アサルトリリィ 欲望の王   作:ユーリア・エドモンズ

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ちゃっかり2話のサブタイトルを変えました。

これが過去編の最終話です。


最終話 破壊者を守護者に変える

美鈴「今のは……?」

 

美鈴はヒュージと戦いながら映司が放った光線を見ていた。

 

映司「……。」

 

美鈴「君は……?」

 

映司は美鈴に襲いかかった。

 

美鈴「っ!」

 

美鈴はCHARMで映司の攻撃を防いだ。

 

美鈴「暴走しているのか!」

 

美鈴はヒュージを見つけた。

 

美鈴「もし、敵と味方の判別がつかないなら!」

 

美鈴はヒュージの目の前に立ち、映司はオースキャナーでドライバーをスキャンした。

 

「スキャニングチャージ!」

 

映司は美鈴に向けてワインドスティンガーを放った。

 

美鈴「っ!」

 

美鈴は避けて、ワインドスティンガーはヒュージに直撃した。

 

映司「っ!」

 

エクスターナルフィンを展開させ、冷気を放って瞬時にヒュージを凍結させ、続けざまにテイルディバイダーを変化させた尾を叩きつけ、ヒュージを粉々に砕いた。

 

夢結「大丈夫ですか?」

 

夢結は映司に向けてCHARMを構えた。

 

美鈴「大丈夫だよ。ありがとう、夢結。」

 

美鈴は夢結に向けて【ラプラス】を発動し、夢結の記憶を操作し、オーズの記憶を消した。

 

映司「……。」

 

映司はエクスターナルフィンを展開し、別の場所へ飛んでいった。

 

花凜「っ!」

 

花凜は逃げてきた道を戻った。

 

梨璃「花凜さん!?」

 

花凜「梨璃ちゃんは、早く逃げて!」

 

映司「ウオオオオオオォォォォォ!」

 

映司は衝動のままにヒュージを撃破していた。

 

花凜「映司!」

 

映司「……。」

 

花凜「……これが貴方の誰かを護るってことなの!?」

 

映司「ウオオオオオオオオォォォォォォ!」

 

映司は花凜にメダガブリューを振り下ろした。

 

花凜「……っ!」

 

映司は花凜に当たる直前で手を止めた。

 

映司「う……あ……ぐっ……!」

 

映司の変身は強制的に解除された。

 

花凜「映司!」

 

花凜は映司を抱きとめた。

 

映司「花凜……姉……。」

 

トリケラ、ティラノのメダルは映司の変身解除と同時に砕けたが、プテラのメダルは半分に割れ、花凜はプテラのメダルを拾った。

 

花凜「早く逃げ……っ!」

 

映司「っ!?」

 

花凜はヒュージの触手に貫かれた。

 

映司「花凜姉!?」

 

千香瑠「……っ!」

 

千香瑠はCHARMでヒュージに攻撃するが、ヒュージはその攻撃を避け姿を消した。

 

花凜「ごめんね……映司……私……一緒に……いられないや……。」

 

映司「あぁ……あぁぁぁぁ!」

 

千香瑠「映司君……。」

 

映司「千香瑠……さん……?なんでここに……。」

 

千香瑠「ヒュージを追ってたのよ。」

 

映司「……。」

 

千香瑠は映司を抱きしめた。

 

千香瑠「今は私しかいないから、泣いていいのよ。」

 

映司「……うあああああああぁぁぁぁ!」

 

映司は声を上げて泣いた。

 

梨璃「花凜さーん!映司くーん!」

 

梨璃は映司と花凜を探しに花凜の後を追っていた。

 

千香瑠「あら?」

 

千香瑠は泣き疲れて寝てしまった映司に膝枕をしていた。

 

梨璃「映司くん?」

 

千香瑠「ねぇ、貴方は映司君のお友達?」

 

梨璃「え?あ、はい!」

 

千香瑠「じゃあ、映司君のことお願いしてもいい?」

 

梨璃「は、はい!任せてください!」

 

千香瑠「映司君、お友達が迎えに来たわよ。」

 

映司「ん……はい……。」

 

梨璃「……?」

 

映司「あの、千香瑠さん。」

 

千香瑠「……どうしたの?」

 

映司「ありがとうございました。」

 

千香瑠「ええ、この辺りのヒュージは一掃されてるけど、気をつけてね。」

 

映司「はい。」

 

梨璃「行こ?映司くん。」

 

映司「……ああ。」

 

映司と梨璃は避難場所へ向かった。

 

梨璃「これが、映司くん自身がラプラスで封印していた過去です。」

 

一柳隊「……。」

 

二水「でも、プトティラを制御できたのはどうして?」

 

梨璃「映司くんは、1年くらい私の前から姿を消してたから、その時に何かあったって思ってるよ。」

 

二水「なるほど……。」

 

夢結「私は映司と会ってたのね……。」

 

梅「カリスマの上位スキル、ラプラスか……。」

 

