第二十二話投稿です。
まず最初に、投稿まで時間がかかってしまってすみません。
何せオリジナルストーリーなので構想を考えるときに、プチスランプ状態になっていました。
この話で敵側にも新たに敵を追加したこと。
そのせいで文字数が過去最高の文字数になってしまいました。
気温の急激な変化のためか、体調も崩し気味でした。
遅くなってすみません。
次はもっと早く投稿できるように頑張ります。
では、第二十二話をどうぞ。
アクア専用のスマートバクルが完成し、今日も1日頑張ろうと意気込んでいたところに。
突然、ドレスを着た美人が入ってきた。
「「「「「・・・・・・誰?」」」」」
あいにく、こんな美人に知り合いはいないが?
・・・いないはずだが、なんか見たことがあるような?
???
「クゥン!」ビクビク
あれ?
喜んでる?
???
「みんな! そう言うのは後にしてくれ!」
て言うかこの声。
このドMっぷり。
カズマ
「・・・お前ダクネスか?!」
「心配したんだぞ!」
賢治
「おぉ! 確かにダクネスだな。」
よく見たらダクネスだ。
綺麗なドレスを着て、着飾っているから気づかなかったが、確かにダクネスだ。
めぐみん
「ダクネス、おかえりなさい。」
ダクネス
「あぁ、ただいまめぐみん。」
「うん? ・・・その猫は?」
めぐみん
「何があったかは聞きません、まずはゆっくりお風呂にでも入って・・・心と体を癒してきてくださいね。」
めぐみんが抱えている猫、ちょむすけに興味を抱いたダクネスだったが、めぐみんの言葉で遮られた。
口元を押さえて、涙を浮かべている。
ダクネス
「・・・いや、何を言っているんだ?」
アクア
「・・・」すりすり
ダクネス
「? アクア?」
アクアが無言でダクネスに近づき、彼女が着ているドレスを触っている。
アクア
「・・・間違いないわ。 高級品よ。」
そう言ってめぐみん同様、目に涙を浮かべて顔を伏せる。
カズマ
「グス・・・苦労をかけたな。」
カズマも顔を右手で覆って俯く。
ダクネス
「皆なにを勘違いしている!」
「領主に弄ばれているとでも思ったか?!」
エルシャ
「いいのよ、何も言わないで・・・」
零子
「そうよ、ダクネスが戻ってきてくれてよかったわ。」
賢治
「そうだぞ。 今は暖かい風呂にでも入って、泣いてくるといい。」
実のところ、俺はダクネスがそんなに酷いことをされている様子がなかったので、安心していた。
だが、周りの皆んなに悲壮感が漂っていたので、つい状況に乗ってしまった。
ここまで聞いたダクネスが、顔を真っ赤にして。
ダクネス
「ちがーう!! 領主も私相手にそこまでする度胸はない。」
「それよりこれを見てくれ。」
そう言ってダクネスが取り出したのは、一枚の紙だった。
賢治
「うん? ・・・へぇ〜。」
カズマ
「なんだ? 何が書いてあるんだ?」
賢治
「見るか?」
そう言って、カズマに手渡す。
その紙に描かれていたのは、男の絵だった。
一言で言うと、イケメンだった。
カズマ
「・・・ムカつく。」ビリッ
ダクネス
「何をするんだ?!」
イケメンが描かれている紙を見たカズマが、半分ほど紙を破ってしまう。
本人は「手が無意識に」と言っていたが、実際はどうだか?
絵の修復をアクアは買って出ていたが、一体どうやって修復するつもりだろうか?
ちなみに紙に描かれているのは領主の息子の『アレクセイ=バーネス=バルター』と言う人物である。
アルダープはダクネスに俺達の依頼の強制参加を取り消すための条件として、自身の息子との見合いをするように言ってきたらしい。
ダクネスの帰りが遅くなったのも、この見合を阻止するために色々頑張っていたようだ。
しかし、ここで思わぬ伏兵が出現したのだ。
それは、ダクネスの父親『ダスティネス=フォード=イグニス』である。
彼は、アルダープはともかく息子の方は高く評価しており、この見合いにも一番乗り気なのだ。
困り果てたダクネスは、急遽こちらに戻ってきたのだ。
ダクネス
「頼む! 私と一緒に、父を説得してくれないか?」
賢治・カズマ
「う〜ん・・・」
俺とカズマはお互い顔を突き合わせて、しばらく小声で色々意見を言い合う。
その途中で、絵の修復が終わりアクアがダクネスに自慢していた。
アクアってこう言う事にかけては本当に多芸だと思う。
考えた末に、俺とカズマが出した結論は。
賢治
「ダクネス、その見合い・・・受けろ。」
だった。
ダクネス
「な?!!」
「それはどう言うことだ?!」
めぐみん
「そうですよ! このままダクネスが冒険者を辞めてもいいと言うのですか?」
エルシャ
「ダクネス、めぐみん、落ち着いて。」
「賢治が何も考えずにこんなことを言うはずないじゃない。」
零子
「何か理由があるの?」
カズマ
「あぁ、ここで見合いを断ったところで、あの領主はさらなる無理難題を吹っ掛けてくるに決まってるだろ?」
めぐみん
「・・・確かに。」
その通りだ。
なぜ息子と見合いをさせるのか?
その意図が掴めないが、恐らくこれには何か、アルダープなりの考えがあるはず。
ダクネスとバルターを結婚させることで、ダスティネス家の内部での影響力を高めるつもりかもしれないが、息子が人格者ならそれは徒労に終わる可能性がある。
或いは、ダクネス本人が目的の場合だ。
自分の息子と結婚させることで、いつでも手を出せる状況を作るつもりだろうか?
しかし、仮にも自分の息子の嫁に手を出そうなんて、そういう性癖でもない限り、流石にあり得ないと思うが?
どうなんだろう?
賢治
「それに、あのクソ領主が言ってきたのは、『息子と見合いをする』それだけなんだろ?」
ダクネス
「あぁ、その通りだ。」
賢治
「だったら、見合いを受けた上で最終的になんだかんだ理由を付けて断ればいいし、もしくは頃合いを見てぶち壊せばいいだけだ。」
ダクネス
「なっ!」
賢治
「ダクネスの家の名前に傷がつかい程度にな。」
そう、『息子と見合いをする』それだけなら見合いを受けた時点で既に条件はクリアしている。
後は断るなり、ぶち壊すなりすればいい。
ダクネス
「それだ! 上手く行けば見合いの話が持ち上がる度に、一々父を張り倒しに行かなくて済む!」
カズマ
(お・・・親父さん可哀想に。)
ダクネスの見合いに関しては上手くいきそうだ。
その時、また来客が。
セナ
「あの〜、ちょっといいですか?」
賢治
「? セナさん。」
この日、セナさんがきた理由は、『街の周囲に奇妙なモンスターが溢れているから』である。
「何か心当たりがありませんか?」というが、流石にモンスターに関しては何もないと思う。
セナ
「皆さんを疑っている訳では無いのですが、出頭していただけますか?」
疑いをかけられている以上、行かないわけには行かないが。
生憎この日は予定がある。
めぐみん
「お断りします。」
カズマ
「え?!」
エルシャ
「めぐみん?」
めぐみんが前に出て、セナさんの申し出を断る。
なんのつもりだ?
