今回は蛮野との対決です。
仮面ライダードライブの第45〜46話を参考に執筆しました。
蛮野の性格がちゃんと表現できているか、心配です。
気に入っていただけたら幸いです。
今回はあのレジェンドにも飛び入り参加していただきました。
機動要塞デストロイヤー襲来の知らせを受け。
俺達は迎撃の準備に取り掛かった。
新たに俺達のパーティに加わったのは、前の世界での俺の恋人『
彼女も俺達と同じく、仮面ライダーになれるようだ。
どうやったのかわ分からないが、零子はデストロイヤーの情報を持っていたので、デストロイヤーの構造を知ることができた。
作戦はバッチリ、俺達仮面ライダー達も加わり、戦力は十分。
途中にアクシデントもあったが、俺達はデストロイヤーの進行を止めることが出来た。
後は、コロナタイトを氷結魔法で凍らせて、宇宙に捨てに行くだけだ。
そのはずだった。
タイムマジーンから降りて、デストロイヤー内部に侵入しようとした時に、なんと『重加速』が発生したのだ。
『重加速』。
それは、仮面ライダードライブに登場する機械生命体・ロイミュードが発生させる、怪奇現象である。
時間の流れが遅くなった様に感じる現象で、またの名を『どんより』と呼ばれている。
人間の動きは勿論、鳥や犬などの動物、階段から転がるボール、噴水から流れ出る水など、ありとあらゆる物体の動きが遅くなるのだ。
『危機が迫っているのに、ゆっくりとしか動けない為、逃げることができずに見ている事しか出来ない』という恐怖を味わう事になる。
その一方で、物体の移動速度そのものが遅くなるので、例えば『重加速が発生中に高所から転落しても、ゆっくり着地するので無傷ですむ』という例もある。
その重加速が今起きている。
つまりそれは。
ルミ「皆さん、大丈夫ですか?」
カズマ「あぁ! 大丈夫だ。」
ダクネス「シフトカー達のおかげだな。」
どうやら、皆んなの元にシフトカー達が到着したようだ。
これで普通の重加速なら相殺出来る。
めぐみん「一体何が起こっているんですか?」
エルシャ「なんか光ったと思ったら、周りの皆んなの動きが鈍くなったんだけど?」
この世界で重加速を発生させる事が出来る存在は、ダクネスの『超・デットヒートドライブ』か、ルミの『仮面ライダーゼロドライブ』。
あと、ウォッチの力を使えば、俺とカズマの『仮面ライダージオウ・ドライブアーマー』や『仮面ライダーゲイツ・マッハアーマー』も重加速を発生させられるはず。
それ以外だと、一つしか心当たりがない。
ルミ「マスター、これは・・・」
賢治「あぁ、・・・まさかここで出会うなんてな。」
零子「何? 何か知ってるの?」
俺は零子に、ルミとの出会いを簡単に話した。
実は、クリム・スタインベルトがこの世界に転生していたこと。
ベルトさんが、この世界でダンジョンを作り、仲間と一緒に運営していたこと。
ある時、そのダンジョンに、この世界に転生してきた、『アナザーゴルドドライブ』になった『蛮野 天十郎』が襲撃に来たこと。
その戦いで仲間は殺され、ベルトさんはダクネスの付けている赤い『マッハドライバー・炎』を作り、ベルトさんの最高傑作であるロイミュードNo.RRR、後に俺が『ルミ』と名付けるロイミュードに出会った事。
すると、零子がどこから取り出したのか、タブレット見たいなのを出し何かし始める。
零子「・・・こうして・・・こう・・・っと・・・」
「・・・でたわ。 デストロイヤーの内部に、アナザーライダーの反応と、シグマサーキュラーの反応があるわ。」
賢治「分かるのか?!」
零子の話だと、実は零子の転生特典は『仮面ライダーゼロワン』という仮面ライダーで、その仮面ライダーへの変身は『通信衛星・ゼア』という人工衛星が必要らしい。
この世界に転生する際に、この星の衛星軌道上に通信衛星ゼアを、特典で付けてくれたらしい。
賢治(このファンタジーの世界に人工衛星って・・・)
ファンタジーのファの字もないが。
まぁ、そういう仮面ライダーなら仕方がないか。
ルミ「マスター、アナザーライダーの所には私が行きます。」
賢治「ルミ。」
気持ちは分かる。
自分の生みの親のベルトさんの仲間の仇が目の前にいるのだ。
一見するといつも通りに見えるが、彼女が怒っている事は分かる。
ダクネス「ルミだけに任せる訳には行かない、私も行くぞ。」
賢治「当然、俺も行くぞ。」
「ベルトさんの為にもな。」
ルミ「マスター、ダクネス様。」
蛮野天十郎なんて生きていても、百害あって一利なしだろう。
そんな奴を野放しにできない。
それに、今のこの状況が続けば、いずれシグマサーキュラーが起動してしまい、この世界の住人全てが蛮野の管理下に置かれる。
そんな事は絶対させてはならない。
カズマ「じゃあ、賢治達はその蛮野って奴を倒しに行ってくれ。」
めぐみん「そうです。 他の皆んなでシグマサーキュラーのところに行きます。」
ウィズ「私も協力します。」
皆んな頼もしい限りだ。
賢治「わかった。」
「けど気を付けてくれ、シグマサーキュラーが起動したら、まともに動けるのは・・・多分俺だけになってしますから、見つけたら即破壊してくれ。」
