不死者の迷い込み   作:ブラッキーlove

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何も考えずに書き始めたからまとまらなかった。


呑み込まれたらループしていた件

 

とある世界のとある宇宙空間。知的生命体はその知恵をもって宇宙に進出し侵略行為を繰り返す世界。様々な生物が自身の星を守るために、領土野心から、正義感から、様々な思惑が渦巻く中、単純な物事の解決方法として戦争を繰り返している世界。

 

そんな、どうしようもない世界へと僕たちは迷い込んでいた。

 

戦禍渦巻く最前線の戦域を一機の小型機が縦横無尽に飛び回っている。

 

「おっとと、危ない危ない」

 

「セイ さっきはギリギリすぎ もう少しで中るところだった・・・」

 

「でも、中らなかっただろう? なら問題なし!」

 

「・・・はぁ」

 

その小型機は、たった二人の乗組員を乗せるだけの戦闘機。小型機だからという理由だけでは収まらない機動力、一撃で敵機の装甲を貫く攻撃力、仮に被弾したとしても自己修復を可能としている防御力、どれをとってもこの世界の技術から一段も二段も上の技術によって製作された機体だった。

それは、久しぶりに物作りに置いて自重を止めたセイとリアナの作品。物理的、魔法的にも様々な世界を渡り歩いた技術が詰め込まれた戦闘機。故に、小型機一機と言う傭兵の立場でありながら戦局を左右する存在として様々な連合軍に恐怖の象徴として恐れられていた。

 

「ヒャッッッホォォーーーーッ!!!」

 

まぁ、簡単に言えばはっちゃけ過ぎた。。。

 

「・・・ん やっぱりこうなった、、、」

 

「え? 何のこt、、、あ、ヤベ!」

 

セイが気づいた時には、状況はもう詰んでいた。

最前線の戦域を全て覆う小型ブラックホールの包囲網。等間隔に配置されたその爆弾は、敵味方全ての機体を巻き込み起爆した。

 

「あー、まずった まさか戦時中の各連合軍が手を組むとは・・・」

 

「・・・ん やりすぎ 私たちを排除するためだけに各連合軍が持っている小型ブラックホールを起動してる」

 

そう、あまりにも遊び過ぎたセイ達を排除するためだけに各連合軍は自軍の大半の戦力とこの最前線の戦域を消滅させる代償を支払った。今後、予想される状況としては、この宇宙空間は誰も近寄ることのできない環境となることは必須、更に今回の作戦で犠牲となった者が多すぎるが故に戦争は中断されるものと思われる。少なくとも戦力を回復するためには数百年の歳月は必要となるであろう程の被害だ。

 

「ずいぶんと思い切ったな・・・ これこの戦域だけでなく、宇宙空間そのものが不安定になることは確実だろう?」

 

「ん、確実 同時に広範囲の星が異常気象により生物の住める星でなくなる それほどの覚悟をもってこれは起動してる」

 

セイたちはこのような状況であったとしても焦ることはない。

まず、脅威ではない。やろうと思えは簡単に離脱することはできるし、それこそブラックホールを相殺することもできる。この機体もたかがブラックホールで大破するほど軟な造りにはしていない。多少機能不全を起こして修理が完了するまで使い物にならなくと思われるが被害としてはその程度だ。

だが、、、

 

「流石に反省だなぁ ここは大人しくブラックホールに呑まれて次の世界へ行くことにするかぁ」

 

「ん それがいい」

 

この世界の人たちはセイ達を排除するためだけに一時的とはいえ団結したのだ。それは尊重するべきことであるし、基本的に戦争をしていいことなどない。平和がいつまで続くかはわからないがその後のことはセイたちが干渉することではないだろう。

 

セイたちは何も行動を起こさず、只、連鎖的に発生したブラックホールに呑まれて、機体を大破させながら次なる世界へと渡った。

 

 

============================================

 

 

ブラックホールに呑まれ、分解と再生を繰り返しながら別次元、別の世界へと渡る中、異常な現象に遭遇する。

 

分解と再生は機体だけでなく、セイとリアナたちにも影響を及ぼし始めた。

 

分解と再生が繰り返されるたびに、異常な濃度のエネルギーが貯蓄されていく。

 

「ッ なんだこれ 久々の激痛だぞ、おい」

 

