─インフィニット・ストラトス─ 温羅物語(仮題)   作:バリスタ

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20話  キカイ

 

 

 

 

一夏

「…もう少し分かりやすく合図くれよな?」

 

篠宮

「お前なら伝わると思ったからさ」

 

 

千冬

「説明しろ…何がどうなってあの形になった…」

 

篠宮

「えっと…俺がVTに「灼花」します」

 

「灼花が動詞になってる…」

 

篠宮

「それに対してVTがカウンターで左腕を切り飛ばします」

 

「…サラッと恐ろしい事を…」

 

篠宮

「んで、灼花の威力でラウラの位置を

 

 少しだけ後ろにずらして

 

 そこを一夏に零落白夜でズドンと」

 

 

山田

「…各機体戦闘記録と一致します」

 

 

セシリア

「…篠宮さん…いつから義手だったのです?」

 

篠宮

「…えっと…5…6年?」

 

「…全く気づかなかったわよ…」

 

篠宮

「まぁ…束製だからね…」

 

シャル

「……篠宮君…口調戻ってない?」

 

篠宮

「…ん?」

 

「…確かに、危うく流すところだった…」

 

篠宮

「…いやぁ…悪役(ヒール)演じるの疲れたのが1つ

 

 あとはまぁ…信じる事にしたから、皆を」

 

シャル

「……」

 

セシリアと鈴の方を見るシャルル

 

「それで、納得するとでも?」

 

篠宮

「いや、思ってない…少なくとも

 

 ブン殴られる覚悟はしてる」

 

「…ってよ、セシリア」

 

セシリア

「…私は既に篠宮さんを叩いてますわ」

 

「あっそ…なら私も別にいいわ」

 

篠宮

「…すまない」

 

 

千冬

「…となると…あとは、ボーデヴィッヒのメンタルケアか」

 

一夏

「…多分原因俺達だろうしな…」

 

セシリア

「なら、箒さんならどうでしょう?」

 

「…む?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「‌…という訳で私がいる」

 

ラウラ

「…なるほど?」

 

「で、調子はどうだ?」

 

ラウラ

「…良くは無い…だろうな

 

だがまぁ、限界を超えた力を望んだ代償だ」

 

「そうか…」

 

ラウラ

「だがまあ…篠宮が

 

 皆と共に歩むと決めたのなら私はそれに従うまでだ」

 

「…そう…だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

篠宮

「…さて…どうしたもんかね…」

 

 

整備室

 

 

 

 

篠宮

「片手じゃ直せねぇw」

 

本音

「かけるんお困り〜?」

 

篠宮

「おや、のほほんさん」

 

本音

「やぁ〜」

 

篠宮

「…確か…こういうの得意だったよね?」

 

本音

「…よく覚えてるねぇ〜」

 

篠宮

「…忘れたフリしてただけさ、どこで繋がってるか分からないしね

 

 特に更識家とかね」

 

?

「……」

 

 

本音

「…で、ど〜する〜?」

 

篠宮

「とりあえず、日常生活が出来る程度でいいよ

 

 修理は夏休みにでもあの人捕まえに行くから」

 

本音

「お〜け〜、ロケットパンチ付けとくねぇ〜」

 

篠宮

「日常のドコで使うの!?」

 

 

 

 

食堂

 

シャル

「大変な1週間だったなぁ…」

 

「ああ…色々ありすぎた…」

 

机につっ伏す箒

 

一夏

「…………」

 

「どうした?一夏」

 

一夏

「いや…アイツの秘密主義って原因なんなんだろうなって」

 

シャル

「…秘密主義というか…自分を殺し続けてるようにも見えるよ…」

 

「篠宮は…あいつは…悪い奴ではないのは確かなんだがな…」

 

篠宮

「呼んだ?」

 

一夏

「お、篠宮、これから飯か」

 

篠宮

「義手の簡易修理の発注かけてきたらこんな時間」

 

シャル

「…そういえば転校初日ぶりだよね僕達」

 

篠宮

「………!?」

 

「あー…謹慎1週間だったものな…」

 

篠宮

「…あ、そうだ、シャルル…えっと…

 

 …そうか、左か…すまん一夏、左ポケットの中のもの

 

 取ってくれねえか?」

 

一夏

「ん?ああ………なんだこれ?」

 

篠宮

「さんきゅ」

 

シャル

「篠宮くん、これは?」

 

篠宮

「酒呑のデータ」

 

「は?」

 

一夏

「ん?」

 

シャル

「えぇ!?」

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