楓「梨璃さんと映司さんが千香瑠様と面識があったことに驚きですわ……。」

 

梨璃「でも、あんまり覚えてないんだよね……。」

 

神庭では……

 

映司「えっと……どうして抱きついて……?」

 

映司は叶星と高嶺に抱きつかれていた。

 

叶星「……。」

 

高嶺「……。」

 

映司「あの……。」

 

叶星「今は黙って受け入れてくれるかしら?」

 

映司「あ、はい。」

 

数十分後……

 

高嶺「もう1ついいかしら?」

 

映司「ああ。」

 

高嶺「プトティラコンボをどうやって制御したのかしら?」

 

映司「俺にもわかんない……。」

 

叶星「もしかしたら、そのプテラのメダルが制御してるとか?」

 

映司「これが……。」

 

映司は半分に割れたプテラのメダルを取り出した。

 

高嶺「そのメダルが、破壊者を守護者に変えたってことかしら?」

 

映司「たまに勝手に出てきて変身させられるけど、制御はできてるとは思う。」

 

叶星「自由なのね……。」

 

高嶺「映司と気が合ってると思うわよ?」

 

叶星「そうね。」

 

警報が鳴った。

 

3人「っ!」

 

映司「叶星先輩、たかにゃん先輩。」

 

叶星「ええ!」

 

高嶺「行きましょう。」

 

3人はヒュージの出現場所へ向かった。

 

姫歌「叶星様!高嶺様!」

 

灯莉「あれー?映司もいるー☆」

 

紅巴「映司さんはどうしてここに?」

 

映司「叶星先輩とたかにゃん先輩に呼ばれて。」

 

映司は鷹の目を発動した。

 

映司「っ!」

 

叶星「映司君?」

 

映司「見つけた……。」

 

高嶺「まさか……。」

 

映司はオーズドライバーを巻いた。

 

姫歌「映司のマギが……。」

 

紅巴「どういうことですか……?」

 

映司「っ!」

 

映司の目が一瞬だけ紫になり、体内からプテラ、トリケラ、ティラノのメダルが出現した。

 

叶星「皆、下がって!」

 

映司は出現したメダルを掴み、オーズドライバーにセットすると、ドライバーを傾かせ、オースキャナーでスキャンした。

 

映司「変身!」

 

「プテラ!」「トリケラ!」「ティラノ!」

「プ・ト・ティラーノ、ザウルース!」

 

映司「ウオオオオオオォォォォ!」

 

映司は冷気を放ち、咆哮を上げた。

 

紅巴「冷気で周りのヒュージが凍った……?」

 

姫歌「しかも、咆哮だけでほとんどのヒュージが……。」

 

冷気で凍ったヒュージは映司の咆哮により跡形もなく砕けた。

 

叶星「映司君!」

 

映司「……大丈夫、暴走はしてない。」

 

叶星「よかった……。」

 

映司「でも、あのヒュージは俺が倒す!」

 

映司は花凜を殺したヒュージに向かっていった。

 

叶星「映司君!」

 

灯莉「なんか、いつもの映司じゃないみたい……。」

 

映司はヒュージの触手を避け、メダガブリューで触手を破壊したが、触手は再生した。

 

映司「っ!再生持ちか。」

 

ヒュージは映司から狙いをグラン・エプレに変更して、触手を5本に増やした。

 

映司「まさか!?」

 

ヒュージはグラン・エプレに向けて触手を放った。

 

映司「っ!」

 

映司はゼノンパラドキサ、縮地、フェイズトランセンデスを発動した。

 

映司「させるか!」

 

映司は触手を4本破壊した。

 

映司「間に合わない……!」

 

高嶺「叶星!」

 

叶星「っ!?」

 

映司は叶星の前に立った。

 

映司「ぐっ……!」

 

叶星「映司君!?」

 

映司「これ以上、俺の大切なものを失ってたまるか……!」

 

叶星「映司君……。」

 

映司「アレをやるしかないか。」

 

映司はルナティックトランサーとブレイブを発動した。

 

紅巴「レアスキル5つの併用……!?」

 

映司はヘリオスフィアも発動した。

 

姫歌「6つ目のレアスキル!?」

 

映司はメダガブリューにセルメダルをセットして、クランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。

 

「ゴックン!」

 

映司はクランチガルバイダーを戻した。

 

「タトバ!」

 

タトバのコンボソングが流れた。

 

映司「セイヤー!」

 

映司はメダガブリューを振り下ろした。

 

叶星「映司君!まだ、ヒュージは動いているわ!」

 

映司はメダガブリューにセルメダルをセットして、クランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。

 

「ゴックン!」

 

映司はクランチガルバイダーを戻した。

 

「ガタキリバ!」

 

映司はメダガブリューを振り下ろした。

 

紅巴「映司さん!まだ動いてます!」

 

姫歌「あのヒュージどんな耐久してるのよ!?」

 

