ストライクウィッチーズRTA「駆け抜けた空」   作:鹿尾菜

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part 13 欧州撤退戦5

防衛線を死守するRTAはーじまーるよー!

 

はい1940年4月です。

ついに大規模なネウロイの攻勢が始まりました。

来月にはベルリン陥落ですやったね!

 

というわけで前線に複数の大型ネウロイが出現。地上と陸上の双方から進撃が始まりました。

では早速出撃です。サイレンで叩き起こされました。まだ朝の3時なんですけど真っ暗な中出撃となります。

今回は新ユニットでの出撃となります。その名もBf-109E-4型v3です。簡単な説明をしますとDB601型エンジンの最終型で、原点に立ち戻って武装搭載能力を抑えているのが特徴です。

ではいつもの銀髪ちゃんと一緒に出撃です。一応上司は再編でヴェルカミ・フーベルクに戻っていますがこれも一時的なものに過ぎません。

えーナイトウィッチの先導が入りながらの夜間飛行です。

ですが満月がしっかり出ているのでそこまで真っ暗ではありません。それに前線は炎で真っ赤に照らされています。

 

無線が賑やかですが指示は聞く必要はありません。

早速上昇します。高度5000あたりまで上昇しながら戦場を見てみます。

この戦場は敵の発生ポイントがランダムとなるので確率に祈ります。

確率ちゃんは……デレてくれてませんね。

デレてくれる時は大型と小型が左右に分けて現れるのですが今回はかなりごちゃ混ぜになっていますね。

 

うーんまあいいや。

このまま突き進みます。高度を上げてこようとしている小型をまずは仕留めます。

20ミリなら小型中型共に一撃粉砕。

上昇に必死で速度と運動エネルギーが殆どないネウロイなんてただの的です。

外す方がおかしいです。

上昇していた六機をサクッと撃墜。後ろの銀髪ちゃんも四機撃墜です。

下では中型が邪魔をしているようなのでここから支援してあげましょう。

 

急降下爆撃を行い地上支援を行う爆撃機が近づいているので早めに処理しておかないといけません。

20ミリでどんどん上から撃ち落としていきます。三機撃墜した辺りで高度が足りなくなってきたので上昇です。

 

「後ろに敵!」

 

おっと、高度を下げたため狙われたようです。背後から中型三機が追い縋ってきます。

すぐに水平飛行。同時に左旋回でビームを避けます。銀髪ちゃんは右旋回。

旋回半径を縮めて中型の一機の背後を取りました。レティクルに入ったら射撃です。旋回中で胴体が狙いやすいですね。

すぐ隣の銀髪ちゃんが真後ろに向かって器用に機銃を放って撃退しています。

あれって結構難しいんですよね。飛行姿勢と速度が大きく減衰するのでここぞというときにやらないと大変なことになります。

 

 

では高度を上げながら魔導探知機を見てみます。

背後から複数の機影が固まって現れました。Do301と爆撃ウィッチの混成隊です。

では今度は大型ネウロイを引きつけます。

あの爆撃機はマップ中央を突っ切る形で通っていきます。それらの被撃墜を抑えるためにはネウロイを左右に分けて引き寄せておく必要があります。

大型ネウロイが左右に割れてしまっていますがこれをどうにかして右側に集めます。

時間短縮を兼ねるのでちょっとアクロバット飛行となりますがご了承ください。酔わないでねー

 

ではまずは高度を下げながらマップ左の大型ネウロイに銃撃を浴びせます。

他のウィッチに夢中になっていた大型ネウロイ、空中要塞型「ヴィルヘルム」がこちらを向きました。

ではここから接近します。

当然ビームが飛んできますがロールで回避です。ではある程度近づいたところで急旋回。

強引に体を戻したら左側に一直線です。後ろからビームが迫ってくるので時々後ろを見ながらロール回避で引き連れて行きます。

時々銀髪ちゃんが後ろに攻撃をして挑発を続けてくれます。

 

 

はいもう一体の大型ネウロイのところに到着です。エンジンスロットを全開にしながら目の前にいる二体目の大型ネウロイの真下を潜り抜けていきます。

同時にやや左に旋回。

……もうちょい左です。そう…ここ!

出力を下げて速度を落とします。

少しすると大型ネウロイ二体が真下に特大ビームを作り出そうとしています。

 

はいここです!加速!スロット全開!油温と水温が気になりますがまだ大丈夫。

 

真後ろを特大ビーム二条が追いかけてきます。

ちなみに地上には地上ネウロイがたくさん溜まっていました。それらが思いっきり巻き込まれて消失していきます。

はい、これで地上目標10体の撃破はクリアです。

わざわざ一体一体撃破していくのは時間がかかるのでフレンドリファイアでまとめて吹き飛ばす方法でサクッと処理しました。

後はこの大型飛行要塞を撃破すれば終わりです。

 

そろそろ夜明けが近くなってきたので東の空が明るくなってきました。

飛行要塞は全体的な形は飛び魚のような体に上下にサラのような構造物が生えています。

この皿に大量のビームを発生させる術式が浮かび上がります。

それらは基本攻撃パターンごとに変動していきますので覚えちゃいましょう。

 

コアの位置は意外にも上の皿と飛び魚のような胴体のつなぎ目です。頭っぽいところにもコアのようなものがありますがこちらはダミーコアです。

 

 

そんなの破壊しても意味ないので無視です。

ちなみにこのネウロイは形状の関係で今みたいに水平で飛び込まないと目標であるコアが狙えないと言う問題があります。

皿のようなものが実質的な盾にもなっているんですね。

 

