ドラクエ魔法持ちのTS転生者なんだけど現実世界というのが問題です   作:魔法少女ベホマちゃん

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黒幕との邂逅。ついでにユアの意い。

 わたしは無言のままそいつの車に乗った。おんぼろの軽自動車だった。

 

 後部座席も空いていたが座ったのは助手席である。隣には狂人の目をした男が座っている。ルナによれば一度逢ったことがあるらしいのだが、正直なところ著しく顔が歪んでおり覚えがない。

 できれば助手席には座りたくなかったが、何か聞かれればスマホを見せて対応するほかない。

 

「尾行はないよな?」

 

 わたしはこくりと頷く。

 

 あるに決まってるだろ。馬鹿かこいつ。

 ただ、こいつを刺激しないように細心の注意をはらってもらっているはずだ。

 

 いまだ、わたしは自分にかけた沈黙呪文(マホトーン)がかかっており、スマホを通じた音声でしか魔法を使えない。

 

 スマホの中には今まで使った魔法の音が封じこめられている。その発話を呼び水にして、あとは身体の中から無限に等しいMPを引き出せば魔法は使える。

 

 したがって、探索魔法(レミラーマ)は使った。

 ユアは都内のある家にとらわれているらしく、当然、いま国の精鋭たちが向かっている。

 

 わたしが電話をかけた相手と相対しているのは、ユアの身の安全のためだ。

 向こうだっていろいろ考えてるはずなんだよな。

 

 例えば、合流呪文(リリルーラ)というものがある。

 これは一度触れたことがある人のもとへ合流できる呪文で、行ったことのない場所にも移動できる。ドラゴンボールの瞬間移動みたいな性質のやつだ。

 これを使えば、わたしは一瞬でユアの元に飛べる。

 いや()()()()()だというのが正確なところか。残念ながらリリルーラはいままで使ってこなかった。ルーラがあれば事足りるからな。だから音声データがない。

 

 しかし向こうは、おそらくわたしが魔法に制限がかかっていることを知らないはずなんだ。

 昨日の今日だし。

 わたしの私的な理由でマホトーンはおこなったから、配信でも掲示板でも情報を流していない。

 

 もしも電話口の木林とか言われているこいつのところにユアがいれば、事は簡単だった。

 木林はリリルーラも知らない知能の足りないやつってことで、適当な魔法で処理して事件は解決だったはずなんだよな。

 

 そうではなかったということは、この車を走らせているこいつは――ユアのいる家の主にとっては捨て駒なんだろう。

 

 ルナが考えたストーリーだとこうだ。

 

 黒幕Xは、適当な家にユアを拉致する。

 実行犯は木林かもしれないしそうでないかもしれない。

 ユアを拉致した家にはそれなりの人員を配置して、即殺ができる体制にしておく。

 木林を迎えにこさせて、ユアとは別のところで黒幕XかXの側近あたりが控えていて、わたしと邂逅する。

 黒幕Xがわたしにさせたいことを告げる。暗殺か金か。それとも寿命を延ばすことか。

 なにがさせたいかはわからないけどな。

 

 ともかく黒幕Xのもとに向かって、それから右ストレートでぶっ飛ばす。

 ついでに、ユアは救出班に任せる。

 これができる最善だろう。

 だったら最初からトベルーラなりを使って、ユアのほうに向かったほうがいいという意見もあったんだが、ユアに痛い想いをさせる可能性は少しでも少ないほうがいい。

 

 ママンは電話口で泣いていたよ……。

 悪逆非道なやつらは絶対にゆるしません。

 

 

 

 ☆

 

 

 

 少しばかり時間を巻き戻し。

 ユアがさらわれる前の出来事である。

 この日、ユアは子役の仕事が入っており母マリアとともにスタジオに入った。

 マリアにつながれた手をユアは見る。

 そして見上げる。

 マリアはぶつぶつと呟いている。

 

「どうしてイオは、あんなにお馬鹿なのかしら。親の顔が見てみたいわ……って私だったわ」

 

 マリアの視線は前方の虚空に向けられていた。

 ここにはいないイオのことを気にかけているのだ。

 イオが魔法を使ってからずっとそうだった。

 

 母マリアはユアのことを見なくなった。

 否――、見てはいる。

 視界には入れているし、愛情もそそいでいる。

 だが、その容量はどうだろう。

 

 愛情が水だとすれば多量に注ぎ込まれているのはイオのほうであり、ユアにはわずかに残ったしずくがお情けとばかりにふりかけられるに過ぎない。

 

 それはユアの内心であったが、内心であるがゆえにユアの真実だった。

 

――ママはお姉ちゃんしか見ていない。

 

 ここで、マリアを弁護するとすれば、世界を揺るがす魔法に振りまわされていたマリアは、天秤にかけるように愛情を推し量って与えるというのはきわめて困難だったと言える。

 