「ん、わかんない これは予想外」

 

暴れ出そうとするエネルギーを意志の力で持って制御する。常人であれば意識する間もなく消滅するような膨大なエネルギーを取り込み続け、これまで培った能力で持ってこれを制御して見せた。

 

「次の世界はどんな魔境なんだろうなぁ」

 

《確認しました。鑑定(しりたい)を獲得・・・成功しました》

 

「ん、たのしみ」

 

《確認しました。共有(しりたい)を獲得・・・成功しました》

 

「「は?」」

 

突然、同時に響いた声にセイとリアナは反応する。

即座に分析し今起こった現象から導き出されたのは世界の声ではないかと言う事。同時に起こった現象として取り込み続けているエネルギーが獲得したスキルに変換されたことも認識した。そして、、、

 

((意思によって、スキルを獲得する世界))

 

同じ結論に至ったことを確認する。

 

そこからは早かった。今も尚取り込み続けているエネルギーをたった今獲得したスキルの強化に全振りする。これまでの経験上、一つの能力に特化する方がスキルとして使い物になると直感したからだ。

 

《続けて、スキル『鑑定(しりたい)』をエクストラスキル『詳細鑑定(しっている)』に進化させます・・・成功しました

続けて、エクストラスキル『詳細鑑定(しっている)』をユニークスキル『人工知能(しっていた)』に進化させます・・・成功しました

続けて、ユニークスキル『人工知能(しっていた)』を更に進化させます・・・・・・・・・》

《続けて、スキル『共有(しりたい)』をエクストラスキル『完全同調(しっている)』に進化させます・・・成功しました

続けて、エクストラスキル『完全同調(しっている)』をユニークスキル『狂愛精神(あいしてる)』に進化させます・・・成功しました

続けて、ユニークスキル『狂愛精神(あいしてる)』を更に進化させます・・・・・・・・・》

 

その後も延々と分解と再生、エネルギーの急上昇、スキルへの転換を次の世界へと渡るまで続けた。

 

 

 

どれほど時間がたっただろうか。激痛に苛まれながら意志の力でもって膨大なエネルギーを制御しつつ更なる意志の力で持って一つのスキルに獲得し続けるエネルギーを変換し続けた。

始めは、それほど苦労することなくエネルギーが変換されスキルへと昇華した。だが、究極能力(アルティメットスキル)なるものを獲得したあたりからスキルへの変換が困難になった。

恐らくだが、この世界における最上のスキル群の総称が究極能力(アルティメットスキル)なのであろう。

スキルの進化が停滞してしまったがそれでも強靭な意志の力で持ってエネルギーを変換してのけた。

セイとリアナ、そしてビーちゃんはそれぞれ一つの究極能力(アルティメットスキル)を携えてこの世界へと不時着した。

 

・・・・・・

 

音はなく唐突に海面にボロボロの戦闘機が漂う。

装甲の大半を破損させながらも自己修復を始める特殊な機体。コックピット内に海水が浸食しない様子はまだ機体として生きている証拠であろう。

特殊な透明装甲のコックピットの天蓋が持ち上がり、中からセイとリアナが顔を出す。

 

「あ゛ぁ~ まだ体がいてぇ・・・」

 

「ん 肉体に異常はない でも、精神への負荷が痛みとして伝わってる 『再生』させれば治るけど、能力が定着しないかもしれないから少し我慢」

 

「だよなぁ~ 獲得できた能力は優秀っぽいし手放したくはないなぁ~ 我慢するか・・・」

 

・・・カラン・コロン

 

「・・・ん? ビーちゃんも能力獲得したの? まぁ、しばらく一緒に我慢しよう」

 

それからしばらく、箱庭へと移動した後、何をすることもなくボーっと精神が回復するまで安静に過ごした。

三日ほど、安静に過ごせば大抵の能力は身体に馴染むセイだが今回獲得した能力は破格の性能であったらしく一ヶ月ほど時間を有することとなった。セイよりも適応能力の低いリアナとビーちゃんは半年ほど時間が必要となった。

 

獲得した能力は以下の通り。。。

 

セイ

機械之者(デア・エクス・マキナ)

 情報次元に接続し情報の更新を行う。

 理不尽を理不尽で覆す。

 

