ナツキ・スバルとエトワールとの邂逅   作:闇の翼

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双子のメイド

ロズワール様との対話を終わり寝ていた部屋に戻った約3時間後。

 

なにやら、スバルがもぞもぞしていた。

 

スバル「――傷とかが残ってたらおヨメにいけなくなっちゃう。エトも生きてるな」

 

そう言って僕の頭を撫でるスバル。

 

『――おヨメにいけなくなったら僕が貰ってあげるよ?スバル』

 

スバル「うおっ!?起きてたのか?」

 

『隣でもぞもぞしてたら嫌でも起きるよ』

 

スバル「そうか。――『死に戻り』はしなかったんだな」

 

『ああ、2人とも生き残れた。これからどうするかだよなぁ』

 

スバル「まぁ、なんとかなるだろ。――っと、尿意がヤバい」

 

『なら、良いけど…。探索ついでにトイレ行ってきな』

 

限界に近いのだろう、内股で部屋を出ていくスバル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから約10分後。

 

突如眼下に空間が裂けた。

 

なんだろうと思えばスバルが飛ばされた。

 

ベアトリス「ペティの禁書庫で漏らされても困るのよ」

 

『ペティ、転送してくれたのはありがたいけどエミリアに服とタオル借りに行ってもらって良いかな?僕エミリアの部屋わからないし』

 

ベアトリス「…仕方が無いのよ。1回だけなのよ」

 

『ありがとう、ベアトリス』

 

ベアトリスの気配が消えたと同時にに漂うアンモニア臭。

 

……さて、綺麗にさせますかぁ。

 

 

 

 

 

 

約10分後。

 

スバルの服を全て脱がして後は濡れているのを拭くのと新しい服を着せるだけとなった。

 

――その時ノック音が響く。

 

エミリア「エト、大丈夫?」

 

扉を開けて入ってきたのはエミリアだった。

 

『ナイスタイミングだ、エミリー』

 

エミリア「ないす、たいみんぐ?」

 

『好都合って事だよ。この服、洗ってて』

 

スバルの着ていた服をエミリアに預け、持っていた服とタオルを持つ。

 

エミリア「分かった」

 

『起こして悪かったな、助かった』

 

エミリア「大丈夫だよ、おやすみ、エト」

 

おやすみとエミリーに返して、スバルの体を拭き始める。

 

約20分後。

 

この世界の服を寝ている人間に着さすのに時間がかかった。

 

終わったから、僕も寝るか。

 

 

 

 

 

 

 

******

 

スバル「この世界にはメイド服が存在しているのか…!?」

 

ガバッと布団を跳ねのけたスバルの影響で起きた僕である。

 

目を擦りながら体を起こすと双子のメイドが居た。

 

『可愛いな、メイド服』

 

???「大変ですわ。今、お客様の頭の中で卑猥な辱めを受けています、姉様が」

 

ラム「大変だわ。今、お客様の頭の中で恥辱の限りを受けているのよ。レムが」

 

昨日ロズワールの部屋にいたのがラムで、1人寝ていたのがレムというのか。

 

スバル「俺のキャパシティを舐めるなよ。二人まとめて妄想の餌食だぜ、姉様方」

 

両腕を交差して宙で掌をわきわき。無意味な動作にメイド二人の顔に戦慄が浮かび、彼女たちは絡めていた指をほどいて互いを指差し、

 

 

レム「お許しになって、お客様。レムだけは見逃して、姉様を汚してください」

 

ラム「やめてちょうだい、お客様。ラムは見逃して、レムを凌辱するといいわ」

 

 

 

スバル「超麗しくねぇな、この姉妹愛! お互い売るとか、そして俺は超悪役か!」

 

きゃーこわーい、と再び手を取り合って逃げる双子。

ベッドから飛び出し、それを追いかけるスバル。

広い部屋の中、追いかけっこしながらぐるぐると三人は駆け回る。と、

 

『……もう少し静かに起きれないのかしら』

 

エミリア「……もっと大人しく目覚めたりできなかったの?」

 

トントンと空いた扉をノックして入ってきたエミリアと似たような発言をする。

 

服装は町で見かけたローブ姿ではなく、黒い系統が目立つ細身に似合ったデザインの格好だ。

スカートは膝丈よりやや短く艶やかだが、その領域は腿の上まで届くニーソックスが隠している。

 

…うむ、ニーソックスとスカートとの間の見えている肌が良いものだ。

 

『エミリー、可愛い、GJ』

 

スバル「わかってる! 選んだ奴はわかってるぜ、GJ!」

 

 

 

エミリア「……なんのことだかわからないのに、くだらないってわかるのってある意味すごーく残念なんだけど」

 

 

 

拳を握りしめて思わず喝采するスバルと僕。

 

そんな彼らを少女――エミリアが部屋の入口で、呆れたような目で見ていた。

 

 

 

 

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