ドラクエ魔法持ちのTS転生者なんだけど現実世界というのが問題です   作:魔法少女ベホマちゃん

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日常的なお買い物。ついでに日常のおしまい。

 ちっちゃな頃から優等生。

 気づいたら子どもになっていた。

 そんなわたしですが、宗旨替えの時間です。

 わたし、すこし不良になります!

 きっかけはたいしたことじゃない。ある日、理呼子ちゃんに、

 

「いっしょにわるいことしよ」

 

 と言われたんだ。

 

 わたしよりも良い子な理呼子ちゃんの言う不良行為とはいったいなんだろう。

 もしかして、えっちなことでしょうか。

 などと、ひそかにドキドキしながら考えてみたが、よくよく聞いてみると違った。

 

 学校が終わったあとに、コンビニに出かけていってちょっとしたお菓子を購入しないかと誘われたんだ。いわゆる買い食いである。

 

 わたしたちは登下校をルーラでおこなうことができるから、最初のように車で送迎されなくてもよくなっていた。その余剰の時間は魔法クラブでの活動に当てられている。みのりさんが来るまでにだいたい一時間ほどはかかることが多く、それまでの間にお菓子を買ってくるというのがミッションだ。

 

 果たして誰にも絡まれずに、ちょっとした買い物をすることができるのだろうか。

 

 確かに魔法が普及して、わたしの価値は相対的には下落した。

 いまだにわたしにしかできないことも多いけれども、世の中にはルーラで登下校する人も増えてきている。

 わたしに対する奇異の目は和らいできたのかもしれない。

 そんなに簡単に異類恐怖症を克服することができるのかと思わなくもないが、わたしはただ単に見た目かわいい小学生だしな。大丈夫だよな。うん!

 

「いこう。イオちゃん」

 

「はい。理呼子ちゃん」

 

 わたしたちはいっしょに校門を越える。

 全世界ベホマズンから早一年。

 わたしはわたしのまま、冒険の旅へと漕ぎ出した。

 なお、ユアについては今日は子役の仕事で、ルナも何かの仕事でいない。

 みのりさんは先に言ったように、一時間ほどは猶予がある。

 つまり、完全な二人旅である。

 も、もしかしてこれってデートでは?

 ちらっと理呼子ちゃんの顔を覗いてみると、視線に気づいたのか「ん?」と返される。

 屈託のない笑顔。

 わたしの重荷にならないようにふるまってくれているが、理呼子ちゃんへの返事も先延ばしにしすぎだよな……。

 小学生の女の子の恋愛感情なんて、ふわふわしててカタチがなくて、たぶん砂糖菓子のように甘いものだと思う。おそらく時が経過すれば崩れさるような脆い概念。

 

 でも、理呼子ちゃんが真剣にわたしのことを想ってくれているのは知っているし、わたしも"星宮イオ"というひとりの人間として、その想いに真剣に答えなくちゃいけないだろう。

 

 わたしはきっかけを探している。

 わたしが魔法ではなく、星宮イオという人間に戻るきっかけを。

 

――わたし、コンビニから帰ったら告白するんだ。

 

 そんなふうに言ったらフラグになりそうですけどね。

 

 

 

 ☆

 

 

 

 てか、コンビニってこんなに近かったんだな。

 学園から歩いて百メートルもしない距離にありましたよ。

 前世でさんざんお世話になった緑色のほう。

 ふーふふふふーんって入店音が鳴るほうですね。察してください。

 ともかく前世で死んだときから数えて、約十年ぶりということになる。

 今世ではもちろん初だ。

 

 十年前とまったく変わらない間取りに商品の陳列。

 当たり前だけど、わたしが死んでも世界って動いているんだなという実感が湧いてくる。

 

 そう。

 こんなに。

 当たり前に。

 

 前世では世界は()()()()()()()()だと思っていたからな。

 

 つまり、わたしが死ねば主観の世界が終わるのだから、世界は滅びるのと同じ。

 積極的に破壊する必要もなく、憎む必要すらなく、ただ、必然として自壊する。

 そんなふうに考えていたわけです。

 

 考えるまでもなく、みんなハリボテの人間で、登場人物はわたしひとり。

 だって、誰もわたしなんか見てくれなかったから。

 そういえば――、わたしってどうやって死んだんでしたっけ。んー。

 

