「拓也!紹介するよ。」
街のレストラン、そこには7人のプレイヤー達が集まっていた。
「ボクのギルド、スリーピング・ナイツの仲間たち!」
ユウキの声にプレイヤーたちはそれぞれ自己紹介を行う。
「僕は、ジュン!拓也さん、よろしく!」
「わ、私はその・・・・た、タルケンって名前ですよ、よろしくお願いします。」
「あたしはノリ。会えて嬉しいよ、拓也さん。」
「初めまして。私はシウネーです。ありがとう、来てくださって!」
「テッチっていいます。どうぞよろしく。」
呆然としている拓也にユウキはゆっくりと近づく。
「そしてボクが一応、ギルドサブリーダーのユウキです。」
「・・・・・・サブリーダー?」
「拓也、あのね・・・・・ボクたち、人間牧場のボスデジモンを倒したいんだ!」
普通の人なら『勿論です』と答えるこの場面。だが『普通』と言う言葉に当てはまらない拓也は、
「嫌だ!」
即申し出を断った。
「えーっ!?どうして!?」
食い下がるユウキに拓也は現実を教える。
「お前ら、人間牧場ってどういう所か分かってるのか?強い見張りデジモン、完璧なセキュリティ、何より十闘志。」
「うん。実は、前に一度このメンバーで潜入したんだ!」
「6人で?」
「ううん、7人で。僕たち的には頑張ったつもりだったんだけど・・・・。」
「なんでそんな無茶を・・・・」
するとユウキの代わりにシウネーが口を開いた。
「実は前に挑戦した時、八方塞がりなってしまって。その時に私たちのリーダーが囮なって私たちを逃がしてくれたんです。だからこのクエストには、リーダーを救い出す目的も含まれているんです。」
「・・・・・・・・・。」
「それで、色々なギルドに助っ人を頼んだんですけど・・・・・。」
「断られたわけだな。」
当然のことだろう。失敗すれば死、あるいは囚われて一緒家畜扱い。こんなリスクの高すぎるクエストなんて誰もやりたがらないだろう。
「どうでしょう?引き受けてはもらえませんか?十分な御礼は出来ないかもしれないんですか・・・・」
申し訳なさそうな顔をするシウネーたち。だが拓也は
「嫌だ!」
断った。
そして拓也への嫌がらせの日々が始まった。
外に出れば、
「待てーーーーー!!」
「だ・か・ら入らないって言ってんだろ!」
「大人しくボクたちのギルドに入ってよ!」
拓也は全速力で走る。そしてその後を追うユウキ。
疲れて家に帰っても、
「・・・・・・・・・・・・。」
何故か家中にスリーピング・ナイツの書類が貼られていた。
食事をすると
「ムグムグ、あ、これ、美味しい。」
「自分の家で食え!」
常にユウキが側にいる。
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