又はお久しぶりです。
やっと次の話が仕上がりました。
次はもう少し早く投稿できるように頑張ります。
それでは、第五話どうぞ。
ダクネス「是非、私をパ、パ、パパパパパパ・・・パーティに入れてくれないだろうか?!」
賢治「・・・・・・」
カズマ「え〜っと・・・」
ダクネスと名乗った彼女は、頬を赤くして言葉に詰まりながらそう言ってきた。
次の瞬間、俺たちに詰め寄ってきた。
ダクネス「さっきの粘液まみれの青髪の彼女は、2人のパーティメンバーだろう?」
「一体何があったらあんなめに?!」
賢治(うん? なんでここでアクアのことを?)
(しかもなんだろう? この若干期待に満ちた目は?)
どこかでアクアのことを見ていたのか、そんなことを聞いてくる。
いやそれより、普通あんな状態のアクアを見たら、もっと険しい顔になってもいいと思うが、この人の顔からはむしろ喜びと期待が滲み出ている。
なんだろう? 本当に・・・
カズマ「いやその、ジャイアントトードに捕食されて、粘液まみれに・・・」
ダクネス「なっ!!・・・・・・想像以上だ・・・」
賢治・カズマ「??」
おい、なんかマジでおかしい。
なんていうか、俺の本能が訴えている。
『この人は普通じゃない』と。
ダクネス「・・・いや違う!! 女性があんな目にあうなんて見過ごせない!」
「是非!! あなた達のパーティに入れてくれないか?!」
賢治「・・・でも、うちはまだ結成して日が浅いですし、チームワークもクソもないですよ?」
カズマ(? 賢治?)
俺は気になったので、あえてネガティブなことを言ってみた。
もう少し彼女の情報が欲しい。
受けるにしろ断るにしろ、保留にするにもこの人のことを知っていないと絶対後で後悔すると思う。
ダクネス「それなら気にしなくていい、実は・・・言いにくかったのだが、私はクルセイダーなのにあまりにも不器用で・・・攻撃が・・・全く当たらないのだ。」
賢治・カズマ「・・・・・・」(えぇぇ〜)
やっぱり思った通り。
何かあるとは思っていたが、これは・・・
ダクネス「だが! 力と体力だけは自信がある。」
「だから、いくらでも前に出るので、盾がわりにこき使ってくれ!
「いやむしろ! 捨て駒としてモンスターの群れの中に放り投げてくれていい!!」
賢治「えぇ〜・・・」
カズマ「!?」
(顔が近い!! こんなところで、長期の引きこもりによる弊害が・・・)
この人もグイグイくるな・・・
こうやって間近で見ると美人なのに、明らかにダメな人じゃん。
本当・・・みてくれは良いのに・・・
賢治「いやいや、女性を盾がわりにするなんて・・・」
ダクネス「望むところだ!」
賢治「?・・・それこそ、毎回モンスターに酷い目に・・・」
ダクネス「むしろ望むところだ!!」
賢治・カズマ「え?!」
そう言って、さらに息を荒くしてハァハァしている。
・・・・・・あぁ・・・この人、性能だけでなく中身までポンコツな奴か
この後俺とカズマは、メンバー全員と話がしたいという理由でこの時はこれでお開きになった。
カズマとアクアはいつも通り馬子屋に、俺は同じ宿だというめぐみんとエルシャと一緒に宿へ向かった
さて、ここからいつものステータス確認の時間だ。
今はどんな感じかな・・・
KENJI KIRISHIMA
LV11
ルーンパラディン スキルポイント 7658
体力 1929 火 150
魔力 1061 水 150
力 628 土 150
知力 707 風 150
俊敏性 626 光 150
器用さ 633 闇 150
幸運 410
スキル
・全知全能(アカシック・レコード)
現存するすべてのスキルを職業関係なく習得可能
習得に必要なスキルポイントは3倍になる
・能力透視
自分または相手のステータスを見る事ができる
・変身
仮面ライダージオウへの変身
・平成ライダー
平成ライダーの全ての能力と武器を使用可能
変身前でもある程度使用可能
・全エレメント耐性上昇LvMax
全てのエレメントの耐性を10あげる
レベルMaxで50上げる
・跳躍
通常のジャンプよりもさらに高くジャンプできる
・体捌きLvMax
力・俊敏性・器用さを5あげる
レベルMaxで25あげる
・オールエレメントスラッシュLvMax
全ての属性を込めた強烈な一撃を放つ
レベルが上がると威力上昇
・ホーリーフレアLvMax
神聖な炎による光属性の神聖魔法
アンデットや悪魔に対して有効
レベルが上がると威力上昇
習得可能スキル
・敵感知 3P ・ 初級治癒魔法 3P
・ゴッド・ブロー 2500P ・狙撃 3P
・初級魔法 18P・中級魔法 54P
・上級魔法 162P ・魔力譲渡 9P
ステータスの上昇率についてはもう何も言うまい。
ただ今回は、魔法を使ってトドメを刺したからなのか、知力の伸びがいい。
スキルも魔法に関連したスキルが習得可能になっている。
敵感知は、レーダーモジュールで索敵したからで、狙撃は銃で狙いを定めてカエルを倒したからだろう。
初級治癒魔法は、メディカルモジュールでエルシャの怪我を治したから。
魔力譲渡は、めぐみんにプリーズの魔法で魔力を渡したから。
初級から上級までの魔法は、エクスプロージョン・・・高位の魔法を使ったからか?