めぐみん
「今私達の仲間が、危機にさらされているのです。」
「それを放っておく訳にはいきません!」
ダクネス
「めぐみん・・・」ジーン
カズマ
「おいおい、落ち着けよ。」
めぐみんに関しては、目が赤く光っていると言う事は、この状況に酔っている可能性があるな。
ダクネスも感動して目が潤んでいるし。
しかし、大量のモンスターが相手なら、めぐみんの出番じゃないか?
賢治
「めぐみん。」
めぐみん
「? はい?」
賢治
「めぐみんがモンスター討伐に行ってくれ。」
めぐみんの方に手を置き、そう告げる。
めぐみん
「え?」
賢治
「大量のモンスターが相手なら、お前の爆裂魔法の出番じゃないか。」
「ダクネスの事は、カズマとアクアに任せろ。」
カズマ
「え? 俺?」
アクア
「私も?!」
めぐみん
「しかし、ダクネスが!」
正直に言うと、あんまりこう言うやり方は感心できないのだが、ここは敢えてやるしか無いだろう。
今度はめぐみんの両肩に両手を置いて、めぐみんをまっすぐ見つめる。
めぐみん
「? あの・・・賢治?」
賢治
「・・・俺達の中で一番高レベルのめぐみんが頼りなんだ。」
めぐみん
「!!! ・・・私が・・・頼り・・・」
食いついた!
さらに畳み掛ける。
賢治
「そうさ。 めぐみんなら安心して任せられる。」
「頼むぞ! 最強のアークウィザードにして、歴史を記す預言者、仮面ライダーウォズよ!」
めぐみん
「・・・ふ、ふふ・・・うふふふふふ・・・」
「いいでしょう・・・私の力を持ってすれば、モンスターの大群など軽く捻り潰せると言う事を証明して見せましょう!」フンス=3
鼻息を荒くして、めぐみんは二人の騎士と一緒にモンスターの討伐に向かった。
何かあった時のためにエルシャにも同行してもらっている。
念の為に零子の作った『飛電ライズフォン』を待たせている。
カズマ
「で?」
賢治
「うん? なんだカズマ。」
カズマ
「なんだ? じゃねぇよ!」
「なんで俺とアクアにダクネスのことを任せるんだよ?」
アクア
「そうよ! 全員で行きましょうよ。」
セナ
「・・・何か、予定でもあるのですか?」
賢治
「あぁ、今日は王都に行くんだよ。」
カズマ・アクア・セナ
「王都に?」
今日は零子と一緒に王都へ行くのだ。
昨日の夜の内にライオトルーパーの調整が完了し、量産体制が整ったので、今絶賛量産中なのだ。
現在20台ほど完成している。
賢治
「そう言う訳で頼むぞカズマ、お前こういうの得意そうだし。」
カズマ
「おい! どう意味だよ!」
一悶着あったが、ダクネスのところにはカズマとアクアが向かう事になった。
一応監視の意味も込めて、セナさんも俺と零子に着いて行く事になった。
現在製造が完了しているドライバーは全て持っていき、ついでに仮面ライダーG3の各種武器も持っていく。
さらに設置型自動照準式タレット、偵察型・攻撃型のドローン、レーザー探知式地雷。
とりあえずこれだけ持って行く。
こうして俺と零子、そしてセナさんはベルセルク王国の王都に向かった。
最初はタイムマジーンで飛んで行き、王都が見えはじめた辺りから、バイクで移動した。
城門で検問があったが、アクセルから来た冒険者だと知ったらすぐに入ることができた。
セナさんは王国所属の検察官なので何も問題なかった。
まず最初にやって来たのは、王都のギルドである。
さすが王都のギルドだけあって、アクセルのギルドとは比べ物にならない位大きなギルドだ。
クエストの内容も危険なものがほとんどだ。
○ドラゴンの討伐○
レベル80以上 8人以上12人以下のパーティ
※討伐日数が2日を超える場合、撤退を推奨
○20階層あるダンジョンの攻略○
レベル60以上 人数制限あり・50人まで
*長期間の遠征クエスト
*装備品・回復アイテム・食糧・サバイバルキット等のリストを制作し、ギルドに提出すること
*上記のリスト提出後、ギルドが全額負担します
○希少薬草の採取○
レベル55以上 人数制限なし
採取系・探索系スキル推奨
*植物系上級モンスターとの遭遇確率大
○希少金属の採掘○
レベル65以上 人数制限なし
採掘系・探索系スキル推奨
*岩石系・アンデッド系モンスターとの遭遇率大
一見簡単そうなクエストもあるが、道中に出現するモンスターなどを考慮してもハイリスク・ハイリターンだ。
アクセルにはなかったが、こっちには『指名依頼』と言うものがある。
俺と零子の狙いはこっちだ。
ギルドからの保障は何もないが、その代わり相場を無視した莫大な報酬が得られる場合がある。
ただ、複数の冒険者が受けることが可能なので、最終的には依頼主がどの冒険者に成功報酬を払うかを決める権利がある。
零子の事前調査だと、王国が魔王軍に対する為の武器や新技術の提出をクエストとして発行しているらしい。
賢治
「どうだ?」
零子
「え〜っと・・・あ! あったわ。」
○武器・新技術の提出○
レベル制限無し 人数制限無し
錬金術系スキル推奨
魔道具制作系スキル推奨
鍛治スキル推奨
*武器・技術に関する詳細な資料の提出を求む
*内容により、報酬の増額を検討
*この依頼を受注する場合、この依頼書を持ち王城まで足を運ぶこと
確かに、今回の商売にうってつけの依頼だ。
何度も使い回されているのか、若干依頼書がボロボロだ。
必須のスキルがあるが、この辺りは交渉次第だろう。
依頼書を持って、今俺達は王城の城門の前にやって来ていた。
街中どこから見ても必ず視界に入ってくる為、迷うことが無かった。
城門の前に到着すると、甲冑を身につけた二人の男がやってきた。
恐らく門番の騎士だろう。
門番騎士A
「そこの者、何用だ?」
門番騎士B
「王城に何かようですか?」
「紹介状などをお持ちなら、提出をお願いします。」
零子
「初めまして、私は沖田零子といいます。」
「アクセルを拠点に冒険者として活動しています。」
「同時に、『零子製作所』という工房の社長をしています。」
賢治
「自分は同じく冒険者で、『零子製作所』の社員の霧島賢治と言います。」
セナ
「私は王国検査官のセナです。」
ここに来る前に、一応零子が冒険者兼社長、俺が冒険者兼社員という設定を用意しておいた。
じゃないとわざわざビジネススーツに着替えていない。
零子は最初スカートスーツを着ようとしていたが、一応社長なのでパンツスーツに変えたのだ。
・・・確かに、スカートよりパンツの方が社長っぽく見える。
そんな零子も素敵だ。
門番騎士A
「? 冒険者なのか?」
零子
「見えないでしょうか? ・・・いえ、冗談ですよ。」
「こちらの依頼書を持っています。 確認していただけますか?」
まぁ、冒険者がこんなにしっかりしたスーツなんて着ないだろうな。
零子はギルドに張り出されていた依頼書を騎士に渡した。
門番騎士A
「・・・あぁ、このクエストか。」
「少々待ってくれ、確認してくる。」
門番の一人が城の中へ入って行く。
しばらく待っていると、門番が戻ってきた。
門番騎士A
「すまない、待たせてしまった。」
「許可が下りたので、こちらへどうぞ。」
俺と零子はスーツのズレを直し、ネクタイを締め直す。
緊張する。 気分は、企画をプレゼンする新人社員の気分だ。
クエストも商談も無事成功することを祈る。
俺達は魔法陣の描かれた部屋に案内された。
すると次の瞬間、目の前に扉が現れた。
門番騎士A
「到着しました、こちらが応接室です。」
さっき一瞬視界が歪んだと思ったら、次の瞬間には応接室の前とか、転移の魔法だろうか?
