ストライクウィッチーズRTA「駆け抜けた空」 作:ヒジキの木
最後の総仕上げ始まるよ。
今回は誘導ロケットを切り離したところから始まります。
切り離したロケットを早速誘導させますがまっすぐ地面に落としましょう。
落下させると自動でミッションが終了します。
ゲームオーバーではなくミッション完了になっているのでこれにて終了となります。
最後の操作不能になっているタイミングでネウロイのビームに被弾してますが、地面に当たる前にリザルト画面に移動するのでキャラが死亡したりすることになりません。
と言うわけでムービーをスキップしてエンディングが流れたところでタイマーストップ。
記録は4時間 5分8秒!
先駆者がいないので私が世界一位です。
ちなみに人口が多いレギュだと世界最速は4時間1分2秒だそうです。
うわあ早いなあ……
ただしキャラクリでのリセマラ分を加味すると差はもう少し埋まることに留意しましょう。
と言うわけで、感動のエンディング途中ですが完走した感想を。
疲れたオブ疲れた!
フルダイブのVRゲームで4時間近くプレイするのってものすごく疲れるんですよ。
良い子の皆さんは時間は守りましょう。
それと翌週(編集時基準)に大規模アップデートがあるみたいなので新要素や追加シナリオを楽しんでいきたいなと思います。
ではこれにて試走兼502ルートキャラ続行RTA閉幕とさせていただきます。ありがとうございました。また見てね、そしてみんなもチャレンジしてみてね。
私は、戦場から抜け出せない。
空に打ち上がる対空砲火、パイロットごと炎上する機体、砕け散って瘴気混じりの破片を撒き散らすネウロイ達。
野戦砲がビームで薙ぎ払われ、砲弾の誘爆と共に陣地ごと消し飛ぶ。
あらゆる生命が、わずか1秒を、1分を作り出すために失われていく。まさしく消費だ。戦場が命を飲み込んでいく。
いまだに続くグレゴーリから溢れ出したネウロイとの死闘。
そして巣に突入しようとする502のウィッチ達。
私は、戦場に戻らなければならない。
伯爵のおかげで体調はすこぶる良好。
そして心の底から沸き上がってくるネウロイに対する憎しみ、怒り。
彼らによって奪われた命がどれほどあったのか。
ビームの直撃を受けて痛みを司る細胞神経信号が脳に到達するより早く、肉体は素粒子に分解され消失した人は幸運だ。
ビームの中心温度は3000度。鉄の融点を超える温度だ。
大半の人間はそんなものが近くを通り過ぎただけでも致命傷だ。
表皮が瞬時に黒く焦げ、真皮が露出した怪我は可愛いもので、筋肉が焼け、縮み、骨が露出することも当たり前。しかもすぐには死なない。
それが回避できても爆発により破片や熱風、衝撃波でズタズタにされ、四肢を失い、苦しみながら死んでいくばかりだ。
そう言う惨たらしいものが生命に等しく降り注いだのがネウロイだ。
そしてそれを防げなかった私も、人類も私は憎いのだ。
私は憎しみに、囚われ続けている。
忘れたと思っていた感情は、いつのまにか私を支配して蝕んでいた。
どこで戻ってしまったのだろう。私はもう捨てたと思っていた。けれどあの時抱いていた復讐心ともまた違う。
あの空に帰らないといけない。
懺悔のため?散っていった仲間のため?それとも……あの子のため?
ネウロイに対する復讐心で人類とウィッチとを引き裂いても構わないと言う判断を下した伯爵への回答のため?