どうやら、スキルは見て教えてもらうだけでなく、スキル習得に該当する行動をを取った時も習得可能になると言うことだろう。
とりあえず、ゴッド・ブロー以外は全部覚えておこう。
KENJI KIRISHIMA
LV11
ルーンパラディン スキルポイント 7406
体力 1929 火 150
魔力 1061 水 150
力 628 土 150
知力 707 風 150
俊敏性 626 光 150
器用さ 633 闇 150
幸運 410
スキル
・全知全能(アカシック・レコード)
・能力透視
・変身
・平成ライダー
・全エレメント耐性上昇LvMax
・跳躍
・体捌きLvMax
・オールエレメントスラッシュLvMax
・ホーリーフレアLvMax
・敵感知
敵の位置を感知することができる
魔力を上乗せすると感知範囲が広がる
・狙撃
飛び道具(弓などの射撃武器)を使うときより遠くから狙える様になる
幸運の数値が高いと命中率が上昇する
・魔力譲渡
触れた対象に魔力を渡すことができる
・初級治癒魔法
ヒール
・初級魔法
ティンダー
クリエイト・ウォーター
ウィンドブレス
クリエイト・アース
フラッシュ
スモッグ
・中級魔法
ファイヤーボール
メイルシュトローム
ブレイドウィンド
ロックランス
ライトニング
デモンズランス
・上級魔法
ファイヤレーザー
タイダルウェーブ
トルネード
エアプレッシャー
ライト・オブ・セイバー
アイアンメイデン
これで魔法のバリエーションがだいぶ増えたな。
使えるチャンスがあったら使ってみないとな。
さて、今日はこれくらいで寝るか。
明日はどうなるか?
ー翌日ー
前の世界で言うと、朝の9時くらいだろうか?
今俺はエルシャに誘われて、朝早くから買い物に来ていた。
今来ている店は、『ウィズ魔道具店』と言う店だ。
その店の店主はこれまた変わり者で、『働けば働くほど貧乏になる』という不思議な特技を持っているらしい。
売っている魔道具もよく解らない物が多く、一見使えそうだが、実は全く使えない物が多い。
ただ、たまに・・・本当にたまに掘り出し物が売っていたりするのだ。それも格安価格で。
賢治「ここの店長さん大丈夫か?」
エルシャ「それが不思議と大丈夫みたいなの。」
賢治「そうなのか?」
エルシャ「多分、私みたいにここで欲しい商品を取り寄せてもらっているお客さんがいるからじゃないかしら?」
エルシャは今回この店に来たのは、ポーション生成に使う道具を買いに来たのだ。
エルシャのポーションは、俺がいた世界で言う試験管に入れてあるのだ。
いつもは、消毒して使いまわして使っているが、何回か使うと割れてしまうため定期的に補充しているらしい。
エルシャ「ウィズさーん!」
ウィズ「はーい。いらっしゃいませ。」
「あら、エルシャさんでしたか。 おはようございます。」
エルシャ「はい、おはようございます。」
「えーっと、今日もポーション用のがラス容器お願いします。」
ウィズ「はい、いつもありがとうございます。」
店長さんが後ろの部屋から、試験管の入った箱を待ってきた。
割れない様に一つ一つ丁寧に包装されている。
儲かるかどうかはともかく、仕事はきっちりする人の様だな。
ウィズ「毎度、有難うございました。」
エルシャ「はい、またお願いします。」
二人がそうやって挨拶をすると、店長さんが俺を見てきた。
? 俺何かしたかな?
賢治「あの、何か?」
ウィズ「! すみません。 失礼ですが、貴方から凄い力を感じたので・・・」
賢治「そうですか。 改めて、俺は霧島賢治です。」
「よろしくお願いします。」
ウィズ「私は、ウィズ魔道具店の店長のウィズと言います。 よろしくお願いします。」
挨拶をした後、ウィズに店の商品を色々紹介されたが、その全てがガラクタや不良品だった。
その中で、唯一目を引いたのが店の隅に置かれていた羊皮紙の束だった。
これは何かと聞いたみると
ウィズ「これは、この羊皮紙に手を置いて魔法を唱えると、その魔法を封じ込める物です。その後は、好きな時に発動することができます。」
「ですが、本当はすでに幾つかの魔法を封じ込めた状態で売るつもりだったのですが、手違いなのか、魔法を封じる前のものが送られてきたのです。」
賢治「・・・それ普通につかえませんか?」
ウィズ「ですが、封じ込める際に必要な魔力が、通常の2倍になってしまうのであまりつかえませんよ。」
賢治「他にデメリットはあるんですか?」
ウィズ「いえ、他には何もないですよ。」
賢治「・・・・・・」
この人は本気で言っているんだろうか?
