百合ヶ丘女学院 工廠科
百由「映司、できたわよ」
映司「ああ、ありがとう……百由様」
百由「本当に大丈夫なの?」
映司「この剣で見た未来が、本当ならできるはずだ」
映司は闇黒剣月闇を見た。
百由「貴方のレアスキル【エンハンス・トレース】に上位スキルがあったなんてね……」
映司「だから、アイツがこの世界に来たんだ」
百由「そのスキル名前は?」
映司「【クラフト】って名前らしい」
百由「でも世界を移るほどなのだから、相当よね……」
映司「でも、これだと意味的に間違ってるような気がするんだよな」
百由「使えるのは貴方だけなんだから、名前変えたら?」
映司「やってることの内容的に【クリエーション】でいいか」
映司の右目が黄色に変わった。
百由「映司……目の色が……」
映司「え?」
映司はガラスを見た。
映司「変わってる……?」
百由「試してみなさい、その力」
映司「やってみるか」
映司は闇の世界で見たものを想像した。
映司(――これだ!)
百由「っ!……ドライバーとワンダーライドブックが生成された?」
映司「これ……相当……マギ使うみたいだな……」
映司は気を失って倒れた。
百由「映司!?」
ミリアム「百由様、おるかー?……取り込み中のようじゃな」
ミリアムが工廠科の扉を閉めようとしたが……
百由「ぐろっぴ、待って!?」
ミリアム「なんじゃ?このことを梨璃に報告したいんじゃが……」
百由は映司に膝枕をしていた。
百由「これにはね?CHARMとヒュージよりも、深いワケがあるのよ!?」
ミリアム「……」
百由「……映司がマギ切れで倒れたのよ」
ミリアム「なんじゃと!?」
百由「嘘じゃないわよ」
ミリアム「映司のマギの保有量は、バケモノに近いんじゃぞ!?」
百由「【クリエーション】……【エンハンス・トレース】の上位スキル」
ミリアム「上位スキル……じゃと?」
百由「今の映司は、完全に使えないと思うわ」
ミリアム「あのスキルに、上位スキルがあることに驚きじゃ……」
百由「しかも、創造なのよね」
ミリアム「進化前はパクリなのにな」
映司「……パクリで、悪かったな」
百由&ミリアム「っ!?」
百由「目が覚めたのね……映司?」
映司「百由様、ぐろっぴ」
ミリアム「とうとうぐろっぴ呼びか……」
映司「このスキルのこと、誰にも言うなよ」
ミリアム「梨璃たちにもか?」
映司「ああ」
百由「貴方のそのスキルは、いつ発動してもおかしくないのよ?」
ミリアム「バレるまで、黙っておくつもりなんじゃな」
映司「エレンスゲに行ってくる」
映司は工廠科を出ていった。
百由「ぐろっぴ」
ミリアム「言われなくても映司のサポートはするから、大丈夫じゃ」
百由「あのスキルは……」
ミリアム「変身してるのに、わかるのか?」
百由「発動すると、映司のマギが高まるのよ」
ミリアム「そこで、判断したらいいんじゃな」
エレンスゲ女学園
一葉「千香瑠様の様子がおかしい……」
藍「z z z……z z z……」
藍は寝ていた。
瑤「映司が来る時間が過ぎてるからだと思う」
数分後……
千香瑠「映司君!」
映司「え?千香瑠姉!?」
千香瑠が映司の着地と同時に抱きつき、映司はバランスを崩してその場に倒れた。
恋花「着地と同時に突撃は映司でも支えられないか」
一葉「映司さん、私たちに渡したいものがあるって……」
映司「広い場所に移動するか」
6人は移動した。
映司「ここなら大丈夫か……千香瑠姉、一葉」
映司は千香瑠と一葉にあるものを渡した。
一葉「プログライズキー?」
千香瑠「私は本?」
映司「一葉に渡したのはレイドライザーと、ファイティングジャッカルプログライズキーだ」
一葉「これどこで?」
映司「ザイアのサウザー科に行って、取り引きしてきた」
恋花「取り引き?」
映司「オーズのデータ欲しいって言われたから、タトバのデータ渡したらレイドライザーとプログライズキーのデータくれた」
