現実世界で神々はゲームを始めたようです~プレイヤーランキング一位のラッキーボーイは平穏に暮らしたい~   作:ササキ=サン

20 / 54
いつも誤字報告ありがとうございます。

また、高評価及びお気に入り及び感想、ありがとうございます。とても励みになっております。

リクエストコミュ前の繋ぎというか、世界事情関係の動きです。

この話では2位のプレイヤーが出てくるのですが、彼女もリクエストコミュに入れれば良かったかもしれませんね。書いてて、個人的にはかなり好きなキャラクターになりました。

次の話でリクエストコミュ+ランダム交流(一人)をして、さらにその次の話で遊戯世界へ突入ですね。


十九話 永久機関と世界2位

 多くの国が新たな情報を得て、翻弄されていた。

 

 例のプレイヤーの活躍が世界中にニュースとして発信され、プレイヤーの存在が明るみになった月曜日。

 

 それから約一週間が経とうとしていた日曜日のことである。

 

 まず、この一週間でプレイヤーの存在が28人明らかになった。

 

 といってもそれらの存在は73人いるプレイヤーの内の3分の1ほどであり、未だ各国政府は血眼になって自国や他国のプレイヤーの存在を見つけようとしていた。

 

 そしてそんな中、プレイヤーから情報を得たことでいくつかの事実が判明した。

 

 第一に、クワモスの事件を解決したのは1位のプレイヤーであること。

 

 そしてそのプレイヤーが本気を出すと、現在の軍事のあらゆる戦力を凌駕する存在であろうということも、おおよそプレイヤーの生存日数から予測することができた。

 

 これに関しては、ほとんどの国の安全保障を担当するものが頭を抱えることになった。

 

 数分で核国か和国からルーシー共和国のクワモスまで移動する機動性。ピンポイントで人を凍り付かせることができる精密性に、さらに広大な街一つ分に及ぶその魔術の範囲。

 

 明らかになっている情報だけでもそれだ。ほぼ全ての防衛担当の人物が、このプレイヤーに攻め込まれたら防衛は不可能だと結論づけた。

 

 そうした事情から、短期的にこれに対抗できるようになるのは成長したプレイヤーだけだろうと結論づけ、各国におけるプレイヤーの重要度がさらに向上したのであった。

 

 他にも、魔術という技術に人類は初めて触れることになった。

 

 魔力という存在を普通の人類はまともに知覚することはできないが、プレイヤーからもたされた魔術式という存在は、人類に様々な想像の余地を与えた。

 

 現在いくつかの数学者などがその魔術式の解読、解析中であるが、より研究が進み、科学と同じようにそれを解明することができれば、もしかしたら人類に大きな革新をもたらすかもしれない。

 

 また、プレイヤーからもたらされたとある謎の玉は、より世界に大きな波紋を生んだ。

 

 その玉は遊戯世界でエネミーを倒すと時折落とすものであり、【エターナルコア】と名付けられたものだった。

 

 プレイヤーのアプリに搭載されているヘルプによると、それは永久機関であり、プレイヤーの存在をより社会的に有意義にするものであると記述されていた。

 

 遊戯序盤のエネミーが落とす【エターナルコア】は小さく、エネルギーの放出量も小さいが、それでも永久機関であり、永遠にエネルギーを放出することを法則づけられていた。

 

 人類にその効果を詳しく検証することはできなかったが、そのまま説明文を鵜呑みにするなら、これは人類にとって非常に有益な物体であった。

 

 小さくても、その【エターナルコア】は安めの自家発電機と同じような発電量を持ち、生存日数がより経過するごとにエネミーの落とす【エターナルコア】はその質は上がっていく。

 

 このことから、将来的に人類はエネルギーの全てを【エターナルコア】から賄うことができるようになるのではないか。そういう期待が寄せられるようになった。

 

 そんな中、あなたは一つ困ったことに遭遇していた。

 

 現在、和国にはプレイヤーが名乗り出ていない。それ故に、プレイヤー関連の情報が全くこの国の政府にあがっていないのだ。

 

 大丈夫だろうか。

 

 あなたは少し心配になっていた。

 

 良くも悪くも、和国はあなたの住む国である。海外に移住などは考えていない。だから、この国がある程度豊かになれば、その豊かさはあなたの生活にもフィードバックされる。

 