デメリットが消費魔力2倍だけなら、使い方次第ではかなり使えるアイテムだぞ。
あらかじめ魔力を消費しておけば、次はノータイム・消費魔力なしで魔法が使えるというのに。
・・・なんでこの街は残念な人ばかり集まっているのだろうか?
賢治「・・・これください。」
ウィズ「え?! いいんですか?・・・本当にいいんですか?」
賢治「はい。是非。」
俺はこのアイテムを買うことにした。
会計を済ませた後、ウィズが「これでまともな食事ができます。」と目に薄く涙を浮かべていた。
どんだけ切羽詰まった経営をしているだ、この店長さんは?
後、ウィズは店を始める前は冒険者だったらしく、使えそうなスキルをいくつか教えてもらった。
それがこれだ。
・獅子の心臓(ライオンズ・ハート)18P ・伝言(メッセージ)9P
・千里眼(クレアボヤンス)12P ・虚偽情報(フェイク・カバー)30P
・発見感知(ディテクト・ロケート)24P ・対象発見(ロケート・オブジェクト)24P
・暗視(ナイト・ヴィジョン)15P ・水晶の映像(クリスタル・ヴィデオ)18P
・探知妨害(カウンター・ディテクト)27P ・方角探知(コンパス)9P
・魔力最大強化(マキシマイズ)90P ・魔法貫通強化(ペネトレート)75P
・魔法階級上昇(ブースト)75P ・二重魔法(ツイン・マジック)120P
・大型空間(ビッグ・スペース)156P ・保存(プリザベーション)90P
・道具創造(クリエイト・マジックアイテム)384P
なかなか良い買い物ができた。
そして、いいスキルの数々を教えてもらった。
この後俺たちは、ギルドのにいるはずのカズマ達と合流した。
そこでは、アクアが『花鳥風月』と言う宴会芸スキルを冒険者達に披露していた。
カズマとめぐみんは食堂で、昼食をとっていたので、俺とエルシャも昼食にすることにした。
カズマ「溜まったポイントでスキルを覚えられるんだよな。」
賢治「そうだな。 カズマはまだ覚えてないのか?」
カズマ「あぁ、まだ5ポイントしかないからな。」
「変なスキルを覚えない様にしないと・・・」
そうか、カズマはまだ5ポイントしかないのか。
ならスキル選びも慎重にならざるを得ないか。
俺は最初から10000ポイントもあったから、今は結構な数のスキルを覚えることができたけど。
この違いって何だろう?
賢治「なぁめぐみん、冒険者登録をした時、スキルポイントが最初からだいぶ溜まっていたんだけど、何でなんだ?」
めぐみん「モグモグ・・・それは、もともと才能のある方が冒険者登録をすると、その才能に見合ったスキルポイントが最初から溜まった状態でカードに記されるのです。」
賢治「なるほど。」(ボーナスポイントみたいなものか。)
めぐみん「他にも、スキルポーションと言う希少なポーションを飲むと大量のスキルポイントを獲得できますよ。」
カズマ「待て!! そんなポーションがあるのか?!」
マジか!!
そんな都合のいいポーションがあるのか?
めぐみん「有りますけど、一本数千万エリスはしますよ。」
カズマ「ウゲッ!!!」
うわ! 数千万か。
まぁ、そんな上手い話はないか。
めぐみん「ちなみに私は、学校で月一に一本、全校生徒に配られるスキルポーションを飲んでいたので、すぐに爆裂魔法を覚えれました。」
エルシャ「え?! めぐみんの学校ってスキルポーションを配ってるの?」
カズマ「どんだけ羽振りがいい学校なんだ?! 一本数千万だろ!?」
めぐみん「まぁ、紅魔の里にいる魔道具職人が作っている物なので、本職の方よりも若干劣化したスキルポーションなので、そんなに値は張らないんです。」
それでも飲むだけでスキルポイントが手に入る、これは凄いことだと思うぞ。
さすが紅魔の里だな。 優秀な魔法使いが多いわけだ。
賢治「・・・ちなみにエルシャは」
エルシャ「作れないからね。」
賢治「・・・そうか。」
やっぱり作れないか。
まぁ、そう簡単にポンポン作れたら『希少なポーション』じゃ無くなるよな。
その時、後ろから
ダクネス「探したぞ。」
賢治・カズマ「!!」
エルシャ・めぐみん「?」
俺たちは後ろを振り返った。
そこに居たのは、昨日の女クルセイダー、ダクネスだった。
ダクネス「改めて、昨日の話の続きをさせてもらう、私を貴方達のパーティに」
賢治・カズマ「お断りします!」
ダクネス「! クゥン!! ・・・即断・・・だと・・・ハァ、ハァ・・・」
賢治(えぇ〜。)
カズマ(え? この人喜んでる? やっぱヤバい人じゃん!)
???「アハハ、ダクネスそんなんじゃ話を聞いてくれないよ。」
俺とカズマに断られて、息を荒くしている彼女の後ろから声が聞こえた。
銀髪のショートヘアーで緑の服を着たスレンダーな体型の男・・・いや女か?
