アサルトリリィ 欲望の王   作:ユーリア・エドモンズ

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ゆでふきのとうが出ます。


日常編17 或人、一柳隊に飛電紹介するってよ

或人「一柳隊の皆さん、ようこそ!飛電インテリジェンスへ!」

 

映司「或人さん、飛電の見学に来ました。」

 

或人「よーし、早速紹介といこう!」

 

イズ「アルト社長。」

 

或人「イズ、俺と一緒に飛電の紹介を手伝ってくれないか?」

 

イズ「かしこまりました。」

 

映司「これが……ヒューマギア……。」

 

イズ「社長秘書のイズと申します。よろしくお願いいたします、松原映司様。」

 

映司「あ、はい。」

 

イズ「飛電インテリジェンスは国内有数の巨大ビルで、フロア数は100階までございます。」

 

梨璃「100階!?」

 

夢結「すごいわね……。」

 

ミリアム「わし、ヒューマギアを開発してる部署に行きたいんじゃが……。」

 

イズ「かしこまりました。」

 

一柳隊と或人、イズはエレベーターに乗った。

 

二水「このフロアでヒューマギアを開発しているんですか?」

 

イズ「ここは3階、販売・広告部です。」

 

映司「違うのかよ。」

 

或人「あれ?この流れ……。」

 

ミリアム「無駄にテンションが上がったのう……。」

 

イズ「順を追ってご案内します。ちなみに、この部署が19階まであります。」

 

梅「19階!?めっちゃあるな……。」

 

映司「フロア持て余してないのか……?」

 

一柳隊、或人、イズはまたエレベーターに乗った。

 

イズ「ここは20階です。」

 

楓「このフロアでヒューマギアを開発しているのですか?」

 

イズ「違います。」

 

映司「なんで違うとこに行くんだよ……。」

 

イズ「順番にご案内させていただいております。」

 

鶴紗「……そういうことか。」

 

雨嘉「イズさん、案内お願いします。」

 

イズ「かしこまりました。ここから39階まで、なんかいろいろあります。」

 

映司「雑!?急に案内が雑!」

 

イズ「39階までの間に、開発部はございません。」

 

神琳「ないんですね……。」

 

イズ「次、行きます。」

 

もう一度、エレベーターに乗った。

 

結梨「このフロアでヒューマギアを?」

 

イズ「ここは40階、警備部です。」

 

映司「また違うのか……。」

 

梅「このフロアには警備用のヒューマギアが大量にいるんだな。」

 

ドアから警備用のヒューマギアのマモルが出てくる。

 

二水「いっぱい出てきました……。」

 

また、エレベーターに乗った。

 

映司「ここは……?」

 

イズ「ここは42階、社員食堂でございます。」

 

ミリアム「社員食堂……いわゆる社食ってやつじゃな。」

 

或人「お腹もすいたし、一休みしよう。しゃっしょく、社食だ!」

 

イズ「今のは、社食と早速をかけた……。」

 

或人「ギャグを説明しないでぇ!?」

 

イズ「支払いは社員証のIDで管理され、給料から天引きされるシステムになっておりますので、混雑の解消、精算時のミスをなくし、誰が何を食べたかを把握することで、その人にあったメニューをオススメすることもできます。」

 

梅「へー、すごいな。」

 

イズ「社内のシステムには、アルト社長のプロフィールデータ入っておりますので、それを元にオススメのメニューを割り出してくれます。」

 

ミリアム「健康第一じゃからな。」

 

或人「俺のオススメ料理を見てみよう!」

 

イズ「ゆでふきのとうです。」

 

映司&或人「ゆでふきのとう!?」

 

イズ「ゆでふきのとうを1つです。」

 

或人「また1つ!?またゆでふきのとう1つ!?」

 

イズ「早速注文しましょう。」

 

或人「いや、ちょっと待って!?」

 

梨璃「映司くん、ゆでふきのとうって?」

 

映司「ゆでふきのとうは、ふきのとうを茹でた料理だ。」

 

梨璃「それはなんとなくわかるんだけど……。」

 

結梨「そもそもそんな料理あるの?」

 

夢結「体には良さそうよ。」

 

イズ「ちなみに、オススメを選択した場合は、その料理以外は注文できません。」

 

映司「ゆでふきのとう1つだけってことか!?」

 

結梨「全然、お腹いっぱいにならないね。」

 

イズ「私はヒューマギアなので、お答えしかねます。」

 

映司「そもそも、なんでこれ?なぜこれが選ばれた?」

 

イズ「アルト社長に、一番必要な料理を割り出した結果です。」

 

或人「それ、前も言ってたよね!?」

 

イズ「ふきのとうは高血圧に効果があります。」

 

映司「健康そうだよなぁ。」

 

イズ「ちなみに、個人的なオススメとは別に今週のオススメもございます。先週は肉野菜炒めが大人気でした。」

 

梅「お、それもいいな。」

 

ミリアム「今週のオススメはなんじゃ?」

 

イズ「かしこまりました。」

 

イズはタブレットを見せた。

 

イズ「ゆでふきのとうです。」

 

映司「なんで!?なんで、ゆでふきのとうが今週のオススメなんだよ!?先週肉野菜炒めだろ!?なんで今週、ゆでふきのとうなんだよ!」

 

イズ「ふきのとうに含まれている、ビタミンEは血行を促進し、さらにフキノリドという香り成分は胃腸の働きをよくするため……。」

 

映司「わかった、わかった。」

 

梨璃「体にいいんですよね?」

 

或人「でも俺、野菜が得意なわけじゃないからな……やっぱり、違うもの食べちゃダメかな?もっと胃に溜まりそうなさ、炭水化物のパワハラみたいなヤツ。」

 

イズ「それなら、焼きそばパンはいかがでしょうか?」

 

梅「それ!いいのあるな!そういうのを待ってたぞ!」

 

或人「焼きそばパン、ちょうだい?」

 

イズ「では、注文します。」

 

イズはタブレットを操作した。

 

イズ「注文しました。」

 

映司「どこで受け取るんだ?」

 

マモルがやってきた。

 

或人「マモルが持ってきてくれた。」

 

映司&或人「ゆでふきのとう!」

 

イズ「好き嫌いはいけないという判断でしょう。」

 

或人「えぇぇ?」

 

イズ「それ食べないと、開発部に連れてってあげませんよ。」

 

梨璃「は、はい……。」

 

梨璃はゆでふきのとうを食べた。

 

梨璃「美味しい!意外と食べられるよ!」

 

映司「って、めっちゃいる!?どうした!?しかも皆、ゆでふきのとう持ってるじゃん!?」

 

イズ「結梨様が、1つじゃお腹いっぱいにならないとのことでしたので、たくさん持ってきたのでしょう。」

 

結梨「こんなには無理。」

 

イズ「全部食べないと、開発部に連れてってあげませんよ。」

 

映司「いい加減、開発部に連れていけぇぇぇぇ!」

 

マモルが大量に持ってきたゆでふきのとうは一柳隊と或人で全部、美味しくいただきました。

 

 




映司君がツッコミをするという比較的に珍しい回。

後はなんだ……?やるとしたら、滅亡迅雷ゲームかな?
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