キャストリアで行くハリー・ポッター   作:かぼちゃの騎士

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コメント返信が出来なかった場合、作者が疲れ切って寝てると考えてもらって結構でヤンス!


スネイプ先生主催! 楽しぃ? 魔法薬学!

 朝食の時間からかなり経ち、ついに疑問であった魔法薬学の時間となった。

場所は一番薄暗く不気味だと噂される地下牢。そこは授業用にリフォーム工事が行われているのか壁一面にアルコール漬けされている動物が浮かんでいて地下牢って言うよりも、マッドでサイエンスな怪しい科学者が使ってそうな教室へと変わっていた。あとすっごく寒くて薬品くさい……ニンニクくさいよりはマシだけども。

 

担当教師であるスネイプ先生はまず出席を取り始める。途中までは普通に進めていたのだけどハリーの名前になった番で「ハリー・ポッター。我らが新しい、スターだ」なんて言うもんだから何故か冷やかし笑いが起こる。まあ原作知ってるだけにスネイプの態度も納得の一言だけども入学したばっかりの子供なのにやりますか、普通。

 

「それでは授業を始める」

 

出席を取り終わったスネイプ先生はそう言って俺達を見渡すけど……あ、スネイプ先生の白髪発見! 抜きてぇ!

 

「この授業では杖を振ったりバカげた呪文を唱えたりはしない」

 

何で長い白髪下げてるのに気付かないんだろうか、不思議だ。場所的に前髪のとこだから朝、鏡を見れば一発で分かるというのに……

 

「魔法薬調合は微妙な科学と芸術的な技の学問だ」

 

見るからに髪は整えてるからなぁ……気付かないはずないんだけどもなんでそのままなんだ?

 

「それらの技を諸君らが理解できるとは到底思わん。しかし」

 

ってか、スネイプ先生の演説モドキ早く終わってくれないかな。眠くなってきたんだけど。

 

「一部の、素質のある者だけに伝授してやろう。人と惑わし心を操る術を……名声を瓶に詰め、栄光を醸造し、死にさえ蓋をする方法を」

 

あまりの演説の長さに俺がうたた寝に入ろうとしたタイミングで演説は終わったらしく教室はマクゴナガル先生の授業の時のような静寂さに包まれた。 わかってたけどこの人も何かカリスマ的なモノあるわ、絶対。

 

そうこうしていると突然スネイプ先生は「ポッターッ!」とハリーの名を呼んだ。な!?いきなりどうした!?

 

「アスファデルの球根の粉末にヨガモドキを煎じた物を加えると何になるかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…( ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…(/ω\)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…(; ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今のハリーには分からなくないか、それ。

突然な質問にハリーも戸惑っているらしくロンの方へと目でヘルプを出してるけど……ダメだ! ロンの奴何それ美味しいの?って感じで肩をすくめてやがる。それでいてハリーの隣ではハーマイオニーの右手がそそり立っている……ヤバイ、この状況、カオスだ。

 ハリーはロンへと聞くのを諦めて今度は俺へと聞いて来る……いや、知ってるからいいんだけどさ。確かその組み合わせは眠り薬が出来るモノだったよな。答えをスラスラっと羽ペンで書いた紙を用意するとハリーの手元へと滑り込ませようとしたんだけど。

 

「他の者から聞くのは禁止だぞ、ポッター。自身の知識のみで私の問いに答えたまえ」

 

それを封じて来たスネイプ先生。ま、マジか。ハリーに恥をかかせる為にそこまでするか。

 

「わかりません」

 

ハリーが答えるとスネイプは口元でせせら笑う。

 

「チッチッチッ、有名だけではどうにもならんらしい」

 

その後もハリーへの質問は続く。その都度にハーマイオニーは高々と手を挙げて答えようとするんだけども全て無視されハリーは分からないと答えるしかない。途中俺も手を上げて答えようとしたけどハーマイオニー同様無視された。クソが!

 

「クラスへと来る前に教科書を開いて予習なりなんなりしようとは思わなかったのかね、ポッター」

 

 いや、それでも無理でしょ。例え開いていたとしても前世で使っていた辞書と同じようなサイズの本に記載されてある全てを覚えることなど到底不可能、例え出来たとしてもそれはハーマイオニーのような勉強熱心な者か俺の様な薬物対策の為に読む変わり者ぐらいだろう。

 

「まったく情けない……名前ばかり有名でも何の役にも立たん、そうは思わんかね? ポッター」

 

そう言ってハリーを見つめるスネイプ先生。私にはこの時、ニコニコと笑いながらハリーを見つめるマルフォイ君の方が印象的だった。あぁ~、やっぱり原作通り、性格悪いのかな? 

