出久君の叔父さん(同学年)が、出久君の運命を変えるようです。Season2 作:SS_TAKERU
少し短いですが、お楽しみいただければ幸いです。
雷鳥side
さて、第3試合も
「訓練シナケレバ強クナレナイトハ」
「養護教諭ヲコッチヘ呼ベバ良イ。人間ハ非効率ダ」
轟によってボコボコにされた鉄哲は、ロボットの手でリカバリーガールの下へ搬送され―
「轟。お前の行った事だが、その意義は十分に理解出来る。しかし、やり方が少々非合理に過ぎる。つまりは…
「すみませんでした」
「今後は気を付けるように」
轟も相澤先生から注意を受ける羽目となってしまった。あの荒療治は必要だったとはいえ、なかなか難しいものだ。
「ステージの被害が著しい為、第4試合、第5試合は別ステージで実施する! その準備も兼ねて15分の休憩を取るので、出場者は準備を整えておくように! それから、施設への被害は最小限にすること!」
ブラドキング先生の声が響き、周囲の空気が僅かに緩む。思わぬ形で得た休憩時間、しっかりとリラックスしておくとしよう。
「ステージ的にさ。
「加えて怪力が自慢な
「なんだっていいぜェ…早く切り刻んじまおうぜェ…」
「うん、
「………うん、どう考えても私達が取れる作戦は、
頭に浮かんだ作戦は、2つだけだった。私は3人の顔を見渡しながら、指を立てて作戦について話していく。
「1つ、ひたすら逃げて逃げて逃げまくって、時間切れを誘う」
「引き分け狙い…って事かァ?」
「そう、私達4人で索敵と妨害に専念すれば、捕まらずに逃げ切れる可能性は決して低くない…筈。
「一理あるな…ちなみに、もう1つは?」
「まず相手を分断。それから
「あの
「なるほどなァ…
「それじゃあ、どっちの作戦でいく?」
私の問いかけに対して、3人の答えは…同じだった。
「さぁ、油断せずいこう」
第4試合の開始と同時に、俺達は移動を開始した。
もちろん
「…来たか」
ある程度進んだところで、俺の
よし…始めるとしようか!
「
「あいよっ!」
「了解!」
俺の声が響くと同時に、
「乱れ撃つぜ!」
「バーストモード…発射!」
「ちょ、そ、そんなのアリ!?」
たちまち物陰から焙り出され、次々飛び出してくる取蔭のパーツ達。
「マグネ・マグナム! ランダムシュート!」
追撃としてベアリングボールを乱射するが、これは全弾避けられ…取蔭のパーツ達は一斉に飛び去ってしまった。だが…
「
「はぁっ、はぁっ…はぁっ……」
「あんな…簡単に見つけられるなんて…でも、
ここで私の脳裏に浮かぶ最悪の想像。あのチームには、
「
思わず叫びながら、御破算になった作戦を大急ぎで練り直す。
元々の作戦は、
だけど
「
「任せなっ!」
「了解!」
「ッ!?」
私の思考を打ち切ったのは
「無手の相手に飛び道具って…そこまでやる!?」
その場から動く事も出来ず、物陰に潜むのが精一杯…なによ! 私なんかより、
「
「ごめん、遅くなったよぉ」
そこへ駆けつけてくれたのは、
「早業着工! ウェルドクラフト!」
「竣工!」
瞬く間に防壁を作り出し―
「グルースコール!」
「ダブルサンダー! ブレーク!!」
その接着剤は
「もらったぜェ!!」
そこへ両腕から刃を伸ばした
咄嗟に行った連携としては、最高と言っても良いレベル。普通だったら最低でも1人は仕留める事が出来ただろう。
だけど…不意打ちを受けたにも関わらず、
「
その姿に私は
両腕の刃を振りかざし、落下していく
「
「エクラゼ*1! ナックル!!」
その剛腕を振るって
「ぐへぁっ!!」
「うわぁぁぁ!
「馬鹿ッ! 泣くのは後だ! ここは逃げるんだよぉっ!!」
目の前でKOされた
全く歯が立たない…言葉にはしないけど、それが私達共通の認識だった…
「よし、まずは
気絶した
敵から見れば、ここまでいやらしい相手もいないだろう。
「ホント、お前が
「
「いいや、何にも」
制限時間は残り14分。油断せずにいかないとな!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
合同戦闘訓練の状況は以下のようになっております。
第1試合(終了) 〇A組(切島、口田、心操、蛙吹) 4-0 B組(宍田、円場、鱗、塩崎)×
第2試合(終了) 〇A組(青山、常闇、葉隠、八百万) 4-0 B組(黒色、吹出、拳藤、小森)×
第3試合(終了) 〇A組(飯田、尾白、障子、轟) 4-1 B組(回原、鉄哲、骨抜、角取)×
第4試合(試合中) A組(砂藤、吸阪、瀬呂、耳郎)vsB組(泡瀬、鎌切、凡戸、取蔭)
第5試合 A組(緑谷、峰田、芦戸、麗日)vsB組(庄田、物間、小大、柳)