ストライクウィッチーズRTA「駆け抜けた空」   作:鹿尾菜

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part 23 死闘バルバロッサ1

超兵器が出てきてもおかしくないRTAはーじまーるよー‼︎

 

 

 

ラウラとお買い物をして一日経ちました。

今日はどうやらミーナさんからのお呼び出しで一日が始まったようです。

なのでご飯を食べたら早速司令室に行きましょう。書類関係やらのチェックをしているミーナさんが出迎えてくれます。

 

 

「バルバロッサ作戦が近々予定されているのは知っているわよね」

 

そりゃもう公然の秘密ですからね。

そもそもこの時点ではネウロイ側が謀略などにより相手から情報を引き出すということができない存在であったので情報統制や管制を行う必要がなかったため極秘作戦以外は大体みんな知っています。

ネウロイもウィッチを洗脳して取り込んだり操ったりできるんだから情報を知るということを覚えたら良いのにと思いますがそれができるのは1944年になってからです。

まあ知ったところでどうするとかいう知能はないのかな。

 

「そのバルバロッサ作戦に貴女の参加要請が入ったわ」

早速引き抜きっすね。ちなみにこの時はあくまでも参加要請なので命令ではありませんし書類上は部隊引き抜きではなく別部隊からの派遣ということになってます。実質方便みたいなものですけどね。

ここでは「要請を受諾し、参加の意思を表明する」を選択します。

なんかミーナさんの顔が曇ってますけど大丈夫ですか?クマができてるじゃないですかやだー。ちゃんと睡眠とってくださいね。

 

 

というわけで早速出発しましょうか。

行き先はポーツマス海軍基地……ではなくそこから出港した第一陣の艦隊と沖合いで合流します。

あ、エーリカとラウラさんがお見送りに来てくれました。他の面々はシフトの関係で来れなかったようですね。まあ良いや。

「……とりあえず必ず帰ってくるから」

ラウラはしっかりワイト島に飛ばされてくださいね。じゃないと原作の子が入れなくなるので。

 

 

艦隊を上空からじっくりみれるチャンスですが時間が押してるのでさっさと所定の位置に行きます。

ほい到着、着艦許可をくれたフォーミダブルに着艦します。

装甲が施されているためトップヘビーを避けるために甲板が海面に近いですね。お陰で荒波の飛沫が甲板に降り立った途端に歓迎してくれました。

 

はいしばらくは再会したピンク髪と僚機ちゃんの会話を流しながら、まだ未プレイかつこっちのルートを取らなかった方達のために〜今回の作戦の目的地を説明しましょう。ついでに短縮のためのチャートもです。

えーでは発表いたしましょう。目的地はずばり!リバウ。陽動作戦にしてバルバロッサ作戦の第一段階です。

カールスラント方面や北方が陥落した時点でリバウ基地も放棄されており中くらいの大きさのネウロイの巣のようなものが確認されています。未だ大きさは小さいので前線基地のような扱いと設定では書かれているものです。できればこれを破壊します。

 

チャートは基本敵を叩き続けるだけですが、一度撤退命令が出る場合があるのですがこれを無視して艦隊上空に張り付き続けます。

撤退すると道中のスキップが出来ず変なところに行ったり他の艦隊との合流で時間がかかります。

 

 

それとそろそろ写真のお時間かな?

窓から外を覗いている場面ですが……いるかないるかな?

 

お、いますねえ陽動作戦に駆り出された扶桑の巨大戦艦。八八艦隊計画で生まれた高速戦艦。何故か46サンチ三連装砲を持ち大和より大型な軍艦です。(その後に大和が竣工しているあたりテストシップ艦な気がする)

その名を戦艦越後。何だろうなあ……この溢れ出る英国面。前方に砲を集中配備した形のせいですね。

 

でもネルソン級よりも低速、高速での運動性とかは良好で爆風問題もあまり問題になってないとか扶桑国驚異の技術力。

ちなみに残念なのは居住性らしい。

なおこの世界のネルソンは前に主砲を偏らせることなく堅実な見た目(軽量砲弾を使う主砲の欠点と防御力の問題がありますが)になっています。一隻あたりのサイズ制限なんてものを設定しなかったワシントン海軍軍縮会議のおかげですね。

 

おっとブリーフィングです。

 

具体的な作戦は旧リバウ基地に向けて艦隊で突入し、ネウロイを引き続ける。

最大でも8時間経つか、それまでにバルバロッサ作戦の暗号符牒が入れば撤退を行うという過酷な任務です。

ただし過酷な割に投入される戦力は並大抵のものではありません。

参加艦艇はほかに加賀型戦艦の加賀と護衛の三個駆逐隊、利根型防空巡洋艦で構成された第14戦隊、改装された5000t軽巡が二隻、航空母艦イラストリアス級のフォーミダブル、就役したばかりなヴィクトリアスと二隻の護衛としてブリタニアの駆逐艦が二個駆逐隊分と防空軽巡洋艦4隻を有する大御所です。ただし上陸部隊を引き連れていないため規模は小さく見えます。