カズマ「おう! 任せとけ。」
カズマがそう言った後、カズマ、めぐみん、エルシャ、ダクネス、ルミはドライバーを装着し、ウィズはアナザーウィザードウォッチを取り出し、起動した。
『ゲイツ!』『マッハ!』
『シノビ!』
『メロン!』『チェリーエナジー!』
『シグナルバイク・シフトカー!』
『ウィザード!』
「「「「「変身!」」」」」
ウィズ「?! へ・・・変身!」
カズマ達の「変身!」のセリフを聞いて、ウィズも慌てて「変身!」と叫び、ウォッチを胸の押し当てる。
『ライダータイム!』『仮面ライダー・ゲイツ!』
『アーマータイム!』『マッハ! マッハー!』
『投影! フューチャータイム!』
『誰じゃ? 俺じゃ? 忍者!』
『フューチャリング・シノビ! シノビ!』
『ソイヤ!』『メロンアームズ! 天・下・御・免!』
『ミックス!』『ジンバーチェリー! ハハー!』
『超・デッドヒート!』
『DRIVE! TYPE-SPEED!』
カズマはゲイツ・マッハアーマー。
めぐみんはウォズ・フューチャリングシノビ。
エルシャは斬月・ジンバーチェリーアームズ。
ダクネスは超・デッドヒートドライブ。
ルミはゼロドライブ。
ウィズはアナザーウィザード。
それぞれに変身した。
ちなみにエルシャのジンバーチェリーは、残っていた三つのヘルヘイムの果実で作ったものである。
他にも、パインロックシードと、ドリアンロックシードを手に入れていた。
賢治「俺もウォッチを変えるか。」
零子「じゃあ、私も。」
俺はドライブライドウォッチを取り出し、零子も別のアイテムを取り出した。
その表面には、仮面ライダードライブの顔が描かれていた。
『アーマータイム!』『ドライブ! ドライブ!』
俺はドライブライドウォッチを使って、仮面ライダージオウ・ドライブアーマーになる。
零子は、さっきのマンモスのアイテムを外して。
『フルスロットル!』『オーソライズ!』
すると今度は空から車がやって来た。
それは仮面ライダードライブに登場する、赤い車『トライドロン』であった。
零子がアイテムをドライバーに差し込むと。
『プログライズ!』
『Start Your Engine!』
『TIRE CHANGING DRIVE!』
『
トライドロンが分解し、零子の体に装着された。
仮面ライダードライブのメインカラーの、赤いボディーにドライブの象徴とも言える斜めに装着されたタイヤ、そして目の部分がシルバーになり、マスクもドライブの様な赤いマスクになっていた。
賢治「よし、皆んな突入するぞ!」
カズマ「わかった!」
零子「必殺技ね、OK!」
『フィニッシュタイム!』『ドライブ!』『ヒッサツ! タイムブレイク!』
『フィニッシュタイム!』『マッハ!』『ヒッサツ! タイムバースト!』
『タイヤチェンジング インパクト!』
『ビヨンドザタイム!』『フィニッシュ忍法! タイムエクスプロージョン!』
『ヒッサツ! フルスロットル!』『超・デッドヒート!』
『メロンスカッシュ!』『ジンバーチェリースカッシュ!』
『ヒッサーツ! フルスロットル!』『SPEED!』
『キックストライク!』
皆んなそれぞれに必殺技を放つ準備をする。
ウィズは、左手の指輪をベルトにかざし、右足に炎が纏われる。
アナザーウィザード版、『ストライクウィザード』だ。
「「「「「「「「ハッ!」」」」」」」」
全員で一斉に高くジャンプし
「「「「「「「「ハアアアアアアアアァァァ!!!」」」」」」」」
デストロイヤーに目掛けてライダーキックを放ち、内部に突入した。
アクア「・・・皆んな、無事でいてね。」
ーデストロイヤー内部ー
デストロイヤーの内部へ侵入すると、そこは通路だった。
『着地した先で敵が待ち受けている』なんて事がなくて良かった。
賢治「零子、蛮野とシグマがどこにいるか分かるか?」
零子「ちょっと待ってね。」
先ほどと同じ様にタブレットを取り出し操作する。
零子「・・・わかったわ。」
「後ろの階段を上がった先に、蛮野がいるわ。 一本道だからすぐ分かるわ。」
「シグマは正面の通路をますぐ言った先にあるわ。」
後ろを見ると、5メートルほど先に上へ続く階段があった。
場所が分かれば話が早い。
賢治「じゃあ、俺とダクネスとルミは蛮野のところに行くから、他の皆んなはシグマの所に行ってくれ。」
めぐみん「そっちは3人で本当に大丈夫なんですか?」
賢治「あぁ、俺達にやらせてほしい。」
ダクネス・ルミ「・・・」コクッ
カズマ「・・・わかった、気を付けろよ。」
零子「ケン君、頑張ってね。」
賢治「おう! 任せろ。」
そう言って俺達は別れた。
片方は蛮野を倒しに、片方はシグマを止めに。
お互いの無事を信じて走り出した。
ー賢治sideー
零子達と別れて、蛮野の元へ続く階段を登り切った時に、通路の先からロイミュードが湧いてきた。
そのロイミュード達は全員ナンバーがない、
一体一体はたいした強さではないが、無駄に数だけは多い。
俺達も最初は一体ずつ確実に倒していたが、流石に鬱陶しくなってきた。
