花里みのりは、
ある年の、4月14日生まれの、牡羊座。
石田秋彦は、
一年後の、ある年の、11月27日生まれの、射手座。
彼は、一つ年上の花里みのりという、
幼馴染がいた。
彼女との出会いは、幼稚園の時である。
不運に見舞われていた、みのりを、
秋彦が励ましたことと、助けたこと、
そして、家が近いことから、
次第に、幼馴染になっていった。
みのりには、
みんなに希望と夢を与えるアイドルであって欲しい。
と、秋彦は、いつしか、
そう思うように、願うようになった。
みのりはトップアイドルになる夢、
秋彦は、それを支える存在でありたい。
と、それぞれの夢と目標に向かって、
今日に至るまで、頑張っている。
「秋彦くん!」
「みのりちゃん!」
「わたし、アイドルになったら、
ファン第一号の、秋彦くんに、恩返しがしたいの!
それはね、キラキラのステージで、
秋彦くんに、夢と希望を届けたいの!」
「俺も、それまで、待っているから。
そして、いつまでも、応援しているから!」
と、幼少期に、約束した夢は、
今でも、二人は覚えている。
そう、例え、どんなことになろうと、
二人には、夢を捨てきれなかったのだ。
みのりがオーディションで、何度も落ちようと、
秋彦の心が折れかけようとしても、
それでも、めげずに、頑張るしかなかったのだ。
「今日も、たくさん、がんばるぞー!」
「うん、俺も、気合を入れないとな!」
アイドルの夢は、非常に難しくて険しいことは、
もう、死ぬ程、わかっている。
何度も、諦めかけようとしても、
何度も、心が折れようとしても、
それでも、叶えたい夢を、簡単に手放す訳にはいかない、
そう、一度決めたことは、意地でも成し遂げたい力が、
二人には、あるのだ。
でも、どうしたら、叶うのか?
明確な答えが、見つからない。
当然だった。
ただ、頑張るだけじゃ、努力だけが、
夢や目標を叶えるとは限らない。
わかってはいた。
でも、叶えたい願いは、無理でも、叶えたい。
応援してくれる人もいれば、
ごく一部に、バカにする奴もいた。
バカにする奴と、度々、ケンカをしていた。
下手したら、取っ組み合いをしていた。
みのりと秋彦には、意地と根性がある。
根気も誰よりもある。
叶えるための力も、十分にある。
そう願いを叶えるために、
信じた道を突き進む以外に、方法は無い。
ちなみにだが、
来年、秋彦は高校に進学する予定である。
進学先は、都立 神山高校の全日制である。
みのりは、宮益坂女子学園の高等部の二年生に、
なろうとしている。