アサルトリリィ 欲望の王   作:ユーリア・エドモンズ

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ラスバレをやってて思ったのは自分は灯莉ちゃんが結構好きです。


第2話 カレの焦る理由は何か

甲州に到着した映司は特型ヒュージを探しに危険区域に入った。

 

映司「長期戦になるから、ゼロワンだ。」

 

「ゼロワンドライバー!」

 

映司はオーズドライバーを外し、ゼロワンドライバーを巻いた。

 

「ハイパージャンプ!」

 

映司はシャイニングアサルトホッパープログライズキーのボタンを押した。

 

「オーバーライズ!」

 

映司はドライバーにキーをスキャンして、キーを展開してドライバーに装填した。

 

「プログライズ!」

「Warning,warning. This is not a test!」

「 ハイブリッドライズ!」

「シャイニングアサルトホッパー!」

 

「No chance of surviving this shot.」

 

映司「邪魔だ!」

 

映司はシャインシステムを起動し、ヒュージを撃破していく。

 

映司「どこだ……あのヒュージ……」

 

百合ヶ丘女学院では……

 

夢結「……手を繋ぎながら食事をするというのは、初めての経験だわ。」

 

梨璃「私達、なんだか目立っちゃってますね……?」

 

夢結「多少噂になるのは避けられないでしょうね。それより、警戒するなら二水さんのほうよ。」

 

梨璃「へっ?どうして二水ちゃんが?」

 

夢結「またリリィ新聞の一面を飾りたくはないでしょう。」

 

梨璃「あはは……なるほど……でも、映司くんが……」

 

夢結「……映司はどこまで行ったのかしら。」

 

映司は外征に行ったということになっている。

 

二水「お2人で何をお話しているのかわかりませんが、今、夢結様から不思議な圧を感じました!」

 

楓「ななな、なんですの、あの甘々な感じは……ッ!?」

 

二水「楓さん、さすがに前のめりすぎです。でもお2人共、一層仲良く見えますね!今日はいい記事が書けそうです!表題は『繋いだ手。いつも仲良しお似合いカップル』で決まりですっ♪これは一面を飾れますよ!」

 

夢結が二水を睨んだ。

 

二水「……ひぃっ!」

 

楓「な、なんですの?いきなり変な声を出して。」

 

二水「いえ、ちょっと命の危険を感じて……ジャーナリズムにも超えてはいけないラインがあるということでしょうか……?」

 

楓「よくわかりませんが、記事にしないのでしたらどいていただけます?梨璃さんのお顔がよく見えませんの。」

 

二水「いいですけど、そんなに気になるならあっちのテーブルで、梨璃さん達と一緒に食事をすればいいのでは?」

 

楓「そんな無粋な真似ができますかっ!」

 

二水「こんなに前のめりなのに……楓さんのそういうところ、普通に尊敬します。」

 

楓「ああぁぁああぁぁぁ羨ましい……ッ!できることなら今すぐにでも、夢結様と交代したいですわ……!なぜ私は梨璃さんと同じ学年に生まれたのでしょう……?こればかりは、運命の神様を恨みます……」

 

二水「運命の神様も大変ですね……」

 

工廠科には結梨が居た。

 

百由「結梨ちゃん!?」

 

結梨「映司はどこ?」

 

百由「……甲州よ。」

 

結梨「特型ヒュージが甲州にいるの?」

 

百由「ええ……だから映司は貴方達に黙って1人で行ったのよ。」

 

結梨「私も行ってくる!」

 

結梨は工廠科を飛び出した。

 

百由「もしもし、映司?」

 

映司『百由様、どうしたんだ?』

 

百由「戦闘中で悪いけど、よく聞いてね?結梨ちゃんが甲州に向かったわ。」

 

映司『結梨が!?1人でか?』

 

百由「ええ……話を聞いたら飛び出しってたわよ。」

 

映司『仕方ない……迎えに行くか。ありがとう、百由様!』

 

映司は通話を切った。

 

映司「これでラスト!」

 

映司はヒュージを撃破した。

 

映司「結梨を迎えに行かないとな。」

 

映司はプトティラにチェンジし、結梨を迎えに行った。

 

映司「結梨。」

 

結梨「映司!」

 

映司「特型ヒュージは見てない。」

 

結梨「私も一緒にやる。」

 

映司「わかった。」

 

2人は危険区域に入り、戦闘を始めて数時間が経った。

 

映司「2日目もダメか……結梨、今日は帰るぞ。」

 

結梨「うん!」

 

映司と結梨は目の前のヒュージを撃破した。

 

映司「結梨、掴まれ。」

 

結梨は変身を解いた。

 

結梨「うん。」

 

映司は結梨を抱え、危険区域から出た。

 

映司「百由様からだ。」

 

結梨「出ていいよ。」

 

映司「ありがとう、結梨……もしもし、百由様?」

 

百由『そろそろ夢結が気づく頃だと思うわよ。』

 

映司「あー……それなら百由様から甲州に特型ヒュージが居るって伝えてくれ。」

 

百由『わかったわ……一柳隊の皆には明日、私から伝えるわ。』

 

夢結の部屋では梨璃と夢結が一緒に居た。

 

梨璃「すー、はぁ〜……!すー、はぁ〜……っ!」

 

夢結「……何をしているの。」

 

梨璃「リラックスするための、深呼吸ですっ!」

 

夢結「とてもリラックスできているようには見えないけど……あなた、自分の部屋でも毎晩そんなことをしているの?」

 

梨璃「そ、そんなわけないじゃないですか!だってここは、お姉様のお部屋ですよっ!?今日は私、とても眠れる気がしないです……っ!」

 

夢結「そんなに特別なことかしら……?今日はずっと一緒にいたでしょう?」

 

