─インフィニット・ストラトス─ 温羅物語(仮題)   作:バリスタ

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13話   Schwarzer Hase(黒兎)

 

 

千冬

「いきなりだが転校生を紹介する」

 

篠宮

「唐突!」

 

千冬

「入れ!」

 

 

 

そう言われ入ってきたのは

 

金髪の美形と銀髪の美形だった

 

 

篠宮

「…げ…」

 

銀髪にめちゃくちゃ見つめられる篠宮

 

 

セシリア

「お知り合いですの?」

 

篠宮

「出来れば再会したくなかった…」

 

 

 

千冬

「自己紹介を…デュノアから」

 

 

デュノア

「シャルル・デュノアです

 

 僕と同じ男性パイロットが居ると言う事で

 

 編入と言う形で入らせて頂きました。

 

 1年間よろしくお願いします」

 

 

篠宮

「…おぉ、爽やかイケメ…ン?」

 

 

キャァァァァ!

 

 

篠宮

「耳がァ!!」

 

 

千冬

「喧しい!

 

 次、ボーデヴィッヒ」

 

ラウラ

「はい、教官

 

 ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

 

………

 

 

セシリア

「…それだけですの?」

 

ラウラ

「質問は後で答えよう

 

 …それから…」

 

 

まっすぐ篠宮に近寄るボーデヴィッヒ

 

 

 

 

ラウラ

Es ist lange her, Ogre(お久しぶりです、オーガ)

 

  Ich freue mich, Sie wiederzusehen(またお会い出来て嬉しいです)

 

 

篠宮

Ich wollte mich nicht treffen(俺は会いたくなかったよ)

 

 

ラウラ

Mit stärkeren Worten ...(もっと強い言葉で…)

 

 

篠宮

Ich hasse es wirklich(ほんと嫌…)

 

 

ラウラ

Oh ... dieser verachtete Blick ... gut ...(あぁ…その蔑むような表情…良い)

 

 

篠宮

「… Ist das genug(もういい)?」

 

ラウラ

Ja, dazu später mehr(えぇ、続きは後ほど)

 

 

千冬

「しれっとドイツ語でトンデモナイ会話するな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デュノア

「やぁ、僕、シャルル・デュノア」

 

篠宮

「挨拶はあとだ、移動教室だぞ」

 

デュノア

「んえ?」

 

篠宮

「女子が着替えるんだ、社会的に死ぬぞ」

 

デュノア

「………あぁ!」

 

一夏

「遅れると千冬姉に怒られんぞぉ…」

 

デュノア

「それは…嫌だな…」

 

篠宮

「……」

 

デュノア

「…?」

 

篠宮

「多分今回も来るだろ…一夏、囮頼む」

 

一夏

「うげ…分かったよ、引き受けた!」

 

篠宮

「…んじゃ、デュノア、こっちから隠れて移動な」

 

 

 

 

 

 

移動中

 

 

 

篠宮

「うし、ここからは普通にしてても大丈夫」

 

デュノア

「…織斑君の方は大丈夫なの?」

 

篠宮

「先輩その他に追いかけられながら更衣室に向かってるよ」

 

デュノア

「そうなんだ…」

 

篠宮

「ほんじゃま、俺らもそれなりに急ごうか」

 

デュノアの手を引く

 

デュノア

「うわぁぁ!」

 

篠宮

「そんなに驚くなよ…」

 

デュノア

「…ご、ゴメン…」

 

篠宮

Tu es une fille, n'est-ce pas ? (君、女の子だろ?)

 

デュノア

「え…」

 

篠宮

Garde ça secret(秘密にしておくよ)

 

デュノア

「ありがとう…ところで…何ヶ国語話せるの?」

 

篠宮

「あー…数えた事ねぇや」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリーナ

 

 

 

千冬

「そうだな…凰、オルコット」

 

セシリア

「はい!」

 

「はい?」

 

千冬

「先日の一件で援護に回った2人に課題だ」

 

「む…」

 

千冬

「これから来る教師に勝て」

 

セシリア

「えっと…どちらに?」

 

 

 

「きゃぁぁ!だ、誰か助けてぇ!」

 

 

 

篠宮

「緑色の…ラファール…ってこのままじゃ

 

 俺、直撃コースやんけ!久遠!」

 

 

9つのシッポで包み込み減速させる

 

 

デュノア

「あれが…ナインテイル…」

 

真耶

「はふぅ…助かりました、篠宮君ありがとうございます」

 

篠宮

「どうやったら空中制御失うんすか…」

 

真耶

「えへへへへ…」

 

篠宮

「…ってあれ?この機体…」

 

 

訓練機のラファールでは無かった

 

 

 

 

「…え、山田先生と戦うの?」

 

セシリア

「…なんというか…今のを見てると勝てそうな気も…」

 

千冬

「…普段は抜けてるが戦闘技術は貴様らよりずば抜けている」

 

真耶

「織斑先生、一言多いです!」

 

千冬

「…これでも元日本代表候補だ、貴様らならこの意味解るな?」

 

 

セシリア

「…気の抜けない相手…ですわね…」

 

「織斑先生世代の代表候補…」ゴクッ

 

 

 

 

 

数分後

 

 

 

 

 

 

山田

「そこ!」

 

セシリア

「な!?」

 

「ちょっ!?」

 

 

 

2機同時に撃ち落とされる

 

 

 

 

 

篠宮

「…2人とも連携って知ってる?」

 

「うぅ…」

 

セシリア

「…息が合いませんでしたわ」

 

山田

「まだまだ若い子には負けません!」

 

篠宮

「言うて、5歳差程度でしょうに…」

 

デュノア

「篠宮君なら山田先生相手に勝てる?」

 

篠宮

銃央矛塵(キリング・シールド) 絶対制空領域(シャッタード・スカイ)

 

 対応出来る兵装が無い…捕まったら最後だな…」

 

山田

「何でその名前知ってるんですかァ!?」

 

 

 

 

 

 

千冬

「抜けていて天然だが実力は折り紙つきだ…

 

 舐めた口聞かないように!」

 

 

『はい!』

 

 

千冬

「さて、1時間目もまだ半分ある…」ジロッ

 

 

篠宮を見据える千冬

 

 

篠宮

「…え?」

 

千冬

「山田先生、まだ行けますか?」

 

山田

「えっと…少しだけエネルギー充填させてください」

 

千冬

「わかりました…篠宮」

 

篠宮

「…はい…」

 

千冬

「5分後、山田先生と試合をしろ」

 

篠宮

「…今しがた勝てないって言ったじゃないですか!」

 

千冬

「やれるだけやってみろ、お前なら可能性はあるだろ?」

 

篠宮

「…あぁ!もう!わかりました!

 

 やるだけやってやりますよ!」

 

 

 

 

 






篠宮
「やってやろうじゃねえかこの野郎!」

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