もしくは、お久しぶりです。
さて、第2話の投稿です。
とりあえず、冒険者登録を済ませてから、初めての戦闘です。
ちなみにタグにゼロワンを入れていますが、暫くは登場しません。
暫くお待ちください。
では、第2話をどうぞ。
賢治「・・・・・・おぉぉー!」
目を開けたら、日本とは明らかに違う町並みが広がっていた。
行き交う人々、中世を思わせる建造物、それに何より。
賢治「すぅーーー・・・・・・はぁぁぁーー。空気が澄んでる、すんげぇ気持ちいい。」
俺はこれまで肺に溜まっていた、前の世界の空気を入れ替えるように思いっきり深呼吸をした。
しばらくの間、その余韻に浸ってから次の行動に移った。
とりあえず、手近なところで
賢治「あの、すみません。そこの金髪でサイドテールの人!」
金髪の少女「? 私か。 なにかな?」
賢治「あの、俺冒険者ギルドを探しているんですけど、ここからだとどっちに行けばいいでしょうか?」
金髪の少女「あー、冒険者志願者かな? ようこそ!駆け出しの街アクセルへ。」
「冒険者ギルドなら、この道をまっすぐ行った先にあるよ。 大きな建物だから、すぐに分かるはずだよ。」
賢治「ありがとうございます。 では、行ってみます。」
金髪の少女「頑張ってねー。」
さっそく、さっきの人に言われた通りに歩いてみた。
すると、遠目でもわかるくらい大きな建物が見えてきた。多分あそこが冒険者ギルドだろう。
入口に近づくと突然扉が開いて、そこから男女の二人組が出てきた。
男のほうは、茶髪にみどりの瞳、緑のジャージに腰に剣を下げている。
・・・ジャージ? こいつもしかして。
女のほうは、水色の髪に青い瞳、青い服を着たスタイル抜群の美少女。
二人組の冒険者だろうか?
ジャージの男「それで、ジャイアントトードってどんなモンスターなんだ?」
青服の美少女「まぁ、簡単に言うとでっかいカエルね。」
ジャージの男「カエルか・・・まぁ、駆け出しの俺達には丁度いいかもな。」
と言って、俺が歩いてきたほうへ去っていった。
どうやらクエストを受けた冒険者で間違いなさそうだ。
にしても、ジャイアントトード? でっかいカエル? ・・・ちょっと見てみたいかも。
そして改めて入口に近づいて、扉を開けて中に入ると。
ウェイトレス「いらしゃいませ! お食事なら向かって左のテーブルへどうぞ。 お仕事をお探しの方は向かって右の受付カウンターへどうぞ。」
と、元気で可愛いウェイトレスさんが案内してくれた。
冒険者登録だから、右だな。
カウンターには、金髪でオレンジの瞳に、何より1番目を引くのは、こぼれ落ちそうな程大きな胸の女性が座っていた。
・・・・・・いや、仕方ないじゃん。 これ程のナイスバディに興味を惹かれないなんて、男としてどうよ?
って、誰に言い訳してるんだか。
賢治「あの、すみません。 冒険者登録をしに来たんですけど。 ここで出来ますか?」
受付嬢「はい、冒険者登録ですね、こちらで承っております。」
「それでは、最初に登録手数料を支払って頂けますか?」
賢治「え! 手数料。・・・ちょっと待ってください。」
待った! 早速ピンチなんだけど。
こっちの世界の通貨なんて持ってないぞ。
あっ! そうだ右ポケット。
手を入れてみると、小さく何か平らで丸い物が一枚入っていた。
取り出してみるとそれは金貨だった。
これがエリス様の言っていた、『女神の恵み』と言うやつだろうか?
賢治「えぇっと、これで足りますか?」
受付嬢「はい、1000エリス頂きました。」
え!こっちの通貨ってエリスって言うのか。
もしかして、エリス様ってこっちでは結構崇拝されてるのか?