 そして同時に、この国がそういった分野の研究に遅れることになり、経済的に苦境に立たされることになれば、その苦しさもあなたの生活にフィードバックされるのだ。

 

 だからこそ、心配であった。外交で何か不利なことになっていないか。【エターナルコア】の供給を受けられないことで、産業分野で何か遅れを取ったりしないか。

 

 ただでさえ、少子高齢化等の問題でお世辞にも将来が明るいとは言えないような国だ。

 

 さらに次世代の技術ではメリケンや核国に大幅に遅れを取っている。

 

 このまま放置して、まともに生きることさえ難しいとんでもない国になったりしないだろうか。

 

 ……。

 

 あなたは考える。

 

 そしてふと思いついた。

 

 核国がこの前、1位のプレイヤーが核国に所属するということを言っていたが、それを否定しつつ、和国にも利益をもたらすような。そんな良いアイディアがあるじゃないか。

 

 あなたは早速準備にかかる。

 

 まず、メッセージを書いた手紙をパソコンで打ち込み、印刷する。特定されないようにするため、手袋を着けて指紋を残さないようにしてそれを持つ。

 

 そしてあなたはアプリの【エーテル交換所】から適当に正体を隠せるようなマントと、顔を隠すお面を購入する。

 

 念入りに自身に【変身】の魔術をかけて、別人に変貌する。

 

 ――あ、そうだ。女の子に変身したら、多分顔を見られてもバレないぞ。

 

 割と安直な発想で、あなたは二重の意味で変態的行動を取る。

 

 自覚はなかった。あなたは性欲が乏しいため、恋愛や性癖にまつわる思考回路がポンコツである。

 

 あなたは鏡に映る自分を見る。

 

 同年代の、やや小さな身長をした女の子といった容姿のあなた。

 

 ――よし、これなら絶対自分だとは分からないな。

 

 完璧な変装だ。あなたはそう思っていた。

 

 そしてあなたは魔法を使い、目的地へ向けて飛び立った。

 

 

 

 

 

<1位の慈悲か!?大量のエターナルコアが和国政府に寄贈される>

 

<監視カメラに映る謎の人物。一瞬で現われ消えた一位の人影>

 

 

 

 

 

 この一件を通して、世界にとある共通認識が作られた。

 

 1位のプレイヤーは和国人である、と。

 

 それから、和国の外交状況は非常に良好なものになった。

 

 正体を露わにしないものの、1位は和国政府に対して協力する意図がある。そういった認識が各国にあったからだ。

 

 【エターナルコア】は貴重品である。各国はこれをプレイヤーから非常に高値で買い取っており、自国にプレイヤーがいない国などは他国のプレイヤーからより高値で買い取ることになった。

 

 だからこそ、その献身は明らかな優遇であると見られた。

 

 尋常じゃない数で、そして性能も段違いな【エターナルコア】。そのエネルギー量は推計であるが、発電所として稼働することにすれば、和国中のエネルギーを補ってもまだ余裕がでるほどに莫大な性能と数を持っていた。

 

 全てあなたが地道に500日間戦い続けた賜物である。

 

 ――本格的にこの【エターナルコア】がエネルギー源として有効であり、産業利用されるようになると、世界中の石炭、石油、天然ガスなどのエネルギー資源の価格が下落し、世界が一時的に混乱状態になるのだが、それはもう少し後のお話である。

 

 とりあえず、現在のあなたはそれをやり終えて、少し良い気持ちになっていた。

 

 たくさん募金をしたような、少しばかりの善行を積んだような、そんな清々しい気分である。

 

 今日は心地よく眠れそうだ。

 

 あなたは少しばかりの心地よさと共に、その日は眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リチ共和国。とある大学。

 

「私の勝ちです……これで、約束通りこれから真面目に活動してもらいますよ、先輩!」

 

 それはサッカーサークルでの出来事だった。

 

 そのサークルは男女混合でサッカーを楽しもうというサークルであったため、あまり練習熱心ではなかった。

 

 そこまではまあ良かったのだが、少々人間関係に問題があった。

 

 今年の新入生の多くは練習に熱心な人であり、もっと積極的なサークル活動を行ないたいと思っていたのに対して、大学二年生の多くの人物はあまり練習熱心ではなく、むしろ出会いや交流の場としてのサークル活動を重視するような、そういった人物が多かった。

 

 そしてそういったグループらが徒党になり、グループ間の争いとなった。

 

