アサルトリリィ 欲望の王   作:ユーリア・エドモンズ

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ステータスみたいなものも公開する(書いてる途中)





1章エピローグ。一応、REAL×TIME終了後です。


第28話 カレの安息はどこにあるのか

 

夢結「――失礼するわ。百由、新宿での一件での報告書なのだけれど――」

 

楓「あら、ごきげんよう……夢結様」

 

夢結「楓さん……どうしてあなたが?百由はどうしたのかしら」

 

映司「あのマッドサイエンティストなら、都内にいると思う」

 

夢結「映司……あなたもいたのね」

 

映司「アバドンのアレも回収されてないみたいだからな。ミリアムを連れて出てったぞ」

 

夢結「ミリアムさんもいないのね……」

 

楓「エヴォルヴの件……新宿エリアディフェンス崩壊事変。一部ではそのような名前で呼ばれているそうですわ」

 

夢結「……大変な戦いだったわね」

 

楓「ええ、ですがわたくしたちの活躍で巨大特型ヒュージを撃破。それを契機に都内に蔓延していたヒュージ群はケイブへ撤退。遅れて到着した各ガーデンの精鋭により、その日のうちに残存ヒュージは一掃されました」

 

夢結「1日、2日の出来事なのに、随分と長く感じる戦いだったわね」

 

楓「ですが、それもわたくしたち一柳隊、そしてヘルヴォル、グラン・エプレの活躍があったからこそですわ」

 

夢結「……19人でのノインヴェルト戦術」

 

楓「……」

 

夢結「今回もまた……梨璃と映司のあの力に助けられたわね」

 

楓「――ラプラス」

 

映司「そのことを聞きにきたんだろう、ふたりとも」

 

夢結「ええ、あれから梨璃と映司は毎日のように身体検査を受けていたわ。その結果がそろそろ出ているはず――」

 

映司「これを」

 

映司は梨璃の検査結果の報告書を見せた。

 

夢結「これは……検査結果の報告書ね」

 

楓「『5回に及ぶレアスキル及びスキラー数値の精密解析の結果、一柳梨璃に特異なレアスキル保持の事実は認められず』」

 

夢結「……梨璃のあの力はラプラスではなかっと?でも、それなら『あの変化』はなに?」

 

楓「分かりませんわ。何せ、梨璃さんの持つカリスマという力は解明されていない要素の多いレアスキルです」

 

映司「ラプラスはカリスマの上位スキルとして、存在を預言されているだけの幻像に過ぎないってことだ」

 

夢結「つまり、謎は謎のまま……というわけね」

 

楓「ですが、梨璃さんと映司さんはその可能性の蕾を咲かせました。今後、リリィ研究者の間で注目されるのは必須でしょう」

 

夢結「…………」

 

映司「現状は普通のカリスマ程度に落ち着いてるからな。それに変なやつがいるなら、俺が――」

 

映司はアークドライバーを取り出した。

 

映司「全力で滅ぼすだけだ」

 

夢結「映司……あなたはどうだったの?」

 

映司「俺も梨璃と同じだよ」

 

楓「同じですか……」

 

映司「俺のカリスマも普通のカリスマってこと」

 

楓「……まぁ、梨璃さんと映司さんのことはそれでいいとして。問題はエリアディフェンスのほうですわね」

 

映司「代替の設置は終わってるよな?」

 

楓「ええ、それに加えて緊急時に備えて都内各所に予備の小型エリアディフェンスの設置も行うそうです」

 

映司「問題は……爆破されたエリアディフェンスか」

 

夢結「っ……爆破、された……?その言い方、もしかして――」

 

楓「映司さん、いったいどこで……」

 

映司「単独で新宿に行ってたからな。エリアディフェンスの崩壊跡に人為的な破壊工作の痕跡があったんだ。人為的な破壊なら、俺と同じ力か爆破くらいしかないからな」

 

夢結「っ……テロ?そう言えば、新宿のデパートの屋上で爆発音を聞いたわ」

 

映司「やるなら、ゲヘナくらいか?」

 

楓「それは分かりませんわ。ですが、少なくとも都庁での一件は自然発生したヒュージによるものではない……関係者の間ではそう目されております」

 

夢結「……それが事実だとしたら許せないわ。都内でこれだけの事態を引き起こすなんて――」

 

映司「……一葉たちヘルヴォル、エレンスゲのリリィが動いているのはおかしくないか?」

 

