――戻ってきたか。
人が行き来している通りに。
スバルを探そ。
2回目じゃ半信半疑だったけれど、死ぬ度に初期状態に戻っているな…。
スバルは分かったかな。
なにげなく、リンガの店を覗くと奥に介抱されているスバルの姿があった。
『リンガのおやっさん、悪ぃけどそこにいる連れ僕のなんだ。今手持ちこれだけしかないから2つしか買えないけど…。また沢山買いに来るよ』
「おっ、そうなのか、店先で倒れた時はどうしようかと思ったよ、連れがいるなら安心だ。リンガお待ちどうさん」
リンガを1つスバルに渡して食べ始める。
『…スバル、大丈夫か?』
スバル「ああ、なんとか。これ、死ぬ度にリスタートしてる?」
『その通り。2回目の時は半信半疑やったけど、3回目で確認に変わったよ。…で、注意するのは何やった?』
スバル「あー、今から会う人達は、初対面という事やったっけ?」
『ん、合ってる。あ、サテラのことなんだけど、この世界では『嫉妬の魔女』という恐れられている名前なんだ。…だから、間違っても銀髪エルフの事をサテラと呼ぶんじゃないよ』
スバル「ふーん、しっとのまじょ?」
『ごめん、僕嫉妬の魔女という言葉しか分からないんだ、本屋さん的なのがあれば歴史本買いたいのだけど…』
いつの間にか、路地裏の方へと歩いていたようだ。
目の前を遮るようにしてアホポンタンが佇んでいる。
アホ「さぁ、服脱げ」
『いやぁぁぁぁああ!誰か、来てぇ!!犯されるぅぅ!!』
アホが言うと同時に女性らしい声で叫ぶ。
いや、元々女性なのだけど。
スバル「エト?何を…というか犯される?」
『えっ、僕女なんだけど?』
スバル「えええぇ!」
衝撃の事実、スバルが僕の事男と見ていたみたいだ。
トン「っ、女か!男を殺すか」
『しまった、情報与えてしまった』
カンがスバルに襲いかかろうとした時、
???「――そこまでだ」
1人の背の高い男性がこちらに来ていた。
顔を見上げ見てみると、目に映るのは赤髪。
???「たとえ、どんな事情があろうと、これ以上彼女達の狼藉を見過ごす訳には行かない」
トン「!??赤髪に」
カン「空色の瞳」
アホ「鞘に竜爪の刻まれた騎士剣」
3人「『剣聖』ラインハルトか!?」
仲良く3人揃って相手の名前を言う。
ラインハルト「自己紹介は要らないみたいだね。…もっとも、その2つ名は僕には重すぎるよ」
ラインハルトが腰にある剣をいつでも引き抜ける様にする。
ラインハルト「逃げるなら逃げるが良い。もしも強硬手段に出るなら、3対3で相手になるよ?」
僕達の方を顎でしゃくり、剣の柄に手をかける。
「じょ、冗談じゃねぇ!!わりに合わねぇよ!」
ボヤくラインハルトにアホポンダンが蜘蛛の子を散らすように大通りへと抜ける。
ラインハルト「無事で良かった、大丈夫かい?」
『ああ、大丈夫』
スバル「…助かったよ」
夜中に更新するスタイルでございます。
着実にしおりの位置が最新話に進んでいて更新しなきゃなという焦りがありまする。
さて、本日双子姉妹メイドの誕生日でございます。
誕生日とかの話も番外編にでも更新出来たらなと思ってます(*´ω`*)
ついでに、節分ですね。
節分といえば、スバルとレムがカララギに逃げた先へのifとして話ありましたね…。
…書きたい事多いけど、言語化、文章化しずらいw。
ま、頑張ります。