 どちらが悪いか。大学のサークルの目的は明確ではないので、望ましい在り方は特になく、どちらにも正義はなかった。

 

 ただ、単純に望むものがバラバラであったためにその争いが起きた。

 

 争いは最終的にサッカーサークルらしく、ゲームで決着をつけようということになった。

 

 結果。試合は一年生チームが勝利した。

 

「……分かった。今後はそのように活動していこう」

 

 不服そうながら、二年生の男はその方針を了承した。

 

 

 

 

 

「アレハンドラ、勝てたよ! あなたのおかげ! 本当にありがとう!」

 

「気にしなくていいよ、アマンダ。勝てたのはあなたが頑張ったからでしょう?」

 

 アマンダと呼ばれた女性が、アレハンドラと呼ばれた女性に抱きつく。

 

 アレハンドラはそれを笑顔で受け入れた。

 

 彼女は今回のサッカーサークルの一件で、アマンダのサッカーコーチをしていた。

 

 非常に適切な指導を行なうことによって、アマンダの実力を大きく引き上げていたのだ。

 

 彼女にとって、アマンダは小さな頃からの友人だ。今回のように困っている件があるのなら、その力を振るうことに躊躇いはなかった。

 

 そしてちょっとしたお店で打ち上げのようなことをして、その帰り道。

 

 彼女らはあまりよろしくない集団に囲まれることになった。

 

「アレハンドラ……」

 

 不安げにアレハンドラの袖を掴むアマンダ。

 

「大丈夫だよ、アマンダ」

 

 アマンダを元気づけるように、アレハンドラは優しく微笑む。

 

 それはどこか迷いや苦悩を秘めながらも、強い決意を抱いたような。そんな心強い微笑みであった。

 

「あ……」

 

 とても整っている。どころか、もはや神秘的な何かを感じるまでに美しいアレハンドラの微笑みを見て、アマンダは顔を赤く染めた。

 

「よおよお姉ちゃんよお……お熱いじゃねぇか……」

 

 そう声をかけたのはガイアという名の男。とある犯罪者集団の一人である。

 

 リチ共和国は、この大陸でも比較的治安が良い国家である。

 

 しかしながら、それでもこの国にも闇は存在する。

 

 リチ共和国はこの大陸の国家の中でも経済力が高い反面、麻薬の使用者が非常に多い国であった。

 

 経済力があるが故に、周囲の貧困国で生産された麻薬を買う豊かさが国民にあるのだ。

 

 そして麻薬を買う人がいるなら、当然売る側も存在する。

 

 周囲の治安の悪い国家から流れ込んだ犯罪組織。この国にはそういった存在が秘密裏に根を張っていた。

 

 麻薬を売る組織。それがまさか良識を備えた人物であるはずもなく。

 

 彼らはその組織の下っ端だった。そしてある依頼をされていた。

 

 ――俺らに恥をかかせたあの女を酷い目に遭わせてくれ。

 

 大学のサークルで、交流を目的とする二年生のグループ。その一部には、こういった組織と関わりを持つ人物がいたのだ。

 

 だからこそ、こういったことが起きた。

 

「へへ、ちょっと俺らとイイコトをしようぜ……」

 

 下卑た笑みを浮かべるガイア。

 

 隣にいる女は依頼されてはいないが、とても美しい女だ。一緒にやっちまって構わないか。

 

 ガイアはそんなことを考えた。

 

 

 

 ――メキッ

 

 

 

 そんなガイアの顔面に、アレハンドラの拳がたたき込まれた。

 

 

 

「ガッ……ガイアッッッ」

 

 

 

 ガイアが吹っ飛んだ。10メートルくらい。壁に叩きつけられ、ビクビクと痙攣する。

 

「ごめんね」

 

 拳を振り抜いた姿勢で、アレハンドラは静かに呟いた。

 

「でも、友人を守るためだから。容赦はしないよ」

 

 そして彼女はアスファルトを蹴り、自身を包囲する集団に襲いかかった。

 

 蹴られたアスファルトには小さなヒビが入る。彼女の踏み込みはそれほど力強く、素早い。

 

 彼女は集団を圧倒した。拳銃や武器を構えるものもいたが、素早く、力強い彼女に有効な手を打てる者は一人もいなかった。

 

 

 

 ――だが。

 

 

 

「ちくしょうっ!!」

 

 破れかぶれになって構えた銃。

 

「……ッッ」

 

 それはアレハンドラではなく、アマンダを狙っていた。

 

(間に合わない……!)