アドリアナ

混乱之者(ニャルラトホテプ)

 全てを委ねているが故に全てを知っている。

 切り離すことは出来ない。

 

ビーちゃん

料理之者(ウケモチノカミ)

 尽きることのない、味への深み。

 無際限の固有空間。

 

それぞれ、能力の格としては究極能力(アルティメットスキル)に分類される。が、スキルの枠組みの限界を超えて強化し続けた為、具体的にどのような能力であるのかが体感でしかわからない。

説明することは難しいがこれまで渡り歩いてきた中でも無茶苦茶な能力であることは確かだ。

僕の能力『機械之者(デア・エクス・マキナ)』は情報収集する上では破格の性能を有している。

例え知るよしのない情報であったとしてもその世界の情報次元に接続しその世界における全ての情報を閲覧できる、そんな壊れた能力だ。

加えて、デア・エクス・マキナの能力名称になったことからも、作中の喜劇を演じるが如く、予定調和の様に自身に都合のいい結果を引き寄せる、そんな出鱈目な能力も有している。どんな困難な状況に陥ったとしても、理不尽を理不尽で覆す、そんな非常識な能力へと進化を遂げた。

 

なんども言うが無茶苦茶だ。只でさえ、エネルギーを取り込み続けた影響で身体能力が上昇しているにも関わらず壊れた性能のスキルまで獲得してしまった。

この世界へと渡るだけで獲得してしまったこの能力はどうにか制御下に置くためにもしばらくは修行が必要となるだろうと思われる。今のままでは能力が暴走している状態だ。周りにどれだけの被害が出るか予想がつかない。慣れるまでは安全な箱庭内で修行することが相談の上決まった。

この能力一つに慣れるためにどれだけの月日を必要とするのやら・・・。凡人の僕には無限の時間だけが頼りだ。

 

さてと、修行しますかねぇ~。

 

それから長い月日をかけてセイたちは箱庭内で時間を過ごすこととなった。

 

 

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それから何千年と修行を続け、ようやく能力を自在に操れるようになった頃。

 

「・・・ん?」

 

「? どうしたのリアナ?」

 

「・・・外の時間が巻き戻ったみたい」

 

「はぁ? どういうこと??」

 

リアナから詳しく聞くと、時間停止が起こることは度々あったが、今回の様に500年近い時間が巻き戻ることは初めてなのだそうだ。世界的に大戦が起こっている時期に唐突に時間の巻き戻りが発生した。収集していた情報だけでは、何が原因であるのか確定することは難しいらしい。原因がわからないのであれば対処のしようがなく、リアナの体感では馴染みのある時間の巻き戻し方、ループする時間の確定の様に感じたのだそうだ。

 

「ループ時間の確定? 干渉が難しいってこと?」

 

「違う、干渉すること自体が不可能」

 

と、言うのも、、、ループ時間が確定しているが為にそれを行った存在はループの分岐点まで生存することが確定しているのだそうだ。不死の中でもより不死性の高い不死。仮に僕たちが原因を排除しようとしても倒すことはおろかもしかすると接触することもできない。会うことが出来なければそもそも戦闘にならないのだからこちらとしてはお手上げだ。

 

「・・・抜け出す方法は原因の排除ではなく、起こった切っ掛けの排除」

 

ループをしてまで乗り越える必要のある外的要因の排除がこのループから抜け出す方法とのこと。おそらく、大戦時に戦死した者でもいたのだろう。500年巻き戻すところを考えると既に不老にまで至っている者が力をつける為に戻ったのかもしれない。あー、人間とは限らないのか・・・。んー、ここで考えても何もならないなぁ~。

 

「・・・今、分身を等間隔に斥候に出してみたけど、明らかに近寄れない地域がある」

 

「本当に干渉が何一つできないんだぁ~ その人(?)がループを脱け出すまで待つしかないかなぁ」

 

「・・・ん、待つ 繰り返しが始まった時間はわかってる だいたい500年ぐらいだからそこまででもない」

 

分岐点以降であれば、干渉することは難しくない。たったの500年だ。もうちょい能力を極めてから対処しても十分でだろう。

 

「しばらく静観だねー」

 

「・・・ん」

 

それから、何度も繰り返される時間を修行をしながら気ままに待った。

 

