アサルトリリィ 欲望の王   作:ユーリア・エドモンズ

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1章1話前編です。
リセマラはイベントの衣装付き梨璃ちゃんと梅様出たんで終わりです。


第13話 オレがリリィで仮面ライダー

二水「こちら……一柳隊所属、二川二水です。ただいま現場に到着しました。これより、要請のあったエレンスゲ女学園に所属するリリィの救助捜索活動を開始します!」

 

二水は周りを見た。

 

二水「作戦地域は雨でよく見えない……じゃなくて雨天により視界不良。ケイブ反応もあり、一刻も早い救助が必要だと思います」

 

戦闘してる音が鳴る。

 

二水「っ!?戦闘音あり!あちらは……梨璃さんと夢結様の索敵範囲です!二川二水、これより戦闘地点に向かいます!以上、通信終わり!」

 

二水は梨璃と夢結の元へ向かった。

 

梨璃「やああああ〜!」

 

梨璃はヒュージを撃破した。

 

梨璃「こちらのヒュージは倒しました!お姉様の方は……」

 

夢結「私は大丈夫よ。それより、梨璃、焦りは禁物よ。今も、かなり無理しているように見えたわ」

 

梨璃「ごめんなさい、お姉様。エレンスゲ女学園のリリィがこの森で、今も救助を待っていると思うと、いてもたってもいられなくて!」

 

夢結「そうね……でも、貴方が怪我をしては元も子もないわ。この隊のリーダーは梨璃なのだから」

 

梨璃「はい……!ありがとうございます、お姉様!」

 

楓「ちょぉぉっと、お待ちになってー!」

 

梨璃「か、楓さん!?」

 

楓「私に隠れて何をイチャイチャしてますの?いくら夢結様とて、抜け駆けは許しませんわよ!」

 

やはりこの女、梨璃の事を諦めていなかったのだ。

 

夢結「2人共追いついたようね」

 

夢結は楓を無視した。

 

楓「無視ですの!?」

 

二水「あっ、待ってください!梅様より通信です!」

 

梨璃「えっ、本当!?もしもし、梅様ですか?そちらの様子はどうですか……?」

 

梅『おう、梨璃か。うんうん、通信は良好だぞ』

 

ミリアム『エレンスゲ女学園のリリィはまだ見つかっとらんがの』

 

鶴紗『一応、争った形跡とヒュージの残骸は見つけた。近くに居ると思う』

 

梅『外征に来たエレンスゲのレギオンが消息を絶って5時間が経過。そろそろ救出してやらないと危ないな』

 

ミリアム『こう視界が悪くては捜索もままならん。手分けをして探してたいところじゃが……』

 

梅『これ以上、隊を分けるのは避けるべきだろう』

 

神琳『皆さん!雨嘉さんと映司さんがヒュージを発見したようです!』

 

雨嘉『2時の方向、茂みの向こう。まだこちらには気づいてない……!』

 

梅『梨璃、いったん通信を切る!そっちは頼んだぞ、夢結』

 

神琳「奇襲を仕掛けましょう。梅様、鶴紗さん、映司さんお願いいたします」

 

梅「おう、任せておけ!」

 

鶴紗「速攻でいく」

 

神琳「私と雨嘉さん、結梨さんで援護射撃を行います。斜線には気をつけてください」

 

雨嘉「うん、わかった」

 

神琳「ヒュージの規模は不明です。要救助者も居ることを念頭に、各員臨機応変に対応願います」

 

結梨「うん」

 

映司「一柳隊……出撃!」

 

ミリアム「映司が言うと梨璃より強そうじゃな……」

 

6人は戦闘を開始した。

 

A「っ……!?」

 

B「あ……あぁ……!ヒュージが、あ、あんなに沢山……」

 

A「私達はエレンスゲのリリィよ。このままでは終わらせない……!」

 

夢結はヒュージの足に向けて弾丸を放った。

 

夢結「梨璃、ヒュージの足は止めたわ!今よ!」

 

梨璃「はい、お姉様!」

 

梨璃はヒュージを斬った。

 

梨璃「大丈夫ですか?エレンスゲの方ですよね?」

 

A「ありがとうございます。助かりました。その制服……あなた方はもしかして……」

 

B「百合ヶ丘の……!」

 

梨璃「はい、一柳隊です!」

 

夢結「挨拶は後よ。今は一刻も早く、ここから離れましょう」

 