高嶺「でも、弱っているのは間違いないわ。」

 

映司「何度でも、やるだけだ!」

 

映司はメダガブリューにセルメダルをセットして、クランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。

 

「ゴックン!」

 

映司はクランチガルバイダーを戻した。

 

「ラトラーター!」

 

「サゴーゾ!」

 

「シャウタ!」

 

映司はそれぞれのコンボで、メダガブリューをヒュージに振り下ろした。

 

映司「これで終わらせる!」

 

映司はヒュージの近くに移動し、自分の足とヒュージの足を凍らせた。

 

映司「お前はここで俺が倒す!」

 

映司はメダガブリューにセルメダルを4枚セットした。

 

「ガブッ!ガブッ!ガブッ!ガブッ!」

 

映司はメダガブリューのクランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。

 

「ゴックン!」

 

映司はメダガブリューのモードをバズーカモードにした。

 

「プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!」

 

映司「セイヤァァァー!」

 

映司はセルメダルのエネルギーを凝縮した強力な破壊光線をヒュージに向けて放った。

 

映司「ハァ……ハァ……。」

 

叶星「映司君?」

 

映司はそのまま気を失い倒れた。

 

グラン・エプレ「っ!?」

 

姫歌「おふたりは映司に何があったか知ってるんですか?」

 

叶星「ええ……。」

 

高嶺「私達からは話せないわ。」

 

叶星は映司に膝枕をしている。

 

叶星「映司君……。」

 

姫歌「灯莉、残ってるヒュージを倒すわよ!」

 

灯莉「うん!定盛☆」

 

灯莉と姫歌は残っているヒュージと戦い始めた。

 

数十分後……。

 

映司「う……あれ?」

 

高嶺「起きたのね。」

 

映司「たかにゃん先輩、怪我してないか?」

 

高嶺「皆、無事よ。」

 

映司「そっか……よかった。」

 

叶星「よくないわよ……。」

 

高嶺「叶星?」

 

映司「……。」

 

叶星「私達を守るのは構わない……でも少しは自分のことも大事にしてよ!」

 

映司「大丈夫……自分のことは……。」

 

叶星「大丈夫じゃない!映司君、自分が誰かを助けられるなら自分がどうなってもいいの!?」

 

映司「ありがとう。でも……ごめん、叶星先輩。」

 

映司はプトティラコンボに変身し、灯莉と姫歌と一緒にヒュージと戦い始めた。

 

高嶺「叶星……貴方の……いや、私達の望んだ通りに戦うのよ……映司は。」

 

叶星「どうして!?私、映司君に戦ってだなんて!?」

 

高嶺「ヒュージがいる限りリリィは戦わないといけない……けど、映司が戦うのは嫌だ。私も同じよ。皆、勝手な望みを言うのよ。きっと、映司は自分がどうなろうと、それを全部引き受けているのよ。そして、そんなことができる人間だけがきっと……。」

 

紅巴「仮面ライダー……。」

 

高嶺「だから、梨璃さん達みたいに、私達も映司に手を差し伸べることしかできないのよ。」

 

映司「灯莉、定盛!一気に終わらせるぞ!」

 

姫歌「わかったわ!」

 

灯莉「おっけー☆」

 

映司はメダガブリューにセルメダルをセットした。

 

「ガブッ!」

 

映司はメダガブリューのクランチガルバイダーからセットしたセルメダルに圧力を掛けた。

 

「ゴックン!」

 

映司はメダガブリューのモードをバズーカモードにした。

 

「プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!」

 

映司「セイヤァー!」

 

映司は天の秤目を発動して、セルメダルのエネルギーを凝縮した強力な破壊光線をヒュージ達に放った。

 

映司「じゃあ、俺は帰る。」

 

叶星「……ええ、急に呼び出してごめんね?」

 

映司「大丈夫。」

 

叶星「映司君……私達はいつでも貴方に手を差し伸べるから……。」

 

映司「っ!ああ、ありがとう。」

 

高嶺「いつでも来ていいわ。」

 

映司「ああ。」

 

映司は百合ヶ丘に戻った。

 

映司「そうだ、千香瑠様に連絡しよう。」

 

映司は百合ヶ丘に戻る前に千香瑠に連絡した。

 

千香瑠『映司君、珍しいわね?』

 

映司「あの時のお礼を改めてと思って。」

 

千香瑠『……!そう、気にしなくていいのよ?』

 

映司「それでも、ありがとう。」

 

映司は電話を切った。

 

映司「これで、俺も前に進めるのかな……。」

 

映司は制服のポケットに、割れたプテラのメダルを入れた。

 




これで、映司君の過去編は終了です。

んー、やっぱり叶星先輩とたかにゃん先輩ヒロインしてますねこれ。

エイプリルフールは……新約カエーデ・J・伝説でいいですかね?夢結様が魔王シラーイじゃなくなるし、エイプリルフール過ぎるけど。
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