ダクネス「私に任せろ!」
ダクネスは、トレーラー砲を出して、シフトフォーミュラーを差し込み、マンターンとジャッキーをトレーラー砲内部に格納した。
『フォーミュラー砲!』
『ヒッサーツ!』『フルスロットル!』
『フルフル フォーミュラー! 大砲!』
ダクネスがトリガーを引くと、トレーラー砲からチャージされたエネルギーが放出される。
その一撃で、目の前にいたロイミュード達は全て破壊された。
その余波で、通路の先にあった扉が吹き飛んでいた。
その扉を潜ると、その先にいたのはアナザードライブそっくりの、黄金の怪人だった。
ベルトさんの日記が確かなら、こいつはアナザーゴルドドライブ。
つまり
賢治「・・・お前が蛮野天十郎だな。」
そうい言うと、背を向けていたそいつは、こちらを振り向いて。
蛮野「その通り! 私が蛮野天十郎だ。」
ルミ「! ・・・ついに見つけた。」
ダクネス「こいつが!」
自分を蛮野天十郎と名乗ったアナザーゴルドドライブに対して、ルミとダクネスはマスク越しに怒りを露わにしていた。
賢治「・・・蛮野、どうしてお前がこの世界にいるんだ?」
「お前は詩島 剛に破壊されたはずだ!」
戦う前にこちらの疑問に答えてもらうために、敢えて質問をした。
正直に言うと、今すぐにでもコイツをぶっ飛ばしてやりたいが。
蛮野「ふむ・・・確かに私はあの詩島 剛に破壊された。」
「だが、そんな事はどうでも良いのだよ。」
賢治「はぁ?」
蛮野「私にとって一番重要なのは、『この私が生きていたこと』ただそれだけだ!」
「お陰で別の世界とはいえ、私の計画を実行に移せるのだからな!」
ダクネス「計画?」
賢治「全人類をデータ化してナンバリングし、支配下に置くこと。」
「あいつの許可がない限り、人類は肉体を持つ事が出来なくなる。」
ダクネス「肉体を持てなくなる?!」
蛮野「この世界には魔王が居るらしいが、そんなものは関係ない。」
「シグマの進化完了まで後わずか・・・いよいよ私の理想世界の誕生だ!!」
「今度はこの世界で、私の計画を達成させて見せる!」
この男は別の世界に来てまでも自分勝手なことを言う。
『バカは死なないと治らない』と言うが、この男にはそれが当てはまらないようだ。
蛮野「その為にも、私が自由に使える拠点を探して各地のダンジョンを転々としていたが、その道中であの男に会うとは思わなかったがな。」
ルミ「あの男・・・まさか、私の
蛮野「あぁ? 貴様、クリムが作ったロイミュードか?」
「・・・よく見ればそのドライブも、私が装着者共々破壊したはず?」
ルミ「私は、クリム・スタインベルトがこの世界に来て最後に作った、ロイミュードNo.RRR、名前はルミです。」
蛮野「ふん! クリムめ、懲りずにこんな人形を作っていたとわ。」
「あの時ボディを破壊されていなければ、奴のダンジョンごと破壊してやったと言うのに!」
ベルトさんの日記に書いてあった通りだ。
蛮野はその時逃亡し、ベルトさんは蛮野を追って旅に出たはず。
その後のことはわからない。
だが、蛮野がここにいると言うことは。
蛮野「このデストロイヤーを見つけた時、私は歓喜したぞ!」
「デストロイヤーには私が探し求めていた物があったのだからな。」
ダクネス「探し求めていたもの?」
賢治「・・・コロナタイトか?!」
蛮野「そうだ! デストロイヤーのコロナタイトがあれば、わざわざ超進化体ロイミュードを4体揃える必要もない。」
「あの無尽蔵のエネルギーなら、シグマの進化に必要なエネルギーを集めるのも簡単だ!」
「デストロイヤーが破壊されたのは計算外だったがまぁいい、シグマが進化し、このデストロイヤーと融合すれば、最強の人類支配装置の完成だ!!」
「魔王など恐るるに足りん。」
「私こそこの世界の支配者になるのだ!!」
「ハハハハハハハハハハハハ!!!」
本当に何も変わっていない。
こんな奴に詩島姉弟やベルトさん、何よりロイミュード達の未来が歪められたと思うと虫唾が走る。
『人間を滅ぼす正真正銘の化け物』と詩島 剛は言っていたが、その通りだった。
ダクネス「・・・・・・私は・・・」
蛮野「・・・あん?」
ダクネス「・・・お前の事は賢治から聞いていたが、正直・・・『最低最悪の科学者』くらいに思っていた。」
「だが違った様だ・・・お前は、人類に害を及ぼす化け物だ!」
蛮野「・・・黙れぇ!!!」
「貴様を見ていると
賢治「なっ!」
ダクネス「グゥ!?」
ルミ「くぅ!」
蛮野の手が光ったかと思ったら、体の自由が効かなくなった。
原作でも確かに、相手の動きを止める能力があったが、アナザー化しても健在のようだ。
蛮野「まずは貴様からだ。」
そう言うと、蛮野はエネルギーを凝縮した黄金の槍を作り出した。
蛮野「・・・消えろ!!」
ダクネスに向かって槍が飛んでいく。
あれの直撃はまずい。
俺は渾身お力を込めて、なんとか体の自由を取り戻そうとする。
賢治「おおおおおおお!!!」
ルミ「ダクネス様!!」
ダクネス「!!!」
ドゴオオオオオオオオォォォォォォ!!!