――魔法。

 

 この世の理すら捻じ曲げて、生と死すら支配する。

 客観的に見れば、イオの力は天空にすら比するものであり、イオを愛することは天空を愛するようなものである。マリアだからこそ、化け物として排斥せずに愛することができたのだ。

 

 だが――。

 ユアの(おも)いは異なる。

 

 ユアにとって、姉のイオはものごころつく前から寺田とパートナーだった。

 もちろん、イオはマリアと話をするし、マリアの指示にはしたがっている。

 けれど、愛情という意味ではどうだろう。

 マリアはイオを恐れていた。

 魔法と前世という極大の秘密を持つイオの思考方法は常識では補足しがたいものがある。

 母マリアは当初、イオを不気味な子だと思っていた。

 

 だから、その分、マリアの愛情はユアに向けられていた。

 密かな優越感がなかったかと言われればわからない。

 ユアは演技の天才ではあるものの、いまだ七歳児にすぎないのだから。

 

 だから(おも)った。

 

 魔法でマリアの気をひいた姉はズルい、と。

 

 自分がいくら子役をがんばっても、マリアは自分のほうを向いてくれることは永遠に来ないのだと考えたのである。

 

 七歳児にとって、その事実は重すぎた。

 ユアは未来に絶望した。

 

「ユア。ママは少しべつのお仕事があるの。ユアのほうのお仕事が先に済むと思うから、スタジオ内で待たせてもらいなさい」

 

「わかった」

 

 母とつないだ手が離れていく。

 ユアはしばらく自分の指先に残存しているぬくもりをかみしめていた。

 

 とっさに思ったのは――。

 

 ()()()()ということだった。

 

 自分がいなくなれば、マリアはもう一度自分のほうを振り向いてくれるかもしれない。

 言語にならない領域でそう考え、ユアは実行した。

 

 ここで悲劇的なことに、ユアは演技に関してはマリアでさえ凌駕するような天才であるという事実があった。メソッド演技によって、心理を掌握し幾人かの目をかいくぐり、スタジオを脱出することに成功してしまったのである。

 

 ユアは解放感に満ち溢れていた。

 大人たちを出し抜いたという気持ちよりも、まずは自分のことでさえ捨て去ってしまうようなどうしようもなさに、いっそ笑いさえこぼれてしまいそうで。

 ユアの顔は青空を駆けめぐった、あのときのイオの表情によく似ていた。

 

「星宮ユアさんですね」

 

 仰げば、老紳士が立っていた。

 ユアは――ああ、死神が来たんだなと思った。

 不思議と怖くなかった。

 最初からそれは望んでいたことでもあったから。

 

「お迎えにあがりました」

 

「どこでもつれてっていいよ」

 

 どちらにしろ車の中には押しこまれただろうが、ユアは騒ぐこともなく自ら黒塗りの車に乗りこんだ。老紳士に手をとられ、お嬢様らしく優雅に。

 

 それがユアに残された最後の矜持だった。

 

 

 

 ☆

 

 

 

 ついたらしい。

 

 とんでもない豪邸だった。

 うちの星宮本家もけっこうデカいと思うけど、それ以上に輪をかけてデカい。昔ながらのといったらよいか、瓦とかがゴツイ平屋の建物のようだ。

 

 あくまで比喩的表現だが、わたしの胸を星宮本家の大きさとすれば、みのりさんのおっぱいくらいデカい。もうそれだけでどれだけ大きいかがわかるだろう。わかるよな?

 

 ていうか、ここ、たぶんだけどユアがいるところだぞ。

 

 え、黒幕さんってそんなに考えなしなの?

 見えていないが、おそらく近くに救出部隊が控えていると思う。

 

 そうでなくても、わたしという特大のジョーカーがいるんだ。

 ルナが言ったとおり、人質と黒幕は離れていたほうがいいはずだ。

 普通ならな。

 なに考えてるんだろう。

 幼女誘拐犯の考えることはよくわからん。

 

「降りろ」

 

 レミラーマでユアのいる場所を指示したとき、ルナは渋い顔をしていた。

 どうやら、かなりの大物がいるらしく、令状なしに押し入るのは結構な無茶が必要らしい。

 

 まあ、わたしがラリホーとか使えばもしかすると楽勝なのかもしれんけど、ユアがどういうふうに捉えられているのかもわからんからな。

 

 例えば、爆弾のスイッチを押した状態で待機している人がいて、その人が眠っちゃうとボカンとか。そういうふうな対策をしているかもしれない。

 

 お呼ばれしたのなら、そのあたりを考えなくてよくなるから好都合ではあるな。

 

 逆にユアが殺される可能性は高まるわけだけど、最悪の最悪は覚悟しなければならないのかもしれない。蘇生ができるとはいえ、殺されたトラウマとかが残るのは避けたい。

 