 

 

 その後、予定通りに魔法薬の授業を始めた私達。スネイプ先生は生徒を二人組のペアーになるように分けておできを治す、比較的簡単だけど間違うと結構危ない薬の調合方法を教え始める。普通の授業になると最初は安心してたけどそうはならずスネイプ先生の個性が発揮される。

 最初は薬品の材料である物を加工している時。俺達生徒達がホシイラクサの乾燥物を計り、蛇の牙を砕いたりと作業している時にその黒いマントを翻しながら見回る行動を取る。正直マントが怖いぐらいに翻って薬品に当たるかもって心配で気が散るのでどっかに行っててほしい。もしくはそのマントを捥ぎたい。

 その次は生徒への注意だ。この一言だけなら当たり前の事なんだけども授業中、スネイプ先生はロンの言っていた噂通りにスリザリンの生徒を贔屓しているらしく本当に間違ったスリザリン生徒を例外に間違ってもいない生徒含めグリフィンドール生徒全員に注意をしまくっていた。そしてそれ以外の生徒は何もなく逆にほめていたぐらいだ。そしてその褒める対象ってのが決まってスリザリン生徒。その時はマジで贔屓しているとビックリするしかなかったね、俺も注意を受けたわけだし……間違った事はしてないはずなんだけどなぁ。

 

その後は何とか順調に進んで、ようやく終わりが見えて来たと頃、トラブルが発生する。丁度スネイプ先生がマルフォイを褒めている途中にそれは起こった。

 

「うぁ!?」

 

 部屋が強烈な緑色の煙が立ちこみ、シューシューとまるで強酸性物質に何かを溶かしたようなそんな大きな音が広がった。

 

「な、何事ですか!?」

 

私はパニックになりつつも急いでこの騒ぎの原因を見つけ出す。どうやらネビルがどうやってかやらかし、シェーマスの鍋を溶かしてしまったらしく。音の正体はシェーマスの作っていた薬品、それが床へとこぼれ落ちて床を溶かしていた音だったらしい。そして床にこぼしたと言う事は他にも被害が出るわけで―――

 

「キャー!」

 

 

俺達、見ていた生徒は床を伝って流れてくる薬品を回避するため椅子の上へと素早く避難したけどシェーマスの近くにいた生徒達は不運な事にそれを踏んでしまって靴が溶けてしまっている。ありゃりゃ、ありゃぁ靴とかに穴開いてるだろうな。

 

「僕の靴が!?」

 

マルフォイザマぁですな!

 

珍しくいい気分となりながらも俺まで巻き込まれないでよかったと安堵した。ふぅ~助かったぜぇ。そして、この騒ぎの原因を作った当人はと言うと……何だか酷い状態になってました。

 

「うぅぅ、痛い、痛いよぉ」

 

当人であるネビルは大釜が溶けた時に薬を思いっ切り被っていたらしく、腕や足、全身そこらじゅう真っ赤なおできが噴き出していました。かなり痛いのか、うめき声まで上げている。

 

「バカ者がッ!」

 

スネイプ先生は怒鳴りつつも杖を一振りしてこぼれ、辺り一面に広がる薬を消すと溶けた鍋を見つめる。

 

「大方、鍋を火にかけたまま山嵐の針を入れたんだな?」

 

うめき声をあげるネビルへそう鋭く質問する先生。あまりの迫力に弱った心は耐え切れなかったのかネビルは泣き出してしまう。

 

「彼を医務室に連れて行きなさい」

 

 苦々しくスネイプがそう巻き込まれ完全に被害者なシェーマスへと指示するとネビル達はゆっくりと部屋を後にした……後でお見舞い行っとこうかな、友達なんだし。

 

お見舞いの品は何が良いかと考えようとした時、スネイプは告げる。「ポッター、ウィーズリー、君達は何故彼が間違えた行動をしていたのに止めなかったのかね?」っと。こ、コイツ、この件をダシにハリー達を攻める気かよ。

 

「特に君だポッター、何故針を入れてはいけないと伝えなかった。これは授業だ、どんな事でも生徒同士で助けあっていかねばならない。あまりに無責任でこの場に相応しくない行動にグリフィンドール1点減点だ」

 

「!?」

 

あまりの理不尽な理由に対して流石に抗議しようとしたのだけどロンがハリーへ「やめたほうがいい」と小声で言ってるのが聞こえたのでやめた。冷静に考えてみるとここで抗議したらそれだけスネイプ先生に付け入る隙を与えるって事だ。結果的にはさらに減点されてしまう事に発展するかもしれない。俺はあまりのスネイプ先生の問題行動についつい杖を強く握り絞めてしまうほどの悔しさを感じた。

 

 




この物語は小説版ベースに映画版の内容をつぎ足し貼り付け縫いこみして書いてるから映画勢の人達には分からない事も多々あるんじゃないかな?
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