声の感じからしておそらく女だろう。
彼女はダクネスの・・・友達だろうか?
賢治「えぇ〜っと、貴方は?」
???「私はクリス。 格好からみてわかると思うけど、盗賊だよ。」
「よろしくね。」
賢治「俺は霧島賢治。 よろしく。」
(・・・・・・あれ?)
俺は何故か彼女に違和感を覚えた。
何故だろう?
明るくサバサバした性格で、コミュ力も高そうな好感を持てる女性なのに、何か気になる。
クリス「ところで君。」
カズマ「え?」
クリス「聞こえたんだけど、スキルを覚えたいんだって?」
「よかったら、私のスキルを教えようか?」
カズマ「いいんですか?」
クリス「今ならシュワシュワ一杯で教えるよ。」
カズマ「安いな! すみませーん! この人にキンキンに冷えたシュワシュワ一つ!」
・・・・・・まぁ、彼女なら大丈夫だろう。
彼女はシュワシュワを飲んだ後、カズマとダクネスを引き連れて外に出て行った。
さて、どんなスキルを覚えてくるやら?
俺も今の内に、さっきのスキルを覚えておくか。
KENJI KIRISHIMA
LV11
ルーンパラディン スキルポイント 6230
体力 1929 火 150
魔力 1061 水 150
力 628 土 150
知力 707 風 150
俊敏性 626 光 150
器用さ 633 闇 150
幸運 410
スキル
・全知全能(アカシック・レコード)
・能力透視
・変身
・平成ライダー
・全エレメント耐性上昇LvMax
・跳躍
・体捌きLvMax
・オールエレメントスラッシュLvMax
・ホーリーフレアLvMax
・敵感知
・狙撃
・魔力譲渡
・初級治癒魔法
・初級魔法
・中級魔法
・上級魔法
・獅子の心臓(ライオンズ・ハート)
恐怖に対し、完全耐性を得る
・伝言(メッセージ)
相手と連絡を取り合う
念話ではないので、会話は口に出す必要がある
・千里眼
遠くの景色を見ることができる
・虚偽情報(フェイク・カバー)
相手が情報収集系の魔法を使用した際に、偽の情報を掴ませる
・発見感知(ディテクト・ロケート)
相手が情報収集系の魔法を使用した際に、感知することができる
・対象発見(ロケート・オブジェクト)
特定の物体又は人物の探査ができる
・暗視(ナイト・ヴィジョン)
暗闇の中でも昼間のように見通すことができる
・水晶の映像(クリスタル・ヴィデオ)
魔法で得た視界(千里眼等)を空中に浮かべた水晶に映し出し、他者にも見せることができる
・探知妨害(カウンター・ディテクト)
相手が情報収集系の魔法を使用した際に妨害又は反撃する
・方向探知(コンパス)
視界の悪い場所でも方角がわかる様になる
・魔力最大強化(マキシマイズ)
魔法の威力を最大にまで引き上げる魔法
・魔法貫通強化(ペネトレート)
魔法の貫通効果を上昇させる魔法
術者より対象者の能力が高いと無効化される場合がある
・魔法階級上昇(ブーステッド)
一時的に魔法の階級を上げる魔法
初級魔法を中級魔法に
中級魔法を上級魔法に
上級魔法を極大魔法に
上昇させる
・二重魔法(ダブル・マジック)
魔法を二重で発動する魔法
・大型空間(ビッグ・スペース)
魔力で作られた大型の空間にものを出し入れすることができる収納魔法
収納できる数と種類は術者のレベルに依存する
・保存(プリザベーション)
対象の品質や鮮度を保つ魔法
・道具創造(クリエイト・マジックアイテム)
武具や魔道具のほか日用品等も作り出すことができる魔法
魔法の組み合わせ次第ではより上位のものを作り出せる
一気に増えた。
自分が何を覚えたのか、ちゃんと覚えておかないと。
しばらくすると、カズマ達が帰ってきた。
でも、何故かカズマは渋い顔をしていて、クリスは泣いていて、ダクネスは顔を赤くして息を荒くしている。
・・・いやホント何があった?
アクア「・・・その人どうしたの?」
カズマ「えぇ〜っと・・・」
ダクネス「うむ! 彼女はカズマに『窃盗』のスキルを教えた後、パンツを取られた上に有り金全部を巻き上げられて、泣いているところだ。」
カズマ「ちょっ!!」
何・・・だと・・・?!
クリス「グスッ・・・お金返すだけじゃダメだって言うから・・・スンッ・・・じゃあいくらでもお金払うからパンツ返してって言ったら・・・自分のパンツの値段は自分で決めろって・・・」
こいつ・・・
クリス「さもなくばこのパンツは・・・我が家の家宝として、奉られることになるだろうって!」
マジかこいつ。
周りの男冒険者の中には『よくやった!!』と言う感じでサムズアップしているやつがほとんど・・・大丈夫かここの男供。
それに対して女性陣は絶対零度の視線をカズマに向けている。
カズマ「おーい!! ちょっと待て!! なんか周りの女性の視線が冷たいものになてるから、本当に待て!!」
クリス「・・・・・・・・・・・・ニヒッ!」
クリス的にはちょっとした仕返しのつもりなのだろう。
まぁ、この程度で済んだのだからラッキーだと思え、カズマ。
めぐみん「それで、カズマはスキルを覚えられたのですか?」
カズマ「! ふふん! もちろんさ、見てろ。」
「スティーーール!!」ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!