蛮野「フン! ・・・・・・うん?」
爆発が起き、あたりが熱と爆風に包まれる。
しかし、その中から。
賢治「・・・・・・」
ダクネス「・・・!? 賢治」
ルミ「!? マスター!」
俺はなんとか自由を取り戻し、槍からダクネスを守った。
原作では、ハートとメディックが槍を掴んで詩島 剛を助けていたが、かなりギリギリだったので腕をクロスさせて防御した。
ダクネス「賢治! 大丈夫か?」
賢治「あぁ、大丈夫さ。」
「・・・・・・なぁ、蛮野。」
蛮野「あん?」
賢治「お前、何か忘れていないか?」
蛮野「何?」
賢治「お前の計画を止めたのが、仮面ライダーだと言うことをさ。」
そう。
蛮野の計画は仮面ライダー達とロイミュードのハートとメディックが協力したことで阻止されたのだ。
そして今、この世界には仮面ライダーが7人もいる。
助っ人のアナザーライダーになれるウィズも協力してくれる。
賢治「今ごろ俺の仲間達がシグマの元へ行っている。」
「たとえどんな障害を用意していても、必ず阻止してくれるだろうな。」
蛮野「・・・だったらさっさと・・・お前達を始末するとしよう!」
蛮野が手を挙げると、ロイミュードが出現した。
いよいよ戦いの始まりだ。
賢治「いくぞ! 皆んな!」
ダクネス「おう!」
ルミ「はい!」
仮面ライダー3人と蛮野と6体のロイミュード。
双方入り乱れて、戦いが始まった。
戦いの中、俺は4体のロイミュード。
ルミは2体のロイミュード。
ダクネスは、果敢にも一人でアナザーゴルドドライブと戦っていた。
ダクネス「さぁ、付き合ってもらうぞ!!」
蛮野「良いだろう。 まずは貴様からだ!!」
俺は4体のロイミュード相手に善戦していたが、ダクネスの助けに行けずにいる。
ジカンギレードの剣モードで応戦し、元々持っているスキルのおかげでうまく戦えている。
賢治「ちぃ、お前ら邪魔だ!」
ルミはブレイドガンナーで戦っている。
ガンモードで遠距離から射撃し、時にはブレードで接近して斬り付ける。
まるで、踊っている様で、見ていて安心感がある。
ルミ「決めます!」
ダクネスも頑張っているが、元々の性能の差なのか、ダクネスは苦戦している。
蛮野「ハハハッ! どうした女!」
「どの程度か?!」
ダクネス「グハッ!」
アナザーゴルドドライブの攻撃で、ダクネスは吹き飛ばされる。
エネルギー波の追撃を受け、立つ暇もない。
賢治「! ダクネス!」
俺はドライバーからドライブウォッチを外し、ジカンギレードに取り付ける。
『フィニッシュタイム!』
ジカンギレードの刀身に、赤いエネルギーが集まる。
トリガーを引き。
『ドライブ!』『ギリギリスラッシュ!』
賢治「はあああぁぁぁ!!」
必殺技が発動し、4体の内2体が破壊された。
残りは後2体。
『SPEED!』
ルミはドライバーとシフトブレスを操作し、ブレイドガンナーにエネルギーを集める。
ルミ「はっ!」
一振りでまず1体を倒し。
ルミ「やぁ!」
もう一振りで2体目も倒した。
蛮野「終わりだ!」
『フルスロットル!』
ダクネス「!!」
蛮野「ハアアアァァァ!!」
ダクネス「グッ! ・・・ああああああああああ!!」
蛮野がジャンプし、ダクネスに必殺技を放つ。
ダクネスに命中した際、足元が崩れ下に落ちてしまう。
ルミ「ダクネス様!!」
賢治「!? ルミ、お前はダクネスを助けに行け!」
「こいつらは俺一人でも十分だ。」
ルミ「・・・わかりました。 お願いします。」
そう言ってルミは、先ほど開いた下に続く穴に飛び込んだ。
賢治「て言うかこれ、原作に展開が似てないか?」
「二人共、無事でいてくれよ。」
ーダクネスsideー
私は蛮野の攻撃をくらい、先ほどの部屋の下にある大きな部屋に落ちてしまった。
その影響で、私の変身が強制解除されてしまった。
なんて様だ。
意気込んで一人で相手をしたら、ここまで追い詰められるとわ。
ダクネス「・・・くそ! 情けない。」
悔しくて仕方がなかった。
自分はこんなに弱かったのか?