 ともかく。

 そう、ともかく今世では理呼子ちゃんが隣にいる。

 顔をあわせて話しかけてくれる人がいるというのが大きな違いだ。

 

 わたしに大事な人がいるように、他の誰かにも大事な人がいるだろう。

 だから、世界は滅びてはいけない。

 

 コンビニで顔を合わせる程度の関係でも肯定されなければならない。

 わたしもようやくそのことに気づいたわけです。一回死んで少しは頭がよくなったかな。

 でも、かしこさ3だしな。あまりイオちゃんに期待しすぎないでください。

 

 幸いなことに、幾人かの大人の人がチラっとこちらを見ているけれど、話しかけてくる人はいなかった。たぶん、初めてのおつかいとかそういうなにかの番組だと思われていて、わたしに絡んだら、撮影されるからメンドイとか思っているんだろう。そうでなくても小学生に話しかけただけで事案になったりする世知辛い世の中である。もちろん、小学生に欲情する変態野郎が出てきたらワンパンですけどね。

 

 お菓子のコーナーを見てみると、今世ではママンの方針から食べさせてもらえなかったポテトチップスやら、レモン味のチューインガムとかがあって、思わずニヤニヤしてしまう。ポテトチップスがダメな理由は太るから。これはわかりやすいが、ガムがダメな理由はくちゃくちゃしてるのが印象が悪いかららしい。育ちが良いものでしてね。イオちゃん、いちおう子役でしたのでわかります。

 

「イオちゃんがなんか嬉しそう」

 

「なんだか娑婆に出てきたって感じがしますね」

 

「娑婆ってなあに?」

 

「現実世界に来たみたいです」

 

 そんなふうに言い換えてみる。あまり変わらないか。

 

「なにか買いたいものってある?」

 

「そうですね……うーん、と」

 

 残念ながら今のわたしはお金を持っていない。というか財布すら持っていない。

 もともとママンか寺田さんに必要なものは買ってもらえるし、莫大すぎる金額が通帳に入っているものの、その中のお金はママンが管理していて、お小遣いは持たせてもらえなかった。というか、ママンにしてみればわたしが何かを買いにいくということもけっこう怖いことらしい。

 

 だから支払いは理呼子ちゃんで。

 

 もちろん、出世払いというか、あとあとママンには報告して理呼子ちゃんにはきちんと返すつもりだ。いまはママンには買い食い行為をすることすら報告していない。だって、バレると禁止されるかもしれないからな。不良行為をわざわざ親に報告する馬鹿はいないだろう。

 

 少し罪悪感が湧くけれど、もうあと一年もすれば中学生になるんだぜ。このくらいええやろと思わんくもない。だいたい、妹の誕生日プレゼントは買いにいってるわけだし、そもそもわたしは大人だ。都合のよいときは大人になり、都合のよいときは子どもになる。それがイオちゃんのスタイルである。

 

「みんなと食べるなら、食べかさのあるポテトチップスとかよさそうですね」

 

「そうだね。あ、プリンとかも売ってるんだ」

 

 理呼子ちゃんもお嬢さまムーブしてる。

 コンビニにプリンが売ってあることを知らない理呼子ちゃんがかわいい。

 ついでに、プリンを手にとり嬉しそうな理呼子ちゃんがかわいい。

 

「プリン好きなんですか」

 

 まあ、甘いものが嫌いな女の子は稀だ。

 理呼子ちゃんも甘いものが苦手って雰囲気はなかったから、普通に好きなんだろうと思う。

 しかし――。

 

「んーん。イオちゃんが好きだよね。プリン」

 

「そうですが」

 

「だから、いっしょに食べよ?」

 

「はい!」

 

 わたしが好きなのを選ぶって、なんだこの子。天使か?

 

 天使だったわ。いつだって理呼子ちゃんは優しかった。

 

 買い物かごの中にわりとたくさんのアイテムが積まれていく。

 

 日持ちのしない生モノもあったけれど、基本はお菓子だからそれなりに日持ちするだろう。アメとかガムならまあそれなり。アイスは冷凍保存しておけばいい。

 

 かごのなかが多くなってきたので、わたしは理呼子ちゃんからかごを受け取る。

 まあ、いちおう薄くバイキルトをかければわたしのほうが体力ありますしね。男アピールしたかったなんてことはないです。必然です。

 

 理呼子ちゃんはニコニコしながら、いろんなものを入れていった。

 

 あますところなく狭いコンビニ内を探索し、最後には冷凍のところからフライドポテトの固まったやつとかも入れていた。どうやって揚げるつもりなんだろうか。

 

「メラとバギでノンフライヤーできるよ」

 

 さすが理呼子ちゃん。料理上手だ。

 ほどなくして買い物かごはいっぱいになった。

 

「チリつもで、お金がかかってしまうんじゃないですか」

 

「大丈夫だよ。わたしもイオちゃんほどじゃないけどスパチャもらってるから」

 

「あ、そうなんですね」

 

 理呼子ちゃんがスマホをアピールする。

 その中に入っているのは、なるほどキャッシュレス!