 

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「・・・ん、また繰り返し」

 

「・・・全然、終わらないねー」

 

「・・・ん 抜け出せないかも?」

 

500年後の状況が何度繰り返しても変わらないのだそうだ。

 

だいたいの流れとしては・・・

 

ジュラの大森林に魔物の国テンペストが出来始める。

 

テンペストのの住人、魔物たちが西方聖教会に殲滅される。

 

魔王達の宴(ワルプルギス)』が起こり、その後大戦へと雪崩れ込む。

 

その大戦中に件の原因がなすすべなく死んでしまう為、時間が繰り返される。

 

「原因が勇者ってことはわかったけど、、、同じことを繰り返しているってことは記憶を引き継いでない?」

 

「・・・ん、たぶん 何も変わらないからループが終わらない」

 

件の原因である勇者が毎回同じ死に方をしているのが現状だ。リアナがこっそり調べた感じでは一言一句違いがないようで、、、詰んでね???

 

「その、ユウキだっけ? に、操られる所からループが分岐するから対処のしようがないのか。。。」

 

「・・・ん それ以前の修行の期間は変更することが出来ない決定事項 変更できる箇所は、、、」

 

「幼少の勇者の行動次第か、、、」

 

ループする500年間は何一つ変更することが出来ない。かと言ってループ分岐後からでは既に操られている為、命令に逆らうことが出来ない。後、残るのはこの世界に渡ってきたばかりの幼少の勇者が何か違う行動をすることで変化が起きないか?ということだが、、、何も力のない少女に何ができるのかということでありまして。。。

 

「やっぱり、詰んでね?」

 

「・・・ん つんでる」

 

幼少の勇者に干渉しようにも、一年もない期間で何ができるのかということですよ。強くしても修行期間が少し伸びただけで何か変わる訳でもないし、安全な場所に拉致したとしてもループすることは決定事項だからなんだかんだで結局ループするだろうし、あとは、あとは、、あとは、、、。

 

リアナと何かないかと相談してみたが良案は思い浮かばず。修行の時間だけが過ぎて行くという。

 

究極能力(アルティメットスキル)、もう完璧だよね?」

 

「・・・ん 能力はカンペキ あと、名前付ける?」

 

「あー、神知核(マナス)だっけ?」

 

「・・・ん スキルの進化としてはそれが最後」

 

一応、これまでの情報収集の中に、スキル自身に知恵を芽生えさせることで更なる進化を促すことが出来ることは仕入れている。だが、名づけをしなかった理由として一生付き合うことになるだろうことは確定で、めんどくさい性格の意思でも芽生えたらと思うと躊躇していた。

 

「覚悟決めるかぁ~」

 

「・・・ん、ふぁいとー」

 

さてさて、覚悟が決まったらスパッと決めよう。名づけなんて捻ったら捻っただけよくわからんことになるんだからシンプルにそのままつけるが吉。

 

「『機械の者(デア・エクス・マキナ)』、君はこれから『マキナ』だ」

 

・・・・・・・・・

 

「あれ?」

 

《データ統合処理中 過剰なエネルギーを検出 ・・・危険なし 完全制御 干渉の否定 統合による孤立化 以後、処理を加速 くぇrちゅいおp@「・・・・・》

 

あー、何となくだが理解した。一つのスキルに過剰にエネルギーを詰め過ぎた影響でエラーを起こしてる。それでいて、僕とリアナとビーちゃんの魂は繋がっている。スキルも同様で僕の一回の名づけで三つのスキルが『神知核(マナス)』へと進化を始めてしまった。結果出来上がったのは・・・。

 

《ハロハロ~、マキナちゃん爆誕☆ 情報のことならマキナちゃんに何でもお任せあれ~☆》

 

一周回って愉快なのができたわwww

 

 

============================================

 

 

とりあえず、1ループの500年経過~

 

この500年の間に調べたマキナの調子としては最高の一言に尽きる。言動がどうたらこうたらはひとまず置いておいて、、、、

先ず、能力は僕の『機械の者(デア・エクス・マキナ)』をベースとなっている。

情報収集、情報集積が主な能力であり、マキナの手にかかれば手に入らない情報などない。それこそ、ある特定人物の一生の記録、生まれてから死ぬまでに何をしてきたのか、朝のルーティーンから夜のちょめちょめまで包み隠さず曝け出してしまう。