カズマがスティールと叫んだ次の瞬間カズマの右手が光った。
光が収まった時
アクア「???」
めぐみん「・・・!! うぅ!・・・・」
アクアは何ともなかったみたいだが、めぐみんは何かに気づいたみたいで、目に涙を浮かべている。
・・・・・・おい。 まさか・・・
カズマ「・・・何だこれ?」
カズマの手の中には、黒い女物のパンツが握られていた。
めぐみん「・・・何ですか? レベルが上がってステータスが伸びたから、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?」
「・・・あの・・・スースーするので、パンツ返してください。」
アクア「カズマ・・・あんた・・・」
エルシャ「うわ〜・・・」
賢治「・・・・・・」
カズマ「あ・・・あれ? おかしい、取れるのはランダムのはずなのにどうして?」
そうか、ランダムなのか。
そうか、そうか。
ピコン!!
カズマ「あぶっ!!」
俺はエグゼイドライドウォッチからガシャコンブレイカーを取り出し、カズマの頭に一撃かました。
その瞬間、HITというエフェクトが現れた。
本来なら、致命傷の一撃だか、ピコンという効果音から分かる通り、威力はピコピコハンマー並みに抑えているので、カズマの頭が潰れたトマトみたいなことにはならない。
賢治「カズマ、お前いい加減にしろ。」
カズマ「そんなこと言ったって・・・」
賢治「全く・・・さて」
俺はさっきから気になていることを確認するために、クリスの目の前にまできた。
クリス「?!・・・な、何?」
賢治「・・・・・・・・・」ジーーー
クリス「???」
賢治「・・・」(能力透視)ブン!
俺は能力透視を使って彼女のステータスを見てみた。
彼女のステータスは一般的な盗賊より少し高いくらいの数値だった。
・・・だが、俺は何か引っ掛かる。
さらに魔力を込めて見る。
クリス「ね、ねぇ・・・何でじっとみてるの?」
「・・・は、恥ずかしいんだけど・・・」//////
クリスは顔をほんのり赤くして、恥ずかしそうにモジモジし始める。
・・・なんかごめん。でも気になるのだ。
すると突然、目の前に鎖の巻きついた錠前が現れた。
賢治「?!」(これは・・・プロテクトか?)
(これはやっぱり何かあるな?)
(こうなったら意地でも・・・)
さらに魔力を注ぎ込むと、錠前が熱された鉄みたいに赤くなり始めた。
もう少しで解除できそうだ。
これでどうだーーーー!!
ビキビキビキ パリーーーン!
そして、プロテクトを破って彼女の本来のステータスが現れた。
賢治「ぶっ!!」
クリス「?!」
そこに映し出されたステータスは、ありえないほど高い数値だった。
幸運以外のステータスが2500000から5000000近い数値だ。
肝心の幸運の数値だが・・・なんとカンストしている。9999999ってまじか?!
それに決定的なのが、名前の部分だ。
そこには
エ・リ・ス
の三文字だ。
賢治「・・・・・・あの、こんなところで何してるんですか? エリ」
クリス「わああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
その瞬間俺は腕をつかまれて、猛ダッシュでギルドの建物の裏へ連れていかれた。
・・・えぇ~っと、なんかすみません。
クリス「ぜぇ~、はぁ~、ぜぇ~、はぁ~」
賢治「その~、大丈夫ですか?」
クリス「・・・なんで私だって解ったんですかー!」
さっきとは別の意味で涙を浮かべている女神様。
まさかばれるとは思っていなかったのだろう。
賢治「いやぁ、俺実は、能力透視っていうスキルがあるんです。」
クリス「はぁ!! なんで貴方がそんなスキルを持っているんですか?」
賢治「何でって、冒険者登録をした時から持ってましたけど。」
クリス「えぇぇー!!」
賢治「後、服を変えて髪形を変えたくらいじゃ、違和感バリバリですよ。」
クリス「う・・・嘘・・・」
自分の変装に自信があったのか、ショックを受けている女神さま。
能力透視をする前から違和感があったし、何と無くそうなんじゃないかと思っていた。
賢治「もしかして、ここぞという瞬間に『実は私、女神エリスなの!』っという感じで格好良く正体を明かすつもりでしたか?」
クリス「うっ!」
賢治「・・・・・・その、すみません。」
クリス「いいえ・・・でも、この事は誰にも内緒ですよ。」
そう言って彼女は、右手の人差し指を口元に伸ばして、『誰にも言わないで』というジェスチャーをして見せた。
・・・・・・なんだか正統派ヒロイン感バリバリに可愛いじゃないか。
その時
ルナ『緊急クエスト!! 緊急クエスト!! 冒険者各員は至急街の正門前に集まってください! 繰り返します、冒険者各員は至急正門前に集まて下さい!」
賢治「!? なんだこれ?」
クリス「ほら! 急いで正門前に行くよ!」
賢治「お! おう、わかった!」
すっかり冒険者の顔になったエリスもといクリスは俺と一緒に走り出した。
途中でカズマ達に合流し、ほかの冒険者たちと一緒に正門に向かった。
道中で「準備はいいか!!」「気合い入れていくぞー!」などの声が聞こえてきた。
いったい何がやってきたのだろうか?
