「不味いわ!!!」
アスナたちの目の前に見張りのレッドプレイヤーたちが現れた。
「くっ!」
正面突破が無理だと分かり、引き返そうと、振り返るが
「もう逃げ場はないぜ!」
後ろにも見張りがやってきた。
「囲まれた・・・・」
「どうしょう・・・」
奴隷たちは言葉を失う。すると正面にいたレッドプレイヤーたちをかき分けて、デジモンが姿を現す。
「聞け、家畜ども。私の名はメルキューレモン。伝説の十闘志の一人、愚劣な人間どもを培養するこのファームの主。」
「十闘志・・・・・・」
アスナは小さく呟く。
「脱走の罪を分からせる為に、貴様らにふさわしい相手を用意した!」
するとメルキューレモンの後ろからあるモノが姿を現した。ソレは魔導師では無かった。いや、それは生物だとさえも認識するのは難しい姿をしていた。形としては人型に近いが、意思のようなものは全く見えず決められた行動しか行なえないような機械のような存在。頭部に存在する目のようなカメラアイが真っ直ぐにリーファたちに向けられている。その機械のような生物から感じられる気配に、リーファは僅かに目を見開く。
「この気配は・・・・デジモン?」
『その通りだ。まだ試作品だが、これこそが我らが作り上げている兵器『ギズモン:XXT』だ!』
ギズモン:XXT、世代/究極体、属性/不明、必殺技/XXTレーザー、XXTレーザー++、XXTヘリックス、XXTハッキング
人間とデジモンのデータを融合改造して作られたマシーン型デジモン。ギズモン:XTの改良版。このデジモン自体に意思は無く、プログラムされた命令通りに行動する。また、人型故に多種多様な武器を装備する事が出来る。このデジモンに倒された者は、完全な消滅しか待っていない。必殺技は、眼球と腹部から赤いレーザー光線を放ち、データを粉々に破壊する『XXTレーザー』だ。
「さあ、跡形もなく消え去るがいい!」
「くっ!!」
飛び掛かって来たシリカに対して、ギズモン:XXTは即座に反応してシリカの一撃を片腕を動かす事で防ぐ。
ーーーガキィィン!!
「ムン!!」
自らの攻撃が防がれてもシリカは構わずに攻撃をし続け、ギズモン:XXTはその攻撃を最小の動きだけで防いで行く。
ーーードガッ!!ガキィッ!!ドン!!キィン!!
攻撃を無駄なく捌いていくギズモン:XXTに、シリカは更なる猛攻を繰り出す。しかし、その攻撃も予想の範疇だと言うようにギズモン:XXTは防いで行く。防いだ後の衝撃に対しても柔軟な体を利用してギズモン:XXTは衝撃を受け流し、その身にはシリカの力を持ってもダメージは最小限しか与えられていなかった。
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