番外編:劉備達のビギンズナイト(鎧武編)
これはまゐが合流して2日後のことである。
劉備「それにしてもダン、まゐが来てから明るくなったな。」
ダン「そうか?」
孫権「ああ。最初の頃と比べてずっと。」
まゐ「ダン、貴方はもう1人で抱え込む必要はないわ。」
ダン「まゐ。」
曹操「貴様はもっと我々を頼れ。」
ダン「そうだな。」
呂布「ふっ。」
ダン「そういえば劉備達はどういった経緯でライダーになったんだ?」
劉備「そうだなぁ。以前にも言った通り、俺達は三璃紗での生涯を終えて転生したんだ。」
孫権「そして前のライダーの変身者の馴染みのある場所で目覚めたんだ。」
曹操「最初に目覚めたのが劉備だった。」
呂布「それが全ての始まりだった。」
回想
劉備(俺は目覚めたらある森の中で目覚めた。)
ダン(え? 森の中で?)
劉備「んん。」
三璃紗の生涯を終えた劉備が目覚めたのは殺風景な森の中で目が覚めた。
劉備「あれ、ここは?」
体を起こし、辺りを見回すとどこもかしこも森だった。
劉備「俺確か三璃紗で、ん?」
疑問に思っていると不思議な果実が実っている木を見つけた。
劉備「この果実、どこかで。」
何故かその果実には見覚えがあった。その時。
ザザー
劉備「!? 何かいる!」
息を殺して隠れると卵や幼虫のような怪物がいた。
劉備「あれは、インベス!?」
劉備はある出来事で異世界を何度も行った経験があった。仮面ライダーの世界も含まれている。
劉備「思い出したぞ! あの果実はヘルヘイムの実だ! ということは、ここはヘルヘイムの森か!?」
そしてここが仮面ライダー鎧武の舞台となったヘルヘイムの森だと気付く。
劉備「けど俺は何でこの森に?」
ビャッコインベス「ワアァァア!」
劉備「やば、見つかった!?」
ビャッコインベスに見つかり慌てて逃げる。背中に背負っている武器を取ろうとするもなかった。
劉備「武器がなかったら戦えないなこりゃ!」
何とか逃げ切りビャッコインベスは走り去った。
劉備「いつまでも逃げられるとは思えないけどどうしたら、ん?」
劉備は小刀が付いたバックル、戦極ドライバーが落ちているのに気付きそれを拾う。
劉備「戦極ドライバー、何でこんな所に? というかこれ、葛葉のじゃないか!?」
フェイスプレートを見てそれが仮面ライダー鎧武として活躍し新たな世界の王となった葛葉紘汰のものだと分かった。
劉備「何で葛葉のが、ん?」
疑問に思っていると戦極ドライバーが浮かび、劉備の腰に装着された。
劉備「え!? どういうこと!? 何で俺に!?・・・ということは。」
試しにヘルヘイムの実を取るとヘルヘイムの実はオレンジロックシードに変わった。
劉備「やっぱり。どういうことなんだ?」
ビャッコインベス「ウウウウウ。」
劉備「しまった!? 見つかったか!?」
再び逃げると別世界に繋がるチャックを開いた状態で見つけた。
劉備「占めた! 飛び込むぞ!」
チャックを潜り抜けある町に出る。劉備はその町にも見覚えがあった。
劉備「ここって、葛葉の町の沢芽市じゃないか!?」
嘗て葛葉紘汰が住んでいた沢芽市だった。それに続いてビャッコインベスもやって来た。
劉備「考えるのは後回しだな。コイツを何とかしないと!」
そう言って先程手に入れたオレンジロックシードを手に取る。
劉備「使えるかどうか分からないけどやるしかない! 変身!!」
オレンジロックシード<オレンジ!>
ロックを解除すると真上がジッパーのように開きオレンジアームズが出てきた。
<ロックオーン! >
戦極ドライバーにセットしロックすると法螺貝の待機音が鳴り響く。そして横の刀でロックシードを斬る。
<ソイヤ!>
戦極ドライバー<オレンジアームズ! 花道・オン・ステージ!>
劉備は仮面ライダー鎧武 オレンジアームズになった。
鎧武「俺、ホントに鎧武になった。」
???「祝え!」
鎧武「え、 ウォズ?」
ウォズ「フルーツの鎧を駆使して戦う平成15番目の仮面ライダー! その名も仮面ライダー鎧武! 過酷な運命に立ち向かい戦いを終結させた戦士の再臨である!」
鎧武「・・・まあいっか、ここからは俺のステージだ!」
ビャッコインベスとの戦闘を開始した。鎧武は戦い方を知っているため大橙丸で斬る。
鎧武「次はこれだ!」
今度は腰の無双セイバーでビャッコインベスを斬る。
鎧武「喰らえ!」
無双セイバーのバレットスライドを引っ張りブライトリガーを引く。
バンバンバンバン!