蛮野「・・・さて、トドメだ。」
ルミ「させません!」
蛮野「! ええい、この人形がああ!!」
私を追ってやってきた蛮野を止めるために、ルミが戦っている。
自分も早く再変身しなければならないのに、体が言うことを聞かない。
蛮野「邪魔をするな!」
ルミ「グッ・・・ハアアァ!」
ルミが剣で斬りかかる。
だが蛮野はその腕で、ルミの剣を叩き落とし攻撃する。
蛮野「何がクリムが作ったロイミュードだ!」
「この、出来損ないがあぁ!!」
ルミ「グハッ!」
蛮野はルミを地面に叩きつけ、蹴り飛ばし、踏みつける。
胸のアーマーの部分を掴んで強引に起こし、上に投げる。
エネルギーを纏った拳で、ルミを吹き飛ばした。
ルミ「あああああああ!!!」 ドカァ!
ルミは壁に叩きつけられ、変身を強制解除される。
だが、戦う為にルミは起き上がる。
その時、ルミのドライバーが弾け飛んだ。
ルミ「!? そんな・・・ドライバーが・・・」
ダクネス「ルミ! グゥ・・・」
恐らくさっきの拳が、ドライバーにヒットしたのだろう。
ルミの足元には、火花を散らし、煙を上げるドライバーが転がっていた。
蛮野「ふん! 大した実力も無い癖に私に挑むとわ・・・愚かだな。」
ダクネス「き・・・さま・・・」
蛮野「死ねえええぇぇ!!」
ダクネス「!!!」
蛮野が槍を作り、それを振り下ろす。
死ぬ。
そう思って咄嗟に目を閉じてしまった。
ルミ「! ダクネス様!」
ガキン!
ルミ「まだです! まだ私は戦えます!」
蛮野「ほざけえええぇぇぇ!!!」
ダクネス「! ルミ!」
一撃目、二撃目と盾で防ぐが、三撃目で盾が破壊され、蛮野の槍がルミに突き刺さった。
ルミ「!!? がはっ!」
蛮野「砕けろおおお!!!」
槍を引き抜き、再び振り下ろそうとした時。
ルミ「! うおおおぉぉぉ!!!」 カチッ
蛮野「!? グアアアアアア!!!」
ルミが剣のトリガーを引くと、刀身に青いエネルギーが発生し、蛮野を切り裂いた。
その攻撃で、蛮野は吹き飛んだ。
ルミ「あ・・・あぁ・・・」
ダクネス「ルミ!」
倒れてきたルミを私は受け止めた。
見ると、槍で貫かれた処から火花が散り、中の機械の部分が見えた。
そこから、油の匂いのする液体が流れ出ていた。
まるで血の様だ。
ダクネス「ルミ! 待ってろ、今回復薬を」
ルミ「無駄デス・・・ロイミュードの私ニ・・・回復薬は意味がアリマせん。」
ダクネス「な! そんな・・・」
ルミの声は弱々しく、声も何処か棒読みみたいになっている。
ルミ「・・・悔しイデすね・・・このテデ・・・あの男を倒せナイナンテ。」
「ダクネスサマ・・・どうか・・・マスターとイッショニ・・・蛮野をタオシテクダサイ。」
ダクネス「わかった! わかったから・・・」
ルミ「・・・ゴキゲンヨウ・・・ 」
ダクネス「ルミ? ルミ!」
その後は、何度呼びかけても返事が返ってこなかった。
ダクネス「あ・・・あぁ・・・ああああああああああああ!!!」
私は、今までで一番の大声を上げながら、涙を流していた。
その時、私が落ちてきた穴から、誰かが降りてきたのが見えた。
賢治「・・・ダクネス! ルミ!」
ー賢治sideー
俺がロイミュードを片付け、ダクネス達が落ちていった下の部屋に降りた時、目の前には叫び声を上げて涙を流すダクネスと、ダクネスの腕の中でまるで眠る様に目を閉じているルミがいた。
賢治「・・・ダクネス! ルミ!」
ダクネス「賢治! ルミが!」
賢治「落ち着けダクネス、・・・・・・腹部を貫かれたのか・・・これならまだ何とか成るかな?」
ダクネス「! 本当か? ルミは助かるのか?!」
ルミはロイミュードだ。
見たところ、彼女のコアの部分はダメージを受けた様子がない。
おそらく、一時的に機能が停止しただけだろう。
これなら、新しい体を用意すれば大丈夫なはず。
賢治「ダクネス、手伝ってくれ。」
ダクネス「どうするのだ?」
賢治「ここじゃ手の施しようがないから、今は俺のスキルの
「大丈夫、必ず直してみせるから。」
ダクネス「・・・わかった。」
俺は宝物庫を発動し、ルミの体をその中に収納した。
この中に入れておけば、これ以上ルミの状態が悪く成ることもないはず。
ガッシャアアアアアアアアア!!!