 

 一瞬の思考。

 

 この距離では地を蹴るだけでは、止められない。

 

 だから。

 

 

 

 ――魔術【雷撃】

 

 

 

 彼女は得意の魔術を放った。

 

 閃光。拳銃を構えた男は電撃を受け、バタリと倒れる。

 

 沈黙。

 

 場が静まりかえった。

 

 ああ。だって、それは。そんなことをできるのは、彼らしかいない。

 

「ぷ、プレイヤー……??」

 

 ざわざわと、その言葉が集団に駆け巡る。

 

「ひ、ひぃっ」

 

 誰かが一人、逃げ出した。

 

 そうなれば、各々は(せき)を切ったように逃げ出していく。

 

 だが。

 

「逃がさないよ」

 

 ――魔術【雷撃波】

 

 雷光が飛び散った。

 

 一瞬の閃光。それだけで逃げようとしたものたち全員が気絶させられた。

 

 ――アマンダに手を出そうとしたんだ。私がいないときにアマンダに被害が及ぶことがないように、ここは徹底的に倒しておいた方がいい。

 

 そんな思考でアレハンドラは逃げ出そうとした者たちを攻撃していた。その判断は非常に迅速で的確であり、遊戯の世界での戦闘経験がそこに現われていた。

 

「あ、アレハンドラ……?」

 

 だが、それは一般人の目にはどう映るのだろうか。

 

 それを見ていたアマンダが、戸惑ったように彼女の名前を呼んだ。

 

「えへへ……ごめんね」

 

 彼女は誤魔化すように笑った。それはまるで悪事がバレた子どものような様であった。

 

「あなた、プレイヤーなの?」

 

 おそるおそるといった、問いかけ。腫れ物に触るような。そんな態度であった。

 

「うん。ごめん」

 

 決まりが悪そうな表情。

 

「どうして謝るの?」

 

「……」

 

 アレハンドラは何も言わず、ただ唇を噛んだ。

 

 そして最後に。

 

「ごめんね」

 

 また謝って、魔術を発動させた。

 

 ――魔術【雷撃】

 

 アマンダは微少に調整されたその魔術を受けて、小さなうめき声をあげて気絶した。

 

 倒れるアマンダをアレハンドラはそっと抱きしめる。

 

 アレハンドラは涙をこぼした。

 

「ごめん、ごめんね」

 

 ――もうちょっと、あなたと平穏な日常を過ごしたかったけど。

 

 

 

 

 

<世界二位のプレイヤー、リチ政府に大金を要求!?>

 

<燃やされる生家。血も涙もない彼女の正体とは>

 

 

 

 

 

 アレハンドラ。彼女はプレイヤーとなってから、生来の賢さと知のステータスの補正も受けて、限りなく血なまぐさいことになるだろう己の未来を予測した。

 

 もし、プレイヤーに言うことを聞かせるとするのなら。一番有効であるのは、親しい人物を人質に取ることだ。

 

 比較的治安が良いとはいえ、常にすぐ隣に闇が存在しているような社会で生きてきた彼女だ。そういった可能性はすぐに思いついた。

 

 犯罪組織の存在。それはどこかの平和な島国よりはずっと身近な存在だ。

 

 国境の警備は完璧ではない。犯罪組織の温床となりやすい貧困国が周囲に多いせいか、そういった国々と陸続きの国家であることも相まって、後ろ暗い連中がこの国にそれなりに多くいることを彼女は知っていた。

 

 そういった組織にとっても、プレイヤーという力は非常に魅力的なものだろう。なんとかして手中に収めたい。そう考える人物が出てこないはずがない。

 

 だから、彼女の周りの人物は非常に危険になるのだ。

 

 だから。

 

 だからっ。

 

 

 

 ――私は悪人にならなければいけない。

 

 

 

 親しい友人に。愛しい家族に迷惑をかけないように。

 

 世界二位のAlejandraというプレイヤーは、人質など気にしないような利己的な人物であると印象づけなければいけない。

 

 だから実家を燃やしたのも、そういった目論見の一環であった。慰謝料を遠回しに支払ったが、きっと家族にはとても恨まれているだろう。

 

 本当に申し訳ない気持ちで一杯だった。

 

 ごめんなさい。

 

 ごめんなさい。

 