リアナの情報収集能力とも合わさり、単体でも調べ上げることが出来る能力がより高速に、より精度高く調べることが可能となった。

次に、リアナのスキルの影響で決して切り離すことが出来ない。例え、超常の存在に破壊されたとしても次の瞬間には何事もなかったかのように復活する。僕たち同様の不死性を獲得している。

三つ目に、ビーちゃんの影響としては情報の記録容量に限界が無くなっている。よって、一度記録された情報は完全記憶能力により摩耗することなく蓄積されていくことになる。

最後に、当たり前の様に僕、リアナ、ビーちゃんの間で共有されている為、この三人であればいつでも話しかけることが出来る。

 

簡単に表すと・・・

マキナ『神知核(マナス)

・情報収集

・不死

・完全記憶

・統合共有

以上四つの能力を有していることが分かった。

 

続いて、件のループに関してだが、、、

 

なんか解決しました。

 

いや、僕たちもいろいろ動いたんだよ?勇者の分岐点となる時間までにより情報を精査して、素早くサポートできるように冒険者ランクも上げたし、裏組織とも繋がったし、大戦の元凶となっているユウキの情報は完璧に仕入れたし、他にも色々な準備をして、さぁ、来るならこいや~と待機してたんだけど・・・。

 

ここに来て、些細な行動から未来が急激に変化したのよ。

 

幼少の勇者クロエ、リムルが三か月の教師としての任期が終わってテンペストに帰る時に、今までと違ってクロエはリムルを引き止めなかったんだよね。

少しの我慢、リムルに良い所を見せようと見栄を張ったこの行動だけで、テンペストの運命が全く違う方向へと転換した。

 

まだ、分岐点ではない為に干渉できず見守るしかない中、、、

 

・帰り際、ヒナタ・サカグチから襲撃を受けるリムル。(毎回の様に逃げ延びるリムル)

・テンペストの魔物がリムルの約束を守り抵抗しなかったが為に死者が出る。

・リムル激怒。ファルムス王国軍殲滅、真なる魔王へと至る。(この際、これまでと違いテンペスト襲撃にヒナタは参加していなかった)

・死者を蘇生。リムルは、真なる魔王へと至ると同時に究極能力(アルティメットスキル)を獲得。

・クレイマン真なる魔王に成れず、リムルに食べられたもよう。(いつもであれば、クレイマンが真なる魔王に成ってた、でも究極能力(アルティメットスキル)は持っていない)

・西方聖教会からヒナタ含めた精鋭がテンペストへ向けて出撃する。テンペスト軽く撃退。(テンペストが滅びることがなかった)

・撃退の際、リムルがヒナタの思考誘導の虫を消去する。ヒナタ勇者として花開く。(これまでは洗脳の虫が解除されることはなかった為、ユウキに人格を破壊されていた)

・その後は、ヒナタが子供の救出に向かうが勇者に殺されループスタート。←ここが分岐点!

 

うん、何でもない小さな行動でリムルが生き延びる結果となった。これにより多くのテンペストの住人、その周辺が生き残り、未来が大きな変化を起こした。

 

ヒナタは生存してるし、勇者は今までと比べものにならない程強くなってるし、リムルは普通に強いし、暴風竜ウェルドラは復活するしで、結局何もしなくても解決してしまった。

 

クロエ本人もユウキの操作から離脱できそうだしで、僕たちはなんだか拍子抜けです。

 

 

「・・・なんだったんだろうねぇ~」

 

「・・・ん、とんとん拍子」

 

なんだか気が抜けてしまった。はぁ~(*´Д`)

 

自棄でテンペストに新しくできたダンジョンを踏破しました。。。

五十階層まで簡単に進んで、、、

六十階層のアンデット神父を覇ッ倒して、、、

七十階層のゴーレム武ッ倒して、、、

八十階層の女王蜂となんか頭一つ抜けた強さのカブトムシを華ッ倒して、、、

九十階層の九尾?の狐さん達を麩ッ倒して、、、

九十九階層まで各属性のドラゴンを鎖ッ倒して、、、

たぶん、最下層、、、

 

ウェルドラさんいるんだけど???