 わたしは前世も含めて入れたことのないアプリです。

 

 理呼子ちゃんは百合子ちゃんという名前で有名人になっている。

 わたしの友達というポジション。かつ――まあ、その名のとおりガチ百合勢ということで。

 配信では、配信者どうしが仲良しというシチュエーション自体が好きって人も多いようだ。

 そこに自己投影している人もいれば、優しい空間を求めている人もいるという人も多い。

 わたし自身も百合というのは、いまだによくわからんのだけど、なんか友情EX行為なんだろうなと思っている。

 ともかく、わたしが秒速で億を稼ぐ女なら、理呼子ちゃんだって一回で一千万円くらいのスパチャをもらってたりするわけですね。はい。

 

 小学生にしてはもらいすぎだろと思ったりもするんだけど、お金はあっても困るものじゃないしな。

 

「お会計、7812円になりまぁす」

 

 コンビニのお兄さんがなんか変な声出してたけどご愛敬だ。

 

 

 

 ☆

 

 

 

173:名無しの魔法少女観察者

 

 コンビニに出現するイオちゃんと百合子ちゃん

 

 

174:名無しの魔法少女観察者

 

 なんだ盗撮動画とかマナーわりぃな……と思いつつも見てしまった

 なんだこれはイチャイチャ動画かよ

 

 

175:名無しの魔法少女観察者

 

 プリンが好きなんだよねってイオちゃんの好きなものを購入していくスタイル

 マジ百合子ちゃんは百合子ちゃんだな

 

 

176:名無しの魔法少女観察者

 

 ふたりの美少女の間に挟まりたい

 

 

177:名無しの魔法少女観察者

 

 ガイアは死すべし、慈悲はない

 

 

178:名無しの魔法少女観察者

 

 ガッ.........ガイアッッッの剣

 

 イオちゃんもそろそろ普通の女の子に戻れたのかな

 正直なところ小学生に色々任せすぎだと思うんだよな

 抗魔法物質の輸出入

 魔法効かないっつってもイオちゃんの魔法は貫通するけど

 特殊施設に対する永続魔法の付与

 特殊施設っつってもイオちゃんの魔法は貫通するけど

 ラナリオンによる干ばつ処理。

 大雑把すぎて、ちょっと砂漠がデカい池になっちゃったけど

 たまに来る信者連中にベホマとかキアリーとかも大変そうだ

 

 

179:名無しの魔法少女観察者

 

 だが病気はやはりお医者さんにレミラーマしてもらって

 ベホマとキアリーをかけてもらったほうが効くんやなって

 ダメなら執刀したあとに治せばええんやし

 

 

180:名無しの魔法少女観察者

 

 イオちゃんの活動も幅広いからな

 今やってることだけで考えても結構すごい量だぞ

 オゾンホールを薄めのフバーバで防ぐ。

 まあちょろっと魔法を片手間に唱えただけだけど

 森林減少を食い止めたり。

 まあちょろっと妖精さんを召喚しただけだけど

 妖精さんらしき存在がキスしたら、バンバン成長したらしいぞ

 マジ現実がファンタジー

 温暖化や二酸化炭素なんかも

 魔法のおかげで車やエアコン使わなくなってだいぶん改善されたらしいしな

 

 

181:名無しの魔法少女観察者

 

 海洋プラスチックをセクシーに解決してくれませんかね

 イオちゃんなら楽勝でしょ?