確かに、改めて城の中に入った時に思ったが、この城はデカイ!
いちいち歩いていたらなかなか目的の場所までつかないだろう。
便利だな、転移魔法。
門番騎士A
「あぁ、最後に」
賢治
「うん?」
門番騎士A
「相手は貴族の方だから言葉には気を付ける様に、無礼な態度も取らない方がいいぞ。」
「職業柄、冒険者と接することもあるし、多少砕けた言動も目を瞑ってくれつと思うがな。」
扉の前に立つと、門番の男がそう言ってきた。
確かに、不敬罪で処刑なんて事になったら洒落にならない。
零子
「ご忠告、有り難う御座います。」
零子はそう言って一礼し、扉をノックする。
???
「入れ。」
ドアの向こうから帰って来た声は、どうやら女性の声だ。
零子がドアノブを握って引くと・・・
零子
「・・・あれ?」
賢治・セナ
「?」
扉が開かなかった。
・・・あぁ、なるほど引くんじゃなくて、押せばいいのか。
それにしても、その事に零子が気づいた様子がない。
それどころか、少し焦った顔になっている。
分かりにくいが、額に汗が滲んでいる。
賢治
「零子、そのドア・・・押せばいいんだよ。」ボソ
零子
「ーーー!」//////
俺が耳元でそういうと、零子は真っ赤になってしまった。
零子も緊張していたんだな。
それでもすぐに落ち着き、改めてドアを押し開いた。
零子
「失礼します。」
零子に続いて、俺とセナさんが入室する。
そこには、気品の漂う白いスーツを見に纏い、腰に剣を差した金髪短髪の美人がいた。
セナ
「! クレア様!」
クレア
「? 貴方は王国の検察官ですね。」
「そうしてここに?」
セナ
「はい! 私はセナと言います。」
「この度は彼らの付き添いとして、彼らのクエストに同行する事になりました。」
どうやらセナさんはこの人について知っているようだ。
セナさんから聞いたが、彼女は王国に使える騎士で、ダスティネス家と並ぶ大貴族のシンフォニア家出身の女性だ。
そんな人が俺達の相手とは、それだけ期待されているのか、あるいはそれ程に王国は追い込まれているのか?
クレア
「それで、貴方達が今回のクエストの受注者の様だが、冒険者と聞いたが。」
俺と零子は自己紹介を済ませ、席に着いた。
零子
「早速クエストの話をさせて頂きます。 それと、クエストとは別に交渉もしたいのです。」
クレア
「交渉? どういう事だ?」
零子
「私が今回のクエストでそちらに提示する技術を買っていただきたいのです。」
「もちろん損はさせません。 この国の国防に大変役に立つはずです。」
クレア
「ふむ・・・まず、その技術について聞こうか。」
警戒の気配が混じった口調で、そう言ってくる。
まぁ、この国の防衛に関する話だし、仕方ないだろう。
しかも、一介の冒険者が王国貴族の大して交渉したいというのだ、警戒は当然だろう。
零子は俺の裁判の時でも使った、ビー玉サイズの銀の玉を机に転がした。
すると、自動的に三角形の形の止まり、空中にホログラムの映像を出した。
映し出されたのは、ヘリコプターを手の平サイズにした偵察型ドローン。
機体の先端に長距離望遠カメラを搭載し、暗視装置も装備し、回転するプロペラの音も極静音にしたドローンである。
次は攻撃型ドローン。
さっきの偵察型に比べれば大型で4基のプロペラが付いた、俺達の元居た世界では一般的な形をしたものだ。
長距離望遠カメラ、暗視装置、サーモセンサーを搭載し、マシンガンやナパーム等様々な武器を装備可能である。
他にも生体探知型センサー、対人・破砕・指向性・レーザー探知型の各種地雷。
さらに、設置型の自動照準・自動照射型のタレット。
これらの兵器の説明をした。
クレア
「これは・・・なんという・・・」
映像を見た交渉相手のクレアさんは、唖然としていた。
『開いた口が塞がらない』とはこういう事だろう。
俺が作った訳じゃ無いが、ここまで驚かれるとなんだか楽しくなる。
零子
「これだけではありませんよ。」
クレア
「何? まだ何かあるのか?」
零子
「むしろ次に紹介する商品こそ本命です。」
「お願いね。」
賢治
「はい。」
一応、所長と社員なので、敬語で話す俺。
なんだか不思議な感じだ。
零子はアタッシュケースを取り出し、俺に渡してくる。
もちろん、中に入っているのはスマートバックルである。
俺は少し離れて、ドライバーを装着し。
賢治
「変身!」
『Complete!』
バックル向きを変えて、ライオトルーパーに変身した。
クレア
「な?! それは!」
零子
「これが今回の本命、『ライオトルーパー』です。」
零子は端末を操作し、ホログラムの映像をライオトルーパーに映し変える。
そこには、前の日にキールダンジョンに潜ったときの俺とカズマとアクアが映っていた。
音声は無く、各種武器を使ってアンデッドと戦う姿が、編集を加えて映し出されている。
ライオトルーパーの固有武器『アクセレイガン』。
アタッシュケース型ガトリングガン『GXー05:ケルベロス』。
銃の『GMー01:スコーピオン』。
『GMー01:スコーピオン』と連結させて使用するグレネードランチャー『GGー02:サラマンダー』。
腕に装着して使用する刀剣型武器『GSー03:デストロイヤー』。
接近戦闘用ナイフ『GKー06:ユニコーン』。
各種武器の説明をした。
零子
「いかがでしょう? 私達の商品は?」
クレア
「・・・一つ聞きたい。」
零子
「? なんでしょう。」
クレアさんが眉間に皺を寄せて、俺と零子を見る。
クレア
「もしかして貴方達は、アクセルで噂の「仮面ライダーですね」・・・!」
賢治・零子
「え?」
部屋の扉の方から声が聞こえた。
扉を開けて中に入って来たのは、白いドレスを着た金髪の美少女だった。
クレア
「アイリス様!」
セナ
「ええぇ!!」
セナさんの驚き様から、身分の高い人なのだろうか?
儚げな印象があるが、気品があり、風格がある様に見える。
アイリス
「初めまして。 私はベルセルク王国第一王女・ベルセルク=スタイリッシュ=ソード=アイリスです。」
と、ドレスの裾を摘んで自己紹介してくれた。
・・・え?