 

「ふふふ。ふはは。ふはははははっ!!!」

 

わー、めっちゃ笑ってるー。妖気を全く抑えてないからすごいことになってるんだけど?魔素の濃度がえぐいんですが??てか、なんでこんなところにいるの???

 

そのままやけっぱちで戦いましたとも!!

 

カランビットナイフまで持ち出して戦闘しましたとも。僕の究極能力(アルティメットスキル)だけだと、特殊能力がないからねー。他の世界のステータスこそ使わなかったけど竜種に通用する武器がカランビットナイフしかなかったのよ。仕方ないね☆

 

リアナは見学で三日三晩激戦が続いて、慌てて現れたリムルによって戦闘は終了となった。結果は引き分け。互いにボロボロだけど、死ぬようなことにはならなかったよ。

 

その後、リムルとの交渉の末、仲良くなり、僕たちも迷宮の階層主たちを鍛えるということで話がまとまった。ウェルドラとは時々でいいから遊び相手になってほしいとも言われている。究極能力(アルティメットスキル)を使った実践もあんまりなかったからこれはいい練習相手になるかな?いやならないか、竜種の力が強すぎる。。。

 

階層主やテンペストの魔物たちと模擬戦なりを繰り返していると自然と仲良くなった。

始めて、関わってみて思ったがとてもいい魔物たちだ。

ウェルドラさんとは特に仲が良くなった気がする。何度も模擬戦と言う名の迷宮内での死闘を繰り返していく内に僕にとってもいい変化があった。

 

それは、カランビットナイフが変化したことだ。

 

ウェルドラさんの濃密な妖気を浴びて進化したのだ。

様々な世界で扱ってきて、少しづつ変化を繰り返してきたカランビットナイフ。それでもこのナイフを手に入れた世界のエーテルと対等に渡り合える力が今までなく急激な変化はこれまでなかった。

そんなナイフがウェルドラさんの妖気を浴びて進化を遂げる。

 

見た目は変わらない。刀身がエーテルの影響で青く発光していることはそのまま。変わった点は、より鋭くエーテルを纏うようになったことで今まで以上に美しい造形となった。

能力面は魂をも削る性能はそのままに、ウェルドラさんとの戦闘で何度も欠けたことが悔しかったのかより頑丈さが異次元の領域に強化された。まず、能力的に不壊になり、補強するように空間ごと刀身の周りを停止、時間的にも空間的にも変わることない頑強さを手に入れたようだ。

更に、『蒼穹(ソラ)』と命名したことで能力が完全に安定した。

 

カランビットナイフ:『蒼穹(ソラ)

 

これは僕にとって非常に嬉しい変化だった。

 

そんな感じで何とも平和に時間が過ぎてゆく。。。

 

 

============================================

 

 

あっという間に一年が経過~

 

帝国が侵攻を開始。

第一陣は瞬殺され、、、

第二陣も迷宮内で一網打尽にされ、、、

海路を飛行していたところをウェルドラさん妨害、一時ウェルドラさんが敵に奪われリムルが激怒することはあったが結果として、帝国は短い期間で大敗を期した。

ユウキは土壇場で逃げ切ったらしい。。。

大きな戦いがある度にテンペストが急激に進化してる、、、

 

更に三か月が経過。。。

 

天使が攻めてきた!

各魔王領で防衛線が起こる。

リムルは一時的に行方を眩ませたもよう。

各魔王領にテンペストの精鋭が派遣され戦闘の終息となった。

この間、僕たちは特に手助けすることなく終始圧倒的な経緯で戦闘終息まで進んだ。

一つ、問題があったこととしては、、、

 

勇者クロエの暴走。

 

暇を持て余した僕たちは、ギィとクロエの戦闘を見学していた。

特に気配を消すようなこともなく、戦闘が続く横で観客気分で見学していたのだ。

そこに入る横やり、ウェルザードが操られ嫉妬に狂う。時間停止空間でも戦闘に。

三つ巴の戦闘にウェルグリンドが乱入したことで停止時間解除、四つ巴の戦いに。

神知核(マナス)ルシア登場。天使系能力保持者が操られる。そんな中でも僕たちは傍観。ちょっと、ギィにキレられた。。。

ウェルグリンド自力解除、ウェルドラ乱入、姉に勝てずやっぱりウェルドラはウェルドラさん。ウェルザードもギィの協力により洗脳解除。後はクロエのみってところで、、、

 