すると受付嬢さんが、カウンターの前に丸い球体の下に針の様な物が付いた機械? みたいな物を置き。
受付嬢「それでは、こちらの魔道具に手をかざしてください。」
「すると、貴方の現在のステータスが下の冒険者カードに入力されますので。」
賢治「はい。 こうですか?」
魔道具に手をかざすと、青白く光出し球体部分が回転し始めた。
少しすると、下の針の部分から青いビームみたいな物がカードに照射された。
すると、さっきまで枠ぐらいしか書かれていなかったのに、右上部分に俺の横顔みたいな絵が浮かび上がり。 その左には俺の名前。
その下には俺のステータス、スキル、エレメントとかが浮かび上がってきた。
現在の俺のステータスはこんな感じ。
KENJI KIRISHIMA
(職業)
レベル 1 スキルP 10000
体力 395 火 110
魔力 219 水 110
力 136 土 110
知力 128 風 110
俊敏性 112 光 110
器用さ 98 闇 110
幸運 154
スキル
・全知全能(アカシック・レコード)
現存するすべてのスキルを職業関係なく習得可能
習得に必要なスキルポイントは3倍になる
・能力透視
自分または相手のステータスを見る事ができる
・変身
仮面ライダージオウへの変身
・平成ライダー
平成ライダーの全ての能力と武器を使用可能
変身前でもある程度使用可能
・全エレメント耐性上昇LV 1
全てのエレメントの耐性を小上げる
とこんな感じである。
受付嬢「はい、これで終わりです。」
「えーっと、お名前は霧島賢治さん。ステータスは・・・・・・・えええぇぇぇー!」
賢治「な!? なんですか?」
受付嬢「なんですかこのステータス! 普通のレベル1の冒険者の3倍近い能力ですよ!」
「しかも、何ですか! この見たこともないスキルは!」
「あなた一体何者なんですか!?」
賢治「いやぁー・・・」
何者、と聞かれても困る。
まさか異世界転生して来たなんて言えるはずもなく。
正直自分もビックリのステータスだ。
確かに、レベル1でこのステータスの高さは普通じゃない。
しかもスキルも、仮面ライダーに関するスキルはわかるが。全知全能とか能力透視とかレベル1の冒険者が持っていて良いスキルじゃないだろ!
と、こっちも困っていると。
受付嬢「あっ! すみません。 つい興奮してしまいました。」
「では、次に職業を決めて頂けますか。ケンジさんの能力なら、ほぼ全ての職業になれますけど。」
賢治「はい、えぇぇっとー。」
色々な職業がある。
戦士、ソードマスター、クルセイダー、アークウィザード、拳聖、モンク、アークプリースト、どれもいまいちしっくりこないな。
うん?『ルーンパラディン』?
賢治「あの、このルーンパラディンって」
受付嬢「ルーンパラディンになれるんですか!!」
賢治「え?! あの、最後のほうにあったんですけど。 珍しい職業なんですか?」
受付嬢「珍しいどころか、数多くある職業の中でも、5本の指に入る最上級職ですよ。」
「なりましょう! そうしましょう!! 是非なってください!!!」
ずいぶん勧めてくるな。
改めて、ルーンパラディンを確認してみる。
簡単に言うと、ルーンナイトとクルセイダーを掛け合わせたような職業だな。
各属性の魔法が使えるし、剣術、体術、防御の各スキルも覚えられる。
全知全能があるから、何でも覚えれるんだけど。
前衛系の職業としては、かなり性能の高い職業だと思う。
賢治「わかりました。では、ルーンパラディンで行きます。」
受付嬢「はい! ありがとうございます!」
「貴方はこの街初めての、そしてこのギルド初のルーンパラディンです。」
「職員一同、あなたの今後の活躍をご期待しています!」
なんか、すごい歓迎された。
しかもいつの間に出てきたのか、受付嬢さんの着ている制服と統一感のある服を着た他の職員たちが、受付嬢さんの後ろに横一列に整列してお辞儀をしてきた。
そして、飲食をしている他の冒険者や、ウェイトレスさん達から
「おい、あいつレベル1なのにルーンパラディンだってよ。」
「まじかよ!?」
「あいついったい何者?」
「すごいわねあの人。」
「ルーンパラディンになれる人なんていたのね。」
等々、いろんな声が聞こえてきた。