 せめて、あなたたちの住む国が良い場所であれるように頑張るから。

 

 現在世界中で判明しているプレイヤーは28名しかいない。その理由に関しては予測であるのだが、大いに共感できるものがあった。

 

 きっと、ほとんどのプレイヤーは己の私生活を壊されたくはないのだ。

 

 だから1位のプレイヤーでさえ、災禍を収めるような活躍をしても己の存在を明かすことはない。

 

 いいなぁ。

 

 少しばかり1位のプレイヤーに羨望の念を抱いた。

 

 もし私が目にも止まらない速度で、あの犯罪者達を撃退することができたのなら。きっと私がプレイヤーであることはバレなかったのだろう。

 

 ――まあ、今更嘆いても仕方ないか。

 

 アレハンドラさん。

 

 カメラを向けられた。

 

 インタビュー。メディアの記者が私の名前を呼ぶ。

 

 ――今後、プレイヤーとしてどのような活動をしていくのでしょうか。

 

 

 

「叶えたい理想があります。それは――札束のプールで泳いでみることです。冗談ですが。でも、そうですね……。とにかく、贅沢な暮らしをしてみたいです」

 

 

 

 ニヤリと、悪役めいた笑顔を浮かべてみせる。

 

 ねえ、アマンダ。

 

 私は上手く笑えているかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とある日曜日のお昼。

 

 あなたは今晩行なわれる遊戯に向けて、英気を養うために美味しい物を食べようと外出をしていた。

 

 目指すはラーメン二郎。今日はガツンと油こってりのラーメンを食べたいのだ。

 

 そもそもあれは滅茶苦茶もやしがのっているから、もやしが結構栄養豊富であることを考えれば、二郎ラーメンは健康食である。異論は認めない。

 

 明らかに体に悪そうだ?

 

 にんにくもたっぷり入れられているから、風邪予防とかにもいいであろう。うん、健康的である。

 

 まあ、入れすぎると腸内の善玉菌もぶち殺されるらしいが。

 

 あなたは二郎のラーメンに関して、様々な自己弁護と油への期待を孕ませながら、軽い足取りでお店へ向かう。

 

 そして入店。さて、今日は何味のラーメンにしようかな。

 

 

 

「おや、高梨君じゃないですか。奇遇ですね」

 

 

 

 何で???????????

 

 あなたは既に帰りたい気持ちになった。

 

 どうしてここに先生が??

 

 心の底からそう思ったのであった。

 

 この後、あなたはまた先生に奢られることになり、苦痛な食事の時間を過ごすことになったのであった。

 




リクエストコミュの票数を見ていますが、サイディが謎の人気を持っていて草生えました。

ついでですが、最近外見を詳細に考えていなかったことに気付き、主に女性キャラの外見をダイスで詳細にしたのですが……。

ランキング上位三名の女の子が、みんな貧相な体型(オブラート)になったのが笑いました。

このお話の登場人物にはおっぱいがないのかもしれません(なおサイディだけ大きめになった模様。老婆だぞ…??)


一週間後判定

○プレイヤーの行動方針(1d10)

1.英雄願望
2.覇道邁進
3.理想実現
4.政府貢献
5.様子見
6.様子見
7.様子見
8.平穏志望
9.隠居
10.サイコパス(クレイジーな一面がある)

※英雄願望、政府貢献のみ確定でプレイヤーであることをカミングアウトする。
覇道邁進、理想実現、平穏志望、サイコパスは1d2のダイスで1を出した場合に限りカミングアウトをすることにする。



○発覚したプレイヤー一覧(28/73)
・11♂ 英雄願望 <核国>
・40♀ サイコパス(CO) <核国>
・50♂ 理想実現(CO) <核国>
・54♀ 英雄願望 <核国>
・86♀ サイコパス(CO) <核国>
・75♀ 英雄願望 <ドイン>
・87♂ 平穏志望(CO) <ドイン>
・24♂ 政府貢献 <ドイン>
・41♀ 政府貢献 <ドイン>
・38♂ 平穏志望(CO) <ドイン>
・60♀ 覇道邁進(CO) <メリケン>
・99♀ 政府貢献 <メリケン>
・37♂ 英雄願望 <ドインネシア>
・35♂ 平穏志望(CO) <ドインネシア>
・17♂ 英雄願望 <ルジラブ>
・8♀  政府貢献 <キパスタン>
・98♂ サイコパス(CO) <ジェリナイア>
・39♂ 英雄願望 <シコキメ>
・13♂ 英雄願望 <プトジエ>
・1♀ 様子見⇒イベントにより強制CO<アニタンザ>
・31♀ 英雄願望 <ダースン>
・60♀ 覇道邁進(CO) <ズエラベネ>
・62♂ 政府貢献 <南ダースン>
・57♀ 政府貢献 <パネール>
・76♂ サイコパス(CO) <マニアール>
・100♀ 理想実現(CO)<リチ>
・78♂ 英雄願望 <チイハ>
・57♀ 覇道邁進(CO) <シエラオネレ>

