空母打撃群ー戦うための艦隊は平和な世界で何を守るのかー 作:照月 響
皆様どうお過ごしでしょうか、私はレポートと実験器具と一緒にクリスマスを楽しみました
前回から間が空いてしまい申し訳ございません
ひょっとしたら次回も空くかもしれません
800UA突破ありがとうございます
石くんさん名前募集ありがとうございます
今も進行形で募集中ですどんどんどうぞ
今回キャラ崩壊や文章の誤字脱字が多発している可能性があるので注意してください
副長「前方を先行している艦より入電、接近中の艦船はインディペンデンス級沿岸警備艦、国籍は不明」
そうだ、自分がここに転生したのだとしたら
この艦隊がいるのはも今までいた世界とは違う
つまりは自分は寝る前に作った艦隊と、どこか違う世界に転生させられたのだ
艦長「通信を入れ、国籍と艦名、現在の状況を知らせろ」
ここが元いた世界でないとしたら、前の世界の常識が通じない可能性がある
副長「米海軍周波数無線での応答ありません」
もしも、日本とアメリカが戦っている世界線だったら
副長「不明艦より入電!国籍と所属を知らせ停船せよ、だそうです」
鈴原「全艦対水上戦闘用意、こちらの所属を伝えて相手の出方を見る」
艦長「対水上戦闘ですか!?ですが「対水上戦闘だ、自動迎撃モードON、撃たれたら即座に打ち返せ」
この状態だとミサイルは撃墜できるが、砲弾はCIWSでしか迎撃できない
一般人が乗っている状態で攻撃を受けるのはまずい
艦長「了解……対水上戦闘用意、迎撃システムをフルオートに」
副長「不明艦より通信!国籍は日本、所属はブルーマーメイド横須賀方面隊で通信回線を開くように要請していますがどうしますか?」
良かった、とりあえずは日本の船舶と言うことが分かって安心した
だがインディペンデンス級なんて日本に配備されてたかな?
とりま話してみますか
鈴原「通信回線を開け、艦長頼んだ」
艦長「了解しました、通信回線を繋いで」
艦橋に備え付けられた電話をとり、自分も副長から受け取って開かれるのを待つ
??「こちらはブルーマーメイド横須賀方面隊[ なつしま ]艦長 青山翠2等保安監督官です、直ちに停船し指示に従ってください」
艦長「こちらは日本国海上自衛隊第2護衛艦隊群、旗艦空母たいほう艦長香風智乃一等海佐です、当艦隊は現在救助した乗客を輸送中なため停船はできません」
なつしま「了解しました、では情報交換のために数名を派遣していただきたいのですが」
鈴原「ではこの艦隊の群司令の鈴原湊海将補と士官数名で伺います、ヘリで伺ってもよろしいでしょうか」
なつしま「いいですよどうぞ(ヘリってなんだろう)」
電話を受話器に戻し、通信を終わる
鈴原「とりあえず救助の詳細をまとめて士官数名を選抜、ヘリの用意を、艦長一緒についてきてくれ」
艦長「了解しました、副長あとは頼んだ」
飛行甲板に出ると暖機運転をしているヘリが待っていた
パイロット「艦長こちらをどうぞ」
ヘットオンを着け、ヘリに乗り込むと既に自分以外の人員は席についていた
艦長「艦長以下士官数名、準備出来ました」
パイロット「準備出来ましたね、それでは離陸します」
エンジンの回転数とローターの回転が早くなり
ふわりと機体が浮く、窓の外の景色がみるみる後ろに流れていく
飛び立ったヘリは艦隊をあっという間に飛び越え、なつしまの後ろにつく
パイロット「着艦します」
ドンと軽い衝撃とともにヘリが甲板に着艦した
ローターの回転がある程度止まったことを確認しパイロットがドアロックを解除する
ヘットホンを外し、取っ手をつかんで扉を開け甲板に立つ
格納庫の扉が開き中から白い制服を着た女性が出てきた
その後に続いて同じ制服を着た女性が数名出てくる
青山「ようこそ なつしま へ艦長の青山翠ブルーマーメイド2等保安監督官です」
鈴原「海上自衛隊第2護衛艦隊群の群司令鈴原湊海将補です」
艦長「空母たいほう艦長香風智乃一等海佐です」
自己紹介をし敬礼をする
青山「ではどうぞこちらへ」
扉をくぐり後に続いて歩く、途中すれ違ったこの艦の乗員らしき女性が興味深そうに見てくるのに気づき
ふと我に返る、改めて見ると周りには女子しか居ない
長年女子と関わりがほとんどなかった陰キャな自分にとってこの状況は今すぐにでも隠れたい衝動に駆られるが、艦内は物陰がなくその場に座り込む訳にもいかないので平常を保とう
青山「こちらにお掛けください」
通されたのは少し広めな会議室らしき場所で机を挟んで座る形になる
青山「では改めまして なつしま艦長青山です、本部への報告のために音声を録音させて頂きます」
ポケットから音声レコーダを取り出すと机の上に置く
青山「改めて貴艦隊の所属を教えて頂いてよろしいでしょうか」
鈴原「日本国海上自衛隊所属第2護衛艦隊、そして陸上自衛隊所属艦隊派遣隊です」