 

 

182:名無しの魔法少女観察者

 

 ふむ。ではなんでも食べる単細胞生物を召喚するのはどうだ

 具体的には、海王リヴァイアサンというのだが

 

 

183:名無しの魔法少女観察者

 

 おいやめろ

 世界を滅びに導くな

 

 

184:名無しの魔法少女観察者

 

 まあ言うて、イオちゃんならギガマホトラ当たり使えば、

 吸いこんだエネルギーを自分のものにできそうだし、

 あるいはザキあたりで余裕で倒せそうだけどな

 

 

185:名無しの魔法少女観察者

 

 イオちゃんよりかしこさが低いやり方はやめようね

 妖精さんを召喚するのもちょっとどうかなとは思うけど

 危なくない? 妖精って極悪なやつもおるでしょ

 

 

186:名無しの魔法少女観察者

 

 妖精っていっても、ドラクエ的にはピクシーみたいなやつだよ

 たいして力も持ってないし、基本的には人間には友好的だ

 漫画にもそう描いてる

 

 

187:名無しの魔法少女観察者

 

 わが国にも魔法物質を輸出するだけじゃなくてイオちゃん来てくれないかな

 十年くらい前に燃えた森林を復活させたら神として崇め奉るからお願いします

 

 

188:名無しの魔法少女観察者

 

 魔法の普及も日本やアメリカ以外はまだまだ進まないしな

 帰化したやつをうちの国は呼び戻そうとしているらしい

 優先適用ってやつですね。そいつ、国民じゃないけどたぶん英雄になる予感

 

 

189:名無しの魔法少女観察者

 

 というか、日本側から声明発表あったろ

 来年には大使通じて最低でも魔法の譲渡はあるって

 日本とアメリカが魔法普及の実験を先にやってるようなもんだから

 それまで待ってろ

 

 

190:名無しの魔法少女観察者

 

 少しでも早く魔法を使いたいっていうのが人情じゃん

 それにべつに帰化したやつが元母国に帰るのだって禁止されてないだろ

 マホアゲルを免許センターを介せずに付与するのは国外犯にあたる重罪とはされていない

 だから、海外の法律が適用される。

 うちの国でも、マホアゲルしちゃあかんなんて法律はないから帰化日本人がうちの国に来て

 マホアゲルするのはオールオッケー

 

 

191:名無しの魔法少女観察者

 

 まあそれでなんか問題起こっても

 イオちゃんが出動してくれるとは限らないわけだが

 

 

192:名無しの魔法少女観察者

 

 魔法テロ起こっても知らんでほんま

 米軍でも鎮圧するのはちょっと骨が折れたレベルだしな

 被害額も忘れたわけじゃなかろうて

 

 

193:名無しの魔法少女観察者

 

 そんなことより、イオちゃんたちの日常生活に注目したい

 今年はいよいよイオちゃんズランドが解禁されるらしいけど

 どんなふうになってるのか、情報ある?

 

 

194:名無しの魔法少女観察者

 

 モンスターと触れ合えるらしいな

 まあ召喚由来の天然ものじゃなくて

 ジュエルボーンという魔法で創り出した偽物らしいが

 ラインナップは、定番のスライムにドラキーお化けキャンドルにブラウニー他多数か。

 だいたい仲間になるモンスターみたいだな

 女の子受けしそうなかわいいやつが多いみたいでイオちゃんかわいい

 

 

195:名無しの魔法少女観察者

 

 リヴァイアサンよりはマシだとしても

 それはそれでヤバくね?

 なんでモンスター召喚しまってるの

 大人たちは何やっとんねん

 

 

196:名無しの魔法少女観察者

 

 外には情報出てないが、たぶん最初の何匹かお試しで創ったあとに

 どこに還せばいいかわからなくなったんじゃないかな

 で、何匹も室内飼いするわけにもいかんので、

 急遽イオちゃんズランドに詰めこむことになったとか

 

 

197:名無しの魔法少女観察者

 

 倒せば宝石に戻るんやろ

 倒せばええやん

 

 

198:名無しの魔法少女観察者

 

 かわいそうやん

 元宝石でも生きてるんやで

 オレたちも宝石と同じや

 

 

199:名無しの魔法少女観察者

 

 スライムちゃんは何からできてるのかな

 フォスフォフィライトかなアクアマリンかな

 

 

200:名無しの魔法少女観察者

 

 おまえら絶対に倒そうとするなよ

 出禁ではすまんからな

 魔法生物が反逆して世界が滅亡の危機にさらされるとかマジ勘弁

 

 

201:名無しの魔法少女観察者

 

 言うてもイオちゃんなら脳内で戻れって念じただけで宝石に戻せるんやろ?

 普通の召喚魔法のモンスターよりは安全なんじゃね?