瑤「千香瑠に渡したやつは?」
映司「水勢剣流水と聖剣ソードライバー、ワンダーライドブックだな」
千香瑠「使い方は高嶺さんと同じね」
映司「ああ」
「ゼロツードライバー!」
映司はゼロツードライバーを巻いて、ゼロツードライバーのユニットの部分を開いた。
「Let’s give you power! Let’s give you power!Let’s give you power!」
「ゼロツージャンプ!」
映司はゼロツープログライズキーのボタンを押した。
映司「変身!」
映司はキーをドライバーに装填した。
「ゼロツーライズ!」
「Road to Glory has to Lead to Growin’ path to change one to two!」
「仮面ライダーゼロツー!」
「It's never over.」
「レイドライザー!」
一葉はレイドライザーを巻いた。
「ハント!」
一葉はファイティングジャッカルプログライズキーのボタンを押して、レイドライザーに装填した。
一葉「変し……え?違う?……じ、実装!」
一葉はレイドライザーのボタンを押した。
「レイドライズ!」
「ファイティングジャッカル!」
「Deciding the fate of a battle like a Valkyrie.」
一葉「これが私ですか……」
一葉は水面に映った自分の姿を見て呟いた。
映司「ファイティングジャッカルレイダーって名前だ」
一葉「長いですね……」
恋花「ジャッカルレイダーでいいんじゃない?」
映司「千香瑠姉も」
千香瑠「わかったわ」
「聖剣ソードライバー!」
千香瑠はソードライバーを巻いた。
千香瑠「次は何をしたらいいのかしら?」
映司「ライオン戦記っていうワンダーライドブックがあると思うんだけど……」
千香瑠「これかしら?」
千香瑠はライオン戦記ワンダーライドブックを取り出した。
「ライオン戦記!」
映司「ページを開いてくれ」
千香瑠「わかったわ」
千香瑠はライオン戦記ワンダーライドブックのページを開いた。
「この蒼き鬣が新たに記す気高き王者の戦いの歴史……」
映司「ページを閉じて、ドライバーの中央にセットしてくれ」
千香瑠「ええ」
千香瑠はライオン戦記ワンダーライドブックのページを閉じて、ドライバーの中央のスロットに装填した。
映司「ドライバーから剣を引き抜いてくれ」
千香瑠はドライバーから、水勢剣流水を抜刀した。
「流水抜刀!」
千香瑠「変身!」
「ライオン戦記!」
「流水一冊!百獣の王と水勢剣流水が交わる時、紺碧の剣が牙を剥く!」
千香瑠「私が仮面ライダーに……」
瑤「映司、名前は?」
映司「ブレイズだったかな……」
千香瑠(この力で私は……映司君を……)
映司「始めるか」
映司は闇黒剣月闇を右手に持って、アタッシュカリバーを左手に持った。
一葉「いきます!」
一葉は走り出した。
一葉「っ!?」
一葉はジャッカルレイダーのスピードを制御できず近くの木に激突した。
千香瑠「一葉ちゃん!」
映司「まずは制御できるようにならないとな」
一葉「は、はい……」
映司「あの3人に頼め」
一葉「千香瑠様は?」
映司「教えないといけないことがあるから、俺が相手する」
一葉「わかりました」
一葉は恋花たちが訓練をしている場所まで歩いていった。
映司「千香瑠姉」
千香瑠「わかったわ」
映司「ハアッ!」
映司は空間を移動して、千香瑠に近づき、闇黒剣月闇を振り下ろした。
千香瑠「っ!」
千香瑠は水勢剣流水で防いだ。
映司「全力でやるからな?」
ゼロツーの目が光った。
千香瑠「っ!?」
映司は5本のCHARMを呼び出し、千香瑠に向けてCHARMを放った。
千香瑠「くっ……!」
映司「千香瑠姉も全力でやりなよ」
千香瑠「ええ、わかったわ」