楓「そうですわね。ゲヘナが本気で都内を混乱に陥れようと考えていたのでしたら、傘下のガーデンに所属するリリィの出動は阻止していたでしょう」

 

夢結「あの特型ヒュージを倒すのだって、一葉さんたちヘルヴォルの協力がなければ無理だったわ」

 

楓「そう……ですから不気味なのです。あのゲヘナがいったい、どのような思惑で今回の騒乱を企てていたのか……分からないのです」

 

夢結「西東京の防衛の穴を突くような今回の出来事。もし私たちが……梨璃と映司が新宿にいなかったら都内はどうなっていたことか……」

 

映司「――俺と梨璃が?」

 

夢結「どうしたの、映司?」

 

映司「…………なんでもない。鍵は俺が閉めるから、梨璃たちのところに行ってこい」

 

夢結「っ、もうこんな時間なのね……分かったわ。この件は百由が戻ったら改めて話し合いましょう」

 

夢結と楓は工廠科から出ていった。

 

映司「…………」

 

映司は自分の検査結果の報告書を見た。

 

映司「【デュアルスキラー】か」

 

映司は報告書に書かれたレアスキルの名前を呟いた。

 

映司「カリスマなんて、いつ覚えたんだ……?」

 

レアスキルの欄には【エンハンス・トレース】【カリスマ】と書かれていた。

 

映司「ラプラスの覚醒がゲヘナの目的だとしたら、新宿は実験に使われたってことか」

 

映司はアークワンプログライズキーを取り出した。

 

映司「梨璃を狙うなら、この力でゲヘナを滅ぼす……ヘルヴォルも敵になったら――」

 

結梨が工廠科に入ってきた。

 

結梨「映司」

 

映司「っ!結梨……」

 

結梨「みんな行っちゃったよ?」

 

映司「結梨も梨璃たちのところに行けよ」

 

結梨「映司は?」

 

映司「温泉に行くけど」

 

大浴場

 

梨璃「あれ?結梨ちゃんは?」

 

叶星「高嶺ちゃんもいないわね……」

 

灯莉「たかにゃん先輩なら結梨を連れてくるって、結梨のこと探しに行ったよ☆」

 

夢結「映司のところに行ったのかしら」

 

神琳「映司さんは温泉ですよね?」

 

恋花「どういうこと!?」

 

紅巴「工事中なのでは?」

 

雨嘉「映司がやってる」

 

梅「ここには入れないからなー」

 

二水「あの温泉は百合ヶ丘では、映司さん専用という認識です」

 

千香瑠「だから映司君が工事してるのね」

 

温泉

 

映司「……」

 

映司は水面に浮かんでいる。

 

映司「エヴォルヴとの戦いの後――」

 

高嶺「すぐに、エムとの戦いが始まったわね」

 

映司「ああ、そうだ……っ!?」

 

映司は飛び上がった。

 

映司「たかにゃん先輩!?」

 

高嶺「あら、驚くことかしら?」

 

結梨「そうだよ。私と梨璃と入ったじゃん」

 

映司「そういうことじゃないんだよ……」

 

高嶺「映司」

 

映司「なんだよ……」

 

高嶺「あなたのレアスキルは――」

 

映司「前にも教えただろ?俺のレアスキルはエンハンス――」

 

高嶺「【デュアルスキラー】」

 

映司「っ!」

 

高嶺「結梨はあなたのカリスマが、エンハンス・トレースを使わずに発動しているって言っていたわ」

 

映司「……そうだよ」

 

結梨「映司?」

 

映司「俺のレアスキルはエンハンス・トレースだけじゃない」

 

高嶺「カリスマね?」

 

映司は頷いた。

 

映司「でも、俺のやることは変わらない……大切なものを守るだけだ」

 

高嶺「あら?守られるだけじゃないわよ?私も戦えるもの」

 

高嶺はランプドアランジーナワンダーライドブックを取り出した。

 

結梨「うん!私たちも映司を守れるよ!」

 

映司「そうだな……」

 

この3人、梨璃たちと合流すると、夢結と叶星に怒られることを知らないのである。

 




1章を一言でまとめるなら映司君が、アークゼロワンになっただけですね

温泉は映司君の所有物です(理事長代行公認)


遠野さん繋がりで言うけど、セラス・ホワイトのDSR引きました。マグノリアが欲しいんです……シングルで買います(諦め)
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