これが過去編の最終話です。
美鈴「今のは……?」
美鈴はヒュージと戦いながら映司が放った光線を見ていた。
映司「……。」
美鈴「君は……?」
映司は美鈴に襲いかかった。
美鈴「っ!」
美鈴はCHARMで映司の攻撃を防いだ。
美鈴「暴走しているのか!」
美鈴はヒュージを見つけた。
美鈴「もし、敵と味方の判別がつかないなら!」
美鈴はヒュージの目の前に立ち、映司はオースキャナーでドライバーをスキャンした。
「スキャニングチャージ!」
映司は美鈴に向けてワインドスティンガーを放った。
美鈴「っ!」
美鈴は避けて、ワインドスティンガーはヒュージに直撃した。
映司「っ!」
エクスターナルフィンを展開させ、冷気を放って瞬時にヒュージを凍結させ、続けざまにテイルディバイダーを変化させた尾を叩きつけ、ヒュージを粉々に砕いた。
夢結「大丈夫ですか?」
夢結は映司に向けてCHARMを構えた。
美鈴「大丈夫だよ。ありがとう、夢結。」
美鈴は夢結に向けて【ラプラス】を発動し、夢結の記憶を操作し、オーズの記憶を消した。
映司「……。」
映司はエクスターナルフィンを展開し、別の場所へ飛んでいった。
花凜「っ!」
花凜は逃げてきた道を戻った。
梨璃「花凜さん!?」
花凜「梨璃ちゃんは、早く逃げて!」
映司「ウオオオオオオォォォォォ!」
映司は衝動のままにヒュージを撃破していた。
花凜「映司!」
映司「……。」
花凜「……これが貴方の誰かを護るってことなの!?」
映司「ウオオオオオオオオォォォォォォ!」
映司は花凜にメダガブリューを振り下ろした。
花凜「……っ!」
映司は花凜に当たる直前で手を止めた。
映司「う……あ……ぐっ……!」
映司の変身は強制的に解除された。
花凜「映司!」
花凜は映司を抱きとめた。
映司「花凜……姉……。」
トリケラ、ティラノのメダルは映司の変身解除と同時に砕けたが、プテラのメダルは半分に割れ、花凜はプテラのメダルを拾った。
花凜「早く逃げ……っ!」
映司「っ!?」
花凜はヒュージの触手に貫かれた。
映司「花凜姉!?」
千香瑠「……っ!」
千香瑠はCHARMでヒュージに攻撃するが、ヒュージはその攻撃を避け姿を消した。
花凜「ごめんね……映司……私……一緒に……いられないや……。」
映司「あぁ……あぁぁぁぁ!」
千香瑠「映司君……。」
映司「千香瑠……さん……?なんでここに……。」
千香瑠「ヒュージを追ってたのよ。」
映司「……。」
千香瑠は映司を抱きしめた。
千香瑠「今は私しかいないから、泣いていいのよ。」
映司「……うあああああああぁぁぁぁ!」
映司は声を上げて泣いた。
梨璃「花凜さーん!映司くーん!」
梨璃は映司と花凜を探しに花凜の後を追っていた。
千香瑠「あら?」
千香瑠は泣き疲れて寝てしまった映司に膝枕をしていた。
梨璃「映司くん?」
千香瑠「ねぇ、貴方は映司君のお友達?」
梨璃「え?あ、はい!」
千香瑠「じゃあ、映司君のことお願いしてもいい?」
梨璃「は、はい!任せてください!」
千香瑠「映司君、お友達が迎えに来たわよ。」
映司「ん……はい……。」
梨璃「……?」
映司「あの、千香瑠さん。」
千香瑠「……どうしたの?」
映司「ありがとうございました。」
千香瑠「ええ、この辺りのヒュージは一掃されてるけど、気をつけてね。」
映司「はい。」
梨璃「行こ?映司くん。」
映司「……ああ。」
映司と梨璃は避難場所へ向かった。
梨璃「これが、映司くん自身がラプラスで封印していた過去です。」
一柳隊「……。」
二水「でも、プトティラを制御できたのはどうして?」
梨璃「映司くんは、1年くらい私の前から姿を消してたから、その時に何かあったって思ってるよ。」
二水「なるほど……。」
夢結「私は映司と会ってたのね……。」
梅「カリスマの上位スキル、ラプラスか……。」
楓「梨璃さんと映司さんが千香瑠様と面識があったことに驚きですわ……。」
梨璃「でも、あんまり覚えてないんだよね……。」
神庭では……
映司「えっと……どうして抱きついて……?」
映司は叶星と高嶺に抱きつかれていた。
叶星「……。」
高嶺「……。」
映司「あの……。」
叶星「今は黙って受け入れてくれるかしら?」
映司「あ、はい。」
数十分後……