ビャッコインベス「ワアァァア!?」
ムソウマズルから光弾が発射される。
鎧武「行くぞ!」
大橙丸と無双セイバーをくっつけてナギナタモードにする。
鎧武「ハッ! ハッ! ハッ! ハッ!」
ビャッコインベス「があああああ!?」
ビャッコインベスを切り裂き追い詰める。
鎧武「止めだ!」
<ロックオーフ!>
オレンジロックシードを外し無双セイバーにセットした。
<ロックオーン!>
<一・十・百・千・万! >
ビャッコインベス「ウウウウウ!」
鎧武「オラオラオラァ!」
ビャッコインベスは熱線を放つがナギナタモードの無双セイバーを振り回して防いだ。
鎧武「それ!」
ビャッコインベス「グワーッ!?」
無双セイバーのハモンエッジに蓄積されたエネルギーを放ち、ビャッコインベスをオレンジのエネルギーに拘束する。
<オレンジチャージ!>
鎧武「セイハー!」
ビャッコインベス「ぐおおおお!?」
ドカーン!
大橙丸の刃で一閃するナギナタ無双スライサーでビャッコインベスを倒す。
鎧武「ふぅ。」
オレンジロックシードを戦極ドライバーにセットし蓋をする。
劉備「何とか倒したか。」
ウォズ「見事な戦いだったね。」
劉備「ウォズ!?」
変身を解除した直後ウォズが再び現れた。
ウォズ「やあ、久しぶりだね。」
劉備「ソウゴに仕えていたお前がなんで?」
ウォズ「それは彼と一緒に説明しよう。」
劉備「彼?」
すると突然宇宙のような空間が広がった。
劉備「こ、これは!?」
???「よ、久しぶり。」
すると金髪でオッドアイの男性が現れた。
劉備「葛葉!?」
この男こそ、始まりの男となり戦いを終わらせた葛葉紘汰である。
紘汰「上手く俺の力を使いこなしたみたいだな。」
劉備「まあな。それより説明してくれ。何で俺が鎧武に?」
紘汰「そうだな。結論から言うと、ショッカーがまた復活した。」
劉備「ショッカーが!?」
紘汰「ああ。だが奴らは俺達の世界とは別時空を攻めることにした。だから俺を含めた平成ライダー達は力を受け継げる者に託すことにしたんだ。」
劉備「それで鎧武に選ばれたのが俺ってことか?」
紘汰「そういうことだ。」
ウォズ「そして私が君達のサポートができるように・・・。」
劉備「ソウゴに頼まれたってことか。」
ウォズ「まあそういうことだ。」
劉備「というか葛葉、俺に鎧武の力を預けていいのか?」
紘汰「大丈夫だ。俺が託した力はほんの一部で、その人間の思いで本来の力に成長する。」
劉備「つまり俺次第ってことか。」
紘汰「ああ。っで、どうする?」
劉備「勿論、乗り掛かった舟だ。俺の信念は変わらない。世界の平和を守るためにショッカーを倒す!」
紘汰「それを聞けて安心した。」
劉備「ところでさっきのインベスなんだけど?」
紘汰「ああ、あれは偽者だ。」
劉備「偽者!?」
紘汰「訓練用のダミーを用意しておいたんだ。」
劉備「そうだったのか。」
ウォズ「さて、そろそろ。」
紘汰「そうだな。あそうそう、これも渡しとくよ。」
紘汰が渡したのは三侯の証・龍帝剣だった。
劉備「龍帝剣!?」
紘汰「お前の物だ。頼んだぜ。」
そして元の場所に戻った。
劉備「これから大変だな。」
回想終了
劉備「これが俺のビギンズナイトだった。」
ダン「そんなことが。」
まゐ「じゃあダンも城戸真司から力を受け継いだんだ。」
劉備「そういうこと。」
???「劉備が鎧武になったお陰で私も出会えたけどね。」
ダン・まゐ「「ん?」」
そこに金髪でアホ毛が3本の女性が出てきた。
劉備「アンジュ、いたのか?」
アンジュ「ええ。」
ダン「誰?」
アンジュ「私はアンジュ、よろしくね。」
呂布「そして劉備のガールフレンドだ。」
アンジュ「婚約者って言ってくれる///」
ダン「え!?」
まゐ「うそ!?」
劉備「まあ種族は違うけど本当だ(笑)」
アンジュ「これからよろしくね。」
劉備達のビギンズナイトの話はまだまだ続く。