青山「失礼ですが海上自衛隊という組織は日本国にはありません」
やはりそうだ、自分だけでなくこの艦隊も飛ばされたのだ
鈴原「ではあなたたちの所属は何なのですか」
青山「我々の所属はブルーマーメイド横須賀方面隊で、形式的には日本国所属です」
鈴原「海上保安庁ではないんですか?」
青山「海上保安庁?そのような組織は聞いたことがないです」
海上保安庁ではないが装備などを見るかぎり、アメリカの沿岸警備隊に似た組織だろう
鈴原「私達の日本にはブルーマーメイドなどという組織はありません」
そのことを告げると相手側がざわつく
そして少し考えたあと
青山「ひょっとするとあなた方はこちらの世界とは違う世界からやってきたのではないですか?」
やはりそうだろう、それなら通信が繋がらないのも説明できる
鈴原「そのようですね、我々がこちらの世界に来たのでしょう」
青山「ではそちらのことを教えて頂きたいのですが」
艦長「こちらに情報をまとめておきました」
鞄からUSBを取り出すと机に置く、受け取り机にさしこむ
青山「ではこちらのモニターをお使いください、データをコピーしてよろしいですか?」
鈴原「どうぞ、これからは艦隊旗艦の艦長が説明します」
艦長「我々は日本国の海上、空中、陸上の防衛にあたる組織で、専守防衛を掲げる自衛のための組織です、太平洋戦争の敗戦から任務も護衛など自衛に限られ戦争することを禁じています、海上自衛隊、陸上自衛隊、航空自衛隊があります」
艦長「続いて我が海上自衛隊第2護衛艦隊の説明を、我が艦隊は空母1隻、戦艦以下護衛の艦艇24隻で構成されます」
艦長「こちらの資料を使って各艦の説明を致します、まずは旗艦たいほうの説明を、排水量は160、000t、全長は約400m、艦載機は機t「ここまで来て機密も何もない、司令権限で機密を解除する」了解、搭載機数は170機、速力32ノットです」
青山「失礼ですが艦載機とは飛行船のことですか?」
艦長「いえ、戦闘機とヘリ、その他支援機です」
青山「戦闘機?ヘリ?なんですかそれ」
まさかだと思うが
鈴原「この世界に飛行機はありますか?」
青山「ひこうき?あなたたち知ってる?」
後ろにいる隊員に聞くがみんな首を傾げている
そうかこの世界には飛行機自体がないのか
だがより一層ややこしい事になりそうだ、下手したらこの世界を変えてしまうかもしれないからな
艦長「まさかとは思いますが、飛行機がない世界なのでは?」コソコソ
鈴原「恐らくそうだろう、これからの行動は慎重にならざるおえない」コソコソ
青山「どうしました?飛行機ってなんですか?」
目をキラキラさせながらこちらを見てくる
知りたいという気持ちが先走って子供のように見える
青山さんにはすまないが今のことは忘れてもらおう
鈴原「艦長、続けてくれ「飛行k」続けて」
艦長「はぁ、続いては護衛艦の説明です、まずは戦艦…………」
艦長が説明してる中、頭の中ではこれからどうするかひたすらに考えていた
艦長「司令、司令!」
艦長の呼ぶ声で引き戻される
艦長「司令、説明終わりました」
青山「それでこれからのことですが、横須賀で客船の乗員を下ろして頂いて、それから私達の上司とこれからについて相談していただきます、現場では流石にことが大きすぎるので、よろしいでしょうか」
まあ、どっちにしろこうなるのだから
鈴原「分かりました、では私たちはこれで」
敬礼をしてその場を去る
「飛行機ってなんですかぁぁぁl」
後ろからなにか聞こえた気がするが気にしない
アイドリング中のヘリに乗り込み艦隊に戻る
着艦しヘリを降りて艦橋に上がる
副長「なつしまより通信「進路を横須賀へ我先導す」です」
鈴原「進路を横須賀へ、なつしまに続行せよ」
艦長「了解、航海長操艦、艦隊陣形マニュアル14、進路を横須賀へ」
航海長「航海長頂きました、艦隊速力黒15進路148、陣形マニュアル14」
全長400メートルの巨艦が一気に加速し、慣性で体が置いていかれ咄嗟にそばのものに掴まる
揺れが落ち着いたのを確認しサイドデッキに出ると
強めの風が頬を吹き抜けていった
後ろを見ると後続艦が旋回してそれぞれの場所につく
空母を囲むように護衛艦が航行する
艦長「到着予定は1800です、一休みしては」
確かにいきなり知らないところで司令になって、会談もして
この状況でそれらしく振る舞うのでさえいっぱいいっぱいなのに、さらにそこに会談とかいう陰キャには即死レベルの出来事が合わさって身体も精神もクタクタだ
鈴原「ではそうさせてもらうよ」
艦橋を後にし、記憶を頼りに自室に戻る
ドアを閉め鍵をかけると
鈴原「ぬわああああん疲れたもおおおん」
てっぱちを被ったままベットに飛び込む