 縁側をゆるりと歩く。

 黒服を着たいかつい男たちが何人も歩いている。

 

 そして、見事なまでのふすまの前に来たところで老紳士が立っていた。通された先は、やっぱりラスボスはダンジョンの奥深くにいるという法則が正しいのか、この奥に黒幕がいるんだろうな。それで、この老人は側近か何かだろう。

 

 初老という年齢だが、身体つきはガッチリとしていて眼光は鋭い。

 なにか格闘技でもやってそうだ。

 

「木林様。おかえりなさいませ」

 

「山上さんよ。ちゃんと連れてきたんだから金くれよ金ぇ」

 

 山上と呼ばれた初老の男は、それでも典雅な所作を崩さなかった。

 一瞬だけピクっと頬が動いたけどな。

 わたしのほうは汚物を見るようなジト目ですよ。当然だろ。

 

「報酬については口座のほうに振りこんでおります」

 

「そうかい。じゃあ帰るわ」

 

「お待ちください。主より木林様に事の顛末を見届けていただくよう申しつかっております」

 

「へえ。金はでるんだろうな」

 

「私には預かり知らぬところでありますが……」

 

「まあいいや。こいつの呻いている顔が見れるならな」

 

 木林はにやついた顔を隠そうともしない。

 木林はわたしの背中をこずくようにして前におしやった。

 おまえ、美少女に触るなよ。あとでザキ決定な。

 

 そしてふすまが開け放たれる。

 豪奢なソファ風の椅子に、思った以上に小さな老人が深く腰掛けて座っていた。

 

 部屋の中を見回す。ユアの姿はない。

 

「よくぞ。参られた」

 

 思った以上に声に張りがある。

 参られたっていうか、呼び出し受けた感じなんだけどな。

 わたしはしゃべることができないので、無言のままだ。

 

「ん。イオ君は挨拶もできないのかね」

 

『諸事情により一週間ほど口が聞けません』

 

 スマホの画面に文字をうちこんで掲げる。

 

「ふむ。魔法が使えない状態なのか。リリルーラで直接こちらに来るかと思ったが、こやつの車に乗ってきたのはそんな理由があったのか」

 

『そうです。ですが魔法は滞りなく使えますのでご心配なく』

 

「そうかそうか。まあ、そのあたりは所詮ワシらにはわからんことだからな。たとえ、イオ君が嘘をついて黙っているだけだとしても判別しようがない」

 

 まあそりゃそうだな。

 ただ、交渉ごとに丸腰だと思われるのも怖いから牽制も必要だと思っただけだ。

 

「名乗るのが遅れたな。ワシの名は黒田豪萬(くろだ・ごうまん)という」

 

『星宮イオです』

 

「稀代の魔法使いにお会いできて光栄だ」

 

『ありがとうございます。わたしも日本のフィクサーにお会いできて光栄です』

 

「すわりたまえ」

 

『失礼いたします』

 

 お嬢様らしく優雅に座った。

 ふかふかのソファ椅子。わたしも欲しい。

 黒田は見ているだけなら普通のじいさんだ。

 悪魔的人間かと言われれば、よくわからないとしか言いようがない。

 

 ちらっと横目で見ると、背筋を伸ばしてシャンと立っている山上と、こちらを苛立たしげににらんでいる木林の姿が目に入る。

 

 あまり長くここにいたくない。

 

 先手必勝でシンプルに聞こう。

 

『妹をかえしてください』

 

「君はわしらが妹さんを無理やり拉致したと考えているのかね」

 

『そうじゃないんですか』

 

「君の妹さんは自ら望んでここに来たのだ」

 

『うそでしょう』

 

「うそではない。君の妹さんは君に劣等感を抱いていた。偉大な魔法を使える君という存在に押しつぶされていたのだ。もしも、我々が保護しなかったら、いまごろ山奥で冷たくなっていたかもしれぬ」

 

 劣等感か。

 それはわたしがユアに感じていたことだ。

 つい最近、逆もありえるのかなと思いはした。

 お姉ちゃんはズルいって言われたからな。

 魔法がズルいのなんて当たり前だ。みんなが足をつかって登校しているのに、ひとりだけルーラで登校するなんて、ズル以外のなにものでもない。

 わたしにとって大事なユアからそんなふうに指摘されるなら、魔法を永久に封じて生きていくことも一考した。本当に一考しただけだけど。

 魔法クラブのみんなや、わたしを認めてくれた多くの声がある。

 いくらなんでも安易に魔法を捨て去ることなんてできるわけがない。

 みんなに対する裏切りになるし。

 

 にしても。

 保護というのなら、いちおうその考えに乗ったほうがいいか?