賢治・ダクネス「!?」
その時、瓦礫の中からアナザーゴルドドライブが出てきた。
蛮野「フハハハハハ!」
賢治「蛮野!」
蛮野「わかったかね、先程の出来損ないの一撃でも、私を倒すに至らなかった。」
「愚か者のする事は・・・無意味なのだよ!」
おそらくルミは、こうなる前に蛮野に必殺の一撃を放ったのだろう。
それを嘲笑うように、悠々とこちらに歩いてくる。
ルミのことを侮辱しながら。
賢治「・・・ここは敢えてこう言うぜ。」
蛮野「?」
賢治「だったら、
蛮野「! 貴様!」
俺は、チェイスが破壊された時に、詩島 剛が言った言葉をそのまま言ってやった。
賢治「人間じゃない、ロイミュードのルミが・・・こんなに人間らしいのに、腐り切ったお前の心の方が・・・一番愚かだ!」
蛮野「き・・・貴様ああああああ!!!」
賢治「・・・・・・」
今にも怒りが爆発しそうなのに、頭の中は異様に冷え切っていた。
TYPE-TECHNICに変身した泊 進之介もこんな感じだったのだろう。
こいつにだけは、絶対負けるわけにはいかない。
賢治「・・・脳細胞が・・・トップギアだぜ!」
泊 進之介の決め台詞を言って、蛮野に挑もうとした時に
『グランドジオウ!』
賢治「! え?」
突然、グランドジオウライドウォッチが起動した。
すると、ウォッチの中から黄金の棺みたいなものが現れ、扉の様に左右に開かれた。
蛮野「な!? 何が起こった?!」
賢治「これは・・・」
その先から、ある人物が現れた。
???「? 呼ばれた様な気がしたが、ここはどこだ?」
???「さぁね。 見当も付かんよ。」
???「? ベルトさん?!」
ベルトさん「?! 進之介?!」
その人物は黒のスーツとズボン、白のシャツに赤と白のネクタイを着け、左手首にシフトブレス、腰にはドライブドライバーを装着していた。
蛮野「な!! バカな!? どうしてお前が?」
進之介「?! その声・・・もしかして!」
ベルトさん「蛮野か?!」
蛮野「泊 進之介! クリム!」
賢治「・・・マジか!」
彼らは、泊 進ノ介とドライブドライバーに意識を移したクリム・スタインベルト、ベルトさんであった。
グランドジオウライドウォッチが、彼らをこの世界に呼んだのだろうか?
蛮野「なぜだ?! なぜお前達がこの世界に?!」
進之介「この世界?」
ベルトさん「進之介、どうやらこの世界は、私達が居た世界とは違うようだ。」
進之介「それって・・・異世界ってことか?」
ベルトさん「先程、この世界に一つだけある人工衛星からデータが送られてきた。」
「間違いなく、ここは異世界だ。」
進之介「マジか!」
どうやら衛星ゼアから、ベルトさんに情報が送られてきたのだろう。
賢治「泊さん、ベルトさん。」
進之介「? お前は?」
ベルトさん「? 君も仮面ライダーかね?」
賢治「はい。 俺は霧島 賢治、仮面ライダージオウです。」
進之介「そうか。 俺は泊 進ノ介、警察官だ。」
ベルトさん「私はクリム・スタインベルト、以前は科学者だったが、今はこの通りベルトだ。」
賢治「よろしくお願いします。」
自己紹介を終えて、改めて蛮野に視線を向ける。
賢治「詳しくは後で説明します。」
「泊さん、ベルトさん、力を貸してください。」
進之介「あぁ、勿論だ。」
「姿は違うが、蛮野なんだろ?」
「ならあいつは俺の敵だ。」
ベルトさん「私も協力しよう。」
「進之介、エンジンの調子は良いかね?」
進之介「あぁ、ベルトさん・・・一走り付き合えよ。」
ベルトさん「OK! START YOUR ENGINE!」
泊さんがドライバーのイグニッションキーを回すと、さっきの黄金の扉から今度はトライドロンが走ってきた。
俺もドライブのウォッチを外し、今度はディケイドライドウォッチを取り出した。
『ディ・ディ・ディ・ディケイド!』
ドライバーのD‘3スロットにウォッチを差し込み、とまりさんと一緒に変身ポーズをとる。
賢治・進之介「変身!」
『アーマータイム!』『KAMEN RIDE! WOW!』
『ディケイド!ディケイド! ディケイドー!』
『DRIVE! TYPE-SPEED!』
泊さんが、仮面ライダードライブに変身する。
ルミとは違い、ボディが黒ではなく赤色で、胸もアーキタイプギアではなくTYPE-SPEEDの時に装着されるTYPE-SPEEDタイヤになっている。
すかさず俺は、先ほど外したドライブライドウォッチをディケイドライドウォッチの『F.F.T.スロット』に装填する。
『ファイナルフォームタイム!』『ドドドドライブ!』
ディケイドアーマーにドライブの力が追加され、右肩の『コードインディケーター』に『ドライブ』と表示され。
胸から左肩にかけて、『TYPE-FORMULA』と表示されている。
賢治「待たせたな蛮野。」
進之介「覚悟しろ、今度こそ迷わず成仏しろよ。」
蛮野「お・・・おのれえええええ!!!」
蛮野がやけくそ気味に、エネルギーの弾丸を放ってくるが、それに構わず俺と泊さんは蛮野に向かって走り出した。
そこからは正に一方的な展開になった。
なんとなく分かっていた事だが、目の前にいる泊さんとベルトさんは、原作最終回以降の方々だった。