まぁいい、さっそく
賢治「それでは、さっそくクエストを受けたいんですけど?」
受付嬢「はい、少々お待ちください。クエストを見繕ってきますので。」
賢治「あ! ちょっと待ってください。」
受付嬢「はい?」
このギルドに入る前に気になっていたことを思い出した。
ダブルブッキングになるが、一応聞いてみよう。
賢治「あの、ジャイアントトードの討伐クエストはありますか?」
受付嬢「はい、ありますが?」
賢治「さっき出て行った二人組の冒険者もそれを受けていたみたいですけど、俺も受けて大丈夫ですか?」
受付嬢「はい、問題ありません。 いくら倒しても湧いてくる厄介者なので。」
彼女の話だと、ジャイアントトードとはその名のごとく巨大なカエルだ。
だが、たかがカエルと侮れない。
こいつは繁殖期に入ると、人里に現れて冬場の体力をつけるために農家の家畜を捕食しまくるらしい。
実際、その時期になると小さな子供が行方不明になる事件が続発し、その犯人がこのカエルだったりするようだ。
ちなみにこいつの肉は、多少の硬さはあるがとても栄養価が高く、食材として重宝されている。
一言でいうと、『意外に美味しい』とのこと
まぁ、俺のいた前の世界でも、カエルは鶏肉みたいと言われていたくらいだし
受付嬢「クエストを発注しました。3日のうちに5匹討伐してください。」
「それ以上の数を討伐したら特別報酬が出ますので、頑張ってくださいね。」
賢治「俺がどれくらい討伐したか分かるものなんですか?」
受付嬢「冒険者カードに、その日に何匹討伐したか表示されるので、問題ありません。」
賢治「そうですか。 では、行ってきます。」
と、俺が出ていこうとすると
受付嬢「あ! あの。」
賢治「はい? なんでしょう?」
受付嬢「そのままで行くんですか? 丸腰じゃないですか。」
「良ければ、当ギルドで武器を貸し出しましょうか?」
あぁー、そういうことか。
俺が武器も何も持っていないことを心配してくれたのか。
ここはひとつ、面白い物を見せようではないか。
賢治「だいじょうぶですよ。 何故なら」
俺は、ジオウライドウォッチをこっそり取り出し、ベルゼを回し親指でウィンドウに触れる。
『ジカンギレード』
という音とともに、俺の右手には俺の世界の言葉で「ケン」と書かれた一振りの剣が握られていた。
賢治「これが有りますから。」
受付嬢「え? えぇー! 今どこから出したんですか?」
賢治「俺が望むと出てくるんですよ。」
受付嬢「はぁ、そうなんですか。」
さて、あらためた出て行こうとしたとき、今度は俺のほうが立ち止まった。
賢治「そう言えば、忘れてました。」
受付嬢「はい。なんでしょう?」
賢治「今後もお世話になるかもしれないので、良かったら名前を聞いていいですか?」
そう、名前である。
彼女はこれからお世話になりそうだし、名前が分からなかったら不便だ。
受付嬢「あ! そう言えばまだでしたね。」
「私の名前はルナです。 これからよろしくお願いします。」
賢治「ルナさんですね。 ありがとうございます。」
「じゃあ、今度こそ行ってきます。」
ルナ「はい、お気を付けて。」
今度こそギルドを出た俺は、カブトライドウォッチを取り出し、クロックアップを使って一気に街の正門から目的の場所へと向かった。
目的地に到着すると、そこには複数のでっかいカエルがいた。
しかもそこには、さっきの二人組の冒険者がいた。
だが、男の冒険者がカエルに追いかけられているのに女の冒険者は
青服の美少女「プークスクス! 顔真っ赤にして必死になっちゃって!」
「ウケるんですけど! チョーウケるんですけどー!!」
などととてつもなく薄情なことこの上ない事を叫んでいる。
何あいつ見てくれは間違いなく美少女なのに、性格悪いな。
第一印象で可愛いと思った俺の気持ちを返してくれ。
すると彼女が今度は、『自分に祈りを捧げろ』とか『御供物を捧げろ』などおかしな事を言い出した
すぐそこにカエルが迫っていることにも気付かず
青服の美少女「ウプっ!?」
ジャージの男「あ!」
食われた。
しかも、口の中で味わっているのか、クチャクチャという音が微かに聞こえる。
賢治「うわぁー」
ぶっちゃけ、いい気味だと思うが。
ああはなりたくない。
ドスン!
