不死者の迷い込み   作:ブラッキーlove

6 / 14

運 というなろう小説を参考にさせていただきました。

思い付きで書きたくなり、書いた短編です。

日常のように世界を渡り歩いていれば世界の変革はさほど気を使うことではないのだと思います。


超短編 結構あるパターン

『ただいまより、二十四時間限定のガチャを実施いたします』

 

 

 

 五月三十一日月曜日正午。

 

とある世界の日本で娯楽三昧の生活をおくっていると突然の世界の声が話し出した。

 

 

 

『全員が五回、ガチャを行えます。二十四時間後、六月一日の正午までの時間限定となっていますのでご注意下さい。なお、ガチャを全て行わなくとも問題はありませんが、ガチャの時間終了後の世界を生き抜くために是非ともガチャを引いておくことをお薦めします。詳細は目の前のガチャ画面にある『説明』をお読み下さい。なお、この件に関してのお問い合わせは一切受け付けません。説明を最後までお読みいただき、明日から頑張って生き抜いて下さい』

 

 

 

声が消えると目の前に半透明の板のようなものが現れる。コインが五枚の表記と説明へのリンク先、後は閉じるのアイコンだ。

 

「リアナも聞こえた?」

「ん、聞こえた」

「この世界って魔力が無かったはずだけど、、、 今も感じないや」

「24時間後、その時に世界が変化? 今までも何度かあった」

「ま、そんなところなんだろうな~ あぁぁ、久しぶりの平和な世界で満喫してたのになぁ~」

 

ここのところは文明の発達していないサバイバルな世界を渡り歩いていたので休息していたのだ。それなのにこの世界でも50年としないうちに殺伐とした世界になりそうな予感だ。

 

「それは残念 でも、強くなれるかも 日本がある時はステータス系が多い傾向」

「そこは期待できそうだね まずは、世界の声に従って説明を最後まで読もうか」

「ん、そうする」

 

僕とリアナはそれまで読んでいた漫画を片付けてガチャについての説明を読む。

画面いっぱいに文字がつづられていたが全て読み込み下に簡単にまとめる。

 

 

一人五回まで。

六月一日正午にガチャの権利を失う。

 

以下ガチャの星の目安。

 

 ★……その国で合法的に購入出来る日用品レベルの価格の物が出る

 ★★……その国で合法的に購入出来る高額な物または非合法の物が出る

 ★★★……★★で入手出来る物の上位品またはスキル(レベル一)が出る

 ★★★★……★★★で入手出来る物の上位品またはスキル(レベル五)が出る

 ★★★★★……★★★★で入手出来る物の上位品またはスキル(レベル十)かユニークスキルが出る

 

 なお、各レアリティの当選確率は以下の通り。

 

 ★★★★★:0.00000005%

 ★★★★:0.000001%

 ★★★:1%

 ★★:10%

 

 レアリティの判定は★五より行われ、当選した時点のレアリティで内容が確定。★二に当選しなかった場合、自動的に★一になる。

 

 

「今どきのソシャゲよりも酷くね?」

「ダメ、最後までしっかり読む」

「ん?」

 

リアナから指摘を受け、右端にわずかだがスクロールバーがあることを知る。

 

 手を近づけて十秒ほど待つと薄ら表示される。手を遠ざけるとすぐ消える。

 

 そっと動かすと説明が続いていた。

 

「うわぁ」

 

 なお、★五の当選確率は開始から二十三時間の間、一時間ごとに二倍に。二十三時間経過後は十分ごとに三倍になります。

 

 ★四の当選確率は開始から二十三時間の間一時間ごとに二倍になります。二十三時間経過後は十分ごとに二倍になります。

 

 

「これは酷い 気づく人は何人いるんだ?」

「説明読まずにソシャゲ感覚でガチャを引く人は多そう」

「だよなー これ作った人性格悪いわ」

 

この世界を変えようとしている人物が性格悪いことを認識。バカンスの期間は終わったな~と頭の片隅で思いながらも★五のスキルを入手するために準備を始める。

 

この世界で集めた漫画やらゲームやら様々な物をリアナの箱庭に運び込む。その後、翌朝の十一時五十分になるまで様々な施設のマッピングや世界各地へのルート確保など崩壊後の世界から様々な物資を確保するために情報を集め続けた。

 

 

あっという間に時間は過ぎ、ガチャの終了まで残り十分。

 

僕とリアナはガチャを引く。

 

★★★★★体術(レベル十)

★★★★★身体超過

★★★★★脚技(レベル十)

★★★★★予知夢

★★★★★魔力操作(レベル十)

 

うーん、幸運は多分仕事している、、、と思う。ユニークスキルが五分の二はまずまずだろう。無駄にならないスキルを獲得できたのではないか? んー、幸運仕事してる?

 

リアナも悪くはなかったもよう。ガチャに運命をゆだねるこの世界の人は泣いてもいいと思うよ、うん。

 

 

その後は世界各地を巡り、様々な物を集めながらステータスをカンストまで育てた。世界が大きく変わっていく中その流れには関わらずに過ごした。

 

一部、ガチャの意地悪に気づいた者がいたようで僕たちが想定していたよりも世紀末風にはならなかったように思う。

 

原住民の人たちは強く生きてほしい。

 

 

 

あまり時間もかけずに次の世界へと進む。

 

 

 





ステータスをカンストさせたのち次の世界へとわたりました。

様々な娯楽製品などが箱庭に追加されました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。