正門に着くと、大勢の冒険者が集まっていた。
賢治「なぁ、緊急クエストってなんだ?」
カズマ「だな。 モンスターの大群でもやって来たのか?」
アクア「あ! 言ってなかったわね。 キャベツよ、キャベツ。」
賢治・カズマ「はっ??」
アクアはいったい何を言っているんだろうか?
キャベツって、あのキャベツか?
だとして、何で皆こんなにヤル気を出しているんだ?
モヒカンの冒険者「今年は荒れるぞ!」
めぐみん「嵐が・・・来る!」
「「「「「「「「「「収穫だぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!」」」」」」」」」」
アクア「マヨネーズ持ってこーい!!」
何だか、俺とカズマだけ置いてけぼりを食らっている。
すると、遥か彼方から何かが“飛んできた”
飛んでくるその“何か”の距離が近づいてくると、緑色の丸い物体だというのが分かる。
更に近づいてくると、それは「キャベキャベキャベ」と鳴いている?
目を凝らしてよくみて見ると・・・
賢治・カズマ「・・・・・・何じゃこりゃああああああああああ!!!!!!」
キャベツ「キャベキャベキャベ」
・・・・・・ほんとにキャベツだ。
・・・・・・マジか!!?
何でキャベツが空飛んでんだ?
そもそも何でキャベツが生きてるんだ?
悪い冗談にしか見えない。
冒険者達「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおお!!!!!!!」」」」」」」」」」
アクア「この世界のキャベツは飛ぶの!」
「味が濃縮して収穫の時期になると、簡単に食われてたまるもんかとばかりに、街や草原を疾走し、大陸を越え、海を越え、最後は人しれぬ秘境の奥で、ひっそりと息を引き取ると言われているわ。」
「・・・・・・それなら! 私たちは一玉でも多く彼らを捕まえて、美味しくいただいてあげようってことよ。」
ルナ「皆さーん!! 今年もキャベツの収穫時期がやってきましたー!!」
「今年のキャベツは出来が良く、一玉につき10000エリスです。」
「できるだけ多く捕まえて、こちらのケージに入れて下さいね!」
ほうほう、一玉につき一万か・・・・・・
賢治「10000エリス!!」
この時この瞬間、俺は目の前のキャベツがキャベツではなく、エリス(お金)の塊に見え始めていた。
カズマ「・・・・・・俺、帰っていいか?」
賢治「カズマ、割り切れ! ここはそういう世界だと。」
『ジオウ!』 『フォーゼ!』
賢治「変身!」
『ライダータイム! 仮面ライダージオウ!!』
『アーマータイム! 3・2・1! フォーゼ!!』
俺は、ジオウとフォーゼのライドウォッチを起動して、ジオウフォーゼアーマーに変身した。
何故フォーゼアーマーなのかって?
フォーゼアーマーならネットモジュールが使えるからだ。
これで一網打尽にできるってもんだ。
めぐみん「! 変身するんですね? じゃあ私も!!」
『ウォズ!』
めぐみんがウォズミライドウォッチのスターターを押すと、腰にビヨンドライバーが出現した。
次に、ミライドウォッチをマッピングスロットにセットする。
『アクション!』
変身の待機音が流れ、めぐみんがもう一度ウォッチのスターターを押すと、ピクトウィンドウが開き、センドプロジェクターが現れた。
めぐみん「変身!」
めぐみんが「変身」と言った後に、クランクインハンドルを閉じると。
『投影! フューチャータイム!』
『スゴイ! ジダイ! ミライ! 仮面ライダーウォズ! ウォズ!』
めぐみんの体に、銀色のボディスーツが装着され、胸と肩と脚にはグラフェニウムコートが施された黒と蛍光グリーンのプロテクターが装着された。
そして顔には、ジオウと同じように、青色の『ライダー』の文字が刻まれたインジケーションアイが現れる。
今ここに、仮面ライダーウォズの誕生の瞬間だ!
めぐみん「これが・・・仮面ライダー・・・すごい、凄過ぎです!!」
「力と魔力がみなぎってきます!」
賢治「めぐみん、おめでとう!」
めぐみん「! はい!」
賢治「よし! 行くぞおおおお!!」
めぐみん「おおおぉぉ!!」
俺とめぐみんはキャベツみ向かって突撃していった。
俺はネットモジュールを出現させ、コズミックエナジーで作られた虫取り網でキャベツを大量に捕まえていく。
めぐみんは、ジカンデスピアを杖モードに変形させて、キャベツに叩きつけて確実にキャベツを捕まえている。
そんな中、カズマは・・・
カズマside
キャベツが行き交い、冒険者体を襲う。
キャベツの突進は意外に強力で、当たれば吹き飛ぶくらいだ。
冒険者達がキャベツに襲われそうになるが、そのほとんどは変身した賢治とめぐみんによって捕まるか、地面に叩きつけられていた。
自分も何かしなければと思うが、何故か足が動かない。
だが、俺はこの時、こんな事を思っていた。
『俺もあの二人みたいになりたい』だった。
誰かを助け、沢山の人の笑顔を守る。
そんな、『ヒーロー』に。
・・・・・・いや、馬鹿げている。
いまさら何を言う。
そんな夢はとっくの昔に、箱に入れて鍵をかけて、胸の奥にしまい込んだはずだろう。
そもそも、俺にヒーローなんて務まるのだろうか?
