アサルトリリィ 欲望の王   作:ユーリア・エドモンズ

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ここで言うことじゃないけど、グルミクとプロセカをリセマラするんで、100話目の投稿が明らかに遅くなります。

プロセカはリーク飛んできたから、今月末だけどグルミクは4日しかないからなぁ……

さよなら、白雪姫美夢ちゃん、咲希ちゃんの誕生日称号

引き継ぎは取ってあるから、出なかったら戻すよ?


ということで、映司君と千香瑠様がある約束をする歴戦乙女のアンサンブル2話です。


第2話 悲壮の華(千香瑠)オーズ(映司)本心(やくそく)

映司「梨璃たちはどこに……」

 

空間を移動した映司は既に御台場に到着していた。

 

映司「ヒュージを倒しながら探すしかないか……」

 

映司はソードライバーを巻いた。

 

「ブレイブドラゴン!」

 

映司はブレイブドラゴンワンダーライドブックのページを開いた。

 

「かつて、全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた……」

 

映司はブレイブドラゴンワンダーライドブックのページを閉じて、ドライバーの右のスロットに装填した。

 

「ストームイーグル!」

 

映司はストームイーグルワンダーライドブックのページを開いた。

 

「この大鷲が現れし時、猛烈な竜巻が起こると言い伝えられている……」

 

「西遊ジャーニー!」

 

映司は西遊ジャーニーワンダーライドブックのページを開いた。

 

「とあるお猿さんの冒険記、摩訶不思議なその旅の行方は……」

 

映司は二冊のワンダーライドブックを閉じて、ドライバーのスロットに装填した。

 

映司「ハアッ!」

 

映司はドライバーから、火炎剣烈火を抜刀した。

 

「烈火抜刀!」

 

映司「変身!」

 

「語り継がれし神獣のその名は!クリムゾンドラゴン!」

 

「烈火三冊!真紅の剣が悪を貫き、全てを燃やす!」

 

映司「お前たちと遊んでいる暇はない!」

 

映司はフェイズトランセンデスとゼノンパラドキサを発動した。

 

映司「あのガンシップは……夢結姉たちか……?」

 

映司は飛んでいるガンシップを見た。

 

映司「っ!」

 

ガンシップにヒュージの光線が直撃した。

 

映司「邪魔だ!」

 

映司は火炎剣烈火を、ドライバーに納刀してトリガーを引いた。

 

「必殺読破!」

 

映司は必冊ホルダーに闇黒剣月闇を納刀して、トリガーを引いた。

 

「月闇居合!」

 

映司はホルダーから、闇黒剣月闇を抜刀した。

 

「読後一閃!」

 

映司は闇黒剣月闇から斬撃を放ち、ドライバーから火炎剣烈火を抜刀した。

 

「烈火抜刀!」

 

「ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊斬り!」

 

「ファ・ファ・ファ・ファイヤー!」

 

映司「爆炎紅蓮斬!」

 

映司は火炎剣烈火で、自身の周りに炎の輪を作ると同時に、火炎剣烈火にも炎を纏った。

 

映司「はあああああぁぁぁぁ!」

 

映司は火炎剣烈火から無数の火の玉を飛ばして、徐々に大きくしていき、巨大な火球を形成してヒュージに放った。

 

映司「つ!」

 

映司は縮地とゼノンパラドキサを発動して、夢結たちが脱出した方へ向かった。

 

映司「この辺のはずだが……」

 

夢結「映司!」

 

映司「夢結姉、梅様、千香瑠姉。3人だけか?」

 

梅「ああ、瑤と恋花は梅たちより先に飛び降りたからな」

 

映司「千香瑠姉」

 

千香瑠「どうしたの?」

 

映司「ケガしてるよな?」

 

千香瑠「かすり傷よ?」

 

映司「……千香瑠姉。動くなよ?」

 

映司は千香瑠に手を向けた。

 

夢結「このレアスキル……!」

 

梅「お前……いつの間にこんなものを……」

 

千香瑠「傷が……」

 

映司「これで大丈夫だ……それに、お出ましだぞ」

 

周囲にヒュージが現れた。

 

千香瑠「っ!」

 

映司「梅様。偵察は任せた……俺たちは周囲のヒュージを倒す」

 

梅「おう!」

 

梅は縮地を発動して、偵察に向かった。

 

千香瑠「ミドルレンジ!射撃準備、発射――!」

 

千香瑠はCHARMから、弾丸を放つがヒュージは避けた。

 

千香瑠「は、外れた!?」

 

千香瑠はヒュージに囲まれていた。

 

千香瑠「――!こっちにも!いつの間に!?ブレードモード!ダメ!間に合わない!」

 

映司「爆炎紅蓮斬!」

 

映司は火炎剣烈火で、自身の周りに炎の輪を作ると同時に、火炎剣烈火にも炎を纏った。

 

映司「はあああああぁぁぁぁ!」

 

映司は火炎剣烈火から無数の火の玉を飛ばして、徐々に大きくしていき、巨大な火球を形成してヒュージに放った。

 

映司「千香瑠姉、大丈夫か?」

 

千香瑠「映司君……」

 

夢結「周囲のヒュージは全滅させたわ」

 

千香瑠「そう、ですか……。助けてくれて、ありがとう。映司君」

 

映司「千香瑠姉」

 

千香瑠「どうしたの?」

 

映司「千香瑠姉の実力なら、あの狙撃は外すのはありえない……近づいてくるヒュージに、気づかないのもおかしい……」

 

千香瑠「それは……」

 