賢治
「えええぇぇぇ!!!」
零子
「王国の王女様!!!」
俺と零子は咄嗟に跪いた。
賢治
「お・・・お初にお目にかかります!」
「自分は霧島賢治、アクセルの街で冒険者を生業にしています!」
零子
「同じく冒険者で、『零子製作所』の社長を務めている沖田零子と言います!」
「よろしくお願いします。」
自己紹介をしているが、流石に王国の王女様が相手なので、妙に早口になってしまった。
正直、王族に会うなんて思っていなかった。
アイリス
「畏まる必要はありませんよ。」
「貴方達は私の部下というわけでは無いのですから、普段通りで構いませんよ。」
賢治
「は・・・はい。」
零子
「有難う御座います。」
アイリス
「それで、貴方達は『仮面ライダー』なのですか?」
賢治・零子
「・・・」
俺と零子は椅子に座り、自分達の事を話した。
これまでの些細な体験談から、魔王軍幹部との戦い、機動要塞デストロイヤーの討伐。
そして、どうしてこの国に見た事の無い武器や仮面ライダーの技術を売りに来たのか。
その話をしている最中の王女様はとてもウキウキした顔をしていた。
アイリス
「では、こちらのベルトを使えば、誰でも仮面ライダーになれるのですか?」
零子
「一度使えば、使った本人以外は使えなくなりますが、大人なら男女関係なく使えます。」
「ただ、子供や老人はお勧めできません。 変身できても体に負担がかかりますから。」
アイリス
「でしたら、私が使うのに問題ありませんね。」
賢治・零子
「え?!」
クレア
「アイリス様?!」
このお姫様、とんでも無いことを言い出したぞ。
この人、自分も戦うつもりか?
アイリス
「ベルセルク王家は、代々勇者の血を引く家系です。」
「いつ如何なる時も、心身の鍛錬をおろそかにできません。」
「それに、王国の騎士達が必死になって闘っているのに、私だけ安全な場所でじっとしている訳には行きません。」
間違ったことは言っていないけど、彼女の立場を考えると無闇に戦場に出るべきでは無いと思う。
ライダーシステムも万能じゃないんだ。
万が一の事を考えると、彼女には後方で待機しておいて欲しい。
クレア
「アイリス様、それは・・・」
アイリス
「もちろん、自身の立場も理解しています。」
「ですが、私は闘いたいのです!」
「私が戦場に立つ事で、救える命だってあるはずなんです。」
すると、突然俺の『宝物庫』が発動し、中から何かが飛んでいった。
賢治
「え?!」
アイリス
「キャッ!」
それは王女様の方へ飛んでいくと、彼女の手の中に収まった。
なんとそれは、『オーズライドウォッチ』だった。
確認してみたら、俺が使う『オーズライドウォッチ』は確かに俺のところにあった。
しかし、王女様のところにある『オーズライドウォッチ』は配色が違っていた。
外装は黒色で、ウェイクベゼルの部分が左から赤・黄・緑のメタリックカラーになっていた。
ベゼルを回すと上から赤・黄・緑になる。
どうやら、『ブランクライドウォッチ』が王女様に反応して、『オーズライドウォッチ』に変化したようだ。
アイリス
「あの、これは?」
賢治
「え〜っと・・・アイリス様、それを起動してみてもらっても良いですか?」
アイリス
「は、はい!」
彼女はベゼルを回し、スターターを押した。
『オーズ!』
と言う音声が鳴ると、次第にウォッチの形状が変わっていく。
その時、王女様の胸の辺りが赤く光り、彼女の右腕を伝って、手のひらの中にあるウォッチに吸い込まれた。
そして現れたのが、『オーズドライバー』だった。
この『オーズドライバー』は知っている形状だ。
しかし、ウォッチの配色が変わっていたり、王女様の胸の光だったり、何がしか変化があるのかもしれない。
アイリス
「形が変わりました!」
賢治
「どうやら元々その力を持っていたみたいですね。」
アイリス
「え?」
賢治
「王女様の体の中に、仮面ライダーの力の欠片が眠っていたみたいです。」
「そのドライバーを使えば、貴方は仮面ライダーオーズに変身できます。」
アイリス
「私が、仮面ライダーに!」
彼女の気持ちに反応し他のだろう。
まさか国の王女様が仮面ライダーになってしまうとは。
その時。
ビー! ビー! ビー!
『魔王軍警報! 魔王軍警報! 騎士団は至急出撃せよ!』
『高レベル冒険者の皆さんは協力をお願いします! 繰り返します!』
賢治
「!? あの、この警報は?」
クレア
「懲りもせずに、また来たのか。」
アイリス
「聞いての通り、魔王軍による襲撃です。」
零子
「魔王軍?!」
魔王軍はこんなに近くまで既に進行していたのか。
ただ、詳しく聞いてみると、今この国に攻め込んできている魔王軍はそれほど脅威ではないらしい。
ほんの少ししたら撤退してくようだ。
しかし、連日同じ時間帯に襲撃してくるらしく、良い加減うんざりしているとの事。
王国軍側をさんざん煽った挙句、被害が大きくなる前には確実に撤退するという、王国軍側からすれば実に傍迷惑な事だろう。
アイリス
「良い機会ですね。」
クレア
「え?」
アイリス
「仮面ライダーの力がどれほどの物なのか、確かめさせていただきます。」
クレア
「アイリス様!? まさか戦場に出るおつもりですか?」
アイリス
「そうですが、何か?」
クレアさんが「危険です!」「貴方に何かあったら!」と、止めようとしているが、王女様は譲るつもりは無い様だ。
賢治
「あ〜・・・では、クレアさんもついて行けば良いのでは?」
クレア
「え?」
零子
「そうね、王女様が心配なら護衛として側にいれば、いざという時対応出来るでしょうし。」
アイリス
「そうですね! そうしましょう!」
クレア
「えええぇぇぇ!」
クレアさんはなんとか王女様を説得しようとするが、結局押し切られてしまった。
良い機会なので、クレアさんにはスマートバックルのテストプレイヤーになってもらった。
王都の城壁の外では、王国軍と魔王軍が戦闘中だった。
奇襲を受けたため、王国軍が押され気味だ。
魔王軍の魔族が王国の騎士達に罵声を浴びせながら、進撃してくる。
数は二百くらいの小規模(中隊規模)なものだ。
それに対して王国軍は40人程しかいない。
王国軍の部隊長らしき男が声を張り上げ、仲間を鼓舞するが、魔王軍側の異様に派手な鎧を着て武器を構えたボスらしき奴が、ニタニタと下品に笑いながら罵声を浴びせ、それに合わせるように周りの連中が悪辣な台詞を叫んで、ゲラゲラと笑っている。
正直、今時のB級映画でも聴かない様な台詞だ。
それを俺は、空を飛ぶタイムマジーンの中から映像で見ていた。
賢治
「・・・嫌なやつだな。」
クレア
「だからあの指揮官の奴は気に入らんのだ。」
アイリス
「・・・地獄に堕ちれば良いのです。」
零子
「あんな奴捕まって酷い目に合うのがオチよね。」
零子もクレアさんも王女様もご立腹の様だ。
嫌らしく笑う指揮官の顔を眺めながら、俺はミサイルを魔王軍の陣営に撃ち込んだ。
地面に着弾すると爆発を起こし、盛大に吹き飛んだ。
クレア
「お・・・おい、今のはなんだ?!」
賢治
「さぁ、着陸するから全員ドライバーを付けておいてくれ。」
俺はそう指示を出し、ミサイルの爆心地から少し離れたところにタイムマジーンを着陸させ、全員が降りた事を確認しウォッチに仕舞った。
すると、周囲からゾロゾロと魔王軍の魔族達がやってきた。
彼らは最初こそ警戒していたが、俺達を見ると「おぉ! 良い女がいるぞ!」「あのドレスを着た女は俺のもんだー!」「おいおい金髪の兄ちゃん、そんな細腕で戦場に出てきて大丈夫かぁ〜!」「俺、あの黒髪の彼女に踏んでもらいたい!」などと口にしている。
・・・最後のやつなんだ?