ルシアはクロエの内部に封印していた感情、第二人格クロノアを開放してしまった。

 

ウェルドラさんが次元ごと消却されそうになったので慌てて僕も乱入してしまったというのが現状です。

 

「・・・最後まで傍観者でいたかったなぁ~」

 

クロノアは会話する気がない様子なので戦闘を開始する。

 

彼女の戦闘方法はこれまでと変わらず、刀一本。能力は時空系統、防御力はルシアの影響で捨てた様だが、致命傷を与える度に時間を戻される為、対応されてしまう。局所的なタイムリープが驚異的な能力だ。

彼女の表情はそれこそ悪魔的。今までの綺麗は顔立ちに嗜虐的な感情を隠すことなく表に出している。

 

(リアナ、たぶんだけどクロエはまだ残っているよね?)

 

(ん 残ってる 別人格というよりも統合するのに時間がかかってるみたい)

 

(なるほど、ならこのまま戦闘を継続させるよ)

 

リアナと簡単な確認もとり、僕が何をするべきなのか確立させた。

 

存在ごと消滅させる、必殺といっていい太刀筋を体術、蒼穹(ソラ)をもって対処する。僕の究極能力(アルティメットスキル)を乗せれば対処できない概念はない。相殺、ないし理不尽をもって相手の能力を制圧する。

クロノアの太刀筋は只の技術を伴った太刀筋となり、現状、演武を演じるが如く戦闘を継続するだけだ。

ギィが僕の究極能力(アルティメットスキル)を解析してるみたい。まぁ、エネルギー量が違い過ぎて完全コピーは無理だろうけどね~。

時間稼ぎをするだけなら簡単。これが、相手を殺すとなったら能力を全開放する必要があるかなぁ。時空関係の超常能力はそれほど厄介な代物だ。

 

膠着が続く中、時間にして数分だろうか?クロノア、、、クロエの手が止まった。

 

「・・・ふぅ お待たせしました 対応していただきありがとうございます」

 

「うん、終わったみたいだね」

 

「はい、予想よりも悪感情が溜まっていたみたいです どうにか飲み込むことができました」

 

「ならばよし!」

 

まぁ、何千年越しの反抗期が一気に始まっただけのことだ。それを数分で抑え込むとは、、、流石勇者!

 

それからは、この場での問題も全て終息したため、ラスボスの下へと移動することとなった。ギィに何とも言えない視線をもらったが気づいてないことにしました。

 

ウェルダは、、、まぁ、強かったんだけどリムルが到着してからはあっという間に展開が過ぎてしまった。

逃走手段を奪いーの、ウェルダの目的を潰し―の、ユウキが最後の仕掛けを起こす―の、リムルが消え―の、現れ―の、リムルがユウキを食べちゃった。

 

シエルさんの声初めて聴いたけど、シエルさんパネェな。やることなすこと完璧すぎてうちのマキナちゃんにも見習ってほしい。

リムルはリムルで時空の果てから自力で戻ってきたし、超強化されてるし、成長に限界がないのは果てしないなぁ~。

 

勇者のタイムリープに巻き込まれて起こったこの世界の騒動はとんとん拍子に終息した。

 

 

それからしばらくの間、なんだかんだで関わってしまったリムル達としばらく面白おかしく過ごした。

 

世界観の移動が確立してからはしばらくこの世界を拠点に各地を旅した。

 

リムルともなんだかんだで悪だくみは楽しかったし、僕たちの持っている技術をスポンジのように吸収するものだから余計なことまで教えてしまったかもしれない。

 

シエルさんとも交流を深め、マキナちゃんの強化計画を実施したり、この世界に不時着した戦闘機を魔改造したりとこれまでの旅路の中でもずば抜けてはっちゃけてしまったように思う。

 

まぁ、でも総じて楽しい日々を過ごした。

 

 

 

一通り遊びつくした辺りで、ランダム転移で持って次の世界へと渡った。

 

 

リムル達とはなんだかんだでこれからも関わることがあるのかもしれない。

 

ネリネ、、、ダイヤモンドリリー。。。また会う日を楽しみに。。。

 

 

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