映司「今日の仮想訓練で確信した。千香瑠姉は、強い……でも、千香瑠姉は実戦で一度も本気を出していない……あのときは本気だったはずだ……」

 

千香瑠「それは……」

 

映司「これは訓練でも模擬戦でもない……人の命がかかっている戦いだ。千香瑠姉が本気を出せば、救える人がいるかもしれないのに、なんで本気で戦わないんだ?」

 

千香瑠「わかってるわよそんなこと!!」

 

夢結「千香瑠さん……」

 

千香瑠「……わかってるわ、そんなことは……私だって、情けないと思っているもの!……でも、できないのよ」

 

映司「……できない?」

 

千香瑠「怖いのよ。戦うのが……怖くて」

 

映司「怖い?」

 

千香瑠「私のせいで、大切な人が死んでしまうことが。映司君は知ってると思うけど、一年前……甲州撤退戦に私は参加していたんです」

 

夢結「映司の過去について聞いたときに、梨璃から聞いたわ」

 

千香瑠「私には親友がいました。でも、私の失敗をフォローしようとして、私をかばおうとして……彼女は死にました」

 

映司&夢結「……」

 

千香瑠「戦うたびに……誰かが傷つくたびに……あのときの光景が目の前に浮かび上がって……それで……私は……ずっと誰かに、迷惑をかけ続けていました。だから、一時期は、誰にも迷惑をかけないように、ひとりで戦って……戦って、戦って、戦って、戦って……擦り切れてしまうまで、そうやって、ひとりで、生きていこうと……そういうふうに生きていれば……それほどの救いはないなって、そう思っていました」

 

映司「千香瑠姉……」

 

千香瑠「すみません。こんなありふれたことで……戦えなくなるなんて……」

 

映司「ありふれたこと?確かに戦場ではよくあることなのかもな。でも、ありふれているからと言って、それが苦しみを解いてくれるわけじゃない」

 

千香瑠「……え」

 

映司「なんで、戦えるんだ?怖いなら、どうして千香瑠姉はここにいるんだ?過去の悲劇を、千香瑠姉はどうやって乗り越えたんだ?」

 

千香瑠「……乗り越えては、いないんです。今だって、震えが止まらない……昔は、トリガーを引くことさえ、怖かった。でも、一年前、 甲州撤退戦で、映司君と出会った……」

 

映司「あのときには千香瑠姉の親友は亡くなってたのか……」

 

千香瑠「映司君は目の前で家族が死んでしまったのに、戦い続けていた……どうして、戦えるのか不思議だった」

 

夢結「……」

 

千香瑠「映司君はこんな私を頼ってくれた……だから、私は戦うことしたんです。私に希望をくれたんです」

 

映司「え?」

 

千香瑠「私はあのとき、たまたま映司君に会っただけで、ひとりで戦う気だったのよ?」

 

映司「そうだったのか……」

 

千香瑠「映司君は家族が死んでしまったのに、あの場所で戦い続けていた。あのときから、私は映司君の姉になれるようにしようとした……」

 

映司「……」

 

千香瑠「そして、一葉ちゃん……。一葉ちゃんは、私に勇気をくれた。目標をくれた。一葉ちゃんを見て、私も誰かを守れるかもしれない……守りたいって思えるようになって……気が付けば、たくさんの仲間に支えられて、手を引いてもらって――だから、私は戦いたいんです。いつかの罪を償いたいわけじゃなくて――映司君や、一葉ちゃんや……真琴のように……私の憧れの人たちのように、私も誰かを守りたい」

 

夢結「……」

 

千香瑠「誰かの盾になりたいって……そう思うんです」

 

映司「……」

 

千香瑠「すみません。こんな話……」

 

映司「仲間か……今の千香瑠姉には、大切なものがあるんだな。心から守りたいと思うものが」

 

千香瑠「ええ……」

 

映司「俺もあるんだ」

 

千香瑠「え?」

 

映司「甲州撤退戦で、家族を目の前で亡くした……仲間が傷つくたびに、思い出すんだ……花凜姉がヒュージに貫かれるところを……ちゃんと制御できていれば、花凜姉と梨璃と一緒に逃げていれば……花凜姉だけは助けられたかもしれない。」

 

夢結「映司……」

 

映司「俺はあのとき、千香瑠姉に会ってなかったら、花凜姉たちの跡を追っていたかもしれない」

 

千香瑠「映司君……」

 

映司「だから、千香瑠姉」

 

千香瑠「……」

 

映司「ありがとう」

 

千香瑠「え?」

 

映司「俺に生きる希望をくれて、姉として接してくれてありがとう」

 

千香瑠「映司君……」

 

映司「千香瑠姉。俺と約束してくれないか?」

 

千香瑠「え?」

 

映司「俺は千香瑠姉を守る。だから……」

 

映司は刃王剣十聖刃を掲げた。

 

千香瑠「私は映司君を守る。水勢剣流水に誓うわ」

 

千香瑠は水勢剣流水を刃王剣十聖刃に重ね合わせた。

 




サブタイの約束がひらがなの理由はわすゆを見返したからです。

今日はとあるトークイベントがあるので、グルミクのリセマラは今日中に終わらないことを確信しました。

2話の終盤で切りましたが、梅様が戻ってきて梨璃ちゃんから通信がありますが、次回の冒頭になります。

原作との相違は千香瑠様は甲州撤退戦の時点で、映司君を見て希望を見出しているので、御台場迎撃戦では依奈様と仲良くなったってだけです。

映司君と千香瑠様のこの約束……どっちかが、一緒のガーデンにいないとほとんど意味ないんですよね……
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