梨璃「はい、お姉様!お2人共、走れますか?怪我をしているようでしたら、私に捕まって!」

 

A「大丈夫です。さあ、貴方も行きましょう」

 

B「うっ、く……ごめんなさい……ありがとう」

 

楓「10時の方向からさらにヒュージが!気を付けてくださいまし!」

 

二水「ま、待ってください!あのヒュージ、体中に真新しい傷が……!」

 

鶴紗「手負い……あれはCHARMによる刀傷。どこかでリリィと交戦した……?」

 

ヒュージは逃げるように移動した。

 

梨璃「えぇっ、逃げだした……?」

 

神琳「逃がしません!雨嘉さん、十字砲火を仕掛けましょう!」

 

雨嘉「っ、駄目……遮蔽物が多い。それに動きが速い……!」

 

梅「速さ比べなら私の出番だな!」

 

映司「下がってくれ、梅様。俺がやる。いいよな?夢結姉」

 

夢結「ええ、貴方に譲るわ」

 

「シャイニングジャンプ!」

 

映司はシャイニングホッパープログライズキーのボタンを押した。

 

「オーソライズ!」

 

映司はドライバーにキーをスキャンして、キーを展開してドライバーに装填した。

 

「プログライズ!」

 

「The rider kick increases the power by adding to brightness!」

 

「シャイニングホッパー!」

 

「When I shine,darkness fades.」

 

映司はヒュージに近づき、ヒュージを蹴り上げた。

 

映司「お前じゃ勝てない。俺を超えられるのはただ1人……俺だ!」

 

映司はキーを押し込んだ。

 

「シャイニングインパクト!」

 

映司はヒュージに飛び蹴りを放ち、高速移動した。

 

ミリアム「相変わらず、殺傷能力が高い攻撃じゃのう。もう、わしの出番はないかのー」

 

梨璃「映司くん……無理はしないでね……」

 

鶴紗「……ん?この気配、なんだ……?」

 

映司「これで終わりだ!」

 

高速移動した映司がヒュージに蹴りを入れようとした瞬間。

 

藍「ええぇぇぇぇい!」

 

藍がヒュージに投げたCHARMが当たる。

 

映司「っ!?」

 

映司は攻撃を辞めて、ヒュージから距離を取った。

 

二水「な、何あれ……!?巨大なCHARM……?」

 

ミリアム「あんなCHARM、わしでも見たことがないぞ!」

 

藍「ヒュージ、見つけたぁぁぁ!」

 

雨嘉「えっ、子供……?」

 

神琳「いえ、リリィです!さっきのCHARMを投擲したようです」

 

楓「なんて無茶な戦い方……」

 

映司「ルナティックトランサーか……」

 

一葉「藍、待ちなさい!」

 

恋花「うわー、遮蔽物なんて関係ないね。藍ってば、相変わらずワイルドな戦い方するねー」

 

千香瑠「今はとにかく藍ちゃんを追いましょう。敵の規模はまだわからないんだし、孤立させるのは危険よ」

 

瑤「そうだね……一葉」

 

一葉「はい!恋花様と瑤様は前衛を頼みます」

 

恋花「お任せー!」

 

瑤「うん、わかった」

 

一葉「千香瑠様は死角からの奇襲に備えてください。特に藍は防御が手薄なので巻き込まれない程度にアシストを」

 

千香瑠「了解、藍ちゃんは私が守るわね」

 

一葉「私はヒュージを牽制しつつ誘導します。各員、CHARM構え……ヘルヴォル、状況開始!」

 

ヘルヴォルが戦闘を始めた。

 

映司「よっと」

 

映司は梨璃達の近くに降りた。

 

結梨「映司、大丈夫?」

 

映司「大丈夫、あのまま俺が攻撃してたら当たってたけど」

 

結梨「映司、少し怒ってる?」

 

映司「いや?怒ってない」

 

ミリアム「仮面で見えんが……絶対キレとるな」

 

3人が話していると戦闘が終わった。

 

梅「んん〜っ。雨もすっかりやんだみたいだな」

 

ミリアム「ヒュージの方も、アイツらが倒したので最後だったようじゃ。この付近からはもう反応がない」

 

梨璃「一葉さん!まだお会いできましたね!嬉しいです!」

 

一葉「私もです。先日は簡単な挨拶だけでしたからね。夢結様も来て頂き、ありがとうございます」

 

夢結「ええ、随分と早い再開になってしまったけど」

 