まず拳で肉弾戦を開始、そこからハンドル剣を使い、蛮野を攻撃していく。
ハンドルを回してのターン攻撃を2回、その次にクラクションを鳴らしドリフト回転による回転攻撃。
それにより蛮野が怯んだ隙に、泊さんはTYPE-WILDにフォームチェンジする。
俺がハンドル剣で攻撃した後、右肩についているタイヤを叩き付ける様にタックルをかます。
再び俺が攻撃している間に、泊さんはランブルダンプを呼び出し、タイヤコウカンをする。
『タイヤコウカーン!』『ランブルダンプ!』
右肩のワイルドタイヤが、ランブルダンプタイヤ交換される。
タイヤに付いている、ドリルが付いたランブルスマッシャーを左手に持ち、衝撃波を発生させながら、蛮野に突っ込んでいった。
スマッシャーの直撃を蛮野は避ける、しかし衝撃波受けて吹き飛ぶことになる。
『ライドヘイセイバー!』
俺はライドヘイセイバーを呼び出し、すかさずハンドセレクターを回す。
『ヘイ! ドライブ!』
『デュアルタイムブレイク!』
デュアルタイムブレイクの力で、ドライブのタイヤの力、マックスフレア・ファンキースパイク・ミッドナイトシャドーの力をエネルギーのタイヤにして蛮野に飛ばす。
蛮野がその攻撃に対処している隙に、今度は泊さんはTYPE-TECHNICにフォームチェンジする。
すかさずタイヤコウカンを行う。
『タイヤコウカーン!』『ロードウィンター!』
ロードウィンタータイヤに装着されている瞬間冷凍装置から、冷凍粒子が放出される。
射線上にいたものは全て凍結し、その先にいた蛮野も瞬時に凍結した。
凍結した体を再び動かそうとするが、すぐには動けない。
その隙に泊さんはTYPE-DEAD HEATにフォームチェンジした。
ドライバーのイグニッションキーを回し、シフトブレスのボタンを押す。
『デッドヒート!』
内部で膨大なエネルギーが生成され、内燃機関が加速し始める。
それにより、爆風と超高熱が生まれ、強化される。
凍りついたアナザーゴルドドライブが、その攻撃で氷が砕かれ、また吹き飛ばされる。
俺はさらに、TYPE-FORMULAの力で加速し、宙に浮いているアナザーゴルドドライブにライドヘイセイバーで追撃を加える。
俺が止まった時には、泊さんはTYPE-FORMULAにフォームチェンジしていた。
俺と泊さんは互いに、トレーラー砲を取り出す。
『『ヒッサーツ!』』『『フルスロットル!』』
『『フル フル フォーミュラー大砲!』』
賢治・進之介「くらえ!」
寸分違わず、同時にトレーラー砲のトリガーを引き、エネルギー波がアナザーゴルドドライブに命中する。
これだけの攻撃を加えて、ようやくアナザーゴルドドライブの体から火花が散り始めた。
ダクネス「・・・・・・すごい!」
ダクネスは、俺と泊さんの戦いを見て驚いていた。
蛮野「グゥ・・・バカな!?」
「どうして・・・どうしてここまで私が追い詰められる?」
「ゴルドドライブだった頃とは違い、今の方が強化されているのに?!」
実は、これまでに戦ってきたアナザーライダーとは違い、蛮野にはこちらの攻撃に対する無効化能力がないのだ。
能力透視で確認したから間違いない。
どう言うわけかわからないが、それならそれで好都合である。
賢治「結局の所、お前は俺達仮面ライダーに倒される運命だった・・・ってことだろ。」
蛮野「!! 貴様ァァァ!!」
進之介「今度こそ、終わりにしてやる。」
ベルトさん「TYPE-TRIDORONだ!」
進之介「よし!」
泊さんは、シフトトライドロンを呼び、仮面ライダードライブの最終形態にフォームチェンジする。
『FIRE! ALL ENGINES!』
『DRIVE! TYPE-TRIDORON!』
後ろに控えていたトライドロンがエネルギー体になって分解し、全シフトカーがシフトトライドロンに内蔵され合体する。
泊さんとベルトさんが一つになった、『人機一体』の奇跡の最終形態である。
進之介「いくぞ、賢治!」
賢治「! はい!」
俺のことを名前で呼んでくれとことに感動を覚えた。
レジェンドライダーに呼んでもらえるなんて、最高だ!
泊さんがシフトトライドロンのボタンを押す。
『カモン! フレア・スパイク・シャドー!』
『タイヤ カキマゼール!』『アタック1.2.3!』
タイヤカキマゼールを使い、フレア・スパイク・シャドーのタイヤを合体させた。
これは、3種類のタイヤの力を10倍の力で同時に使用することができるタイヤであり、まさしく攻撃特化形態とも言えるタイヤである。
俺はディケイドライドウォッチのスイッチを、泊さんはイグニッションキー・シフトブレスのボタン・シフトトライドロンを操作した。
『ドドドドライブ!』『ファイナルアタック タイムブレイク!』
『ヒッサーツ! フルスロットル!』『アタック1.2.3!』
賢治・進之介「ハッ!」
蛮野「!!」
賢治・進之介「ハアアアアアアァァァ!!!」
俺と泊さんのライダーキックが、蛮野に炸裂する。
ヒットすると同時に、蛮野を通過し後ろに着地する。
蛮野の体がスパークし、激しく火花が散る。
蛮野「おのれ! おのれええ!! 仮面ライダー共めええええええ!!!」
ドゴオオオオオオオオォォォォォォ!!!