零子・クレア
「・・・・・・ぶっ潰す!」ブチッ
アイリス
「・・・ふふふ。」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
賢治
「ひっ!」
零子とクレアさんは明らかに殺意をむき出しにし、王女様は見た目は笑顔だが、、あるで背後に黒いオーラが出ているような気がする。
ハッキリ言って怖い。
特にクレアさんなんか、男と間違えられたのが余程不本意だったのか、軽く泣いている。
アイリス
「さぁ! 皆さん行きますよ!」
クレア
「はい! アイリス様!」
零子
「ケン君! いくよ!」
賢治
「お・・・おう!」
俺はジオウライドウォッチをドライバーにセットし、零子はライジングホッパープログライズキーをドライバーに読み込ませる。
王女様はドライバーの左についている『オーメダルネスト』から『タカ』『トラ』『バッタ』のコアメダルを取り出し、ドライバーの右にタカ、左にバッタ、中央にトラのメダルを装填し、ドライバーを斜めに傾ける。
右手に『オースキャナー』を持ち、ドライバーに沿う様にコアメダルを読み込む。
賢治・零子・アイリス・クレア
「変身!」
『ライダータイム! 仮面ライダー・ジオウ!』
『プログライズ!』
『飛び上がライズ! ライジングホッパー!』
『”
『タカ! トラ! バッタ!』『タ・ト・バ タトバ タ・ト・バ!』
『Complete!』
それぞれが、仮面ライダージオウ、仮面ライダーゼロワン、ライオトルーパー、そして仮面ライダーオーズに変身した。
しかし、王女様のオーズは俺の知っているオーズとは違っていた。
いや、ほとんど同じなのだが、唯一違うのは背中に白いマントが付いていて、その中央にはオーズのライダーズクレストが刻まれていた。
クレアさんはライオトルーパーの姿に腰の部分に『ユニコーン』を装備している。
俺達の姿を見た時、魔族達に動揺したようだ。
魔族側にも俺たちのことを知っている奴がいるのか、俺達の変身を見た途端に逃げ出す奴がいた。
しかし、ほとんどの魔族が襲い掛かってきた。
俺達は武器を取り、魔族達を蹴散らしていく。
仮面ライダーに変身した俺達にかかれば、今ここにいるくらいの魔族なら脅威ではない。
敵わないと見るや、魔族達は不用意に攻撃をしてこなくなった。
アイリス
「即刻立ち去りなさい! さもなくば、無駄に命を散らすことになりますよ!」
俺達の力を見せた事によって、王国軍は立て直すことができた。
城門の方から、沢山の騎士達と冒険者達が集まってきている。
しかし、いまだに魔王軍は弾こうとしない。
リーダーの魔族
「ふ、ふざけんな! これくらいで勝った気になってんじゃねぇよ!!」
魔族A
「そ、そうだ! 俺達にはまだ切り札があるんだからな!」
賢治
「切り札?」
一体なんだろうか?
武器か? 魔法か? 何方にせよそう簡単に負けるつもりはないが。
リーダーの魔族
「先生方! 出番ですぜー!」
零子
「先生?」
リーダー格の魔族のその一言で警戒を強める俺達。
すると、魔王軍側からまるで鉄球みたいなのがものすごい速度で転がってきた。
鉄球?
「ギリギリイイイィィィ!!」
アイリス
「な?!」
クレア
「姫様!」
アイリスが直撃しそうになるが、クレアが飛びつくことで避けることができた。
そしてさっきの鉄球は、人型になっていた。
だが、俺はそいつに見覚えがある。
そいつは、頭部や胴体などの表面が、アルマジロの様な皮膚をしており、右腕の先端には三叉の刃が露出している。
賢治
「あいつは・・・確か、ナイフアルマジロ!」
零子
「え?! それってV3に出てきた怪人よね。」
そう、『ナイフアルマジロ』とは、『仮面ライダーV3』に登場する悪の組織『デストロン』の改造人間の一体である。
さっきの体を丸めてから対象に転がっていく『弾丸鋼鉄球』で仮面ライダーV3に一度勝っている怪人だ。
しかし、特訓して対策を用意していたV3によって敗北して撤退し、再改造手術を受け再戦するが『V3ドリルアタック』によって爆散している。
そんな怪人がなんでこの世界に?
零子
「! ケン君後ろ!」
賢治
「!?」
???
「ケケェェェ!」
今度は俺の背後から叫び声を上げて、何かが襲いかかってきた。
零子が気付いてくれたおかげで何事もなかったが、こいつにも覚えがある。
そいつは、全身を爬虫類の様な鱗で覆われ、大きく開いた口から牙が伸びている。
両肩と胸元、そして右腕は機械みたいな鎧で覆われ右腕の先端には電動丸ノコが付いている。
零子
「嘘!? 今度はノコギリトカゲ!」
この怪人も『仮面ライダーV3』に登場する改造人間だ。
ナイフアルマジロと一緒にV3を倒そうとするが、右腕のノコギリを吹き飛ばされて空中に放り投げられたところに『V3ダブルアタック』を受けて爆散した怪人だ。
???
「フハハハハ、まさかこの世界に仮面ライダーがいるとわな。」
賢治・零子
「?!」
次に魔族達の中から現れたのは、分厚い鎧を纏い、大きな二本のツノがついた兜を被り、鎖のついた大きな鉄球を持った男だった。
こいつも知っている奴だ。
賢治・零子
「鋼鉄参謀!」
鋼鉄参謀
「いかにも! 俺は元デルザー軍団の改造魔人の一人、鋼鉄参謀だ!」
鋼鉄参謀とは、『仮面ライダーストロンガー』に登場する、ライダー史上屈指の強敵集団『デルザー軍団』の一員の改造魔人である。
性格は生粋の武人であり、正々堂々とした戦いを好む、悪の組織にしては珍しい改造魔人である。
賢治
「なんでデルザー軍団のお前が?」
零子
「まさか、誰かが復活させたの?」
鋼鉄参謀
「蘇った俺はデルザー軍団の一員ではない。」
賢治・零子
「え?!」
デルザー軍団じゃない?
じゃあ、バダンか? それとも大ショッカーだろうか?
いや、今重要なのは2体の怪人を率いて現れたことだ。
しかも魔王軍に味方しているようだ。
鋼鉄参謀
「まさかこの世界にも仮面ライダーがいるとわ思わなかったぞ。」
零子
「この世界?」
鋼鉄参謀
「そこのライダーとついているお前。」
賢治
「! 俺?」
鋼鉄参謀
「この俺と戦え! お前がどれほどのものか測ってやる。」
賢治
(ムッ!)