 

 

 

上空援護に選ばれたのは私と僚機ちゃん、それとピンク髪、フォーミダブルの航空隊ウィッチと防空戦闘機、ヴィクトリアスに配属されたリベリオン海軍のウィッチとリベリオンから送られたF4F-5を駆る航空隊。

他の船の艦載機はもっぱら偵察か着弾観測に徹します。

ブリタニアの海軍機があんまりにもあんまりなので最新鋭で量産が開始されたばかりのシーファイアに載せ替えられています。ただし脚が折れやすいのは相変わらずなので着艦はお察しください。

基本戦闘で消耗する機体と着艦で消耗する機体が同じ数なので大抵1回目の空襲が終われば壊滅します。はーつっかえ。

もうやめたらこの航空隊。

ちなみに扶桑の空母は祥鳳が沈んだため代わりの空母として瑞鳳と龍驤が入っていますが地中海方面へ導入された伊勢型戦艦を含む艦隊の護衛任務がありこちらにはこれません。

 

こっちに配備されるのは改装中の隼鷹型ですが1943年まで待たないと来ません。しかも終始右に3度ほど傾いてます。

赤城が1944年に送られてくるまで扶桑国海軍は空母に悩まされ続けます。その赤城も派遣初手で駆逐艦8隻を失い大破するので洒落にならないんですけどね。

 

そもそも、欧州行くって言ってるのになんで護衛の駆逐艦が魚雷てんこ盛りの陽炎型なんだかなあ。主砲が平射砲だからろくに対空戦闘できないのに。

扶桑海事変で何を学んだのでしょうか。

 

おっと走者の愚痴はここまでにしまして、では空に上がります。

ブリタニアの航空隊長に話しかけてミッションを開始するを選択します。

 

空母の艦内見学はあきらめましょう。

正直狭っ苦しいですね。

 

風上に向かって全力疾走する空母からの発艦です。まあ特にこれといった見どころもないのでスルーしましょう。

これが爆弾や魚雷を抱いた雷撃機なら一度飛び上がった後海面近くまで落ちながら飛ぶスリル満点な光景が見れますけどね。

 

空に上がったらすぐに高度3000mに上昇。敵ネウロイに備えます。

といっても置きエイムを続けるだけなんですけどね。

第一波は五月雨式に突っ込んでくるだけなので各個撃破の典型例となりました。

いやー置きエイムと20ミリの火力は良いですねえ。

特に高度を変える必要はないです。みんな同じ高度で突っ込んできますんで。

ピンク髪も時々生き残りを食っています。なんか僚機ちゃんと口喧嘩してますが……

 

はい、第一波殲滅しました。

続けて第二波です。残りの残弾が少なくなっていますが先に降りたウィッチと航空機の補給が終わるまでは離れることはできません。

 

ここでの目標は撃沈される艦艇が駆逐艦2隻以内というものなので一隻見殺しにして誘蛾灯のようにするのが最速です。

やってくるネウロイも左右から同時攻撃です。防空能力がすぐに飽和してしまいます。

いやあ流石に同時攻撃は防げませんわ。

置きエイムは第二波は最初の4体しか位置と時間の問題でできません。

ともかく突っ込んでくるネウロイと旋回勝負で背後をとって一体一体丁寧に仕上げていくしか方法はないです。

それでも小型のみの編成なのでどこに当てても一撃で落ちます。

あ、そろそろ弾切れしそうだわ。

とりあえずヘッドオンでナイフ突き立てます。時々ビームが掠めていきますが加速に魔力全振りしている最中なのでシールドは展開しません。というか出来ません。

いくら魔力お化けになりかけていても加速に力注ぎながらシールド展開はまだ無理です。

 

あ、ブリタニアの駆逐艦がビームで艦橋を吹き飛ばされました。

動きが鈍っているところに次々とビームを受けて誘爆しています。

あーあ……バラバラに爆散しました。

ですがそれにネウロイが集まってくれたおかげで艦隊の被害はなんとか皆無です。

では第二波がどこかに行ったタイミングで補給のために空母に着艦します。ほぼ燃料と弾薬を使い切っているので滑走距離はかなり短いです。これくらいなら戦艦の甲板にも降りることが可能です。実際大和型やアイオワ級、航空戦艦に改造された存在なら普通に降りることができます。発艦はカタパルトを使えばなんとでもなりますし。

 

