個性把握テストが終わり、ガイダンスも終わったので猛は取蔭を待っていた。
(さて、どうするかな、オールマイトと1度話しておくか?ていうか緑谷……あいつ、ワン・フォー・オール制御出来てねぇよな?
「猛~、お待たせ~」
そんなことを考えていると、取蔭が駐輪場まで来た。
「おー、お疲れ」
「ねえ、なんで始業式いなかったの?静香ちゃん来てたのに」
「は?あいつも今日から学校だろうに……担任が合理的主義者だったからだ」
「は?どういうこと?」
「俺にも分からねえ、だけど楽出来たからもーまんたい」
「適当だねほんと……あ、そうそう、ちょっと猛に会いたい子ってがいるんだけど」
「俺に?」
「うん、おーいレイ子~」
取蔭が呼ぶと、校舎の陰から白髪の女の子が出てくる。
「あーっと……何処かで会ったっけ?」
「あの、入試で……」
「ん……?ああ、頭怪我してた子か!!そうかそうか、無事で何より」
猛は、自分が入試で頭を治した相手だと思い出した。
「お礼が言いたくて……私、柳レイ子、同じヒーロー科のB組、よろしくね」
「お礼なんざいいよ、俺は紅蓮猛、ヒーロー科A組、クラスは違うが仲良くしようぜ」
そう言って、猛は握手をしようと手を出す。
「うん、仲良くしよう」
ギュッ
柳レイ子はそれに応えて握手する。
「うわぁ、猛が女の子口説いてる~」
「殴るぞ切奈」
「所で、二人ともこれで帰るの?」
そう言いながら、柳レイ子はバイクを指さす。
「そうだが?」
「電車と違って楽だよ~?周りの反応は激しいけど」
「ま、ヒーローになるなら慣れといてそんはねぇだろ」
(すごいな……)
そう言って、猛は取蔭にヘルメットを渡す。
「それじゃ、レイ子また明日ね~」
「うん、取蔭と紅蓮も、また明日」
「ああ、それじゃあな~」
ブゥゥゥゥン……
そうして、二人はバイクに乗って走り去っていった。
「・・・・・・ちょっと、かっこよかった?」
二人が去った後、誰もいないところで、柳レイ子は呟いたのだった。
「だけどさ~、意外だよね~」
「なにがだ~?ていうか運転中は話しかけるな危ねぇぞ~」
猛と取蔭は、走りながらいろいろなことを話していた。
「猛が誰か助けるってさ~、あんまり無いじゃ~ん?」
「おいおい、一応ヒーロー志望だぞ?頭怪我してる奴を見捨てる程腐っちゃいねぇよ」
「そっかぁ、あ、晩御飯の買い物するから途中止まって」
「ん、分かったわ」
ブゥゥン、キキッ
二人は、近くのデパートの駐車場にバイクを停車させる。
「なに作るよ、折角だし干物買わねぇ?」
「折角なのになんで干物なのさ、もっと美味しい物にしようよ」
「干物旨いだろ」
「いや美味しいけどね?ほら、お肉とかさ……」
「てか両方買うか、明日の朝食にしよう」
「お、それいいね、両方買おうか」
そうして、端から見たら高校生のカップルがイチャイチャしてるようにしか見えないが、二人は買い物を済ませて家に帰ったのだった。
前回に比べて会話が多く短いです。ちなみに柳レイ子が惚れてそうな描写がありますが、ハーレムは予定してないです。次回は戦闘訓練です、誰と組んで誰と戦うかアンケートあります。
戦闘訓練、誰と組んでどの組と戦う?
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対戦相手、轟&障子 ペア、芦戸
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対戦相手、八百万&峰田 ペア、耳郎
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対戦相手、切島&瀬呂 ペア尾白
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対戦相手、砂糖&口田 ペア葉隠