機獣夫妻の新婚旅行   作:リン・オルタナティブ

9 / 10
多分ネタバレになりますが、許してください。

※なお資料はSCP-682をベースにしています。


幕回
SCP-000-Z


原初たる終焉のゼロ

 

アイテム番号:SCP-000-Z

オブジェクトクラス:Apollyon(アポリオン)

XKクラス:世界終焉シナリオ「零への還元(リセット)

 

特別収容プロコトル:SCP-000-Z-02は外部からの電波干渉を一切遮断する特殊な塗料で外側の表面をコーティングした板金で補強された3m×3m×3mの収容室に収容してください。収容室ではSCP-000-Z-02の首と両手首、両足首をSCP-000-Z-01から採取した謎の特殊合金を加工、作製した輪っか状の拘束具と鎖で壁に固定し拘束してください。SCP-000-Z-01は財団外部にあるサイト-[編集済み]の渓谷に収容、管理されています。財団はその場所から周囲90㎞において都市開発が行われない状態にします。

 

説明:SCP-000-Z-01はくすんだ銀色の超巨大な恐竜型金属生命体で、体に使われている金属と内部を流れる紫色の光は共に不明です。現在もSCP-000-Z-01は沈黙していますが、時折SCP-000-Z-01が特殊な電波らしきものを発することが確認されています。SCP-000-Z-01はエネルギーを補給する必要は無く、内部にあるコアリアクターから全身へエネルギーを供給しており、紫色の光はエネルギーなのではないのかと考えられています。

SCP-000-Z-02はSCP-000-Z-01の脊髄内__うなじ辺りから発見され、財団にて保護された銀髪の少女です。発見、調査開始当初は至って特異性も無いため、SCP-000-Z-01とSCP-000-Z-02をオブジェクトクラスEuclidに指定していましたが、SCP-000-Z-01近辺にて現れる筈のないオーロラが出現し、各地で大規模な地殻変動の報告が相次いだ事から、財団はSCP-000-Z-01とSCP-000-Z-02のオブジェクトクラスをKeterに格上げし事態の収束に当たりました。だが収まる気配が無いため、異常現象の張本人であろうSCP-000-Z-02を機動部隊で鎮圧しようとしましたが、隊員達は彼女に近づいた直後黒い金属質の物体へ変換され全滅、1部隊では制圧は不可能だと判明しました。

財団は改めてSCP-000-Z-01とSCP-000-Z-02のオブジェクトクラスをKeterからApollyonへと格上げされ、出撃可能な全ての機動部隊でSCP-000-Z-02を鎮圧。サイト-[編集済み]にある専用の収容室に拘束、収容しました。SCP-000-Z-02は高度なコミュニケーション能力があり意思疎通が可能なことがSCP-682【不死身の爬虫類】との接触実験等で確認されています。(補遺000-Z-B、補遺000-Z-Eを参照)

SCP-000-Z-02の脱走回数は2回のみだが、多くの機動部隊員が死亡しています。

 

 

 

補遺000-Z-B:■■■■の録音抜粋

〈ログ開始、00h-43m-51s略〉

■■■博士:........さて、そろそろ話す気になったかね?

SCP-000-Z-02:(鎖が擦れる音と荒い呼吸)

■■■博士:話さないのなら結構。だがまた君はあの部屋に囚われることに____

SCP-000-Z-02:......私は....(判別不能)

■■■博士:もう一度言ってくれないか?(マイクを近づける)

SCP-000-Z-02:.....(判別不能)....とは...違う(ノイズにより判別不能)

■■■博士:何と君が違うのか、はっきり話してくれないか?(D-981に向けて)部屋の収音量をあげてマイクを近づけろ

SCP-000-Z-02:.......私..は....(ノイズにより判別不能).....(判別不能)

■■■博士:(D-981に向けて)これ以上は収音量を上げられない、マイクをもっと近づけるんだ!

D-981:俺には無理だ!アイツは.....()()()だぞ!____(慄く声にSCP-000-Z-02の口枷が外れ金属が重なる音とD-981の叫び声)

SCP-000-Z-02:(D-981を捕食しながら)......私は....戒められた.....怪物

■■■博士:(部屋から退避)

〈ログ終了〉

 

 

 

補遺682-E:終了オプション実験

 

事案682-E000ログ:■■■博士がSCP-682にSCP-000-Z-02への接触を試みる。■■■■理事、■■博士が監督。

0350:接触。SCP-000-Z-02は興味深くSCP-682を見つめるとSCP-682へ触れると、接触部分から金属化が始まります。SCP-682は訝しむようにSCP-000-Z-02へ尋ねました。

 

0450:金属化が始まり、通常よりもゆっくりとした速度でSCP-682の体を侵食していきます。

 

0650:SCP-682が苦痛の徴候を見せ始めると、SCP-000-Z-02は哀しそうな表情をしてSCP-682の鼻先にそっと抱きつくと、金属化が収まり、収束していきました。

 

0750:金属化が完全に止まると、SCP-682は怪訝そうな顔でSCP-000-Z-02を見つめると、観念したようにその場で寝始めました。

 

現在SCP-682とSCP-000-Z-02は引き離しそれぞれの収容場所に隔離しましたが、SCP-000-Z-02はSCP-682を侮辱する内容を言われると、自身の体を拘束する枷を取り払おうとしました。

R-18......需要ある?

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