俺なんかにその資格があるのだろうか?
・・・・・・待て、そもそも俺はこうやって適当な理由を付けて、無理だと決めつけて逃げているだけなんじゃないか?
自分の夢から、憧れから逃げているだけなんじゃないか?
ヒーローになりたいのなら、今度こそ諦めないでその夢を叶えるために、真っ直ぐ進めばいいじゃないか?
この世界にきて、第二の人生を得た今なら出来るはずだ。
覚悟を決めろ、俺!
沢山の人を助け、沢山の笑顔を守るために!
すると、右のポケットの中が熱くなっているのがわかった。
中にあるものを取り出してみるとそれは、賢治から渡されたライドウォッチだった。
それが今、赤く輝いている。
カズマ「これって・・・うっ!?」
『そうか、では俺は今ここで、お前の道を終わらせるだけだ!』
『この時代のお前に恨みはない。 でも、未来のためだ。 消えてもらう。』
『2017年に行けば、アナザービルドを倒せるかもしれない、ということか。』
『俺たちがやることはただ一つだ。』
『俺は迷ってなどいない。 俺は、俺たちの運命を変えるために、この時代に来た!』
『運命か・・・そんなものは俺が変えてやる! あいつが魔王になるのは、この俺が止める!!』
『俺は、お前によってもたらされる、最低最悪の未来を防ぎにここに来た。』
『今からでも遅くない。ベルトを捨てろ!』
『ジオウを倒すためなら、敵の力だって借りてやる。 いくぞ!』
『お前は、最高最善の魔王になると俺に言った! だったら問題ない。 最低最悪の魔王になったら! 俺が倒してやる!! 必ずな。 俺を信じろ!!』
『お前の世界が消えるのを防いでやる。ただし、お前の世界を救うのはお前じゃない。』
『俺達も・・・お前の友だ!!』
『ジオウ・・・オーマジオウになれ・・・時の王者に・・・』
『お前ならなれる・・・最高最善の魔王に・・・!』
『幸せだったぞ・・・この時代に来て・・・総悟・・・お前の仲間に・・・友になれて・・・』
カズマ「・・・これが、めぐみんの言っていたやつか。 この人凄過ぎだろ。」
俺はゲイツライドウォッチのリューズを回し、スターターを押した。
『ゲイツ!』
すると、賢治と同じジクウドライバーが腰に巻きついた。
ウォッチをD‘9スロットにセットしライドオンリューザーを押した。
その後イメージで見た、明光院ゲイツが変身時にやっていた変身ポーズをとる。
カズマ「変身!!」
と叫び、ドライバーを一回転させる。
『ライダータイム! 仮面ライダー・ゲイツ!』
すると、俺の体に赤色のボディースーツに、グラフェニウムコートが施された赤とグレーのプロテクターが装着され、顔の部分に『らいだー』と平仮名の形のインジケーションアイが刻まれた。
・・・・・・何で平仮名なんだろう?