恋花「なになに、一葉ってば百合ヶ丘の子たちと仲良しだったんだ」

 

一葉「いえ、仲良しというか……」

 

梨璃「はい!お友達です!」

 

一葉「……ふふっ、そうみたいです。貴方達も無事でよかったです」

 

A「いえ……。まさかヘルヴォルに来ていただけるとは思っていませんでした」

 

一葉「あっ、まずは御礼を申し上げます。この度は救援要請に快諾いただき、我がエレンスゲ女学園に所属するリリィを保護いただいたこと誠にありがとうございます。正式な感謝状は後日、学園を通して送られると思いますが……」

 

恋花「かたい!かたい、かたい、かたい!買ったのを忘れて3日後に冷蔵庫から発掘されたドーナツくらいカチカチでパッサパサだよ、一葉!」

 

一葉「そんなこと言われても……」

 

二水「あの、貴方は……」

 

恋花「おっと、自己紹介が送れたね♪ヘルヴォルのおしゃれ番長、飯島恋花とはあたしのことよ!」

 

梨璃「ばんちょう……?」

 

夢結「エレンスゲには変わった役職があるのね」

 

一葉「本気にしないでください、夢結様。恋花様もあんまりふざけないように」

 

恋花「だって、一葉がかたいからさ〜」

 

一葉「恋花様が柔らかすぎるんですよ……」

 

ミリアム「ふむ、あれがエレンスゲのトップレギオンか。思ったよりも愉快な連中のようじゃの」

 

梅「なかなか面白いレギオンに入ったみたいだな、千香瑠」

 

千香瑠「ふふふ……梅さんこそ。それにまた夢結さんと同じレギオンに所属しているなんて、私まで嬉しくなってしまいます」

 

梅「あー、あれはまぁ、うちのリーダー達のお陰というか……うん」

 

ミリアム「なんじゃ、お主ら顔見知りじゃったのか。夢結様のことを知っておるとはな」

 

千香瑠「ええ、何度か戦場でご一緒する栄誉にあずかりました」

 

梅「ははは、謙遜はよせよせ。大人しそうなナリをしてるけど、千香瑠な相当の使い手だからな」

 

ミリアム「ふむ……まぁ、そのCHARMを見ればわかる。百由様から話は聞いていたが直接見るのは初めてじゃな」

 

瑤「あの……千香瑠。携帯食、余ってないかな?藍がお腹減ったって騒いでて……」

 

千香瑠「あぁ、いっぱい動きましたものね。でも急な出動だったから藍ちゃんの好きお菓子はないかも……」

 

藍「甘くないの、やだな。もそもそしたクラッカーとドロみたいなスープはいらなーい」

 

梅「おっ、さっきのルナティックトランサーの子か。それと、そちらは初めましてかな?」

 

藍「らんだよ。ささきらん」

 

瑤「あ、ご紹介が遅れました……初鹿野瑤です……よろしくお願いします」

 

梅「私は吉村・Thi・梅。さっきも話してたけど、千香瑠とは何度か戦場であった仲だ」

 

ミリアム「わしはミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス。リリィじゃが、アーセナルとしてCHARMの開発調整も請け負っておる」

 

藍「ミリ村……昼で、マイ?……わかんない」

 

ミリアム「いやいや、混ざっとる混ざっとる」

 

梅「ははは、難しい名前だもんな。こっちはぜひ、ぐろっぴと呼んでやってくれ」

 

瑤「ぐろっぴ……ですか?」

 

ミリアム「やめい、梅様。変なあだ名で呼ばれるのは百由様だけで十分じゃ」

 

藍「ぐろっぴ……覚えやすくて、いい」

 

ミリアム「むむ……まぁ、どうしてもと言うならよかろう。あまり人前で連呼されたくはないが……」

 

藍「むふー、ぐろっぴー」

 

瑤「なんだか、すみません……」

 

ミリアム「わははは、面白い娘じゃの。さっきまであんな戦い方をしていたリリィとは思えん」

 

瑤「……でも、藍は藍……です」

 

梅「ああ、そうだな。見事な戦いだったぞ……お、そうだ。甘いものが好きなんだったら……映司!なんか持ってないか?」

 

映司「これしかないぞ?梅様」

 

映司は梅にプリンの入ったカップを投げる。

 

梅「プリンか」

 

藍「ぷりん……!?」

 

ミリアム「映司、お主変身解かんのか?」

 

映司「忘れてた」

 

