アサルトリリィ 欲望の王   作:ユーリア・エドモンズ

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一応この小説は結梨ちゃんの生死以外は、アニメ基準で話を進めます。


第2話 CHARMとクラスとシュッツエンゲル

映司は百由に呼ばれ、工廠科に来ていた。

 

百由「映司君、そのCHARMは、タトバとガタキリバの力なら使えるわよ」

 

映司はプトティラ以外のコンボの力を活用できるCHARMを百由と作っていた。

 

真由「残りのコンボはもう少し先になるからしばらくはそのCHARMを使ってね〜」

 

映司「わかりました。失礼します」

 

映司は工廠科から出た。

 

映司「となると……ガタキリバで特訓かな…」

 

梨璃「おーい!映司くん!」

 

映司「梨璃?」

 

映司は梨璃の元に行った。

 

二水「映司さん、ごきげんよう!」

 

映司「ごきげんよう?」

 

梨璃「映司くん、ごきげんよう!」

 

映司「ごきげんよう」

 

二水「私今、百合ヶ丘に来たーって実感してます!」

 

梨璃「私もだよ!」

 

二水「それに、梨璃さんと映司さんと私、同じクラスになったんですよ!」

 

梨璃「本当!?良かった〜!嬉しい!」

 

楓「そんなに喜んでいただけると、私も嬉しいですわ!」

 

梨璃「わぁ!?楓さん!」

 

映司「神出鬼没だな」

 

映司と梨璃はクラス表を見ると4人の名前があった。

 

映司&梨璃「本当だ」

 

ふたりして声を揃えて言った。

 

楓「私と梨璃さんが隣り合って、これもマギが私たちを導いたんですわ」

 

二水「あいうえお順じゃないかな?」

 

4人は足湯に行くことした。

 

二水「はぁ〜、良い景色〜」

 

梨璃「足湯なんてあるんだぁ〜」

 

映司「朝からこんな、だらけられるとは最高だなぁ〜」

 

二水「講義は明日からですから」

 

映司「ありがたいよな……久しぶりの変身でコンボ使って、体力持ってかれてたからな」

 

楓「理事長の方針だそうですわ。学院はヒュージ迎撃の最前線であるのと引き換えに、リリィにとってのアジールでもあるべきだって」

 

梨璃「アジール?」

 

映司「聖域のことだな」

 

楓「何人にも支配される事も、脅かされる事もない常世」

 

梨璃「常世?」

 

楓「まぁ、良い大人が私たちのような小娘に頼っている事への贖罪と言う所でしょう」

 

二水「でも不思議ですね。同じクラスでも、私と梨璃さんみたいなド新人から、ヌーベルさんのように実績のあるリリィまで経歴も技量バラバラです」

 

映司「俺の場合、連携とか関係なく戦えるけどな?」

 

楓「よく調べているわね。私の事、楓って呼んで下さってよろしくてよ?」

 

二水「わぁ!本当ですか!?凄いです!グランギニョルの総帥のご令嬢とお近付きになれるなんて!」

 

楓「なんて事ございませんわ!」

 

梨璃にグランギニョルについて説明してカフェに移動した。

 

二水「梨璃さんと映司さんは朝食の後、何処に行ってたんですか?」

 

梨璃「あ、うん。ちょっと旧館に」

 

二水「そっか。夢結様にご挨拶に行ったんですね?」

 

梨璃「私、夢結様にシュッツエンゲルになって欲しくて」

 

楓「あら。ですがそれは普通上級生からお声が掛かるものですわ」

 

二水「楓さんだって昨日は・・・」

 

楓「過去には囚われませんの」

 

映司「俺は百由様に呼ばれて工廠科にな」

 

二水「工廠科に?」

 

映司「オーズの状態でも使えるCHARMをな」

 

梨璃「へぇ〜……楓さん!私にCHARMの使い方を教えてくれませんか?」

 

楓「それは喜んで!」

 

二水「でも明日から実習が始まりま……」

 

楓「お黙りちびっこ!」

 

二水「ちびっこ!?」

 

梨璃「私……早く一人前のリリィになりたいんです。そうすれば……」

 

楓「お気持ちはお察ししますが、焦りは禁物……と普通なら申し上げる所ですが」

 

楓「ここはヒュージ迎撃の最前線ですわ。初心者と経験者をまぜこぜにしているのは、リリィ同士が技を鍛え合う自主性もまた期待されてのこと」

 

梨璃「それじゃあ……」

 

楓「喜んで協力して差し上げますって事ですわ」

 

二水「その心は?」

 

楓「手取り足取り合法的に……って何を言わせますの!」

 

4人は闘技場に移動した。

 

映司「あのふたりは、シュッツエンゲルなのか?」

 

映司は、アールヴヘイムの天野天葉と江川樟美を見ながら言った。

 

二水「はい、おふたり共、中等部時代からのお付き合いなんですよ」

 