高嶺「もう1ついいかしら?」
映司「ああ。」
高嶺「プトティラコンボをどうやって制御したのかしら?」
映司「俺にもわかんない……。」
叶星「もしかしたら、そのプテラのメダルが制御してるとか?」
映司「これが……。」
映司は半分に割れたプテラのメダルを取り出した。
高嶺「そのメダルが、破壊者を守護者に変えたってことかしら?」
映司「たまに勝手に出てきて変身させられるけど、制御はできてるとは思う。」
叶星「自由なのね……。」
高嶺「映司と気が合ってると思うわよ?」
叶星「そうね。」
警報が鳴った。
3人「っ!」
映司「叶星先輩、たかにゃん先輩。」
叶星「ええ!」
高嶺「行きましょう。」
3人はヒュージの出現場所へ向かった。
姫歌「叶星様!高嶺様!」
灯莉「あれー?映司もいるー☆」
紅巴「映司さんはどうしてここに?」
映司「叶星先輩とたかにゃん先輩に呼ばれて。」
映司は鷹の目を発動した。
映司「っ!」
叶星「映司君?」
映司「見つけた……。」
高嶺「まさか……。」
映司はオーズドライバーを巻いた。
姫歌「映司のマギが……。」
紅巴「どういうことですか……?」
映司「っ!」
映司の目が一瞬だけ紫になり、体内からプテラ、トリケラ、ティラノのメダルが出現した。
叶星「皆、下がって!」
映司は出現したメダルを掴み、オーズドライバーにセットすると、ドライバーを傾かせ、オースキャナーでスキャンした。
映司「変身!」
「プテラ!」「トリケラ!」「ティラノ!」
「プ・ト・ティラーノ、ザウルース!」
映司「ウオオオオオオォォォォ!」
映司は冷気を放ち、咆哮を上げた。
紅巴「冷気で周りのヒュージが凍った……?」
姫歌「しかも、咆哮だけでほとんどのヒュージが……。」
冷気で凍ったヒュージは映司の咆哮により跡形もなく砕けた。
叶星「映司君!」
映司「……大丈夫、暴走はしてない。」
叶星「よかった……。」
映司「でも、あのヒュージは俺が倒す!」
映司は花凜を殺したヒュージに向かっていった。
叶星「映司君!」
灯莉「なんか、いつもの映司じゃないみたい……。」
映司はヒュージの触手を避け、メダガブリューで触手を破壊したが、触手は再生した。
映司「っ!再生持ちか。」
ヒュージは映司から狙いをグラン・エプレに変更して、触手を5本に増やした。
映司「まさか!?」
ヒュージはグラン・エプレに向けて触手を放った。
映司「っ!」
映司はゼノンパラドキサ、縮地、フェイズトランセンデスを発動した。
映司「させるか!」
映司は触手を4本破壊した。
映司「間に合わない……!」
高嶺「叶星!」
叶星「っ!?」
映司は叶星の前に立った。
映司「ぐっ……!」
叶星「映司君!?」
映司「これ以上、俺の大切なものを失ってたまるか……!」
叶星「映司君……。」
映司「アレをやるしかないか。」
映司はルナティックトランサーとブレイブを発動した。
紅巴「レアスキル5つの併用……!?」
映司はヘリオスフィアも発動した。
姫歌「6つ目のレアスキル!?」
映司はメダガブリューにセルメダルをセットして、クランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。
「ゴックン!」
映司はクランチガルバイダーを戻した。
「タトバ!」
タトバのコンボソングが流れた。
映司「セイヤー!」
映司はメダガブリューを振り下ろした。
叶星「映司君!まだ、ヒュージは動いているわ!」
映司はメダガブリューにセルメダルをセットして、クランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。
「ゴックン!」
映司はクランチガルバイダーを戻した。
「ガタキリバ!」
映司はメダガブリューを振り下ろした。
紅巴「映司さん!まだ動いてます!」
姫歌「あのヒュージどんな耐久してるのよ!?」
高嶺「でも、弱っているのは間違いないわ。」
映司「何度でも、やるだけだ!」
映司はメダガブリューにセルメダルをセットして、クランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。
「ゴックン!」
映司はクランチガルバイダーを戻した。
「ラトラーター!」
