やっぱり書くのが難しいですね。
それでは、どうぞ!
夜。それは人々が眠る時間帯。
だがある者にとって、夜は計画を進めるに効果的な時間でもあるのだ。
「.........」
誰もが寝静まった頃。一つの人影が崖の前で立っていた。その人影は鈴と真帆の愛娘、真理であるのは間違いないのだが、昼やいつもと比べて様子が明らかに変だ。
艶のある銀髪は灰褐色に変色し、腕や足、頬等露出している肌の上には紫色に発光するラインが浮かび上がっている。眼は虚ろで夜だからか、瞳が仄かに赤く光っているのがはっきりわかった。
「――――」
真理が右手を静かに上げると、地面から
それは、多数の小型ゾイドだった。アーマーが無いがヴェロキラプトル種やディロフォサウルス種のゾイドに酷似。だが全身が錆びてボロボロになったような姿をしていた。
それらの名は、ジャミンガ。ゾンビゾイドとも呼ばれるそれは、通常のゾイドよりかは明らかに弱いが、人間からしたらそれでも十分脅威となる。
そんなジャミンガの数は15体。
勿論、鈴や真帆からしたら雑魚同然の存在だが、真理はさらに右手を横に振る。するとジャミンガ達は一斉に森林の方へと向かい、そしてその姿を消した。
「......こレで、いいカナ」
ジャミンガ達を見送ったあと、真理は声を漏らして後ろを振り返る。一部の部屋が明るいままの百合ケ丘女学院がよく見える。
「始めヨう....父さン。
瞳を紫色に光らせた真理の声が風で舞い上がり夜空へとけたあと、その場にはもう真理の姿はなかった。代わりに彼女のCHARM“魔剣グラム”が月夜に照らされて突き立てられていた。
◆◇◆◇◆
「.......真理がいない?」
「はい...。朝起きたら、もう――」
夜が明けて虚華から告げられたのは、真理の行方がわからなくなったというものだ。
鈴が真帆へ連絡を入れようとした時、別の場所から連絡が入ってくる。フリージアが着信音.....ということは、現役ヒーロー組の誰かのようだ。
「俺だ。何かあったか?」
「お!やっと繋がったか!」
鈴が応答すると、通信越しから安堵の声が聞こえる。どうやら壇のようだ。
何用か、問いかけようとした直前、壇の背後から大きな爆発音が鈴の耳を叩く。
「おいなんだ?また開発班が何か___」
「SCP-000-Zが消失した」
再び問いかけようとした鈴の言葉を遮る形で壇が現状を報告した。要約すると、いつもどおり監視作業をしていた研究員の一人がSCP-000-Zが忽然と姿を消したのを確認したのだ。
「誰かが逃がしたのか...?」
「いや、ヤツの意思で消えたらしい」
壇の言葉を聞き、鈴は高速で思考を回し続ける。
「(誰も逃していないとなれば、ゼロは何者かの意志をに呼応してそこを目指していることになる。だが____)」
この時、鈴は確信した。この異常現象は、
機獣真理___だがこの名は鈴や真帆が呼んでいる名前だが、財団では全く別の名前で呼称されている。
SCP-000-Z-02、それが財団内での真理の呼び名だ。そして、彼女の意志でSCP-000-Z-01___ゼログライジスを彼女の元へ転移させることも可能なのだ。しかも、現在真理がいるのは財団の管轄外エリア。
「.......こりゃあ、真理にも遂に到来したようだな」
「....鈴」
「わかってる。すぐに異常君含めたコピーズ、他の異世界組も集めてくれ。緊急会議だ」
「了解した。すぐに準備する」
その会話の後、檀からの通信は切断される。鈴は通信画面を消すと、虚華へ視線を少し送ったあと、真帆へ視線を合わせる。真帆は何も言わず、ただコクリと頷くと寮の部屋をあとにする。緊迫した雰囲気に、虚華は恐る恐る鈴へ尋ねる。
「何が....始まるのですか....?」
「.........」
虚華の問いに鈴は数秒沈黙すると、口を開く。
「.....真理の今後だ」
「___!!」
その一言を聞いた虚華の身体がブルリと震えた。その震えは恐怖からなのか、鈴は反応しなかったものの、そこに居てくれと虚華へ告げると、鈴自身も部屋を出ていった。
「.....真理さんの、今後....」
真理の両親がいなくなったあと、
真理さんが話してくれたことだけでは無く、その資料には、真理さんが出したとされる被害が詳細に記載されていた。
「......私も....私も」
____真理さんを、止めたい。
その決意を抱いた私の心の中で、何かが溢れ出した。それは、膨大なマギ。GEHENAによって造り変えられた私の身体から生み出される、無限大のエネルギー。これなら.....
そう思った私は、立てかけられていたCHARM___グングニルの柄を掴んで部屋をあとにする。部屋のドアを閉めると、私は一直線に外へ駆け出す。
___待っててください、真理さん。
走っている中、私の身体は羽が生えたように、とても軽かった。
「......今日は、俺の呼びかけに応じてくれて、感謝する」
暗い空間に並べられた席の一つに座った鈴はそう声を発する。席は幾つもあったが、大体何個かのグループに分けて席に座っている。
コトツネーズこと原作介入&コピー組。ラウラやリムル、ユエや束等の異世界転移組。そして鈴や真帆達現役ヒーロー組だ。
「いえいえ、重大な話と聞きましたので」
異常が全員の代表として鈴へ言葉を返す。その言葉に鈴は苦虫を噛み潰したような
「あぁ、異常君の言うとおり、今回皆を呼んだ案件はとても大事な話だ」
静まった空間で、鈴は
「.......真理が反抗期を起こした」
「「「..............」」」
その一言を聞いた人達は、数時間とも思えた沈黙の末____発狂した。正しく地獄絵図、阿鼻叫喚と言った状況だ。ある者は頭を床に叩きつけ、またある者は首を吊ろうとして仲間に止められる等.....挙げ始めたらキリがないほどだ。
「.......言うんじゃなかった」
鈴はその地獄を見ながら、ふと小声で呟いた。その言葉を聞いていた天と壇は鈴の両肩を優しく叩いて慰めたという。
R-18......需要ある?
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見てみたーい!
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無いと思うー!
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さっさと更新しろー!