千香瑠は水勢剣流水をドライバーに納刀して、タテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックを取り出した。
「タテガミ氷獣戦記!」
千香瑠がタテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックのスライドボタンを押し込むとページが開いた。
「吹雪く道行く百獣を率いる百戦錬磨の白銀のタテガミ……」
千香瑠はタテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックをドライバーの中央のスロットに装填した。
千香瑠はドライバーから、水勢剣流水を抜刀した。
千香瑠「ハアッ!」
「流水抜刀!」
「タテガミ展開!」
「全てを率いし、タテガミ!」
「氷獣戦記!」
「ガオーッ!LONG GET!」
一葉「白くなった……」
千香瑠「映司君、いくわよ?」
映司「……ああ」
千香瑠はタテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックのレバーを下げて、タテガミを回転させた。
「大地の氷獣!」
千香瑠はスライドボタンを押し込んだ。
「タテガミ大地撃!」
千香瑠はタテガミブレイザーを腰まで長くさせて、水勢剣流水の剣先を地面に突き立てた。
映司「っ!」
映司の足元が凍結した。
千香瑠「はああああぁぁぁ!」
千香瑠は映司に接近して切り裂いた。
千香瑠「……いない?」
映司「今まで戦った中で、危なかった部類に入るけどな」
映司は空間を移動して、千香瑠の攻撃を避けていた。
千香瑠「そうなの?」
映司「次は俺からいくぞ?」
映司は空間を移動して、千香瑠の目の前に移動した。
千香瑠(スキルを使ってない……?)
映司「ハアッ!」
映司は闇黒剣月闇を振り下ろした。
千香瑠「フッ!」
千香瑠は水勢剣流水で防いだ。
千香瑠「映司君、レアスキル使ってもいいのよ?」
映司「使えるなら使ってるよ……」
千香瑠「映司君、やめるわよ」
映司「え?」
千香瑠は変身を解いた。
映司「千香瑠姉……」
千香瑠は映司の変身を解いた。
映司「っ!?」
千香瑠「映司君」
千香瑠はその場に座った。
千香瑠「いらっしゃい?」
映司「……はい」
千香瑠は映司に膝枕をした。
千香瑠「どうして、遅れて来たのかしら?」
映司「えっと……工廠科で、マギが切れて倒れてました……」
千香瑠「マギ切れ?映司君が?」
映司「変身はできるけど、マギは完全に回復してない」
千香瑠「映司君、今度は決着つけるわよ」
映司「……」
千香瑠「ふふっ、寝ちゃったのね……おやすみ、映司君」
映司が百合ヶ丘に戻ったのは翌日の夕方だった。
ヘルヴォル強化は予定では、ジャッカルレイダーだけだった……千香瑠様をブレイズにした理由?タテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックが壊れて、クロスセイバーと一緒にタテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックを買い直したからだよ?
パラレルワールドの映司君は聖剣を封印していたみたいですねぇ……
映司君VS千香瑠様は、ちゃんとやります……ファンタスティックライオンとキングライオン大戦記もちゃんと出すので……
REAL×TIMEでも少し触れたけど、スキルの説明
【クラフト】→【クリエーション】
エンハンス・トレースの上位スキル
エムこと、パラレルワールドの映司が、アークの存在する世界に行くために使用したが、この世界の映司が名前を変えた。
発動時には目の色が黄色になる。
基本は創造がメインだが、何かを破壊することも可能。
エンハンス・トレースより、やばいバグスキルの完成です。
このスキルは本編で発動することはないけど、本編以外ではたまに出ます。
次回は……多分、映司君と結梨ちゃんの話です。