「サゴーゾ!」
「シャウタ!」
映司はそれぞれのコンボで、メダガブリューをヒュージに振り下ろした。
映司「これで終わらせる!」
映司はヒュージの近くに移動し、自分の足とヒュージの足を凍らせた。
映司「お前はここで俺が倒す!」
映司はメダガブリューにセルメダルを4枚セットした。
「ガブッ!ガブッ!ガブッ!ガブッ!」
映司はメダガブリューのクランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。
「ゴックン!」
映司はメダガブリューのモードをバズーカモードにした。
「プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!」
映司「セイヤァァァー!」
映司はセルメダルのエネルギーを凝縮した強力な破壊光線をヒュージに向けて放った。
映司「ハァ……ハァ……。」
叶星「映司君?」
映司はそのまま気を失い倒れた。
グラン・エプレ「っ!?」
姫歌「おふたりは映司に何があったか知ってるんですか?」
叶星「ええ……。」
高嶺「私達からは話せないわ。」
叶星は映司に膝枕をしている。
叶星「映司君……。」
姫歌「灯莉、残ってるヒュージを倒すわよ!」
灯莉「うん!定盛☆」
灯莉と姫歌は残っているヒュージと戦い始めた。
数十分後……。
映司「う……あれ?」
高嶺「起きたのね。」
映司「たかにゃん先輩、怪我してないか?」
高嶺「皆、無事よ。」
映司「そっか……よかった。」
叶星「よくないわよ……。」
高嶺「叶星?」
映司「……。」
叶星「私達を守るのは構わない……でも少しは自分のことも大事にしてよ!」
映司「大丈夫……自分のことは……。」
叶星「大丈夫じゃない!映司君、自分が誰かを助けられるなら自分がどうなってもいいの!?」
映司「ありがとう。でも……ごめん、叶星先輩。」
映司はプトティラコンボに変身し、灯莉と姫歌と一緒にヒュージと戦い始めた。
高嶺「叶星……貴方の……いや、私達の望んだ通りに戦うのよ……映司は。」
叶星「どうして!?私、映司君に戦ってだなんて!?」
高嶺「ヒュージがいる限りリリィは戦わないといけない……けど、映司が戦うのは嫌だ。私も同じよ。皆、勝手な望みを言うのよ。きっと、映司は自分がどうなろうと、それを全部引き受けているのよ。そして、そんなことができる人間だけがきっと……。」
紅巴「仮面ライダー……。」
高嶺「だから、梨璃さん達みたいに、私達も映司に手を差し伸べることしかできないのよ。」
映司「灯莉、定盛!一気に終わらせるぞ!」
姫歌「わかったわ!」
灯莉「おっけー☆」
映司はメダガブリューにセルメダルをセットした。
「ガブッ!」
映司はメダガブリューのクランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。
「ゴックン!」
映司はメダガブリューのモードをバズーカモードにした。
「プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!」
映司「セイヤァー!」
映司は天の秤目を発動して、セルメダルのエネルギーを凝縮した強力な破壊光線をヒュージ達に放った。
映司「じゃあ、俺は帰る。」
叶星「……ええ、急に呼び出してごめんね?」
映司「大丈夫。」
叶星「映司君……私達はいつでも貴方に手を差し伸べるから……。」
映司「っ!ああ、ありがとう。」
高嶺「いつでも来ていいわ。」
映司「ああ。」
映司は百合ヶ丘に戻った。
映司「そうだ、千香瑠様に連絡しよう。」
映司は百合ヶ丘に戻る前に千香瑠に連絡した。
千香瑠『映司君、珍しいわね?』
映司「あの時のお礼を改めてと思って。」
千香瑠『……!そう、気にしなくていいのよ?』
映司「それでも、ありがとう。」
映司は電話を切った。
映司「これで、俺も前に進めるのかな……。」
映司は制服のポケットに、割れたプテラのメダルを入れた。
これで、映司君の過去編は終了です。
んー、やっぱり叶星先輩とたかにゃん先輩ヒロインしてますねこれ。
エイプリルフールは……新約カエーデ・J・伝説でいいですかね?夢結様が魔王シラーイじゃなくなるし、エイプリルフール過ぎるけど。