「まあ、こんな感じのことが会ったんだよ。」
《それは物凄くお疲れ様で》
「はぁ……まさかここまで酷いなんて入学して漸く理解できた気がする」
その日の夜、高町家では夕食も終え自身の部屋でCADの不慮がないか確認しつつ、マリンブルー色の丸いビー玉から空中投射型のモニターが映し出されていてモニターから金髪サイドテールで赤と緑のオッドアイの若い女性が今日あったことを聞いて苦笑いを浮かべる。
《取りあえず。一日遅れだけど星空、入学おめでとう》
「うん、ありがとうヴィヴィ姉」
星空の入学を通信越しで祝う星空の姉の高町ヴィヴィオ。その言葉で少し癒やされたのか先程の心労が少しは軽くなり。星空はお礼を言う。
《それに星空の第一高入学は私だけが祝ってるわけじゃないよ?》
「知ってる。昨晩、士郎さんや桃子さん、他のみんなから祝いのメッセージがたくさん来たから」
そういって星空は左側に出現した空中投射のモニターに触れて昨晩に受信したメッセージの数を見て沢山の人から祝われたことに笑みを溢す。
「…………あいつ以外だけど…………」
《……やっぱりそっか》
しかしその笑みは直ぐになくなり、ある人物から来ていないメッセージを見て、ヴィヴィオも顔を俯かせて呟いた。
「その件についてはフェイトさんから祝いのメッセージと謝罪が来たよ……まあ仕方ないとは思うけど」
《でも星空は!》
「分かってる。僕が選んだ道だから……それを曲げる気はないよ。…………いつか分かってくれれば良いんだけど」
後悔したつもりはない…………けど自分で決めたことで袂を分かった親友のことを思うとどうしても気がかりで仕方なかった。
「って暗くなったら駄目だよね。折角祝われてるのに」
《そ、そうだね》
「所でヴィヴィ姉はお仕事の方順調?」
《うん、パパに比べればまだまだだけど立派に無限書庫の司書長の仕事はやっていけてるよ。ああ、そうだ。この前の休みの日なんだけどナカジマジムに行ったらね》
上手く話の内容を変えて話を弾ませる星空とヴィヴィオ……その話は夜の11時を周り、時計を見て気付いた星空は「げっ、拙い」といった顔をする。
「もうこんな時間……ごめんヴィヴィ姉、そろそろ明日に備えて寝ないといけないから」
《つい、話が弾んじゃったね。星空、これからも絶対諦めないこと……星空ならきっと出来るって信じてるから》
「……ありがとう。ヴィヴィ姉、それじゃあ、お休み」
お互いにお休みの挨拶を交わして通信を着ると星空はマリンブルーのビー玉を机に置かれている小物置き様のクッションの上に優しく置き部屋の明かりを消すとベッドの中に入る前にもう一度ビー玉の方に顔を向けた。
「お休み」
[
星空がそれに向かって呟くとそれに反応して星空に向かって返事をすると星空はそのままベッドの中に入って眠りについた。
翌朝、問題なく学校に登校してきた星空はクラスに入る星空のことを良く思わない生徒の視線を集める中、星空は席に座り、今日の授業の準備に入る中、先に来ていた。ほのかと雫がやってくる。
「おはようございます。星空さん」
「おはよう。星空さん」
「ほのかも雫もおはよう」
「あの、今日何ですけども、もし良ければ今日もお昼休み、食堂で」
「ああ、ごめんほのか……お昼休みちょっと予定があって……」
「え?そうなんですか?」
「うん、真由美先輩からね」
挨拶を済ませた後、ほのかがお昼休みに一緒にお昼ご飯を食べないかと誘ってきたが星空は真由美からの先約があるため申し訳なさそうにほのかの誘いを断る。
真由美との約束を聞いて二人とも少し驚いたが直ぐに顔つきが暗くなる。
「もしかして昨日の一件?」
「や、やっぱり……無事に済まなかったのかも……」
昨日の今日で真由美から星空が呼び出されたことに嫌な予感を想像させるほのかに星空は大丈夫と言い切ると徐にことの経緯を話し出した。
「実は今朝に真由美さんからメールが届いて……お昼に生徒会室にって……まあここまで聞いたら昨日の一件かと思ったけど……付け加えて昨日のこととは別件って書かれてた」
「そ、そうなんだ。よかった」
別件ということで星空のことを心配していたほのかがほっとする。
そして暫くすると深雪もクラスにやってきて自分の席に向かわずに星空の元へとやってくる。
「星空くん。少し良いかしら?七草先輩から生徒会室に呼び出されていると思うのだけど」
「え?どうして深雪がそれを?まさか深雪も?」
突然のことに驚きをあげるが深雪も呼ばれているのかと思い星空は深雪に訪ねると首を縦に振り。お兄様もっと付け加え星空だけではなく司波兄妹も呼ばれていることに星空は頭の中で思考する。
(どういうこと?深雪だけならもしかして入学式の時の予定だったかもしれないけど。僕と達也も加わるとなると……)
少し検討が着かないがまさか……昨日の一件で渡辺摩利に名前を覚えられてその一件が関係してるのかと……少し冷や汗を掻く中授業開始のチャイムが鳴り響いていく。