族との共存か。大きい理想を持っているな。」

 

こうして馬神弾の新たな戦いが始まった。

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