賢治「うん?」
後ろから音がしたので振り返ると、そこにジャイアントトードが餌を見つけたと言わんばかりにその長い舌をゆらゆらと揺らしながら、俺に近づいて来た。
こいつ俺を食うきか?
だがこっちとしてもいいカモだ
大口を開けて捕食しようと迫ってくるところを後ろにバックステップでかわし、ジカンギレードをカエルの頭めがけて投げる。
ザクッ
さすがジカンギレード、見事な切れ味だ。
俺は奴の頭にジャンプして、ジカンギレードを掴み、頭から背中に向けてザックリと切り裂いてやった。
カエルは生き絶えたのか、ズン!と音を立てて倒れた。
俺は念の為に、冒険者カードを確認してみた。
すると、カードに
ジャイアントトード×1
と表示されていた。
賢治「おっ! 本当にカードに撃破数が表示されるんだな。」
しかもレベルが早くも1上っている。
早いな!
因みにレベルアップした今のステータスがこれだ
体力 419
魔力 232
力 144
知力 138
俊敏性 121
器用さ 103
幸運 168
それと、スキル習得可能枠に新しいスキルが追加されている。
跳躍 体捌きLV1
ところで、二人組の方は?
青服の美少女「うぅ!グスッ! うぅうぅ!」
ジャージの男「はぁ、はぁ、カエルが無防備になっていてよかった。」
青服の美少女「グス、グスン! あぁ・・・ありがとう、カジュマァ〜。」
「ありがと〜 うわぁぁぁぁ〜〜!!」
カズマ(うっ、生臭い!!)
臭いのか、男の方は引き攣った顔になっている。
女の方は、意外と打たれ弱いのか泣きべそをかいて叫んでいる。
落ち着いたのかゆらりと立ち上がり何を思ったのか、カエルに突撃していった。
おいおいどうする気だ?
青服の美少女「この私を汚したこと、そして神に牙を剥いたこと、地獄で後悔するといいわ!」
「ゴッド・ブロォォォォーーー!!」
と、技名?を叫んだ。
こっちに来てから、魔力という物を感じれるようになったのか、あの技がかなり凄いというのはわかった。
青服の美少女「ゴット・ブローとは、女神の怒りと悲しみを込めた必殺の拳! 相手は死ぬ!!」
解説を聴く限りなかなかの技のようだ。
少し成り行きを見てみよう。
ボヨン!
青服の美少女「・・・」
ジャイアントトード「・・・」
拳がヒットした瞬間に、気の抜けた音がした。
ジャイアントトードは勿論無傷である。
そうか、あいつは打撃系の攻撃は効かないのか、もしくは効きにくいのだろう。
ていうか、これまた彼女が食われるパターンか。
青服の美少女「カ、カエルって意外と可愛いと思うの。」
と、彼女が言った瞬間に俺は、カブトライドウォッチでクロックアップを発動する。
さすがに2回も食われるのはかわいそうだと思ったので、助けることにした。
俺はジャイアントトードに向かって走る途中で、ジカンギレードのギレードリューズを押した。
『タイムチャージ!』
と鳴った後に
『5、4、3、2、1』
とカウントダウンが開始される。
『ゼロタイム』
ジャイアントトードまで後もう少しというところでカウントダウンが終了する。
そして、ジャンプしジャイアントトードの顔あたりまで来た時、グリップのトリガーを引いた。
『ギリギリ斬り!』
賢治「ハアァァァァー!!」
気合を入れて、横一文字に必殺の一撃を喰らわせた。
『クロックオーバー』
丁度クロックアップの効果時間も切れたみたいだ。
青服の美少女「え!?」
カズマ「え!?」
ズン!
カエルが倒れると同時に、スタッ!っと着地した。
賢治「ふぅ、大丈夫か?」
青服の美少女「え? えぇっと、ありがとう。」
(キュン!)(え? 待って、何この気持ち?)