それを私は知りたい。
飛行機の瓦礫の中に、ストライカーユニットを見つけた。
あれほどの衝撃にもかかわらず、それが収められていた収納ラックは使命を果たしていた。無傷のユニットは私にとっては懐かしいものだった。Bf-109E。
私が初めて使ったユニット。今や練習部隊が少数を保有するしかなくなった旧式のストライカーユニット。
もう一度力を貸してほしい。
武器はナイフと瓦礫を組み合わせた槍。十分だ。
ユニット側端の機動スイッチを押してユニットの上に足を置く。
そのまま魔力を足に集中すれば、内部に組み込まれた術式に魔力が送り込まれ、装着が完了する。
いつもの通り、基本に忠実に。これはフーベルク隊長の教え。
くすぐったい感覚が一瞬だけ体を駆け巡った。
使い魔の部分的特性が体に現れる時の兆候だ。
これで準備は良し、帰ろう。
体が重力に逆らった。
軽くなった体はどこまでも自由になった気がした。
でも私にとっての空はもう、自由な場所じゃなくて
でも後悔はしていない。
私は私の手で、答えを知りたい。
そのためには空は
軍の残存戦力はグレゴーリから溢れ出るネウロイを引き付けるために最後の攻撃を開始した。
私達はこの一撃に全てを賭ける。
ネウロイの巣を守る霧に穴をあけての強行突入。不安がないわけじゃ無い。怖い。だけど、怖さを吹き飛ばしてくれる勇気をみんながくれた。
グレゴーリ本体は触手のような構造物で接近を阻止しようとしてくる。大部分をクルピンスキーさんが、ニパさんが抑えてくれるけど、それでも全てではない。
でも触手のようなものだから、先端のビームを放つ部分さえ回避できれば脅威度は極端に下がる。
でもネウロイもバカじゃない。
「直上ネウロイ!」
下原さんの声が無線越しに聞こえるのと、殺気が背中を焼くような気配がして顔を上げたのは同時だった。
触手とは違う、飛行型ネウロイだ。
「まだいたの⁈」
まずい、触手を避けた直後で逃げ場がない。ニパさん達は触手のようなものを押さえ込むのに手一杯。
菅野さんを守ろうとしてシールドを上に張った。防げるかわからないけれど、やってみなくちゃ分からない。
ネウロイの先端に赤い収束光が見えた。
でも、その直後にネウロイに何かが突き刺さった。棒のようなもの。
確実にコアが打ち砕かれたのかそのネウロイは爆散した。
光の粒を突き抜けて1人のウィッチが現れた。
「ジークさん!!」
『ハr……ジーク!』
クルピンスキーさんの声が震えていた。
あの傷だらけだったジークさんがどう言うわけかそこにいた。
服はボロボロのまま、でも怪我はどう見ても治っていて、ピンピンしていた。
「ここは抑える!早くいけ!」
「やい、カッコつけやがって!武器も持ってねえじゃねえか!」
菅野さんの言葉の通り彼女は武器を全く持っていなかった。
「武器ならある」
そう言って彼女はナイフを取り出した。
無茶苦茶なことをする人だと思っていたけどここまでくると逆に頼もしさが生まれる。
その彼女の隣にクルピンスキーさんとサーシャさんが合流して何かを叫んでいた。でも無線は切られていて、私達も前に行くことに注力していたから聞き取れなかった。
でも気づけば周囲を覆うようにして襲いかかっていたグレゴーリの触手とネウロイが次々に破壊されていった。コアまであと10秒もない。
目の前に飛び出てきた触手を20mm機関砲で薙ぎ払って、活路を開く。人間2人が通過できればそれでいい。
でも向こうも必死だ。
回避できないビーム、背中に火傷のような痛みが幻覚のように現れた。
あ、これは当たる。
そうなると妙に冷静になった。
振り返り際にジークさんのシールドが私たちを覆ったのが見えた。
シールドによって砕けたビームの残滓の中に金属の破片がいくつも飛んでいた。ネームプレートのようなものが見えて、そこには《アントナー》の文字が見えた。
「あ、」
菅野さんが何かを言おうとしていた。
「行け!」
言葉に蹴飛ばされた。
勢いのままに胴体に体が触れた。接触魔眼。これに全てがかかっている。
コアの位置は、 位置は……
あった。
「ここです!!菅野さん!!」
「よっしゃ!まかせろ!!さあ、見せてやる。これが、これだけが!
俺の、自慢の、こぶしだぁ!」
菅野さんの拳がコアを砕いた。
静寂と、同時にガラスが何十枚も一斉に割れる音をさらに大音量にしたような、衝撃さえ感じる音が響いた。
砕け散ったコアが鈍い赤とも紫とも取れない色を放って瘴気を流す。
だけど、あと一歩、届かない。真のコアもひび割れて砕ける寸前、だけど菅野さんは力尽きていて、私は落下する彼女の手を掴んでいた。20mm機関砲が菅野さんの代わりに落ちていく。
ユニットが高度を維持しようとするたびに悲鳴を上げる。
コアを破壊しないと、でも私には彼女みたいな拳は……
「あ!」
体が逆さまになったからか、ポケットから転げ出てきた小さな拳銃。
最後のチャンスだった。
咄嗟にそれを掴んで、こじ開けられた隙間に差し込む。
普通の弾丸じゃダメ。でもこれに魔法力を乗せれば……
魔法を手に集中させて……弾丸に纏わせる。イメージを大事に……
それで、撃つ!
放たれた弾丸がどう言う軌道を取ったのかはわからない。だけど、確かな反動が腕にきて、それを押さえ込むのと、コア自体が内側から裂けるのは同時だった。
コアが消失する光に飲み込まれて周りは真っ白になった。
視界が戻った時、グレゴーリは完全に破壊されていた。
まだちょっとだけ続くんじゃ
ハルちゃんの三走目
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