給油と弾薬補充で艦橋の側で待機していると遠くで駆逐艦と軽巡が爆散するムービーが入ります。

ついでに防空戦闘機やウィッチも何人か落ちていき水飛沫をあげています。

まあ今のところはこちらが優勢なのですけれどね。

フォーミダブルも盛んに対空砲を撃ちあげてネウロイを撃破していきます。

はい補給完了です。対空戦闘と回避行動で大荒れの甲板から発艦していきます。

合成風力がないので飛び出した直後に少し落ちかけましたが特に問題なく全員発艦。

第四波迎撃に加わります。

今度は高度4100に上昇しそこから急降下で突入していきます。

 

速度を乗せたまま一列になっているネウロイを通過気味に攻撃していきます。

結構楽に倒せましたね。

 

あ、ネウロイの攻撃が5000t級軽巡を破壊していきます。

うーんまあ3隻以内に被害を抑えればいいのでこのままにしましょう。

誘蛾灯第2隻目。集まったネウロイを片っ端から落としていきましょう。意識が船に向いているネウロイなど敵にもならないです。ただの的です。

はい少し間が開くのですぐに上昇。第五波は中型を含む防空隊殲滅部隊です。ここに来てようやくファイタースイープに戦術を切り替えたようです。

爆撃タイプを含んだ通常の戦爆連合では埒が明かないと考えたのでしょう。

 

遅い気がしますが連戦でウィッチの疲労も溜まっているタイミングでこれをされるとかなり響きます。

早速一個飛行小隊が溶けました。

というわけで今回はここまでですご視聴ありがとうございました‼︎




越後型戦艦越後

所属
扶桑国海軍

基準排水量86020t
全長282.69m 全幅39.32m
機関
主缶
ロ号艦本式重油専焼水管缶16基
主機
艦本式タービン4基4軸
出力191,000hp 速力30ノット

舷側装甲410ミリ
水平装甲230ミリ
底部二重装甲 一枚当たり45ミリ
主砲防盾620ミリ
いずれもVH甲鉄

乗員
3290名
兵装
四五口径九一式四六センチ三連装砲3基
六十口径三年式一五糎五センチ連装砲8基
四十口径八九式十二糎七高角砲12基
九六式二十五粍機銃三連装54基同連装4基単装30着

本艦の建造経緯は扶桑国海軍八八艦隊計画において計画されていた巡洋戦艦群がワシントン海軍軍縮条約により立ち消えとなった事に端を発する。
軍縮によって認められた艦艇は長門型2隻、加賀型2隻のみ、その後紀伊型が建造されるも第一次ネウロイ大戦と扶桑海事変による扶桑型と金剛型の消耗の結果残された戦艦比叡、戦艦扶桑、損傷が激しすぎて修復が不可能な山城を置き換える目的で建造許可を取った戦艦でありその設計に携わったのは八八艦隊の計画を担当していた者であった。
3隻合計で90000t近い総排水量を確保できた海軍は巡洋戦艦として本艦の建造認可を受けている。諸外国への通知も同じく巡洋戦艦であるがその様相は既存の戦艦を超えるものであった。
本艦を脅威と考えたリベリオンは早急にアイオワ級を設計し直した。
昭和12年竣工した越後は三年次海軍補充計画における大和型戦艦建造のためのテストヘッドを兼ねていた。
前代未聞の46センチ砲を搭載しつつ規模を抑えるために越後は主砲を妙高型や高雄型のように艦橋前に三基、15.5センチ副砲をまとめて艦橋構造物後方へ配置した構造となっている。ただし後の大和型がさらに排水量で小型となっている。その分予備浮力と武装の搭載余地が大きく取られていると初代艦長斉藤二郎は証言している。
主砲の射撃指揮は原則として艦橋トップの13m測距器、予備としての後部艦橋の13m測距器を使用していた。
1940年の改装でリベリオン製のレーダー射撃式装置のアンテナを射撃指揮所トップに追加している。
艦橋は紀伊型で定評のあった塔型を採用。直通エレベーターは装備されていないほか上から昼戦艦橋、夜戦艦橋、航海艦橋、司令塔という構造であり大和型とは若干仕様が異なる。
バルバロッサ作戦従事前の改装によりバルジの追加、高角砲、機銃の数が増やされ、21号対空電探を艦橋後方に増設したレーダーマストに載せている他、高射式装置を九一式から九四式へ変更している。

航空装備として15.5センチ副砲群の後方に格納庫を設けており零式水観を4機、甲板に3機まで搭載可能。カタパルトは2基。

対空能力は非常に高く高角砲と機銃だけでもハリネズミとなっている。さらに15.5センチ連装砲は仰角を80度まであげられる為対空射撃が可能。
46センチ砲も三式対空弾を搭載しているため対空射撃が可能。

よく手鞠を持った女の子の霊が出ると言われている

ハルちゃんが次に走るルート

  • ブレイブ
  • ストライク2
  • アフリカ(1943)
  • RtB

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