明らかな挑発に少しムカついた。
わざわざ乗ってやる義理はないが、ここは乗ってやろうじゃないか。
賢治
「いいぜ。 やってやるよ!」
零子
「ケン君!?」
賢治
「大丈夫、油断はしないさ。」
「だから他の奴を早く倒して、加勢してくれ。」
零子
「・・・はぁ、しょうがないわね。」
そう言うと零子はノコギリトカゲに向かっていった。
ナイフアルマジロは王女様とクレアさんが相手をしている。
これなら心配ないだろう。
俺は鋼鉄参謀に向かって構える。
それを見た鋼鉄参謀は左手に持っている鎖を回転し始める。
お互いに間合いを測りながら、少しづつ近づいていく。
俺がさらに半歩ほど近づいた時、鋼鉄参謀は回転させていた鎖を俺目掛けて飛ばしてきた。
例えるなら、『ネビュ○チェーン』みたいに。
俺はそれをジカンギレードで斬り払い、一気に鋼鉄参謀に近づく。
今、時代を超えて昭和時代の改造魔人と、平成最後の仮面ライダーの戦いが始まった。
ーアイリスsideー
正直に告白すると、私は賢治様より「仮面ライダーの力の欠片が眠っていた」と言われて、舞い上がっていました。
実際に仮面ライダーに変身し、その力を振るった感想は『凄まじい』の一言でした。
変身している間は、自身のステータスが上昇したと言う自覚がある。
この力があれば、魔王討伐も夢ではないと思えます。
しかし、そう簡単にいかないのが現実というものなのですね。
ナイフアルマジロ
「ギリギリイイイィィィ!」
アイリス
「くぅ!」
零子様が『怪人』と言っていた目の前の存在に、今私は苦戦しています。
一体どうやってあんな姿になっているのか分からないけど、自身を球体に変化させてものすごい速さで突っ込んできました。
しかもこっちが避けると急に方向転換してまた突っ込んでくる。
クレア
「これでは反撃ができません。」
アイリス
「何とかして動きを止めないと。」
今は回避に専念して、隙をついて反撃をしようとする。
しかし次の瞬間、球体に変化した怪人は今度は高く跳ねてきたのです。
クレア
「な!?」
ナイフアルマジロ
「ギリギリイイイィィィ!」
クレアは不意をつかれ、落ちて来た球状の怪人と衝突してしまう。
クレア
「ぐあああぁぁ!!」
アイリス
「クレア!」
ぶつかった衝撃で、クレアは吹き飛び地面に叩きつけられてしまう。
その時すでに怪人は私の頭上に迫ってきていた。
咄嗟にドライバーから剣を取り出して受け止める。
どうやらこの剣はどうやらこの剣は『メダジャリバー』と言うみたいです。
アイリス
「きゃあ!」
しかし、それでも勢いを殺すことができず、私は吹き飛んでしまった。
クレア
「アイリス様!」
心配したクレアが駆け寄ってくる。
このままでは二人ともやられてしまう。
どうにかしないと。
そう思っていると、『オーメダルネスト』からメダルが3枚飛び出してきました。
そのメダルを手にした時、頭の中に今の姿とは違う別のオーズの姿が見えました。
このメダルを使えば逆転できそうです。
アイリス
「クレア。」
クレア
「はい、何でしょう?」
アイリス
「私が隙を作りますから、二人で決めましょう。」
クレア
「な?! しかし、アイリス様を危険な目に遭わせるわけには!」
アイリス
「それは今更ですよ。」
「さぁ、準備してください。」
クレア
「くぅ、わかりました!」
クレアはドライバーに付いている『ファイズポインター』という物を右足に付けた。
そして私はドライバーを操作して、『タカ』『トラ』『バッタ』のメダルを外し、新たに『サイ』『ゴリラ』『ゾウ』のメダルをセットする。
ドライバーを傾け、『オースキャナー』でメダルを読み込む。
『サイ! ゴリラ! ゾウ!』『サゴーゾ! サゴーゾ!』
さっきとは違い、今度は白・銀・黒の姿、どうやらこの姿は『サゴーゾ』と言うみたいです。
そして、同系色のメダルを使った変身を『コンボ』と言うみたいです。
アイリス
「さぁ、どこからでもどうぞ!」
ナイフアルマジロ
「ギリギリイイイィィィ!」
怪人はまた同じ様に球状に変化し、突っ込んできました。
しかし、私は避けません。
受け止めました。
その状態でも回転し続ける怪人を、私はさらに力を入れて止めようとします。
すると、次第に勢いがなくなり回転も止まりました。
やはりこの姿は力と耐久力が大幅に上昇するみたいです。
私は球状の怪人をしっかり掴み、その場で回転します。
その勢いを利用して、怪人を放り投げました。
『エクシードチャージ!』
と言う音が聞こえた、クレアの準備が完了した様です。
クレアが空中にる怪人に向けて右足を向けると、赤い一筋の光が走りました。
それは怪人に直撃すると、円錐状に展開されました。
それを見た私はすかさず『オースキャナー』でドライバーのメダルをスキャンします。
『スキャニングチャージ!』
私は腕に力を集中するようにイメージします。
すると、実際に物凄い力が腕に集中するのがわかります。
両腕のガントレットから炎が噴射し始めます。
クレア
「やあああぁぁぁ!!」
クレアが怪人に展開された円錐状の光に向かって蹴りを放ちます。
一瞬の抵抗の後にクレアが怪人を貫通します。
すかさず私は両腕を怪人に向けて突き出します。
すると、両腕のガントレットは怪人目掛けて飛んで行き、怪人を貫きました。
ナイフアルマジロ
「ギリギリイイイイイイィィィ!!」
怪人は叫び声を上げて、爆発しました。
爆発する一瞬、Φ(こういうマーク)と、ooo(こういうマーク)が重なって見えた様な気がしました。
クレアが見事な着地を見せ、私の方を向いた時、両腕のガントレットが再び私の両腕に飛んで帰ってきました。
クレア
「アイリス様、やりましたね!」
アイリス
「! えぇ!」
それから、私達はお互いを讃えあい、賢治様に加勢するために走り出したのです。
ー零子sideー
零子
「やぁ! ハッ!」
ノコギリトカゲ
「ケケェェェ!」
今私は、ノコギリトカゲと戦っている。
まさか自分が仮面ライダーになるだけでなく、デストロンの怪人と戦うなんて思わなかった。
右腕の丸鋸のチェーンソーに気を付けながら、キックやパンチを繰り出していく。
距離を取ったノコギリトカゲは鋸の回転を速くして、襲いかかってくる。
零子
(怖っ!)
実際に目の前に回転する電鋸が迫ってくるのはかなり怖い。
ライダーシステムの上からならある程度なら大丈夫だと思う。
だからと言ってわざと受ける気があるかと言われたら、ごめんである。
さらに、人型のトカゲがそれを付けて襲い掛かって来るんだから、これが夜だったら完全にホラーの類よ!
私はアタッシュカリバーを呼び出し、ブレードを展開し鋸を受け流す。
両方の刃が接触するたびに火花が散る。
私は『バイティングシャーク』のプログライズキーを取り出し、アタッシュカリバーにセットする。
『
『シャークズアビリティ!』
ノコギリトカゲが電鋸で襲いかかってきたところを左に避けて、アタッシュカリバーのトリガーを引く。
『バイティング!』『カバンストラッシュ!』
零子
「やあぁ!」 ザシュッ!
ノコギリトカゲ
「!!」
バイティングシャークの力で切断力の強まったアタッシュカリバーのカバンストラッシュによって、ノコギリトカゲの右腕の電鋸は切断された。
だが、次の瞬間予想外のことが起きた。
ノコギリトカゲ
「ケケェェェ!」 ズリュッ!