※先頭の数字は強さダイスの結果。高いほど強い。




○上位プレイヤー状況

ランキング8位 【11日目】
強さ【94】
出身:核国(中国)
性別:男性(少年)
行動判定:サイコパス(潜伏)
備考:核国の偉い人を殺して逃げた。和国のとある都市を目指して移動中。三面ダイスを振った結果、来週には到着する。よって、来週の日常イベントから交流する可能性が芽生えてくる。

ランキング7位 【19日目】
強さ【95】
出身:ドイン(インド)
性別:男性(中年)
行動判定:サイコパス(潜伏)

ランキング6位 【29日目】
強さ【97】
出身:ドイン(インド)
性別:男性(青年)
行動判定:覇道邁進(潜伏)

ランキング5位 【29日目】
強さ【98】
出身:ジェリナイア(ナイジェリア)
性別:男性(老人)
行動判定:サイコパス(CO)
備考:イボ人の民族自決を唱えた。武力闘争も辞さない。

ランキング4位 【32日目】
強さ【99】
出身:メリケン(アメリカ)
性別:女性
行動判定:政府貢献
備考:メリケンの研究所で頑張っている。

ランキング3位 【39日目】
強さ【100】
出身:核国(中国)
性別:女性
行動判定:様子見

ランキング2位 【49日目】
強さ【100】
出身:リチ(チリ)
性別:女性
行動判定:理想実現(CO)
備考:諸事情から悪役ロールプレイをしている。



≪ランキング2位の人設定≫

名前:アレハンドラ(Alejandra)
※名字を考えるのが面倒なので省略
種族:人間

○性別判定(1d2)
結果【2】女性
1.男性 2.女性

○外見判定(1d7)
結果【4】若者

1.幼少(ロリショタ)
2.少年(小中学生)
3.青年(高校生)
4.若者(大学生から20代前半)
5.大人(20代後半から30代前半くらい)
6.中年(おじさんおばさん)
7.老人(おじいさんおばあさん)

○大学生or働いている?
結果【1】大学生
1.大学生 2.働いている

≪外見詳細≫

○身長(1d5)
結果【4】大きい

1.とても小さい
2.小さい
3.普通
4.大きい
5.とても大きい

○体型(1d5)
結果【2】スレンダー

1.絶壁
2.スレンダー
3.普通
4.大きめ
5.でかい

○容姿(1d4)
結果【4】やばい

1.普通
2.整っている
3.とても整っている
4.やばい


○関係(1d100)
好感度【??】
相性 【76】良い
関心 【79】ある

○戦闘スタイル(1d3)
結果【1】魔術

1.魔術 2.武術 3.スキル



≪あなたの変装判定≫

○どれくらいの年齢の人物に変装しますか?
結果【3】青年(女の子)

1.幼少(ロリショタ)
2.少年(小中学生)
3.青年(高校生)⇒年齢が被るので、ネタ枠としてここになったら女の子に変身する。
4.若者(大学生から20代前半)
5.大人(20代後半から30代前半くらい)
6.中年(おじさんおばさん)
7.老人(おじいさんおばあさん)

≪女の子外見詳細判定≫

○身長(1d5)
結果【2】小さい

1.とても小さい
2.小さい
3.普通
4.大きい
5.とても大きい

○体型(1d5)
結果【3】普通

1.絶壁
2.スレンダー
3.普通
4.大きめ
5.でかい

○容姿(1d4)
結果【2】整っている

1.普通
2.整っている
3.とても整っている
4.やばい

リクエストコミュ(交流を取りたい希望のキャラはどなたですか?)

  • クラスメイト(四話登場。嫌われている)
  • 叔父
  • サイティ(老婆のプレイヤー)
  • ソフィア(メリケンのプレイヤー)
  • 先生
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。