楓「ささっ。梨璃さんもご自分のCHARMをお抜きになって」

 

梨璃「あ……うん。えっとえっと……」

 

楓「こうですわ」

 

梨璃のCHARMが変形した。

 

楓「ユグドラシル製のグングニル。初心者向けですわね」

 

楓は自分のCHARMを変形させた。

 

楓「鳥の羽よりも軽く蜂の針よりも鋭く時に鋼よりも重く硬く。これがCHARMですわ」

 

ミリアム「ふむ。グランギニョルらしいケレン味じゃな」

 

梨璃&二水「じゃな?……うわぁっ!」

 

梨璃と二水の後ろにミリアムが立っていた。

 

映司「ミリアムか、何をしに来たんだ?」

 

ミリアム「CHARMの調整じゃ。寮に入ってから毎日来ておるぞ」

 

梨璃「CHARMを弄れるんですか?」

 

ミリアム「勿論じゃ。わしは工廠科じゃからな」

 

二水「工廠科に属しながら、リリィでもあるミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウスさんですよ。梨璃さん!」

 

梨璃「うわっ!?二水ちゃん鼻血が!」

 

ミリアム「お主大丈夫か?」

 

二水「はい、ご心配なく!昨日から出っぱなしですから!」

 

梨璃のCHARMに触れるミリアム。

 

ミリアム「ほう。マギもまあまあ溜まっておる。中々素直なようじゃな」

 

梨璃「分かるんですか?」

 

ミリアム「普段から傍に置く事で、CHARMは持ち主のマギを覚えるのじゃ。そうやってCHARMはリリィにとって体の一部となる」

 

梨璃「へぇ〜」

 

二水「私たちにもそんな日が来るんでしょうか?」

 

ミリアム「う~ん……とは言え百合ヶ丘に入れたと言う事は、お主やお主にだってきっと何かあるはずじゃ」

 

梨璃「だと良いんですが……」

 

ミリアム「楓だってそう思っておるはずじゃがな。お主等に言っていないと言う事は……」

 

楓「!?」

 

ミリアム「うん。自信のない者の方が操りやすいからの」

 

二水「楓さん、意外とあくどい……と」

 

二水はメモに書いている。

 

楓「ちょっと!人聞きが悪過ぎますわ!」

 

ミリアム「チャームの事をもっと知りたければ、工廠科に行ってみてはどうじゃ?百由様なら色々教えてくれるじゃろ」

 

映司「俺はもう少しここにいるから、4人で行ってこい」

 

梨璃たちは、工廠科へ向かった。

 

映司「さて、生身で起動できるかな」

 

映司がCHARMに触れると、CHARMは変形した。

 

映司「まずは、変身しなくても戦えるようになんないとな」

 

映司はしばらく、CHARMを振っていた。

 

映司「後は、実践で試すしかないか」

 

映司は闘技場を出て、梨璃たちと廊下を歩いていた。

 

梨璃「あ……」

 

途中で夢結とすれ違ったが。

 

梨璃「ま、待って下さい!夢結様!私とシュッツエンゲルの契りを結んで下さい!」

 

梨璃が夢結を引き止めた。

 

梨璃「私夢結様に助けて貰って、夢結様に憧れてリリィになったんです!」

 

夢結「誰に憧れるのもあなたの自由だけれど、それとあなたが私のシルトになる事とは何の関係もないわ」

 

梨璃「それは……」

 

夢結「あなたとシュッツエンゲルの契りを結んでも、私の作戦遂行能力が低下するだけよ。それがあなたの望み?」

 

痺れを切らせた楓が夢結を平手打ちしようと

したが、梨璃が楓の腕を掴んで止めた。

 

梨璃「止めて下さい楓さん!」

 

楓(またこの私が……)

 

夢結が楓に平手打ちした。

 

楓「……!」

 

平手打ちされた楓が、夢結に平手打ちで返した。

 

楓「シュッツエンゲルとはそう言うものではないはずですわ!互いを愛し慈しむ心を世代を超え伝えるもの!単純な目先の利益を求めるものではないと聞いていましたが違いますか!?あなたのようなすっとこどっこいには、寧ろ梨璃さんのような純粋なお方が必要ですわ!」

 

夢結「……そうね。分かったわ」

 

楓「分かったとは?」

 

夢結「申し出を受け入れます」

 

梨璃「え?」

 

夢結「私が梨璃さんの守護天使シュッツエンゲルになる事を受け入れましょう」

 

梨璃「夢結様……?」

 

夢結「少しスッキリしたわ。ありがとう」

 

二水「楓さんって案外良い人だったんですね!私見直しました!」

 

楓(あ~!私ってば何て事を~!)

 

夢結「梨璃さん」

 

梨璃「は、はい!」

 

夢結「後悔のないようにね」

 

梨璃「は……はい!絶対しません!」

 

 




二水「次回は夢結様が、ルナティックトランサーを!?」

梨璃「いけません!夢結様!」

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