零子
「ウゲッ!? 腕が生えた?!」
新しい腕が生え、しかも今度は丸鋸ではなくチェーンソーに変化していた。
『仮面ライダーTHE NEXT』に登場する『チェーンソーリザード』の様な形状になっている。
ノコギリトカゲとチェーンソーリザード、ある意味同一の存在だからこの変化もあり得るとは思う。
そこから私は、アタッシュカリバーからバイティングシャークのプログライズキーを外す。
次はドライバーからライジングホッパーのキーを外し、バイティングシャークのキーをドライバーにスキャンさせる。
『ファング!』『オーソライズ!』
すると、空から鮫の姿をしたライダモデルが出現し、私の周囲を泳ぐ様に飛ぶ。
キーを開き、ドライバーに差し込む。
『プログライズ!』
『キリキリバイ! キリキリバイ! バイティングシャーク!』
『"
バイティングシャークのライダモデルが各パーツに分離し、体に装着される。
両足に推進器『ジェットハイドラー』が内蔵された『シャークグリーブ』。
両肩にエネルギー発生装置『フィールドスキナー』を内蔵している『シャークショルダー』。
胸にエラ状の呼吸器『ラビリンスラング』が内蔵された『シャークブレスト』が装着され、通常呼吸だけでなく、水から酸素を取り出すことができる。
最後に、ライジングホッパーのマスクが変形・移動し、左右に分割して上下逆となり側頭部装着される。
嗅覚が強化されたアンテナや視覚装置、聴覚装置が装備され、顔面を防護する役割がある『シャークマスク』が装着された。
これが仮面ライダーゼロワン・バイティングシャークである。
両腕の『シャークガントレット』に付いている『アンリミテッドチョッパー』で近接戦闘を仕掛ける。
あれだけ大きなチェーンソーなんだから、懐に入ってしまえば振りにくいはず。
そう思ってやってみたら、見事にハマった。
さっきの丸鋸の時の方がずっと脅威だった。
腕の部分がチェーンソーの本体部分になっていて、その先が刃になっているからリーチが長くなって0距離まで接近されると逆に戦いにくいのだ。
しかも刃の向きも固定されているから、手に持った武器のように向きを変えることもできない。
結果こっちが無双する事になった。
そして、必殺技を決めるためにアンリミテッドチョッパーでX字に切り裂き、距離を取る。
この姿の時にできる能力で、アンリミテッドチョッパーにエネルギーの刃を出現させ、地面の中に
私を見失ったノコギリトカゲは、あたりを見渡すが何処にもいない。
今私は地面の中を泳いでいるのだから。
ノコギリトカゲの真下にきた私は、一気に地上へ飛び出し、エネルギーの刃で下から斬りつけ、その勢いに任せて今度は上空から地面に向かって切り付ける。
次に、拳に力を込めてアッパーを繰り出し、ノコギリトカゲを高く上空に殴り飛ばした。
その隙に、別のキー(ライジングホッパープログライズキー)を取り出し、ドライバーにスキャンさせる。
『ビットライズ!』『バイトライズ!』『キロライズ!』
そうやって3回スキャンした後に、ドライバーのバイティングシャークのプログライズキーを押し込んだ。
『バイティング!』『キロインパクト!』
私は通常よりパワーアップした必殺技を決めるために、地面に落ちてきているノコギリトカゲに向かってジャンプした。
両足のジェットハイドラーを利用して両足に集中したエネルギーの刃をサマーソルトキックで叩き込む。
零子
「はあああぁぁぁ!!」
ノコギリトカゲにキックがヒットした瞬間、エネルギーの刃が水飛沫の様に飛び散る。
バイティング
キロインパクト
私が地面に着地すると同時に、ノコギリトカゲは爆発した。
零子
「まぁ、こんなところね。」
アイリス
「零子様、大丈夫ですか?」
零子
「はい、私は大丈夫ですよ。」
どうやら王女様の方も問題なく終わったようだ。
ケン君はどうだろうか?
相手はあの鋼鉄参謀だから少し心配だ。
デルザー軍団の改造魔人といえば、ショッカー〜ブラックサタンの大幹部を遥かに凌駕する力を持っており、ブラックサタンの大首領すら逃げ出すほどの実力者である。
しかも、『超電子ダイナモ』を取り付け、『電気人間』から『超電子人間』へパワーアップする前の仮面ライダーストロンガーを実力で圧倒したのがあの鋼鉄参謀なのだ。
それに加え、電気エネルギーの吸収と反射という能力のせいで、ストロンガーの『エレクトロファイヤ』や必殺技の『ストロンガー電キック』すら効かないのだ。
鋼鉄参謀と同じデルザー軍団の一員である『ドクターケイト』が余計なことをしなければ、ストロンガーに勝っていたんじゃないか?
そう思わせるくらい強いのだ。
零子
(・・・いやいや、それでもケン君は負けないわ。)
アイリス
「それでは、賢治様のところに行きましょう!」
零子
「えぇ、そうね。」
私達はケン君のところへ走った。
すると、ケン君の後ろ姿が見えた。
その先には右半身が砕かれ、地面に膝をついている鋼鉄参謀がいた。
零子
「! ケン君、勝ったのね。」
賢治
「・・・・・・」
零子
「? ケン君?」
クレア
「どうしたのだ?」
賢治
「まだだ。」
零子
「え?」
賢治
「俺、あいつをもう2回殺したぞ。」
零子・アイリス・クレア
「え?!」
その時、鋼鉄参謀の目がギラリと光った。
ー賢治sideー
そう、俺は鋼鉄参謀をこれまでに2回殺しているのだ。
最初はサイキョージカンギレードによるギリギリスラッシュで縦に割ってやった。
しかし、鋼鉄参謀はしばらくすると元通りに復活したのだ。
次はキックによるタイムブレイクで、鋼鉄参謀の右半身を砕いてやった。
その際に、以前から試してみたかった技の『ライダー返し』や『ライダーきりもみシュート』などを試したが、両方とも上手く使えたのでこれからも使おうと思う。
そして今、鋼鉄参謀の目がギラリと光ったと思ったら、砕かれた右半身が再生し出したのだ。
零子
「な?!」
アイリス
「こんなことが?」
クレア
「なんなのだこいつは?」
鋼鉄参謀
「フハハハハハ、無駄だ! あの御方がいる限り俺に死は訪れない。」
賢治
「・・・あの御方、ね。」
まさかそれは、『JUDO』じゃないだろうな?
もしそうなら、この世界に『大首領JUDO』がいるという事になる。
「大首領ある限り何度でも蘇る」と『仮面ライダーSPIRITS』という漫画に登場するデルザー軍団が言っていた。
鋼鉄参謀
「この世界に来て少々退屈していたが、来た甲斐があったというものだ。」
「この分ならまだまだ楽しめそうだ。」
賢治
「?」
鋼鉄参謀って戦いを楽しむ様な性格だったか?
戦いに関しては正々堂々とした奴だが、倒せる時にはきっちり倒しておく様な性格だったと思うけど?
勘違いか?