賢治サイド
賢治「お! カズマの奴、ついにやったか!」
めぐみん「カズマも仮面ライダーに?!」
なれるとは思っていたが、こんなに早く仮面ライダーになれるとは。
すると、めぐみんが何やら体を小刻みに振るわせ
めぐみん「・・・うぅ、何でしょう? このこみ上げてくる衝動は?」
「うううぅぅぅ・・・・・・ああああああーーーーもう我慢できません!!」
賢治「え?! めぐみん?」
めぐみんは大声をあげて、仮面ライダーに変身したカズマの元へ走って行った。
次の瞬間、両腕をバッと広げて
めぐみん「祝え!! 闇を切り裂き! 世界に光をもたらす救世主! その名も仮面ライダーゲイツ!」
「今ここに、生誕の瞬間である!!」
カズマ「??! ・・・めぐみん、何言ってんだ?」
めぐみん「・・・私にも分かりませんよ!」
「何だか、言わなきゃいけない衝動に駆られたんです。」
まぁ、今のめぐみんじゃ仕方がないか。
仮面ライダーウォズだし。
賢治「カズマ。」
カズマ「うん?」
賢治「Happy Berth Day・仮面ライダーゲイツ!」
カズマ「!! おう! ありがとう。」
賢治「あと、これも渡しておくよ。」
俺は、カズマに二つのライドウォッチを渡した。
カズマ「これは・・・ガタックとメテオ?!」
賢治「おう、カズマも知ってる仮面ライダーだろ。」
「この二人はカズマが使ってくれ。」
カズマ「おう、わかった。 ありがとう。」
そう言って俺は再びキャベツ捕獲に戻った。
カズマ「えぇ〜っと、じゃあこっちを。」
カズマはメテオライドウォッチを左腕のライドウォッチホルダーにセットして、ガタックライドウォッチを使うようだ。
『ガタック!』
『アーマータイム! Stag Beetle! ガタック!』
ガタックアーマーが出現すると、ゲイツの肩の部分に仮面ライダーガタックの変身アイテムのガタックゼクターの頭の部分を模したアーマーが装着され、胸に青いプロテクター、仮面の部分には鍬形虫の形の青いツノが現れた。
そして顔には、『がたっく』と平仮名のインジケーションアイが現れた。
カズマ「よーし、いくぜ! クロックアップ!」
『クロックアップ!』
カズマは仮面ライダーカブト系のライダーが使うクロックアップを発動させ、高速移動で次々とキャベツを捕まえていく。
さすが、仮面ライダーを知っているだけあって、特性をよく分かっているな。
そこから先は、俺たち仮面ライダーの時間だった。
ー緊急クエスト キャベツ捕獲・・・達成!!ー
クエストを終えた俺達は、ギルドの食堂に来ていた。
他の冒険者達も、今回の突発クエストでそれなりに稼げたのか、みんなホクホク顔だ。
俺たちのパーティは言うまでもなく、後日に支払われる報酬のおかげで懐が潤っている。
今もクエスト達成を兼ねて、ちょっとしたパーティータイムだ。
ただ一つ、・・・どうしても納得がいかないことがある。
賢治「・・・・・・うま!」
(けど、納得いかねぇ〜。 何でキャベツの野菜炒めがこんなに美味いんだ?)
横を見ると、隣に座っているカズマも、同じ表情をしている。
そうだよな、そう思うよな。
・・・・・・でも美味いんだよ。
今まで俺が食べていたキャベツは何だったんだ?
腐っていたのか? この世界に来てベジタリアンに目覚めそうだ。
そう思うくらい美味い。
アクア「貴方、さすがクルセイダーね。 その防御力にはキャベツ達も攻めあぐねていたわよ。」
ダクネス「! いや、私などただ堅いだけの女だ。 それくらいしか取り柄がないからな。」
そう、ダクネスはその持ち前の防御力を生かして、他の冒険者達をキャベツの突撃から、体を張って守っていたのだ。
ただ、キャベツが当たるたびに、気持ち良さそうにしていたのは、俺の気のせいではないはず。
めぐみん「アクアの花鳥風月もなかなかでしたよ。」
「冒険者達の士気を高めつつ、キャベツの鮮度を冷水で保つとわ。」
アクア「まぁね。 みんなを癒すのがアークプリーストの役目だもの。 それに、アークプリーストが出す水はとても清いのよ。」
それって別に、花鳥風月じゃなくても、クリエイト・ウォーターで十分じゃないか?
ダクネス「それより私は、賢治達の方が驚きだ。 何なのだ君たちのあの姿は?」
エルシャ「本当よ。カズマも仮面ライダーになったと思ったら、目にも止まらない速さでキャベツを捕まえていたし、めぐみんは途中で姿が変わったと思ったら、急に5人に増えるんだもの。」
カズマはクロックアップを駆使して確実にキャベツを捕まえ、めぐみんは途中から、ウォズフューチャリングシノビになり、分身の術と高速移動で効率よく捕獲していた。
アクア「それを言ったら賢治も大概よ。 あんな大きい網で一網打尽にするなんて。」
まぁ、あのキャベツは突進にさえ気をつければ、急な方向転換もしないし動きも直線的だから、そんなに苦労しなかった。
こんなクエストで稼げるんなら望むところだ。
アクア「私達も中々いい感じのパーティになってきたわね。」
「クルセイダーのダクネス、ドルイドのエルシャ、アークウィザードのめぐみん、ルーンパラディンの賢治、アークプリーストの私に冒険者のカズマ。」
「6人中4人が上級職のパーティなんてそうそう無いわよ。」
めぐみん「ふっふっふっ、しかも賢治と私とカズマは仮面ライダー、これはもう最強のパーティと言っても過言ではないでしょう。」
いつの間にかダクネスがメンバーに入っている。
まぁ、仕方ないか。
ダクネス「では皆、改めて私はダクネスだ。」
「一応両手剣を使っているが、戦力として数えないでくれ。」
「何せ、不器用すぎて攻撃が当たらないので、だが壁になるのは大得意だ。」
「これからよろしく、皆。」
・・・俺も普通の人ならなにも文句はないんだが。
この人あれだよな、ただのドMだ。
正直これから苦労しそうだけど。
賢治「・・・ダクネス。」
ダクネス「?」
賢治「これからよろしく。」
ダクネス「!! あぁ! よろしく。」
この日俺たちに新しい仲間が加わった。
と、今回はこんな感じです。
次は、爆裂散歩からベルディア登場辺りを書きたいと思っています。
又、次回もよろしくお願いします。
でわ、また次回