「災ねぇ・・・・・・」
確かにこの頃、災難続きで休む暇もない。
「拓也、本当に信用できるの?」
ユウキは不満そうな顔を向けてくる。
「ああ。何故かは知らないが、ここの占いは100%当たるんだ。それで、シャーマモン。俺たちが探してる奴はどこにいるんだ?」
拓也の言葉にシャーマモンは、激しく踊り出す。そして
「直に分かる。お前たちは自宅に戻るが良い。」
「『・・・・・・・・・・。』」
シャーマモンに言われた通り、拓也たちは家に戻ることにした。帰宅した途端、拓也はベットへとダイブする。
「落ち着く・・・・・・・」
「たまにはのんびりしようよー、拓也。」
「そうだな・・・、って俺のベットに寝転がるな!」
「良いじゃん、減るもんじゃなし。」
ユウキは装備を外すと、拓也のベットの上でにゴロゴロに転がる。
「いつも忙しそうだし、こうして二人っきりになれるだけでも貴重だよ。」
「誰のせいだよ。それに絶剣だって、いっつも忙しそうにフィールドを駆け回っているじゃないか。」
「そう?最近はそうでもないと思うけどなー」
「元気いっぱいにどんなときも全力で過ごしているのが俺の中での絶剣のイメージだからな。」
「うーん・・・・・前はさ、ありったけの時間をすべて全力ですごしてきたけど・・・・・・。最近はこうしてのんびり過ごす時間も大切だと思うし、それに楽しいんだ。」
「そうだな・・・・・。」
「そういうことに気づけたのって全部みんなのおかげだよ。」
「そうなのか?」
「みんなと出会って、一緒の時間を過ごすようになってから急がなくても楽しい時間を過ごせるって知ったんだ。だから今は、全ての時間が充実しているって思えるよ。」
「ふーん。」
「だからこれからも二人でこういう時間を過ごそうね?」
「嫌だ。」
「ええー!?ボクは拓也の相棒でしょう?」
「そんなわけないだろう!」
するとドアノブが回る音がした。そしてノックも聞こえた。本当に懲りない連中だなと、拓也は半ば呆れも感心する。
「誰か来たみたいだよ?」
「構うな。どうせ、俺を倒しに来たプレイヤーだ。」
「拓也を?」
「忘れたのか?俺も十闘志の一人なんだぜ。」
その言葉にユウキは納得する。なので二人は無視する事にした。だがノックはしつこく続く。
「・・・・・・・・。」
シビレを切らした拓也とユウキが文句を言おうとドアに近づくが、突然ノックが止んだ。やっと諦めたかと思い、二人は、回れ右してドアに背を向けた瞬間。
ドカーン
突然ドアが破壊され二人は瓦礫の下敷きになった。
「拓也さん!大変・・・・あれ?」
コートでを姿を隠した少女、シリカが現れる。彼女はキョロキョロと部屋の中を見渡す。
「『う・・・・・う・・・・・・・・・・・』」
拓也とユウキは這いつくばりながら、なんとか脱出する。
「あ、いた!二人とも何でそんな所で寝てるんですか?」
この小説は続けた方がいい?
-
続けた方がいい
-
やめた方がいい