カズマ「おーい!アクア! 大丈夫か?」
アクア「えぇ! この人に助けてもらったから、大丈夫よ。」
カズマ「誰か分からないけど、助かったよ。」
賢治「いいや、困った時はお互い様だよ。」
そのあと俺たちは、自己紹介した。
どうやらこの2人、転生者と女神らしい。
エリス様の言っていた俺の前にこの世界に転生した男はこの佐藤和真。
俺と同じ日本人だ。
そしてこの妙に強気でベソっかきで打たれ弱いのがカズマの転生特典としてこの世界につれてこられた、水の女神アクアである。
なぜそうなったのかと言うと、アクアが死後の世界にやって来たカズマに対して雑な対応をしたため、腹いせにこの世界へ転生特典として送り込まれたようだ。
自業自得だな。正直俺が死んだ時の担当女神がエリス様で良かったと思う。
賢治「それじゃあ、残りのジャイアントトードを討伐してしまおうぜ。」
カズマ・アクア「え?!」
賢治「うん? どうした?」
カズマ「いや、このクエストは俺たちには荷が重いと思うから・・・」
アクア「え、えぇ今日の所はここまでに・・・」
駄目だこれは、完全に腰が引けてる。
このままだと自信を持ってクエストを受けられなくなる。
仕方ない。まずモチベーションを上げるところから始めるか。
賢治「なぁ、カズマ。」
カズマ「? 何だよ。」
俺は2人に見えないようにクウガライドウォッチを取り出し
『タイタンソード』
仮面ライダークウガのタイタンフォームのメイン武器、タイタンソードを取り出した。
賢治「この剣使えよ。今使っている剣よりいいだろう。」
カズマ「え? 今どこから、て言うかこの剣なんか見たことあるぞ。」
アクア「あ!この剣仮面ライダークウガのタイタンフォームの武器よ!」
カズマ「あああぁぁぁぁー!! そうだそうだよ! スッゲー!! 本物かこれー!!」
賢治「? なんだ、2人とも仮面ライダーを知ってるのか?」
どうやらこの2人も仮面ライダーを知っているらしい。
カズマも特撮番組の仮面ライダーを平成ライダーのクウガからフォーゼまでを見ていたらしい。
アクアはまぁ、知識は当然あるだろう。エリス様も知っていたし。
ただアクアも聞いたところによると、フォーゼまでしか知らないようだ。
と言うことは、カズマは2012年に死んだと言うことか、俺は2019年に死んだから知識に7年の差があるようだ。
カズマ「と言うことは、賢治の転生特典は仮面ライダーの武器なのか?」
賢治「いや、違うぞ。」
カズマ「え! じゃあ、何なんだ?」
賢治「俺の特典は、『仮面ライダージオウに関する全て』だ。」
カズマ「は? 仮面ライダージオウ?」
「いやいや、そんな仮面ライダーいないだろ。」
まぁ、7年も差があれば知らなくて当然だろう。
オレは、カズマに教えてやることにした。
2013年から2019年の間に登場する仮面ライダーのことを。
それを聞いたカズマは、さらに目を輝かせるのだった。
カズマ「マジか! 俺が死んだ後も仮面ライダーは続いてたのか。」
「はっ! じゃあ、賢治は仮面ライダーに」
賢治「なれるぞ。」
カズマ「スゲー!」
やっぱり男にとって仮面ライダーは憧れだよな。
一度でいいから変身してみたい、誰もがそう思うはずだ。
2人で語り合っていると、クイクイと服の裾を引っ張られた。
賢治「うん?」
アクア「あの〜、良ければ私にも武器を・・・」
賢治「勿論いいぞ。 何がいいかな。」
しばらく考えて、俺はもう一度クウガライドウォッチに触れた。
『ドラゴンロッド』
水繋がりで、クウガのドラゴンフォームの武器を出した。
賢治「これでいいかな?」
アクア「これもクウガの武器ね。水の戦士の武器、私にぴったりじゃない。」
どうやら気に入ってくれたようだ。
さて、2人がその気になってくれた所で
賢治「それじゃあ、残りを片付けるか。」
カズマ「よーし。やってやる。」