お、この攻撃は……

上下からビーム十本入りました。

では高度を変えずに全て回避します。基本はロールで射線から逃げつつ、回避できそうにないものはこうしてシールドを張ります。現在の魔力量なら正面から受け止めても問題ないのですが斜めに受けそらすことで失速を抑えることができます。

まだ追従してこない分楽な部類になります。これを回避したらまずは一射。二射。

うーん弾丸の収束が良くないですね。もう一射。

はいコア撃破。大型飛行要塞撃破。

近くにいた二体目はバルクホルンが撃破しました。

これで大型は撃破完了。ミッション終了。

 

よしよし、区間賞!一時はダメな予感がしましたがバルクホルンが撃破してくれたおかげで大幅短縮です。すぐ帰りまーす。

 

はい帰ってからすぐ出撃です。

機材の修理もまだですが、滑走路手前の待機スペースよりミッションです。

おやあ?明るいはずですがどうも暗いですねえ(すっとぼけ)

 

はい上空に巨大ネウロイが四機現れ基地を蹂躙しています。

上空警戒に当たっていたウィッチが処理され作戦終了で帰投していたウィッチは再出撃がギリギリ。防衛網は力技と数の暴力で空も陸も押し切られました。

しかしまだ空が押し切られただけで地上の戦線はまだ前方にあります。たかが十数キロ空が先行したくらいでどうにかなると思ってるのでしょうかねえ。

まあ思っているからこうして攻勢をかけたのでしょう。

 

 

こりゃすごい大規模戦です。前回の基地襲撃が比較にならないレベルですね

滑走路が吹き飛び巻き上げられた土が吹き飛んできます。

対空陣地が消し炭になっていきます。

 

あ、燃料タンクが吹っ飛んでますねえ。

 

しかもこれここだけじゃなく各前線で発生しています。

なんとまあ悲劇なことですねえ(棒)

とりあえず緊急離陸します。

穴がまだ空いていない誘導路より飛び立ちます。帰りは……とりあえず後方の基地にいきましょっかな。

えーなんか大惨事になっていますが追撃はエーリカ達に任せてこちらは地上の支援を行います。

先程の襲撃でフーベルクとその僚機が地上で吹き飛ばされちゃったのでこちらが繰り上げて小隊長になりました。

 

 

では地上支援ですが…結構基地から近いです。なんならもう目の前に基地あります。

うーんやばいですね!

では早速空の敵を掃討します。使えるのは再び20ミリ機関砲のみ。

まずは空の目標からたたき落としていきます。

ここの航空目標は固定出現なので置きエイムでサクッと片付けます。

ホイホイッ。

ワンマガジンで目標数に達成です。

では今回のメインとなる地上目標を破壊していきます。

 

主な戦車型や地上を進む大型ネウロイは爆撃機や地上の戦車に任せてこちらが狙うのは主に対空戦闘を行う防空型ネウロイです。

モデルは様々ですがこの先頭に出現するのはカナブンや黒いGの外見をした胴体にビームを撃ち出す大砲じみた棒のようななにかが背中に生えたよくわからん気持ち悪いやつです。

なんか見てたらSAN値削れそうなので早めに処理します。

対空迎撃ネウロイなのですが流石に純戦闘機ストライカーの速度と軽快な動きに追従するのは難しいようでしっかりと攻撃を回避してから銃弾を叩き込めばすぐ破壊できます。

こいつらの特性上防御性はほぼ無いに等しい存在なのでね。

その代わり比較的小柄で森の中に隠れられたりすると意外と見つけきれません。

今回は平原での戦いなので遮蔽物もなく隠れられない存在はただのマトです。

 

ちなみに地上戦闘型ネウロイは軒並み対空能力は持ち合わせていないのがほとんどなので対空車両がいなければ気持ちが良い爆撃の雨が降ってきます。

どこぞの魔王閣下も飛んでいるんでしょうねえ。

 

 

それでは消化試合入りました。

あ、そうそう僚機ちゃん。

ロケットペンダントあげるよ。うん一個余ってたやつ。いらねえからよ。

ってなわけで、消化試合完了です。

では地上に戻りますが基地は滑走路が破壊され燃料タンクや弾薬庫も吹っ飛ばされたのでもう使えません。

なので後方40キロの地点にある基地に待避します。

E-4型になって燃費が悪化しているので途中で燃料切れの可能性もありますが特に今回被弾しませんでしたし大丈夫でしょう。

 

 

はい基地が見えてきました。

燃料も余裕があるので着陸しちゃいましょう!

では速度をあげて…着陸姿勢をとって…はいブレーキ。

タッチダウン。足が壊れそうになりましたが壊れてないので問題なし‼︎

というわけで今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




メッサーシャルクbf-109E-4/v3

Bf-109シリーズでは最後の欧州工場開発型。これ以降は疎開された工場での生産開発となる。
シリーズ共通のタイムラーベンツDB601魔道エンジンを強化し、常用最大出力1250馬力、緊急ブースト時には最大で1310馬力まで出力を出すことが可能。
ユニット上の変更点は排気管、エアインテーク、主翼の形状を見直し、ガンポッドなどの搭載をやめウィッチの手持ち武装を主体とした原点に立ち返っている。
欠点として燃費が悪化したことによる航続距離の低下が挙げられる。
また爆弾の搭載能力もなくなり使い勝手が悪くなったと一部ウィッチの反発があった。

ハルちゃんが次に走るルート

  • ブレイブ
  • ストライク2
  • アフリカ(1943)
  • RtB

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