アナザーゴルドドライブは爆発四散した。
賢治「ふぅ〜・・・・・・うん?」
俺の視線の先には、黒ずみ、煙を上げる黒いドライバーがあった。
進之介「やったな、賢治。」
賢治「はい! 有難う御座います。」
ベルトさん「我々の戦いにあそこまでついてくるなんて、実にexcellentだ。」
賢治「有難う御座います、ベルトさん。」
その時、鐘の音が聞こえた。
すると、先ほど現れた黄金の棺が現れ、扉が左右に開いた。
進之介「・・・どうやら、俺たちの役目は終わった様だな。」
ベルトさん「・・・その様だね。」
賢治「すみません。 急にこっちの世界に来ていただいて、何の説明もなしになんて。」
グランドジオウの力とはいえ、唐突すぎると思う。
本当はもっと話をしたかったし、出来る事ならこの後のシグマの戦いにも協力してほしい。
これ以上は、ダメだと言う事だろうか?
進之介「いいさ、お陰でまたベルトさんに会えたからな。」
ベルトさん「うむ。 叩き起こされた時は何事かと思ったが、異世界に呼び出され、また進之介と共に戦うことができた。」
「良い体験をさせてもらったよ。」
進之介「頑張れよ! この世界の仮面ライダー。」
賢治「! はい!」
そう言って、泊さんとベルトさんは扉を通って帰っていった。
その時。
賢治・ダクネス「!?」
目の前が光った。
賢治「これは、また重加速!」
ダクネス「シフトカーを持っているのに、動きが遅く?!」
その通り、TYPE-FORMULA状態の俺は普通に動けているが、シフトカーを持っているはずのダクネスの動きが鈍くなっている。
賢治「まさか! シグマが起動したのか?」
この状況は、そうとしか考えられない。
零子達は間に合わなかったのか?
蛮野「 ・・・間に合ったか。」
賢治「蛮野?!」
ダクネス「あいつ・・・まだ。」
蛮野「ここまで来たのなら、後はシグマ自身が計画を実行するだろう。」
ダクネス「貴様!」
その時ダクネスの元に、シフトデッドヒートがやって来た。
通常のシフトカーを超えるパワーを持つシフトデッドヒートなら、シグマが起動した状態でも重加速の影響を受けずに済む。
賢治「・・・・・・ダクネス。」
ダクネス「?」
賢治「・・・」チャキッ!
俺はハンドル剣を差し出した。
賢治「・・・とどめは任せる。」
ダクネス「・・・わかった。」
ダクネスはふらつく体で、蛮野の元へ歩いていく。
蛮野「今のうちに転移の準備を・・・ハッ!」
ダクネス「・・・逃すと思うか?」
『ヒッサーツ!』
ダクネスは先ほどやって来たシフトデッドヒートをハンドル剣のスロットに差し込む。
蛮野「ま! 待て! やめろ! やめろ!!」
ダクネス「・・・」カチッ!
『フルスロットル!』
赤いエネルギーがスパークし、ハンドル剣の刀身に収束する。
ダクネスは剣を振り上げる。
蛮野「やめろ! 頼む! やめてくれ!!」
ドライバーのみとなった蛮野はカタカタと震わせ、命乞いをする。
自業自得であるため、情けをかける必要を感じない。
ダクネス「・・・・・・地獄に落ちろおおおおお!!!」
蛮野「あ・・・ああ! あああああああああああああああ!!!!!」
ガッシャアアアアアアアアアーーー!!!
ハンドル剣がドライバーを斬り裂くと、ドライバーは爆発した。
その中から、アナザーゴルドドライブのアナザーライドウォッチが出現し、諸共切り裂かれた。
その時俺は、こんなことを考えていた。
賢治(・・・あっ! ダクネスが攻撃を外さなかった!)
と思っていたのは、内緒である。
ダクネス「・・・・・・もう二度と現れるな。」
蛮野天十郎との戦いはこれで終わった。
ベルトさんと、その仲間の仇はこれで討てた。
後はシグマだけである。
読んでくれて有難う御座いました。
ゼロワンのレジェンドライダーフォームに関しては全くと言って良いほど情報がなくてビックリ!
一応、ガンバライジングでゼロワンのカードと、プログライズキーの玩具を持って確かめに行きましたけど、パワーアップするだけで、フォームチェンジしなかったのでガックシです。
仮面ライダーウォズ・フューチャリングシノビにも、一応ライダーキックがあり、それが『フィニッシュ忍法』だったので、こちらの解釈で『フィニッシュ忍法! タイムエクスプロージョン!』にしました。
今回はレジェンドライダーの泊 進ノ介に登場していただきました。
タイミング的に、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』の後の泊さんとベルトさんです。
蛮野との戦いも、劇中のドライブの戦いを元にしています。
今回は特殊タグや、文字の着色なども増やしてみました。
これからもちょくちょく増やして行くつもりなので、これからもよろしくお願いします。
それでは、次回を待っていてください。