鈴原「ただの高専生がこんなところに飛ばされて、司令だとか言われて、なおかつその艦隊が異世界に飛ばされたときた、いったいどうなっているんだよ」
身を起こし部屋を見回す
だがそこには変わらず白い制服やパソコン、先程とは変わらない景色がそこにあった
鈴原「もしもと思ったが……やはり変わらないか、さてこれからどうするかな」
まずはこの世界のこととこの艦隊の世界を知る必要がある
壁に艦内の全体図が掛けれられていた
そこから1階下の資料室を見つける
鈴原「ここなら一通り分かりそうだな」
頭の中に通路や部屋を叩き込む
タラップを降り角を曲がり資料室の扉の前に立つ
扉を開けると分厚い本がずらりと並んでいる
学校の教科書のようなものから専門の論文のようなものまでピンからキリまである
棚の中の〔優しい中学歴史〕を手に取る
鈴原「なんでこんなところに中学のやつが………」
表紙をめくり中をパラパラと見ながら目を通す
縄文・弥生文化、卑弥呼の邪馬台国、聖徳太子による遣隋使、平安京・平城京を経て鎌倉・室町
信長・秀吉による安土桃山、徳川による260年続く江戸時代、ペリー来航による開国
大政奉還による明治時代の始まり、大日本帝国憲法の公布
日清戦争・日露戦争、1914年の第一次世界大戦、世界恐慌
満州事変、5・15事件、2・26事件、日中戦争の開始
ドイツのポーランド侵攻から始まる第二次世界大戦
1941年の真珠湾攻撃による太平洋戦争の開戦
ミッドウェー海戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦での敗北
ガナルカナル・サイパン・沖縄の陥落
広島・長崎への原爆投下、ポツダム宣言による日本の無条件降伏
高度経済成長、冷戦、朝鮮戦争・ベトナム戦争、湾岸戦争
一通りの歴史は元いた世界と変わらない
他の本にも目を通す
数学・物理・化学・生物学その他のものも変わっていなかった
「司令、艦橋へお越しください」
壁のスピーカーから放送が入り我に返る
時計を見るといつの間に入港予定時刻になっていた
鈴原「ついつい読みすぎてしまった、それじゃ行くかな」
机の上に散乱した本を片付け艦橋に行く
艦長「先行のなつしまから入港の指示が来まして、客船の乗客を降ろして、沖合で待機するようにとのことです」
まあこんな大艦隊が停泊できる港はそうそうないから仕方ない
艦長「あと航空機を飛ばすなと言ってきてますがどうします?」
なつしまの艦長もあの反応だったし、そんなものが上空を飛びまわるとなると住民に恐怖を与えてしまうかもしれない
仮にも世界が違うとはいえ愛される自衛隊でありたい
鈴原「全機を下ろせ、甲板上にある機体も即応機を残して格納庫へ」
航空団長「了解しました、上空待機中の機体は直ちに着艦せよ、即応機以外の機体は格納庫へ」
小隊長「エレベーター降下、ふぅこれで最後だな」
甲板上には即応機数機を残して全機格納庫に下ろされ甲板上はがらんとしている
彼らは甲板作業員、所謂レインボーギャングと呼ばれ色で役割を分けられているのである
今着ているのは青のベストで主に航空機の移動を担当している
隊員A「やっと終わりましたね、多分今までで1番移動させましたよ」
隊員B「甲板組はまだいい方なんじゃないか、格納庫なんか今頃酷いぞ」
試験がてら搭載機をいっぱいいっぱいに詰め込んでいるし、甲板にも搭載していたから多分格納庫は隙間なんてないほど詰め込まれているのだろう
小隊長「格納庫組には後で酒でも送るかな」
ほんと格納庫組には頭が上がらないな
隊員C「小隊長……なんですかねアレ」
港の方を見ながら指さす
小隊長「なんだアレは…………」
背負い式に搭載された46cm3連装砲塔、高層ビルのような艦橋構造物
太平洋戦争で沈んだはずの世界最大の戦艦、大和型戦艦がこちらへと近ずいていた
小隊長「あれは戦艦大和!?」
<■■■■■■に対する■■■■■■現象、第一次中間報告書>
クラス・A2級案件
発生・■■■■■■ー■■■■■■B5クラス世界
■■■■■■ー■■■■■ー■C1クラス世界
又その他捜査中
■■■■年■■月■■日
[捜査中]が■■■■■■現象により[捜査中]世界より■■■■■■ー■■■■■■世界に作用
この際■■■■■■現象作用A+級■■■■■■■発生
[捜査中]に作用
[捜査中]の消滅による[捜査中]世界への影響はなし
しかし危機管理委員会■■■■委員■■■■会より危機判定AAA
第■■■■■総会全会一致によりKーRーPーV8351856決議発動
なお[捜査中]は身体上の変化を確認
Bクラス職員■■■■■が接触捜査を行う
本報告書は検閲委員会■■■■■■■により検閲済
この報告書の閲覧はBクラス職員以上に限る
この案件は職務法第85条第21講75令に基づき違反者を罰則する
■■■■ー■■■代表■■■■■■■