幼馴染はアイドルになりたい   作:アッシュクフォルダー

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第四話 秋彦 こはねに出会う

今日はデートの日だけど…

みのりが、女の子の友達を連れて、

やって来るみたい。

 

「あっ、みのりちゃん!」

 

「秋彦くん!」

 

「この人が、みのりちゃんの、友達?」

 

「うんっ!小豆沢こはねちゃん!

すっごく、カワイイ子だよ!」

 

「は、初めまして…小豆沢こはねです…」

 

「よろしく、俺は石田秋彦

みのりの幼馴染だ」

 

「よ、よろしくお願いします…」

 

「それじゃあさ、今日は、どこ行く?」

 

「あっ、じゃあ、ゲームセンターに行かない?」

 

「ゲームは、あんまり、したことないけど…」

 

「大丈夫!バッチリ、フォローしてやるから!」

 

「本当に?秋彦くん、頼もしいね!」

 

「だろ?」

 

三人は、ゲームセンターに向かった。

 

「おっ、太鼓の玄人がある!」

 

「よーし!あっ、でも、二人でしかできないか…」

 

「じゃあ、交代でやろう」

 

「そうだね」

 

交代しながら、遊ぶのだった。

 

 

「よーし!じゃあ、次は、クレーンゲームで、

遊んでみる?」

 

「取れるかな?」

 

「取ってやるから、見てろよ!」

 

しかし、取れなかった

 

「あーごめん、4回もやったのに、

結局、取れなかった、

あっ、公園に行かない?」

 

「うん!あっ、こはねちゃんに、

聞きたいことがあったんだった!」

 

「えっ?私に?」

 

「とにかく、公園に行ってみるか」

 

三人で、公園に向かった。

 

 

「こはねちゃんって、イベントに出ているみたいだね!

私も、観に行きたいよ!」

 

「うん!みのりちゃんにも、

聴いてほしいな!私の歌を!」

 

「うんっ!あっ、私もね、動画で

アイドルやるようになったんだよ!」

 

「すごい!みのりちゃん、アイドルになったの?」

 

「とっても、まだ、なり立てだけどね」

 

「そうなんだ、でも、応援しているね」

 

「私も、こはねちゃんのこと、応援しているから!」

 

「二人は、同じ学校なの?」

 

「うん!そうだよ!同じ、宮益坂女子だよ」

 

「そうなんだね。

こはねちゃんって、イベントやっているんだ、

歌ってみて!」

 

「ここでは…歌えないよ…」

 

「私も歌ってあげるから、一緒に歌ってみようよ!」

 

「うん!みのりちゃんが、言うなら…」

 

みのりと、こはねは、アカペラで、

歌を披露するのだった…

 

「スッゲー!上手じゃねぇか!」

 

「そうかな?」

 

「そうだよ!二人とも…その、可愛くて、

アイドルみたいだった」

 

「アイドルみたいって、大げさだよ…」

 

「でも、おかげで自信がついてきた!

これからも、頑張るぞー!」

 

「その調子だよ、二人とも、支えてやらないとな

それに、みのりちゃんの、そばにいないと…」

 

「秋彦くん、私のそばにいてくれるの?」

 

「当たり前だろ?何年幼馴染やって来たと思っているんだ!」

 

何がともあれ、これからも、ずっと、

支えてやると、誓うのだった…。

 


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