 というか、たぶん最初はそういう意図で創り出したんだと思うんだよな

 エビちゃんとかも危険っぽくは見えないけど、いちおう魔王なんだぜ?

 

 

202:名無しの魔法少女観察者

 

 エビちゃんは時々イオちゃんの配信に付き合わされる様子が

 姪っ子の無茶ぶりに付き従うおじさんのソレなんだよなぁ

 

 

203:名無しの魔法少女観察者

 

 ブラウニーのお腹がもこもこしてて気持ちよさそう

 

 

204:名無しの魔法少女観察者

 

 イオちゃんズランドの抽選倍率は2000倍以上!

 ちなみに、現在イオちゃんズランドは東京湾近くまで来ております

 モシャスで創った道が、モンサンミッシェルみたいになってる感じ

 とてもすばらしい

 

 

205:名無しの魔法少女観察者

 

 あそこって言うても小さい島だから、あんまり人入れそうにないけどな

 

 

206:名無しの魔法少女観察者

 

 そのときは無人島をもう一個持ってきてくっつければええよ

 

 

207:名無しの魔法少女観察者

 

 その手があったか

 イオちゃんズランドは数年後に千以上の島が連なってそうだわ

 

 

208:名無しの魔法少女観察者

 

 そもそもの話、うちらで「しょうかん」とか「ジュエルボーン」は使えんのか?

 

 

209:名無しの魔法少女観察者

 

 どっちもかなり高度なので使えそうにないな

 ただ、召喚魔法については何人もの力を合わせればできるかもしれんよな

 黒魔術とかそんな感じじゃん

 

 

210:名無しの魔法少女観察者

 

 邪神召喚したら、召喚したやつが死ぬ話

 

 

211:名無しの魔法少女観察者

 

 言うて、邪神もワンパンやろなぁ

 

 

212:名無しの魔法少女観察者

 

 魔法力は確かにすさまじいが、イオちゃんがこの宇宙で一番強いかはわからんやろ

 

 

213:名無しの魔法少女観察者

 

 イオちゃんは小学生らしい暮らしを送ってほしいよ

 難しいかもしれないけどさ

 

 

214:名無しの魔法少女観察者

 

 それは厳しいんじゃないかな

 今日コンビニに行けたのはいくつもの奇跡が重なってだろうし

 イオちゃんの魔法にみんなが慣れてきたのと

 魔法が多少普及してきたのと

 それと百合の間に挟まりたくなかったってのが大きいかな

 

 

215:名無しの魔法少女観察者

 

 どうしても神や天使の類として扱う人もおるけんな

 日本人的にはよくわからんけど、自分とこの神の使徒とかの扱いをするやつらもいるし、

 まったく理解できないが、神はこう言ってるからイオちゃんもこう動くべきみたいなやつもいるらしい

 

 

216:名無しの魔法少女観察者

 

 自分の信仰を絶対視しているやつらはだいたいヤバいし話が通じない

 

 

217:名無しの魔法少女観察者

 

 ああ、イオちゃん様ぁ

 あんよがかわいい! すべすべぇ!

 ほおずりしたく存じます!

 

 

218:名無しの魔法少女観察者

 

 こういうのとかな……

 

 

219:名無しの魔法少女観察者

 

 イオちゃんが人間として生きていくというのはかなり難しそうだと思うで

 イオちゃんもいつか決断しなくちゃあかんやろ

 親とか親しい人たちとか、あるいは自分が寿命で死にそうになったら

 時間を巻き戻したり、あるいは時間を停止させたりして、

 永遠のものにしなければならないはずや

 

 でも人間は永遠を許さないんやと思う

 アンドリューって映画で、ロボットは老いて死んでいって初めて人間として認められたんやで

 

 

220:名無しの魔法少女観察者

 

 イオちゃんは今が旬。

 小学生は最高だぜ!

 

 

221:名無しの魔法少女観察者

 

 地震

 

 

222:名無しの魔法少女観察者

 

 日本はそうでもなかったが、ニュージーランド沖でめっちゃくちゃすげえ地震がきたな

 イオちゃんが大規模災害に出動した例は幸いにして一年間くらいなかったわけだけど

 どうするんだろうな

 




終わりがない話というのもかわいそうなので、そろそろ終わりへと舵を切ります。
この決断をするのに、少しだけ時間がかかりました。
なんだかんだいって未練があるようです。
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