映司は変身を解いた。

 

瑤「それで貴方は?」

 

映司「松原映司、リリィで仮面ライダーだ」

 

千香瑠「なんだか、すみません。ほら藍ちゃん、ありがとうございます、でしょ?」

 

藍「ほりがとーほがいはふ(ありがとうございます)」

 

雨嘉「可愛い……神琳、あれ……すごく可愛い……」

 

神琳「欲しがっても駄目ですわ。こっちで我慢なさい」

 

神琳は鶴紗を見た。

 

鶴紗「こっちってなんだ。私の方を見るな」

 

神琳「でも、どこか鶴紗さんに似てますわね。サイズ的な意味もそうですけど、何か雰囲気と申しますか……」

 

雨嘉「どっちも……可愛い……」

 

鶴紗「……」

 

一葉「とにかく、本当に助かりました。この御礼はいずれまた日を改めてお返しいたします。私達は準備を整えたら再出撃します。このキャンプ地は一柳隊の皆さんで好きに使ってください」

 

楓「そちらのリリィの救助はもう完了したようですが、それでも再出撃ということは、貴女方の目的は……」

 

夢結「ヒュージの殲滅、でしょう?」

 

一葉「……はい、その通りです。先遣隊の報告でこの森には通常とは異なる個体……。特型ヒュージが潜伏している可能性があります」

 

二水「特型ヒュージ……!?」

 

千香瑠「詳しい情報はまだまとめ切れていないのだけど、我が校のレギオンのリリィが交戦したようです」

 

ミリアム「その情報なら、わしの方にも届いておるぞ。なんでも戦闘中に形状を変化させるヒュージらしいのう」

 

梨璃「そんなヒュージがこの森のどこかに……」

 

一葉「私達ヘルヴォルはその特型ヒュージの討伐任務を果たします。エレンスゲのトップレギオンの名に懸けて」

 

梨璃「……あの……皆に相談があるんだけど……」

 

夢結「わかっているわ。貴方の好きなようにしなさい」

 

梨璃「え?」

 

楓「梨璃さんの考えることは皆もうわかっていることですわ。相談なんて必要ありません」

 

梨璃「……ありがとう、皆さん!一葉さん!」

 

一葉「は、はい!どうかしましたか?」

 

梨璃「私達、一柳隊も同行します」

 

一葉「え?ですが……」

 

梨璃「リリィ同士の結束ですよ!一葉さん!一緒に戦いましょう!」

 

一葉「……」

 

恋花「一葉も本当は、一柳隊と協力し合いたいんだよね?でも、これ以上助けてもらうわけにはいかないって思ってる」

 

一葉「……はい、確かに協力し合うことは決まりました。ですが、既にエレンスゲのリリィを助けてもらっています。これ以上、一柳隊の力をお借りするのは……」

 

梨璃「一葉さん、そんなの気にする必要なんてありません!」

 

映司「梨璃の言う通りだ。それに特型ヒュージの情報は百合ヶ丘としても欲しいんだ。だからこれは、百合ヶ丘のためでもあるんだ」

 

一葉「梨璃さん、映司さん……」

 

恋花「いいじゃん、一葉。戦力は多い方がいいし、賑やかなのはもっといいし!」

 

藍「藍もぐろっぴ達、好き」

 

ミリアム「わっはっはっはっ!餌づけに成功したようじゃな」

 

一葉「……はぁ、まったく。私が見てないところで勝手に仲良くなっちゃって」

 

一葉は少し考えて決断した。

 

一葉「わかりました。百合ヶ丘女学院、一柳隊の皆さんとの共同任務に当たります。軍令部には略式で報告しておきます。梨璃さん、夢結様、映司さん、一柳隊の皆さん。ありがとうございます。そして、よろしくお願いします」

 

梨璃「はい!一葉さん!一緒に頑張りましょうね!」

 

楓「改めてお願いいたしますわ、ヘルヴォルの皆様」

 

瑤「こちらこそ……よろしく、です……」

 

夢結「お互いの情報を突き合わせれば、ヒュージの潜伏地点を探るのに何か手がかりが掴めるかもしれないわね」

 

千香瑠「はい、こちらも早急にデータをご用意しますね」

 

一葉「では準備が整い次第に、出発しましょう。ヘルヴォル・一柳隊の協同任務です」

 

梨璃「はい!出発進行ですー!」

 




次回からアンケートの結果通り守護天使の誓いです。
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