梨璃「お姉様は平気なんですか?その……、誰かと、同じベッドで寝るなんて……」

 

夢結「梨璃となら構わないわ。」

 

梨璃「……っ!ず、ずるいです……お姉様は……」

 

夢結「さあ、もう深呼吸はいいでしょう。」

 

梨璃「はい……私、ちょっとラッキーだったかもです。こうして、お姉様とずっと一緒にいられて、そしてまさか、一緒のおふとんで寝られるなんて。学園から特別に許可を頂いたとはいえ、本当に夢みたいです。」

 

夢結「……」

 

梨璃「すみません。お姉様にはご迷惑をかけてるのに、こんなふうに喜んじゃって。」

 

夢結「別に……構わないわ。」

 

梨璃「……リリィになれただけでもすごいことなのに、お姉様とシュッツエンゲルの契りを結んで、こうして一緒にいられるようになって……私、こんな幸せでいいのかな。」

 

夢結「梨璃……?」

 

梨璃は、夢結に映司と梨璃が甲州にいた頃の話をしていた。

 

梨璃「……お姉様、起きてますか?」

 

夢結「ええ。」

 

梨璃「私、甲州にお姉様と行きたい場所があるんです。」

 

夢結「私と?」

 

梨璃「はいっ。ちっちゃい頃、お父さんに連れて行ってもらったお花畑。人に整備されたお花畑じゃないんですよ。山の中に、すっごく沢山のお花が広がってる場所があって……もう一度行ってみたいなって、何度も思ったんですけど。」

 

夢結「じゃあ、一度しか行かなかったの?」

 

梨璃「それが、お父さんが道に迷ったときに、たまたま見つけた場所だったから。どこにあるのかよくわからないんです。えへへ……でも……たしかにあるんですよ?ヒュージに占領されても、甲州にはそんなきれいな場所が……だから、いつか……甲州からヒュージがいなくなったら……そこに……、お姉様と……」

 

夢結「……梨璃?」

 

梨璃は寝てしまった。

 

夢結「……約束するわ。いつか必ず、2人でそこへ行きましょう。それまでは……たとえ何を犠牲にしても貴方は私が守ってみせる。おやすみなさい。梨璃。」

 

翌日、百由は一柳隊に特型ヒュージが甲州に居ることを話した。

 

百由「探すのに苦労したわよ〜?空を飛びながら、山道を行ったり来たりして、行動範囲に規則性がないもんだから。」

 

梨璃「そんな遠くから……」

 

鶴紗「甲州っていうと……たしかヒュージに襲われて、陥落指定地域になってるんだっけ。」

 

夢結「ええ。全区域が立ち入り禁止というわけではないけれど。」

 

二水「そっか。梨璃さんと映司さんは甲州にある避難地域から、百合ヶ丘へやってきたんですよね?」

 

梨璃「うん。そうだよ。」

 

ミリアム「しかし百由様、よくそんなことがわかったのう?」

 

百由「あんまり嬉しい理由じゃないけどね〜。実は、梨璃さんのマギ汚染が完治しないことに関係してるから。」

 

楓「梨璃さんの?」

 

百由「ええ。どうやら梨璃さんを汚染したヒュージは、今でも梨璃さんの中にある負のマギを増幅させ続けているみたいなの。遠くから、マギの電波のようなものを飛ばしてね。私はそれを逆探知したってワケ。残念だけど、この作用はヒュージの能力によるものだから、原因になっている特型ヒュージを倒すまでなくならないわ。」

 

楓「そんな……夢結様と手を繋いでいれば、梨璃さんはよくなるのではありませんでしたの?」

 

夢結「……」

 

百由「……やー、ごめんごめん。それは私の見込み違いだったわ。でも、マギ交感がマギの汚染を遅らせているのは間違いないわよ。ううん。もし夢結が、梨璃さんと手を繋いでいなかったら……」

 

梨璃「え?」

 

夢結「必要のない話はそこまでよ、百由。ヒュージの居場所は今も追えているのでしょう?」

 

百由「それはもちろん!距離はあるけど、絶賛ストーキング中よ?でも、わかっていると思うけど、今の甲州はヒュージだらけよ。多くのリリィも命を落としている危険な場所……」

 

夢結「……」

 

楓「当然わかっていますわ。ですが、そんなことは関係ありません!」

 

梅「原因のヒュージを倒せば梨璃は治るんだろ?なら、あとは梅達の出番だな!」

 

梨璃「えっ?」

 

雨嘉「すぐに遠征の準備、するね。」

 

梨璃「えっ?えっ??」

 

神琳「甲州に向かう準備ですよ。梨璃さん。きっと映司さんと結梨さんもいるんでしょう?百由様。」

 

百由「そうそう、映司は梨璃さんが一撃もらった日で、結梨ちゃんは昨日から……あ。」

 

梨璃「え!?」

 

夢結「どういうことなの?百由。」

 

百由は映司との会話を話した。

 

梨璃「映司くん……私のために……それに結梨ちゃんまで……」

 

夢結「明日にしようかと思ったけど、皆早く準備して、今日中に甲州に向かうわよ。」

 

梅「アイツにはお灸を据えないとな!」

 

梨璃「皆さん、お姉様……ありがとうございます。」

 

百由は映司に連絡をした。

 

映司「結梨、一柳隊の皆が来るから迎えに行ってくれ。俺は特型ヒュージを探す。」

 

結梨「わかった!気をつけてね?映司。」

 

映司「ああ。お前もな。」

 

結梨「うん!」

 

梨璃「(……甲州、私の故郷)」

 




結梨ちゃんも勝手に甲州に向かいました……そしてそのままのノリで言ってしまう百由様……次回は映司君が暴走(プトティラの暴走ではないけど)します。
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