アクア「オッケー! やりましょう。」
2人がやる気になったおかげで、カエル退治は大いにはかどった。
その日の内に、クエストは終了しギルドに戻ったオレ達。
アクアは公衆浴場へ行き汗とカエルの粘液を洗い流しに行った。
オレとカズマは、先にクエストの報告のためルナさんの所に来ていた。
今回の俺の稼ぎはこうだ
ジャイアントトード討伐報酬 5000エリス×5
ジャイアントドードの肉の買取 250エリス×5
合計 26250エリス
カズマ達の場合これを分け合うわけだ。
さらに、またレベルが上がった
KENJI KIRISHIMA
レベル4
ルーンパラディン スキルP10005
体力 475 火110
魔力 268 水110
力 166 土110
知力 158 風110
俊敏性 142 光110
器用さ 118 闇110
幸運 190
こんな感じだ。
取得スキルとエレメントに変化はないが、取得可能スキル枠に跳躍と体捌きLV 1以外に
オールエレメントスラッシュLV1 ホーリフレアLV1
と言うスキルが追加されていた。
聞いた話だが、スキルとは本来誰かに教えてもらうことで、カードに取得可能スキルが表示される。
だが、オレは教えてもらった事がないから、何らかの条件などをクリアすれば取得できるのだと、何となく思った。
この辺りは色々と実験してみるしかないな。
暫くしたら、アクアが風呂から上がって来たので夕食にすることにした。
俺たちが頼んだのは、ジャイアントトードの唐揚げとシュワシュワを三人前だ。
シュワシュワってなんだ? と思ったので2人に聞いたら『ビールのようなもの』らしい。
ビールは得意ではないが、飲んでみると苦味はあるがなかなかフルーティな味で、意外と飲みやすかった。
アクア「え! 貴方ルーンパラディンなの?」
カズマ「ルーンパラディン? 何だそれ。」
アクア「ルーンパラディンは、最上級職よ。 レベル1からなれるって凄いことよ。」
カズマ「最上級職!!」
俺が唐揚げに齧り付いてると、冒険者カードを見ていたアクアが驚いていた。
確かに、レベル1で最上級職なんて普通ありえない。
これも、仮面ライダーの力のおかげだろうか?
カズマ「なぁ、賢治。」
賢治「うん?」
カズマ「俺たちでパーティを組まないか?」
こちらの予想していた通りのことを聞いてきた。
カズマ達の状況を考えれば、俺をパーティに誘うのは容易に想像できる。
賢治「いいぞ。」
カズマ「マジか?!」
賢治「いや、何でビックリしてんだよ。」
カズマ「いやだって、俺は最弱の冒険者だしアクアは上級職のアークプリーストだけど、正直回復魔法しか取り柄がないし。」
アクア「はぁ! ちょっとカズマ!」
カズマ「うるさい黙れ。 ぶちゃけ、断られると思ってた。」
パーティーを組むことは、別に悪くないと思っている。
この2人なら、信用できるだろうし。
俺は最悪、この世界に在るかどうか分からないが、奴隷商でもあたろうかと思っていた。
主人に逆らえない魔法とかがあればなおよし。
これは、パーティメンバーの裏切り行為を防ぐためである。
高額の報酬を得た後、後ろから刺したり、持ち逃げされたりしたら洒落にならないからな。
賢治「パーティを組むのは全然いいぞ。 ただこっちからも提案がある。」
カズマ「何だ?」
賢治「俺以外にも、誰かにパーティに入ってもらおう。」
今回はここまで出す
まさか2話目で9000字近くになるとは
ステータスの各項目は
体力がHPと防御力
魔力がMPと魔法攻撃力
力が力強さ
知力が賢さ
俊敏性が素早さ
器用さはそのままの意味
幸運が運の良さ
ガチガチの自己解釈全開のステータス内訳です
次回はめぐみんを登場させるつもりです
主人公ももう少しレベルアップさせるつもりです。
そろそろ変身させようかな
それでは、また次回。