とある魔境の日常   作:虹元村村長

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初投稿です、よろしくお願いします。


プロローグ ツッコミ人生の始まり

「お前らなんで踊ってんだよ!」

今、俺の目の前には某お祭り男でなくても「え~~~~」とか「うそやん」とか言いたくなる状況が広がっていた。

前もってお父さんから「転校先は変なところだから覚悟しておけよ」といわれていたから、

出合い頭に謎の郷土料理を口に突っ込まれるぐらいは覚悟していたが、

さすがにインド映画みたいに先生含めてクラスの全員で踊っているのは想定外だった。

なぜ俺がこんなところにいるしているのか、それは1か月前にさかのぼる...

 

「一郎、お父さんもお母さんも転勤するんだが、一緒に来るか?」

突然こんなことを言われて驚かない人がいるだろうか、いるわけがないだろう。

ここで「いや、俺ももう高校生だし一人暮らしするよ。」といっていれば、未来は違ったのかもしれない。

しかし、うかつなことに俺は(リアルじゃあ友達もいないしいいか)とか考えて、

「うん、いく。」と答えてしまったのだ。

今思えば、あの時どこに行くかすら知らなかったのになぜあんなことを言ってしまったのだろうか、

10か国語ぐらいペラペラな両親とは違い英語も微妙なのだ、これで海外への転校だったらどうするつもりだったんだと過去の自分を呪いたくなるが、行ってしまったものは仕方がないと、転校先を聞いてみると、

「虹本島」なる謎の地名が返ってきた、それでインターネットを使って調べてみたところ、

恐ろしいことが分かった、曰く

「手刀でイノシシをイノ/シシにできて一人前」だの

「キノコタケノコ戦争で死者が出た」、だの書かれていた、

群馬県をグンマーというのと同じようにネタだろうと思っていたが、

村の公式ホームページに「グンマーよりも変なとこ」とか書いてあって、俺の心はへし折れた。

 

そして新しい学校につき、クラスに入ったはいいが、意味不明な状況を見ても持ち前の謎の冷静さで落ち着いて考えているのが今の状況である。

いま4月だぞ、なんで初対面の人も多いだろうにこんなことできてんだ、お前らインド人か何かか。

「先生、この人だれですか?」、と、ある生徒が言った、なんか髪の毛が銀色と赤色が混じっている特徴的な人だが、なんか常識人な気がする。

「先生、今日転校生が来るの伝えるの忘れてました」とか言われて、

おい、こいつ教師失格じゃねって思っていたところ

「じゃあみんな自己紹介お願いね、だから静かにして」っていったらみんな静かになったから、

やっぱり先生なんだな、って思った。

 

で、自己紹介になったのだが、またここからがおかしかった、

アラビア語で自己紹介したりパワードスーツを着ていたり、しかもみんなだれも驚いていないから、

俺はまたもや1週回って冷静な頭で「グンマーよりも変なとこ、ってこういうことだったのか」と納得してしまった。

はたして俺はこの先生き残れるのだろうか、ツッコミのし過ぎで息が吸えず窒息死しないだろうか、そう思いながら俺の学校生活は幕を開けるのだった。

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