アサルトリリィ 欲望の王   作:ユーリア・エドモンズ

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叶星先輩とたかにゃん先輩が、何故かヒロインみたいなことをしているグラン・エプレ編です。


バレンタイン特別編2 グラン・エプレの場合

映司「どうして……こうなった……」

 

映司は叶星に膝枕されていた。

 

高嶺「あら、起きたのね。」

 

叶星「大丈夫!?映司君!」

 

映司「はい……大丈夫です。」

 

高嶺「叶星は貴方が倒れた時すごく焦ってたわ。」

 

叶星「た、高嶺ちゃん!?」

 

映司「……すみませんでした。」

 

叶星「どうして倒れたの?」

 

映司「朝ご飯食べないで戦闘して、レアスキル使ったからだと思います。」

 

高嶺「なら、これ食べる?」

 

高嶺は映司にチョコを見せた。

 

映司「じゃあ、いただきます。」

 

高嶺「はい、あーん。」

 

叶星「た、高嶺ちゃん!?」

 

映司「あー。」

 

映司はチョコを食べた。

 

映司「美味しいです。たかにゃん先輩。」

 

叶星「映司君、私のことも様じゃなくて先輩でいいのよ?」

 

映司「なら、改めてよろしくお願いします。叶星先輩。」

 

叶星「ええ、よろしくね。」

 

灯莉「あ!映司、起きたんだー!」

 

映司「おー、灯莉。」

 

灯莉「これあげるよ!」

 

灯莉は映司にチョコを渡した。

 

映司「7個目……〇龍、呼べるかな?」

 

姫歌「ド〇ゴ〇ボールじゃないし、そもそも呼べないわよ!」

 

映司「定盛、お前いつも元気だな。」

 

姫歌「誰のせいよ!」

 

灯莉「定盛ー、映司にチョコ渡さないの?」

 

姫歌「なんで、あんたが知ってるのよ!?」

 

紅巴「あの、映司さん……私もチョコを作ったんです。」

 

映司「とっきーもか。ありがとうな。」

 

姫歌「受け取りなさい!」

 

姫歌はチョコの入った箱を投げた。

 

映司「ありがとう、定盛。」

 

叶星「皆、元気ね。」

 

高嶺「叶星は渡さないの?」

 

叶星「え!?」

 

灯莉「かなほせんぱいも作ってたよね?」

 

叶星「でも、映司君はチョコを9個も貰ってるし……百合ヶ丘に戻ったら、また増えるし……」

 

高嶺「大丈夫よ、彼は全部食べるわ。」

 

叶星「映司君、貰ってくれるかしら?」

 

叶星は映司にチョコを渡す。

 

映司「ありがたくいただきます。」

 

叶星「わ、私が食べさせてあげるわ!」

 

映司「……はい?」

 

灯莉「あはは!かなほせんぱい、だいたーん!」

 

高嶺「叶星、無理しなくていいのよ?」

 

叶星「映司君!あ、あーん。」

 

映司「……あー。」

 

叶星「ど、どう?」

 

映司「美味しいです。」

 

その頃、百合ヶ丘では……

 

二水「号外!号外です!」

 

二水がリリィ新聞を配っていた。

 

梨璃「二水ちゃん!?」

 

楓「いきなり元気になりましたわね……」

 

夢結はリリィ新聞を見た。

 

夢結「っ!?」

 

新聞には映司が千香瑠から、チョコを貰っている写真と、叶星と高嶺が映司にチョコを食べさせている写真があった。

 

神琳「これは……」

 

雨嘉「ふーみん、大丈夫かな?」

 

見出しには『1年椿組、松原映司。浮気か?』と書かれていた。

 

梅「アイツ……いつの間にあの3人にフラグを立ててたんだ?」

 

鶴紗「そういう問題か?」

 

ミリアム「今回は怪我ではすまんかもな。」

 

結梨「二水とお別れする日も近いってこと?」

 

ミリアム「そこは……映司のさじ加減じゃな。」

 

そして梨璃は……

 

梨璃「映司くんだし仕方ないですね。」

 

梨璃以外「え?」

 

楓「梨璃さん、怒らないんですの?」

 

梨璃「怒るというより……二水ちゃんの方が心配かな?」

 

そして映司は……

 

映司「叶星先輩、たかにゃん先輩、ありがとうございました。」

 

灯莉「映司、お返しはマカロンがいいな☆」

 

映司「灯莉はマカロンか、叶星先輩達は?」

 

高嶺「私はタルトがいいわ。」

 

叶星「私もタルトでお願い。」

 

映司「叶星先輩とたかにゃん先輩は、タルトか、紅巴と定盛は?」

 

紅巴「私は、クッキーで……お願いします。」

 

姫歌「変なモノじゃなきゃ、なんでもいいわ。」

 

映司「紅巴はクッキー、定盛は激辛料理と。」

 

姫歌「言ってないわよ!しかもお菓子じゃなくて、料理になってるじゃない!」

 

映司「お返しくらいはちゃんとしたの作るから安心してくれ。」

 

叶星「今度ゆっくりお話しましょうね?」

 

映司「(千香瑠様にも同じこと言われたな)はい、今度は普通に遊びに来ます。」

 

映司は百合ヶ丘へ向かった。

 

映司「もしもし、叶星先輩?今から百合ヶ丘に来ます?」

 

映司が百合ヶ丘に戻ってきて早々、二水の命懸けの逃走が始まろうとしていたことを、この時の二水はまだ知らなかった。

 




あれ?梨璃ちゃんってこんなに肝が据わってたっけ?

叶星先輩とたかにゃん先輩がヒロインになってますね。浮気かな?

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