鋼鉄参謀
「魔王軍全軍に告げる! 撤退しろ!」
「今日の遊びはここまでだ!」
鋼鉄参謀が声を張り上げて魔王軍の撤退を宣言する。
魔族達も鋼鉄参謀には逆らえないのか、多少渋る感じはあるが指示には従っているようだ。
この日の戦闘は、この様にして幕を閉じたのだ。
色々な謎を残して。
ただ一つだけ、鋼鉄参謀との戦いでアイツのベルトについているマークがデルザー軍団のものではなくなっていた。
そこには『X』の文字が刻まれていた。
俺の予想が当たっていたら、鋼鉄参謀が今いる組織とは・・・
その後は、改めて商談の話になりライオトルーパーのドライバー20本は完売した。
クレアさんのライオトルーパーに対する受けが良かったみたいだ。
その他にも、こちらが出した武器や兵器の類は全て王国が買う事になった。
その際、設計図やら取扱説明書などの資料も提供した。
再現出来る物も有ると思うが、「やれるものならやってみろ」と言うのが正直な気持ちだ。
ましてや、スマートバックルの再現なんてそれこそ『ゼア』や精密作業ができる機械がなければ無理である。
仮にできたとしても、この取引で暫くは稼げるだろ。
ちなみに今回の稼ぎは
・偵察型ドローンX10
・攻撃型ドローンX20
・対人地雷X50
・破砕型地雷X50
・指向性型地雷X50
・レーザー探知型地雷X30
・タレットX10
・スマートバックルX20
・ケルベロスX10
・スコーピオンX20
・サラマンダーX20
・デストロイヤーX20
・ユニコーンX20
・各種武器弾薬
これらを合わせて合計
22685000エリスである。
果たしてこれが適正価格か正直悩むが、修理や武器弾薬の補充などを請け負ったので、ある程度定期的に収入が入ってくる。
稼げる時には稼ぐが、欲張ってはいけない。
そして、これだけの大金をポンと出せてしまえる王国もすごい。
26回の分割でも構わないと言ったのだが、王国側は即金で全額払ってくれたのだ。
ただ、こうなって来ると人手が欲しくなるな。
いい人材がいないか探してみるか。
紅魔族なみに知力か高くなくてもいいから、精密作業ができて、技術をすぐに覚えることができる。
さらに、特殊車両(Gトレーラー)などの運転、輸送時の護衛など。
護衛とかならクエストにして、発注してもいいと思う。
そんなことを考えつつ、王国からの帰りの道中、タイムマジーンの中で突然ライズフォンが鳴った。
画面を見てみると、エルシャからだった。
賢治
「もしもし、エルシャか? どうした?」
エルシャ
『賢治、手を貸して!』
『流石にもうどうにもならないわ!』
賢治
「え?」
謎のモンスターを退治しに行ったエルシャから、そんな言葉が聞こえてきた。
彼女達でも苦戦するようなモンスターだったのだろうか?
この時は知るはずなかったが、後に俺は絶対戦いたくない奴と戦う事になるのだった。
ー???ー
魔王軍の本拠地である魔王城に帰ってきた鋼鉄参謀は、魔王への報告を終えて自室に戻る途中にある人物に出会った。
鋼鉄参謀
「おぉ! 戻っていたのか。」
???
「鋼鉄参謀、なぜ仮面ライダーにとどめを刺さなかった。」
鋼鉄参謀
「ふふっ、あの者達とはもう暫く戦いを楽しみたいのでな。」
「決着は暫くお預けだ。」
???
「遊びすぎだ! 仮面ライダーを舐めると痛い目をみるぞ。」
「特に仮面ライダージオウ、あいつの変身者はこの俺の敵だ。」
「貴様にはくれてやらん。」
鋼鉄参謀
「はははっ! 確かにあのライダーとの戦いは面白かったぞ。」
「この俺が2回も殺されたのだからな。」
影になっていて見えないが、目の前の人物は仮面ライダージオウというか、その変身者に執心している。
怒り、憎悪と言った感情がむき出しになっている。
と言っても、この人物も顔をマスクで覆っているので、表情を見てそう思った訳ではない。
鋼鉄参謀
「何故そこまであのライダーの変身者に拘る?」
「何か因縁でもあるのか?」
すると感情に乗せてドス黒い魔力まで放射され始める。
鋼鉄参謀だからこそ耐えられているが、他の者、それこそ幹部クラスそれ以下の者達では気絶してもおかしくない。
???
「アイツは俺から全てを奪った!」
「今度は俺がアイツから奪ってやる!」
鋼鉄参謀
「まぁ、俺は楽しく戦えればそれで良い。」
「そろそろそれを引っ込めてもらえるか? 息苦しくて敵わん。」
鋼鉄参謀がそういうと、目の前の人物は一睨みした後、魔力と感情のオーラを引っ込めた。
???
「ふん! 俺はこの後『あの世界』に戻る、最後の仕上げにな。」
鋼鉄参謀
「ほぉ、ついにあの世界も
???
「あぁ。 鋼鉄参謀、楽しむのは勝手だが目的を忘れるなよ。」
鋼鉄参謀
「あぁ、わかっている。」
鋼鉄参謀と話していた人物の姿が、一瞬月明かりに照らされた。
その姿は、緑の体に目と両腕両脚が赤い、まるで『カミキリムシ』をモデルにした改造人間のようだ。
鋼鉄参謀はこの人物を初めて見た時、「まるで2号ライダーのようだ」そう思っていた。
話を終えた二人は、魔王城の闇の中へと消えていった。
いかがだったでしょうか?
アイリスは本当なら出すつもりは無かったんですけど、敵側に鋼鉄参謀やナイフアルマジロとノコギリトカゲを出したので、急遽彼女に仮面ライダーオーズになってもらいました。
今回出した鋼鉄参謀や怪人二体は本編でも好きな怪人&改造魔人だったのでここで登場させました。
これ以降もちょくちょく他の怪人や改造魔人も出していくつもりです。
最後に出てきた人物に関しては、勘のいい人なら気付くかもしれませんね。
そして、背後にいる『あの御方』にも目星がついてしまうかと。
まぁ、ここで言うのは野暮という奴です。
(ここから先は、『仮面ライダーBLACK SUN』のネタバレを含みますので、未視聴の方はすみません。)
(ブラウザバックしてくれても構いません。)
話は変わりますが、皆さんは『仮面ライダーBLACK SUN』は試聴したでしょうか?
自分はprime Videoで全話試聴可能だったので、配信が開始した日に全話試聴しました。
なんとなくですが、『仮面ライダーアマゾンズ』と雰囲気が似ているような気がします。
怪人体の『ブラックサン』や『シャドームーン』戦い方がアマゾンズっぽい。
やはり差別って胸が痛みますね。
『仮面ライダーBLACK』では、圧倒的な存在だった怪人達が、『BLACK SUN』では差別対象になっていてびっくりです。
登場する怪人達も『仮面ライダーBLACK』に登場した怪人に酷似していて、胸が熱くなりました。
意外だったのが、コウモリ怪人、ノミ怪人、クジラ怪人の3人が最終的にブラックサンの仲間になるのは感動しました。
特にクジラ怪人がブラックサンを蘇らせるシーンは、『仮面ライダーBLACK』本編でも放送されていたので、ここでも胸が熱くなりました。
また、『仮面ライダーBLACK』では心臓のみの登場だった創世王が、『BLACK SUN』では全身が登場していたのも驚きです。
『仮面ライダーBLACK』の創世王も元々は『BLACK SUN』のような怪人体があったのかも知れませんね。
最後に、エピソード10(最終回)では、オープニングテーマがあり、なんと『仮面ライダーBLACK』のオープニングテーマが流れ、鳥肌が立ちました。
東映は分かっていますね、期待を裏切りませんでした。
見比べてみても、もちろん違いはありますが、そこまで大きくかけ離れていなかったので嬉しかったです。
さて、長くなりましたが、今回はここまでです。
次回は外伝を挟もうと思います。
御剣の話を完結させないと。
仮面ライダーギーツも次のデザイアグランプリはどうなるのか楽しみです。
パンクジャックが出るみたいですね。
後、おじいちゃんが変身するとか?
次回もよろしくお願いします。