 こじらせて殲滅するというのもちょっとなぁ……。

 あとあと日本政府に潰されるんだろうけど、できれば穏便に終わりたい。

 

『保護していただきありがとうございます』

 

「うむ」

 

『お返しは何を望んでいるのでしょうか』

 

 ざっくばらんに聞くことにする。

 向こうはユアを保護したと言っているけれど、そんなわけはない。

 ユアが自発的にひとりになったというのはわからんでもないが、保護したならさっさとママンなりに引き渡すべきだし、わざわざこんなところまで連れてくる意味は、わたしを釣りだしたかったからだろう。

 

 金か寿命か。それとも誰かの命か。

 どうせろくでもないことだろうが。

 

「イオ君。ワシは君のいのちが欲しい」

 

 うえええ?

 いきなりなんで?

 ナゼこんな美少女を殺そうとするの、このじじい!

 んー。待てよ。勘違いかもしれない。

 こういう権力欲の塊のようなやつが求めるのは、『魔法』の力そのものだろう。

 つまり、わたしを好き勝手に使いたいという意味で、いのちをくれってことか?

 

『あなたの傀儡になれということですか』

 

「そうではない。死んでくれないかというとるのだ」

 

 マジキチじゃねえか。

 

『いやですけど』

 

「誰だって死ぬのは嫌だろう」

 

『当たり前です』

 

「しかし、君という存在は世の中に無用な混乱を生み出しておる。いなくなってくれたほうがよい。悲しむ人間もおるだろうが、ワシに感謝する人間も数多くおるだろう」

 

『ギラ』

 

 怒りのあまり閃熱で畳を焼いた。

 瞬間的な高熱により数メートルにわたって畳に傷跡を残している。

 焦げついた畳の匂いがあたりにたちこめた。

 黒田はたいして動揺もしていなかった。

 

『つべこべ言わず。妹を出してください』

 

 わたしは立ち上がって黒田をにらみつける。

 

「木林くん。妹さんを連れてきてくれないかね」

 

「え、オレ……いやわたしがですか」

 

「ああ、頼む。どうやらイオ君はわたしの提案がのめないらしい」

 

 こいつらとは価値観が違いすぎる。

 もしかすると、ユアは既に殺されていて、死体を持ってくるなんてこともあるかもしれない。

 その場合は、一瞬でこいつらを殺して、ユアを奪還する。

 黒田とにらみ合うこと数分。

 

 木林はニヤついた顔で帰ってきた。

 ユアは片腕でぬいぐるみのように抱きかかえられている。

 もう片方の手には黒い筒状の物体が鈍い光を放っていた。

 それは、ユアのこめかみあたりに添えられている。

 

――自動拳銃。

 

 この日本でどうやって手に入れたのかとか無粋なことを聞くつもりはない。

 権力者が手に入れるなんてたいして難しいことではないのだろう。

 

 ユアは生きていた。

 その事実だけで十分だ。

 ほっとして全身の筋肉が弛緩する。

 

「お姉ちゃん……」

 

 さて、さっそくザキあたりで木林を処理しよう。

 それで話は終わりだ。

 

「ひとつ言い忘れていたが――」

 

 黒田が笑いをこらえるように口を開く。

 

「ユア君には超小型の爆弾を飲んでもらった。カプセル状のやつでね。君が逆らえば()()()()()()()()が起こる。こんな経験。なかなかできることではないだろう」

 

 黒田の言葉を聞いて、木林はギョっとした表情になった。

 自分が爆弾を抱えていると知って恐ろしくなったのだろう。

 

「お姉ちゃん……」

 

 ユアが泣き始めてしまった。

 不愉快という言葉すらおこがましいほどに強烈な黒いどろどろした感情が湧き出てくる。

 

『なぜ、こんなことをするんです? わたしはあなたの望み次第では叶えてあげてもよかったんですよ。病気を治したいとか。若返りたいとか。お金はいらなさそうですけど』

 

 ドラクエ魔法はドラクエという範囲内ではあるものの、汎用性は高い。

 わたしの頭ではよくわからないけれども、定番の人が望む欲望はたいてい叶えられる気がする。

 ひとつだけ難しいのは運命論的な死を迎えた人を生き返らせることくらいか。

 

「ワシの望みはただひとつ。凡庸なものだよ。ワシを幸福にしてくれ」

 

『どうやってです』

 

「その手法が、先に述べた君が死ぬということだ」

 

 さっぱりわからない。

 

 こいつ頭おかしいんじゃないだろうか。

 人のこと言えないけどさ。わたしの場合はかしこさが足りないだけだって、最低限の人としての良識は持ち合わせてるつもりだ。

 

 つまるところそれは、できる限り他人の幸せを願うということ。

 

 ばあちゃんが言ってた。

 

――他人を(うれ)える心。

 

 ってやつだ。

 

 だけど、黒田は悪魔的な笑みを浮かべた。

 

「人にはふたつの宿痾がある」




シリアスなのは次回で終わりかもです。
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